☆8月31日追記。動画が削除されたのでこちらからナレーションの書き起こし文を引用します。この美しい風景が悪夢の舞台です。 日本屈指の豊かな農地福島県。都会の人の観光地としても人気だ。原発事故でその広域が汚染されてしまったのだ。大沢さん(61歳)は本宮の農家。 放射能汚染を恐れたからだ。「政府の発表はもはや信用できない。最初から事態を小さく見せようとばかりしている。直ちに健康に害がないの繰り返し。 正確な数値も出さないまともな測定もしない。 検査の必要はない」と断られた。市民放射能測定所の意見は正反対である。汚染のない作物はない。特にセシウム137がひどいからだ。 「こんな汚染数値の場所は本当は絶対避難するべきです。」 大沢さんのジャガイモも例外ではなかった。 「もはや食べ物ではなくて放射性廃棄物です。」 汚染調査は本来県の食品衛生検査所の管轄だがほとんどパンク状態である。 コンセプトもない人でも計測器の数も追いつかない。「一般の方の検査はお断りせざるをえません。 我慢強い日本人もだんだん食品の汚染問題に気付きはじめている。野菜、緑茶に続いて牛肉。原発を所有する東電の反応は? 今までと同様ノーコメント、管轄外の一点張りだ。 「私たちの仕事は原発の中です。 原発担当大臣はうろたえるばかりだった。危機管理担当の役人達は長々と書類をチェックしたあげく、大臣はついに不備を認めた。 」一方グリーンピースは独自の調査結果を発表。魚も汚染されていた。 「魚は相変わらず高濃度のセシウムに汚染されています。 原発から55キロ離れた所まで調査した魚の半分が基準の500ベクレル/キロを大きく上回っていました。 最初の検査は合格したが二度目の結果は公表されない。 「今年も作付けを出来るか知りたかったので、自費で独立の研究所に検査をしてもらった。 5万3千ベクレル/キロのセシウム137が検出された。基準値の7倍だ。米作りはあきらめた。」 子供の被曝許容量が20ミリシーベルト/時に引き上げられたことへの怒りも、忘れ去られたようだ。英国クリストファー・バズビーのような専門家はまさにそのことに警笛を鳴らす。 この判断は間違いなく多くの子供を死に至らせるだろう。文明国のやることとは思えない。」だがまさにここは原子力ムラの国なのだ。権力を握る電力会社、 政治家、官僚が原発のあらゆるスキャンダルを隠蔽し、たいしたことがないように見せてきた。 「自分の体がどれくらい放射能被曝しているか検査したかった。だが福島大学には拒否された。市民の検査はしないと。友人は隣の県の病院に問い合わせた。 ところが福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されているそうだ。」 9日間で原発作業員の年間許容量に達する数値だ。原発から80キロも離れた場所なのに。 どうしたらいいのか誰にもわからないし簡単な答えもない。これは人類史上最悪の惨事だと思う。」 福島の至る所に人々はひまわりを植えた。 土の中の放射能を吸収すると言われている。 (ここまで) |
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地震の揺れ、想定超えの可能性=米ノースアンナ原発2011年 8月 30日 13:00 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 原子力規制委員会(NRC)に対し、地震の揺れが設計上の想定水準を超えていた可能性があると通知したことを明らかにした。 また、損傷部分が修復されたことを確認するためさらに詳しい調査も必要になる。 NRCは、米中・東部の原発について地震のリスクを過小評価していた可能性があるとして、地震の長年にわたる影響を分析している最中でもあり、 ノースアンナ原発の状況に大きな関心を寄せている。 |
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一部引用・・
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一部引用・・ 「巨大産業」へと変貌(ぼう)する第二次世 界大戦中の米国の原爆製造計画「マンハッタン・プロジェクト」 (一九四二―四五年)を契機に到来した。 合わせて千七百回以上の大気圏 ・地下核実験を繰り返し、熾烈(しれつ)な核軍拡競争を展開し た。 核保有国も英国、フランス、中国、さらにインド、パキスタン へと拡散した。 米ロ間では、一定数の核弾頭の解体が進む。だ が、そこから出る高濃縮プルトニウムやウランをどう安全に処理す るか…。 財政難に苦しむロシアにとって、米国以上に問題は深刻で ある。 いずれの問題をとっても簡単な解決法が見 つからないのが現実である。 新しい世紀に足を踏み入れた今、省 みられぬヒバクシャの存在をも含め、その重荷に最もあえぐ旧ソ連 と米国を歩き、実態を探った。 |
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20110829 コメ汚染調査に揺れる福島の農家 投稿者 PMG5 |
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