阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

「郵政不正利用事件」第17回公判、  元局長の村木厚子被告 「ワナにはめられた感じ」

2022年11月16日 | 「過去の非日乗&Shot日乗」リターンズ
2010年04月15日(木)「阿智胡地亭の非日乗」掲載

昨14日に17回公判がありました。村木厚子被告への被告人質問があり、15日にも予定されています。証人尋問が全て終了すると裁判は結審に向かいます。

この裁判では、検察が厚生労働省の村木元局長を5ヶ月間拘留し、密室で取り調べてまとめた自白調書の真偽が大きく問題になっていますが

本件は取調べの全面可視化促進のために「大阪地検特捜部」があえて作り上げた事件なのかも??

もしそうであるならば歴史に残る偉業だと思います。まさかね。

  なお先日大阪地検特捜部長の定期異動がありました。

共同通信記事から引用:
「郵便制度悪用に絡む厚生労働省の文書偽造事件の公判は14日午後も大阪地裁(横田信之裁判長)で続き、

虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=が被告人質問で検察側の構図を全面的に否定。あらためて無罪を主張した。

この日で証人尋問がすべて終了。村木被告が法廷で主張を述べるのは初公判以来で、検察側の構図を支える供述調書を証人たちが次々と否定した異例の裁判は、大詰めを迎えた。」


15日の被告人質問での村木被告の発言    郵便不正公判、元局長「ワナにはめられた感じ」

   4月15日12時9分配信 読売新聞

 郵便不正事件に絡み、自称障害者団体「凛(りん)の会」に偽の障害者団体証明書を発行したとして、

虚偽有印公文書作成などの罪に問われた厚生労働省元局長・村木厚子被告(54)の被告人質問は15日午前、前日に引き続き大阪地裁で行われた。

 村木被告は「検事から(自分が)言ってもいない調書に署名を求められ、ワナにはめられている感じがした」などと述べた。

 村木被告は、弁護側の質問に対し、「最初の取り調べで、検事から一方的に事件のストーリーを聞かされた」と説明。

さらに「『私の指示がきっかけになり、元係長・上村勉被告(40)に大変申し訳ない』という内容の調書に署名するよう求められた。

私の責任について、何とでも読める調書で、いやらしく感じた」などと話した。

 取り調べはほぼ毎日行われたといい、検事は「否認していると、裁判で厳しい結果が出て村木さんがショックを受ける。

僕は村木さんが心配だから、毎日(拘置所に)通っている」などと自白を迫ったという。

 検事は「ノンキャリは(キャリアに)汚い仕事ばかりやらされている」と繰り返していたともいい、村木被告は「ノンキャリ職員への侮辱だと思った」などと語った。

 これに対し、検察側は「取り調べでは暴行、脅迫はなかったですよね」と確認を求めたが、村木被告は「検事が大きな声を出したことがあった」と指摘。

  別の検事からは 「ずっと裁判で闘うと重い罪になる」と言われ続けたことを明かし、「これは脅迫ではないのか」と問いかけた。


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