阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

東日本大震災が起こった年の [ 2011年10月17日(日)の阿智胡地亭の非日乗ブログ ] から

2023年11月17日 | 東日本大震災ブログ
2011年10月17日(月)

福島県沿岸海底の放射性セシウム量

2011年10月15日 ブログ かぶん(NHK科学文化部ブログ)

〇沿岸海底"放射性物質が移動

福島県沿岸の海底では、先月までの1か月で放射性セシウムの濃度が高くなった場所があることが分かり、専門家は「海底の地形や海流の影響で放射性物質が移動しているとみられ、

注意が必要だ」と指摘しています。

福島県は、漁業の再開時期を探るため、5月から、相馬市やいわき市の沿岸の漁場で海底の土に含まれる放射性物質の濃度を調べています。

先月12日と13日に採取した海底の土1キログラム当たりの放射性セシウムは、相馬市磯部の沖合4.5キロで2490ベクレル、

いわき市四倉の沖合0.5キロで1142ベクレルと、高い値でした。

それぞれ8月の調査に比べ、濃度がおよそ5倍と2倍に高くなっていて、海洋生物に詳しい東京海洋大学の石丸隆教授は「海底の地形や海流の影響で放射性物質が移動しているとみられる。

海底にいるカレイなどの魚は、影響が出る海域が変わる可能性が高く、注意が必要だ」と指摘しています。

〇プランクトンから高濃度セシウム

ことし7月に福島県いわき市の沿岸で採取したプランクトンから、放射性セシウムが高い濃度で検出され、調査を行った東京海洋大学の研究グループは、

食物連鎖によって、今後、スズキなど大型の魚で影響が本格化するおそれがあると指摘しています。

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東電が役所の指示を無視しても許してきた経済産業省

福島第一と第二、国が求めた耐震確認行わず

福島原発(2011年10月14日12時08分 読売新聞)

 国が原子力発電所の耐震指針を2006年に改定し、より大きな地震への備えを求めていたにもかかわらず、東京電力は福島第一原発と福島第二原発でその作業をほとんど

進めていなかったことがわかった。

13日夜、経済産業省原子力安全・保安院の専門家会議で報告された。東電は「柏崎刈羽原発での作業に手間取り、福島の対応が遅れた」と話している。

 指針改定により想定地震の規模が引き上げられたため、制御棒周辺の注水配管など1基あたり約100か所の主要設備について強度を再評価し

必要に応じて補強工事をしなければならなかった。東電は、100か所のうち原子炉圧力容器など最も重要な7か所の耐震性は、

福島第一と第二の計10基とも09年までに確認を終えた。しかし、残る大半の設備については、福島第二原発4号機を除く9基で未着手だった。

☆最近、自分たちはやることはやっていたと言うアリバイ工作を「経済産業省原子力安全・保安院」がやっている。

悪いのは東京電力で自分たちは任務を果たしてきたのだと。

しかし、指示を出せば最後までやらせるのが原子力安全・保安院の義務だと思うが、原子力行政では経済産業省も後の天下りの為に手抜きをしていたのだろうか。

読売新聞はそんな経済産業省に協力して、これからもこういう記事を掲載していくのだろう。

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2011/10/06 広島の医師・肥田舜太郎先生インタビュー

肥田舜太郎(ひだ しゅんたろう) 医学博士 略歴:1917年生まれ、1943年日本大学専門部医学科卒業、1944年陸軍軍医学校卒業、広島陸軍病院に赴任中の1945年8月6日原爆に被爆、直後から被爆者救援・治療にあたる。全日本民医連理事、日本原水爆被害者団体協議会原爆被爆者中央相談所理事長などを歴任。1975年~欧被爆医師として米三十数カ国で被爆の実相を語り、核兵器廃絶を訴えている。主な著書『広島の消えた日:被爆軍医の証言』、『ヒロシマ・ナガサキを世界へ』、『ヒロシマを生きのびて』、訳書『放射線の衝撃 : 低線量放射線の人間への影響(被曝者医療の手引き) 』など多数。
( 岩上安身オフィシャルサイトから引用)

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横浜市の意図的な情報隠匿  ストロンチウム検出

ストロンチウム 1カ月前、市民が情報
2011年10月15日 東京新聞

 横浜市が十四日、福島第一原発事故が原因の放射性ストロンチウムを確認したことをめぐり、港北区の男性(38)が「ストロンチウムを検出した」と情報提供したのは

一カ月前の先月十五日だったことが、分かった。同日の市議会決算特別委員会で、加納重雄市議(公明)が「男性が情報提供していたのに、一蹴された」と、

市の対応が後手になったことを批判した。

 大場茂美副市長は「ストロンチウムについては、試行錯誤していた。(今後)スピード感をもって対応していく」と釈明した。

 市などによると、男性は先月十四日に情報提供した際、自宅マンション屋上の堆積物を民間検査機関に持ち込んで調べ、

一キログラム当たり約六万ベクレルの放射性セシウムを検出したことと、放射性ストロンチウムを検出したことも市に伝えていた。

しかし、市が検査を始めたのは今月四日だった。

 また、市は十四日に発表したストロンチウムの検出結果で、男性が最初に情報提供したマンション屋上の数値を「住民全員の総意を確認できなかった」との理由で公表しなかった。

男性によると、同二三六ベクレルという。 (荒井六貴)

☆面倒なことはなかったことにしたかったのに。ネットメディアでいいいことも悪いことも世間に流れるこの時代に、

従来のお役所感覚でお役所にとって都合のわるいことを隠しおおせるのはもう無理のようだ。

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