阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

映画作家 「大林宜彦」さんの言葉  人はありがとうの数だけ賢くなり‥

2023年08月16日 | 乱読は楽しい

人はありがとうの数だけ賢くなり

ごめんなさいの数だけ優しくなり

さようならの数だけ愛を知る

 森泉岳士 著 「ぼくの大林宣彦クロニクル」 40頁

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読みだすと止まらず一気に最終ページまで読んだ。

なにしろ大林さんが持って生まれたエネルギーの強さが凄く、彼が生きた過程で出会った人間たちとの間の化学反応の大きさをも感じた。

大きな器の人間だったのだ大林宣彦さんは。しかもその器には汲めども尽きない水が湧いた。

大林さんは尾道を舞台にした映画で有名だが、残念ながら私は尾道映画は見ていない。

この本を読んで 尾道市や三原市などがある広島県の 広島市に3年間住んで知った かの地の住人の持つ人間の濃さを思い出した。

そしてこの本を読んで監督作品に「異人たちとの夏」clickあることを知った。

 この映画は今も私の中に強い印象を残しているが、当時は原作が山田太一であることと、名取裕子の演技の記憶が強く 監督が誰だったか覚えていなかった。

 しかし この一作だけでも大林さんの監督作品を見ていてよかったと思う。

この本を読んで こういう人が監督したからあの映画に強いインパクトを感じたんだと思った。

    やはり広島出身の監督「新藤兼人」clickさんの膝の上で遊んだことがあるというエピソードが心に響いた。

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