二言瓦版

「復讐は神に所属する。」 「旧約聖書」


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結婚の心理、

2017年07月06日 03時26分52秒 | ニ言瓦版
昨日、再放送の100分de名著見た。
面白い。『高慢と偏見』の解説と、女性と、男性の結婚する心理と、詐取、選び方。
英語の物語は、今だ、知られている名著。
1813年に刊行された、ジェーン・オースティンの2冊目の長編小説である。
200年前の作品。
今だ、心理が、伝わる。



「『高慢と偏見』(こうまんとへんけん、Pride and Prejudice)は、ジェーン・オースティンの長編小説。『自負と偏見』『自尊と偏見』という日本語訳題もある。

舞台は田舎町ロンボーン。女ばかり五人姉妹のベネット家では、父親のベネット氏が死ねば家も土地も遠縁の従兄弟の手へと渡ってしまう。ベネット氏は書斎で好きな読書と思索にふけって自分が楽しんでいられればいいと我関せずの態度だが、母親のベネット夫人は娘に金持ちの婿を取って片付けてしまおうと躍起になっていた。
そんな折、町に独身の青年資産家ビングリーが別荘を借りて越してきた。ベネット夫人は早速娘を引き合わせようと舞踏会の約束を取り付ける。美しい長女ジェーンとビングリーが印象悪からぬ出会いをする一方、次女エリザベスはビングリーの友人で気難し屋のダーシーが自分の事を軽んじる発言をするのを聞いてしまい、その高慢さに反感を抱く。その裏でダーシーはエリザベスの瞳に宿る知性の魅力に知らず惹かれ始めていたが、プライドの高さが災いして、格下の家のエリザベスと打ち解けられない。
同じ頃、町には軍隊が駐留していた。色男の青年士官ウィカムに下の妹達はすっかり夢中で、聡明なエリザベスも惹かれる。そんな中、ウィカムにダーシーの亡父の被保護者だった過去があり、彼が相続するはずだった分の遺産がダーシーに奪われたとウィカムに教えられ、エリザベスはダーシーへの反感をますます強める。
その後、ベネット家の財産相続権を持つ遠縁のコリンズ牧師が現れた。中身の無いおべっか使いのコリンズに誰もが辟易するが、彼が結婚相手を求めていると知った途端にベネット夫人は態度を一変。エリザベスを押し付けようとするものの、コリンズに我慢ならないエリザベスはきっぱり断ってしまう。結局コリンズはエリザベスの親友のシャーロットと結婚する。エリザベスは彼女に失望しかけるが、器量が悪く20代後半まで独身だったシャーロットにはやむを得ない選択だった。
急速に親密になっていたビングリーとジェーンだが、突然ビングリー達がロンドンに帰ってしまう。ジェーンは何も教えて貰えなかったことにショックを受けつつも、周囲に押されてロンドンまで追いかけるが、結局会えず終い。すっかり彼を諦めてしまう。一方その頃、エリザベスはシャーロットに招かれて彼女とコリンズの住むロージンズの地を訪れていた。コリンズの後見人を務める資産家・キャサリン夫人の館を訪問すると、そこには嫌いなダーシーの姿が。彼はキャサリン夫人の甥で、夫人からは娘の許婚にと望まれていた。しかもジェーンの邪魔をしてビングリーを帰したのが彼だと知って、エリザベスは言いようのない怒りを覚える。しかし、そこへ彼女への思いを抑えきれなくなったダーシーから突然求婚される。エリザベスは突然のことに驚くものの、相手の言葉の端々に表れる格下の家柄への高慢な態度、何よりもジェーンとウィカムの事を思って激しく拒絶する。
翌日、ダーシーからエリザベスの元に手紙が届いた。ジェーンがビングリーに気が無いと早とちりして別れさせてしまったこと(ジェーンの内気のためわからなかった)への謝罪、ダーシーの見下した態度が、ベネット夫人や妹達のあからさまに下品な振舞から出たものだったこと、そしてダーシーの家への恩を仇で返すウィカムの過去の悪行の暴露。どれも考えてみると思い当たる事ばかりで、エリザベスは自分がダーシーに偏見を持っていたことを知る。
コリンズ夫妻の元から戻って間もなく、エリザベスは善良な叔父叔母のガーディナー夫妻に誘われて再び旅行へ出かけた。その旅程にはダーシーの領地ペンバリーも含まれていた。罪の無い彼を侮辱してしまった恥ずかしさゆえ、主人不在という話を信じてお屋敷見学を承諾したエリザベスだったが、予定変更して早く帰ってきたダーシーと再会してしまう。そこでダーシーが身分の低い叔父夫婦にも紳士的に接したりしたのを見て、彼が高慢だった態度を改めて自分に歩み寄ってくれていることを感じる。
そこへ郷里から信じられない報せがもたらされた。末の妹のリディアとウィカムが駆け落ちしたのだ。家名に大きく傷がつく行為に、ベネット夫人は寝込んでしまう。ウィカムは高額の持参金を要求しており、すぐにベネット氏とガーディナー氏が探しに出かけた。その後、ベネット氏が一時帰郷した所へガーディナー氏から連絡が届く。ウィカム達はロンドンで見つかったが、ガーディナー夫妻が持参金を肩代わりし、その場で結婚式を挙げさせたという。唖然とする一同だったが、ベネット夫人だけは、丸く収まった上に娘が一人片付いたと大喜び。やがてウィカムとリディアが戻ってきて、二人はウィカムの次の駐留先で一緒に暮らすこととなった。
その後、エリザベスはリディアが二人きりの時に洩らした言葉から驚くべき事実を知る。今回の一件を収めたのはすべてダーシーで、持参金も彼が出したという事を。それでいて自身の名は伏せている。エリザベスは、それは自分のためだからに違いないと感じ、改めてダーシーの深い愛を感じた。
やがてビングリーが戻ってきた。ジェーンとの仲を引き裂いたことに責任を感じたダーシーが促したのである。そこでビングリーはジェーンにプロポーズ、婚約する。
ビングリーの婚約から1週間経ったある日の朝、突如キャサリン夫人がベネット家を訪問する。どういうわけかエリザベスとダーシーが婚約したという噂が一部で広まっており、その真偽を問い質しに来たのだった。もちろんエリザベスは否定したが、キャサリン夫人がこれからもダーシーと深い仲にならないことを約束させようとすると、「未来のことはわからない」と突っぱねて追い返してしまう。
キャサリン夫人の干渉のせいで、かえってお互いが愛しあっていることに気づいた二人は、ベネット氏に婚約の意を告げに行った。賢い愛娘が嫌っていた男と一緒になるとはと訝しむベネット氏だったが、エリザベスから今までの事を聞き、誠実な人物だとわかると、娘の幸せを心から祝福する。現金なことに、ダーシーを忌み嫌っていたベネット夫人も、娘を貰ってくれると解ったとたん手放しで喜んだ。」


物語は、面白い。
結婚相手を見つける、いろろいろ、心理と、判断が、一生の人生かもしれない。

100分de名著のテキスト、買うかな。
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