競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

シャドークロス1

2010-06-15 10:29:06 | 競馬
シャドークロスに注目したのは、5月3日の月曜日だった。いつものように買ってきた週刊競馬ブックを

見ながら、次走で狙える馬はいないかと、ページを繰っていていた。目にとまったのがシャドークロスだった。

5月2日東京競馬12レースで5番人気の5着。出遅れて最後方から直線だけ追い上げて、上りが33.6の最速。

勝ったタイガーファングからは0.5差。最速といっても勝った馬が33.9、2着馬が33.7、3着馬が33.8なので

特別に速い上りとはいえない。この東京開催では33秒台の上りタイムは別に珍しくともなんともなかった。

スローペースを追い込んだので次走MペースかHペースで狙えるといえば、狙える。ところが、その後で

シャドークロスの過去の戦績を見て、これは次走は何がなんでも狙おうと思った。戦績はこうだった。

過去11戦3勝。その3勝すべてに騎乗したのが柴田善だった。しかも3勝すべて1600mだ。過去二桁着順の

大敗が3度ある。芝の青葉賞2400m16着と5か月ぶりの休み明け1800mで12着。もう一度は中山のダートで

12着。1600mの芝は5回走って、3勝以外は中山のデビュー戦で2着と、前走の芝山騎手で5着と大きくは

崩れていない。というより前走の5着こそ1600m芝で初めて連対をハズしたというべきか。前走は

休み明け3戦目で、休み明けと2戦目はダートの1800mを使って8、12着と負けている。前走の1600mは、

いうところの「勝負がかり」だったのではないか。それが出遅れての5着。次走は休み明け4戦目となるが、

もし鞍上が柴田善なら迷わず狙いだ。そして、待ち構えていたところへシャドークロスは出てきた。

5月29日ダービーの前日の東京競馬9レース。「葉山特別」1000万下の特別だった。1000万下の特別は

過去に中山の「香取特別」を勝っている。問題は鞍上だ。注文通り「柴田善臣」だ。もう迷うことはない。

勝負だろう。大きく勝負しようと考えていたところへ、もうひとつ新事実が判明した。前走芝山騎手で

最後方から直線だけで5着に追い込んだレースだが、なんと調教師のコメントで「前走はアブミが外れて、

スムーズさを欠いた」とあるではないか。続けて「終いの伸びは秀逸。芝のマイルはベストの施行条件。

スタートさえ互角なら。」とある。アブミはそう何度も外れるものではないだろう。実際には、

よくは知らないがたぶんないはずだ。あまり聞いたことがない。

そして、迎えた5月29日ボクは京都競馬場にいた。

東京競馬9レース「葉山特別」芝1600m、シャドークロスは3枠6番、16頭立て6番人気。

単勝オッズは19倍だった。14時35分、各馬一斉にスタートしました。(つづく)
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