この夕刊フジの記事は、面白いが。
解らない。
苦労するのは、首になった、者か。
逆だろう。
首にした人が、地獄だろう。
「「このハゲーーーっ!」という絶叫フレーズにより、超悪者キャラになった豊田真由子議員。議員としても、人間としても、“失格”の烙印(らくいん)を押された元優等生は、これからどのように復帰を果たすのだろうか? これから少子高齢化を迎える日本では、多少問題があっても、良い点を伸ばして活躍してもらわないと、人材難に一層、拍車がかかるからだ。
とはいえ、そのこととは別に、「これって本当に友達なの?」と思わず、目が点になってしまったのが、高校・大学時代の友達というAさんのFacebook。【豊田真由子さんと私の関わり】と題した長文の文章が公開されている。
バッシングに遭う友達を擁護する文章かと思うとそうでもない。冒頭の出だしこそ、「お子様達がお気の毒」などと書いてはあるが、その中身には、並外れた努力家である以外に、豊田氏のイメージが良くなる内容が何一つない。
〈東大に行って社会的にも成功したいけど、『ダサい女でモテない人生を送るのはイヤ』『男の人に愛されたい』と、気持ちが通じ合った〉〈その裏には深く刻まれた「寂しさ」と「劣等感」があった〉などは、青春小説としては、まだいい。
修学旅行先を抜け出しての一緒に男遊びをしたこと▽豊田氏に、大学模試の問題用紙を事前に渡し、カンニング的な事前学習で全国1位を取った-なども、若気の至りというか、男性であれば武勇伝だ。
気になるのは、彼女(豊田氏)の本当は優しさや、他人を思いやる心もあったという部分が、ほぼ皆無であることだ。最後に「豊田真由子さんは、頭脳明晰、細やかで、才色兼備な人」とはあるものの、具体的なエピソードがなければ、「この“友達”にして、この人あり」-の感想しか持てない。しかも、豊田氏の暴言やキレる行為はストレスのせいであり、豊田氏がストレスで押しつぶされたのは、回りの扱いが悪く、大変な仕事をしすぎたからというような、完全な「他責思考」で、豊田氏を擁護する。
一番、気になったのはここだ。豊田氏とAさんが本当に親友で、似たもの同士だとすると、きっと今も豊田氏は心の底から「自分は悪くない」、「自分を怒らせた秘書が悪い」と思っていることだろう。多分、それでは誰も共感しないし、成長もしない。
組織の中では、上司を“売る”行為は、たとえ、それが、正義の戦いであっても許されない風土がある。被害に遭った50代の元政策秘書の男性は、これからの就職に苦労するかもしれないし、その家族も大変な心労の中にあるはずだ。だからこそ、100人もの秘書が、当選から4年半もの間に、何も言わずに辞めていったのだろう。豊田氏はこれまで自分がどれだけ守られてきたかを考えたことがあっただろうか?
また、“親友”のAさんは、豊田さんの寂しさ、劣等感、不安、自分への自信の無さ、といった要素について、〈幼少期の親からの育てられ方・自尊心の形成の所で、かなり問題があった〉と分析する。豊田氏が暴力を振るう父親のもとで、精神的にもかなり威圧的なDV家庭に育ったことをにおわせる。
豊田氏が秘書に行った行為は、密室の中でのDVそのものだ。もし、豊田氏は家庭の中で自分が体験したDVを、議員事務所の中で再燃させていたのだとしても、やはりそれは、議員本人の責任であり、誰のせいでもない。
才色兼備で努力家の豊田氏に、足りなかったものは何だろう。普通は思春期、もしくは大人になってからでも、自分の心の弱さがどこから来るのか、分析し克服しようとする。自分の弱さや欠点を受け入れることで、他者の弱さや欠点も理解するようになるはずなのだが…。
自民党広報誌によると、豊田氏の座右の銘は「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」。人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するという意味だ。今となっては、山あり谷ありの人生も、自分にとっては、自分磨きのための材料に過ぎない-という傲慢さにも受け取れる。もし、機会があれば、豊田氏にとっての“玉(立派な人間)”とはどのような人物か、聞いてみたいものだ。
今まさに、艱難のときを迎えた豊田氏。せめて、夫や子供たちに愛し、愛される妻であり、母であってほしいと思う。苦難のときほど、問われるのが家族の絆だから。(M)
【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。7月のお題は「山」 です。」
「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」。
