毎号の短いが濃い内容の文章が楽しみで読んでいる。
5月号は亡くなったやなせたかしさんの過去の対談になるほどと頷き、「父母の肖像 岩波雄二郎」を特に興味深く読んだ。
かまくら春秋も毎号送ってくださるKさんへのメールの一部:
「雄二郎さんは岩波書店の創立者、岩波茂雄の次男だとは知っていましたが、長男の雄一郎さんが早く亡くなったことは知りませんでした。
父の実家から2キロほど離れている信州諏訪の中洲で生まれ育った岩波茂雄さんのことは親戚の皆が尊敬していました。また私も松山出身で岩波茂雄の生涯の友だった安倍能成(文部大臣や学習院院長などを歴任)が書いた「岩波茂雄伝」を読んで本当に感銘を受けました。岩波書店は創立者の郷里の中洲にある諏訪市立図書館に今も新しい出版物が出ると全本寄贈しています。」
「かまくら春秋」は、1989年、NTT全国タウン誌フェスティバル・タウン誌大賞を受賞している。