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面白い、事件の本

2016年07月15日 02時17分15秒 | ニ言瓦版
災難は、あるが、賠償もある。



「裁判と聞くと、自分の生活からは遠いものと思うかもしれません。しかし、職場や近所づきあいなど、身近な人間関係のなかにも裁判の事例はあふれています。そして、まさかと思うような判決が下されることもあるのです。

『裁判官・非常識な判決48選』(間川清著、幻冬舎)では、弁護士である著者が、過去に行われた裁判で気になるものや、あまりに非常識と思える判決が下された事例を取り上げています。

判決文というと難しく感じるかもしれませんが、実際は当事者同士の人間模様が垣間見えるもの。また平易な文章なので、専門的な知識がなくても理解することができます。

今回は本書のなかから、身近なトラブルで思わぬ損害賠償が必要になったケースをご紹介します。

■1:子どもが蹴ったサッカーボールの事故で損害賠償1,500万円

校庭でサッカーをしていた11歳の男の子が蹴ったボールが道路に飛び出し、バイクを運転していた85歳の男性が避けようとして転倒してしまいました。それが原因でこの男性は認知症を発症するようになり、その後肺炎にかかって亡くなりました。

この結果に対し、遺族は少年と両親を相手に損害賠償5,000万円を求める裁判を起こしました。

第一審では、サッカーボールは蹴り方によっては事故が起こることは予想できるため、両親が少年を監督すべき立場にあったという判決が下りました。そして監督責任を怠った少年の両親に対して、1,500万円の支払いが命じられました。

しかし普通、自分の子どもがサッカーボールを蹴ったことで、道路にいた人が死んでしまうなどとは予想できるでしょうか。親に監督責任があるとしたら、四六時中子どもを監視していなければいけないことになります。

また、判決文だけでは不明な点もありますが、学校側の責任に言及されていないところも疑問に残ると著者はいいます。ボールが飛び出ないようなネットなどは設置されていなかったのでしょうか。

その後、この一審判決は控訴されましたが、高等裁判所でも約1,180万円の責任を認めるという判決が出ました。

ところが最高裁では一審二審とはまったく異なり、少年の責任を「認めない」という判決が下りました。「たまたま事故が起こったとしても、その事故を予想することはできなかったのだから責任を負わない」という判断がされたのです。

たしかに人が死亡したという結果は重いものですが、その責任を誰に負わせるのかはまた別の問題ということなのです。」


もともと、認知症なるのかもしれない。
でも、難しいのは、死んだということ。
サッカーのボールでなく、避けることで、病気になる。

人生は、老人は、どこで、災難があるか。
日々、判断しないと、死がある。
年齢で、バイクが問題のかもしれない。



「■2:井戸端会議で悪口をいったら慰謝料20万円

ある主婦が、近所の主婦からあらぬ噂を立てられたことが発端。

「あの人は警察から窃盗犯として疑われている」「あの人が訪問した家では、ものがなくなる」「あの人は腹黒い」などといわれた主婦は、精神的にまいってしまい、家を引っ越す決意まで固めました。そして陰口をいっていた何人かを訴えたところ、名誉毀損が成立し、1人20万円の慰謝料の支払いが命じられました。

刑法上、名誉毀損が成立するのは「公然と」名誉毀損していることが条件。これは不特定多数の人が知りうる状態のことを指すので、民事であってもこのケースのような主婦の井戸端会議は名誉毀損に当たらないはずです。

しかし、この事件の場合は慰謝料請求が認められることとなったのです。

民事上名誉毀損が成立したということは、刑事責任としての名誉毀損も成立する可能性もゼロではありません。

この場合は3年以下の懲役や禁錮または50万円以下の罰金という重い罪が問われることになります。くれぐれも他人の陰口には注意しましょう。

■3:職場の分煙を行わなかったら慰謝料5万円

職場で十分な分煙がされていないために、受動喫煙で目や喉の痛み、頭痛に悩まされたという区の職員が、職場である区に対して慰謝料30万円を請求しました。

職員は職場に分煙や禁煙を求めていましたが、分煙措置が徹底されなかったため急性咽頭炎などの病気にかかってしまったのです。

判決では区の責任を認め、慰謝料5万円の支払いが命じられました。

慰謝料の額は少ないですが、この判決は職場で分煙措置を怠った場合に損害賠償責任が発生するということが認められたというところに意義があると著者はいいます。

職場での喫煙が常識であった時代の経営者からすると疑問に感じるかもしれませんが、時代が変われば常識も変化するということがわかります。



本書には他にも、もらい事故で賠償責任を負わされたケースや、自分の口座に間違って振り込まれたお金を引き出したら詐欺罪が成立してしまったケースなど驚きの判決も多く掲載されています。

実際の判例や判決文を読むことで、裁判がより身近に感じられるのではないでしょうか。」




いろいろ、裁判がある。

今度、裁判の見学するのがいいのかもしれない。

最近、テレビドラマは、酷いのは、現実の事件、物語のが、架空のドラマより、面白いからなのだ。
物事は、今の事件と、その結末。

都知事選挙も、どんな結末になるか、物語以上の面白いことだ。
災難は、都民か、五輪の影響が。
五輪で、いい思いをした人は、祟られるのが、現実かもしれない。
すべては、東京五輪の誘致が、不正、金、都知事問題゛ある気がする。

どんな裁判は、これから、あるのかもしれない。
五輪の誘致と、不正と、そして、五輪の施設建設と、設計。
あれは、どうなったのか、聖火台の作らない、競技施設は、バカな設計者と、
五輪委員の無知、処分が本当だろう。

何か、二つの案で、聖火台のない案は、世界の恥晒し。

テレビドラマも現実の事件のが、面白い小説である。
五輪のマークも、問題だろうな。
人気のあるない、でなく、何か、あるも、新しい都知事が、調べると、不正がばれるかもしれない。

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