二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


暇つぶしの記事、名言、珍言、コラムの批判。
株式の名言など。

今後。

2015年02月22日 04時40分07秒 | ニ言瓦版
週刊東洋経済は、いい。
買って見るかな。




「「安田でございます」──。

いつものようにドスの利いた低い声で話し始めた、ドンキホーテホールディングスの創業者、安田隆夫会長兼CEO(65)。2月5日に開催された経営方針説明会の席上、突然口にしたのが、「引退」の2文字だった。

6月末には大原孝治社長(51)にCEO職を譲り、グループ会社すべての取締役を退く。安田氏は「かねて満65歳までの引退を決めていた。当初計画から1年遅れにはなるが、気力、体力ともに十分なうちに引退することが、ドンキの長期繁栄につながる絶対条件だ」と語った。

スライドには、趣味のマリンレジャーを楽しむ自身の鍛え上げた体も映すなど、健康ぶりをアピール。「創業者が元気なうちにあえて引退するのはレアケース。ドンキはカリスマを必要としない会社になってほしい」と強調し、ズラリと並ばせた20人以上の幹部を「次期取締役候補だ」と紹介してみせた。安田氏は今後、海外事業に専念する。

■圧縮陳列を演出、「驚安」もアピール

慶応義塾大学を卒業した安田氏は29歳でドンキの前身となる「泥棒市場」を開業。処分品やバッタ品を現金で安く仕入れて売ることで商売を覚えた。東京都府中市にドンキ第1号店を開業した1989年以降、2014年6月期まで25年連続で増収増益を達成。今期も記録更新はほぼ確実だ。今や売上高は6000億円を超えている。

ルイ・ヴィトンからトイレットペーパーまで、ドンキは4万~5万アイテムを扱う。それらを売りさばくビジネスモデルで安田氏が考え出したのが、「圧縮陳列」「深夜営業」「手書きPOP」だ。標準化した店でモノを整然と並べる大手チェーンストアと異なる手法を徹底。所狭しと品を積み上げる圧縮陳列は一見非効率だが、迷路やジャングルのような導線とともに、買い物客の楽しさが増し、客の滞留時間を長くする。

商品はナショナルブランドと別に、季節商品の売れ残りやノンブランドのスポット商品を安価で仕入れ、手書きPOPで需要を喚起。「驚安」のイメージを持たせながら、巧みな商品ミックスで、高い粗利益率を維持してきた。

こうした現場を担うのが、権限委譲を徹底された現場スタッフだ。スポット商品の仕入れや価格決定、売り場構成を任せられると同時に、「権限=責任=報酬」が明確化され、社内に熾烈な競争意識が植え付けられている。「成績がよければ役職が一気に上がり、30代前半で年収1000万円以上を稼げる。が、悪いとすぐ降格され、年収が2割以上ダウンすることも」(元グループ社員)。やる気のある社員は会社に残るが、一方で辞める社員も多い。

成長過程では軋轢もあった。2004年に発生、死傷者も出した放火事件では、原因が圧縮陳列による業務上過失かのように報じられ、メディアとの対立が先鋭化。深夜営業に反対する住民運動も一時激しかった。イオンとはオリジン東秀をめぐり、TOB(株式公開買い付け)合戦を繰り広げるなど、つねに“ヒール役”との印象がついて回った。

もっとも最近は様変わりしている。ヤンキーがたむろするようなイメージは今は昔。破綻した総合スーパーの長崎屋を2007年に買収、
その後設立した「MEGAドンキ」はファミリーが多く集まる。
ドンキも店舗数が増えて存在が“普通”になりつつある中、とがっていたドンキの強みを逆に失うかもしれない、ジレンマとの戦いでもある。

カリスマなき後、ドンキはどこへ向かうのか。安田氏が残した宿題は大きい。」


面白い。
そうか、長崎屋を買収したことが、大きいのかもしれない。
破産、倒産の企業の買収は、イメージと、店舗が、拡大か。

人材も、大切かもしれない。
スーパーの原点と、余り在庫の売り先は、問屋も、メーカーも、必要な場所かもしれない。
24時間は、値段の高くないから、売れる。
場所は、駐車場があれば、いいことだ。
いや、駅の近くが、理想。
だから、配収が、大きいのかもしれない。

遣り方で、伸びるは、停滞するか。
酷い企業は、店舗が小さいが、撤退すると、売れている店は、他の店で、利が消える。

コンビニの負債店の解体と、違う。
売れ方、内容、時間。

問題は、社長が、変わると、とこかの会社のように、悪化する。
社長解任て、再度、復帰も、遅かりしになる。
自動車会社も、衣料の店も、そうだった。

問題は、今後の経営である。


不思議なのは、他に、このような企業、作らなかったことが、商社も、小売店の量販店も、無視していたこと。

消えるダイエーも、このような、店が、原点だったのかもしれない。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« そうだったのか。 | トップ | 考えると。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニ言瓦版」カテゴリの最新記事