よく言うよ。人、罵倒して、虐げてで、いい思うする所業で。
思うが、首になった、100人の秘書が、よくやったと、褒めているかもしれない。
速く、議員を辞職して、浪人になると、解るものだ。
人生は、順風満帆など、ない。
どこがで、失敗する。
今年は、些細なことで、失敗する事件が多い。
秘書を大切しないから、裏切られ、反逆される。
議員とは、秘書軽視していると、それは、秘書が、別の政党から、出るもある。
人は、戦国時代ではないが、使えないから、首、いろいろ、放浪して、
織田信長についてと、家臣、天下とる。
豊臣秀吉ではないか。
人質身分から、天下を取った、徳川家康ではないか。
人生は、人材。
恩と、支援と、人間性。
豊臣秀吉も、徳川家康も、恩義、忘れないことは、ある。
解らない。
苦労するのは、首になった、者か。
逆だろう。
首にした人が、地獄だろう。
「「このハゲーーーっ!」という絶叫フレーズにより、超悪者キャラになった豊田真由子議員。議員としても、人間としても、“失格”の烙印(らくいん)を押された元優等生は、これからどのように復帰を果たすのだろうか? これから少子高齢化を迎える日本では、多少問題があっても、良い点を伸ばして活躍してもらわないと、人材難に一層、拍車がかかるからだ。
とはいえ、そのこととは別に、「これって本当に友達なの?」と思わず、目が点になってしまったのが、高校・大学時代の友達というAさんのFacebook。【豊田真由子さんと私の関わり】と題した長文の文章が公開されている。
バッシングに遭う友達を擁護する文章かと思うとそうでもない。冒頭の出だしこそ、「お子様達がお気の毒」などと書いてはあるが、その中身には、並外れた努力家である以外に、豊田氏のイメージが良くなる内容が何一つない。
〈東大に行って社会的にも成功したいけど、『ダサい女でモテない人生を送るのはイヤ』『男の人に愛されたい』と、気持ちが通じ合った〉〈その裏には深く刻まれた「寂しさ」と「劣等感」があった〉などは、青春小説としては、まだいい。
修学旅行先を抜け出しての一緒に男遊びをしたこと▽豊田氏に、大学模試の問題用紙を事前に渡し、カンニング的な事前学習で全国1位を取った-なども、若気の至りというか、男性であれば武勇伝だ。
気になるのは、彼女(豊田氏)の本当は優しさや、他人を思いやる心もあったという部分が、ほぼ皆無であることだ。最後に「豊田真由子さんは、頭脳明晰、細やかで、才色兼備な人」とはあるものの、具体的なエピソードがなければ、「この“友達”にして、この人あり」-の感想しか持てない。しかも、豊田氏の暴言やキレる行為はストレスのせいであり、豊田氏がストレスで押しつぶされたのは、回りの扱いが悪く、大変な仕事をしすぎたからというような、完全な「他責思考」で、豊田氏を擁護する。
一番、気になったのはここだ。豊田氏とAさんが本当に親友で、似たもの同士だとすると、きっと今も豊田氏は心の底から「自分は悪くない」、「自分を怒らせた秘書が悪い」と思っていることだろう。多分、それでは誰も共感しないし、成長もしない。
組織の中では、上司を“売る”行為は、たとえ、それが、正義の戦いであっても許されない風土がある。被害に遭った50代の元政策秘書の男性は、これからの就職に苦労するかもしれないし、その家族も大変な心労の中にあるはずだ。だからこそ、100人もの秘書が、当選から4年半もの間に、何も言わずに辞めていったのだろう。豊田氏はこれまで自分がどれだけ守られてきたかを考えたことがあっただろうか?
また、“親友”のAさんは、豊田さんの寂しさ、劣等感、不安、自分への自信の無さ、といった要素について、〈幼少期の親からの育てられ方・自尊心の形成の所で、かなり問題があった〉と分析する。豊田氏が暴力を振るう父親のもとで、精神的にもかなり威圧的なDV家庭に育ったことをにおわせる。
豊田氏が秘書に行った行為は、密室の中でのDVそのものだ。もし、豊田氏は家庭の中で自分が体験したDVを、議員事務所の中で再燃させていたのだとしても、やはりそれは、議員本人の責任であり、誰のせいでもない。
才色兼備で努力家の豊田氏に、足りなかったものは何だろう。普通は思春期、もしくは大人になってからでも、自分の心の弱さがどこから来るのか、分析し克服しようとする。自分の弱さや欠点を受け入れることで、他者の弱さや欠点も理解するようになるはずなのだが…。
自民党広報誌によると、豊田氏の座右の銘は「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」。人は困難や苦労を乗り越えることによって、初めて立派な人間に成長するという意味だ。今となっては、山あり谷ありの人生も、自分にとっては、自分磨きのための材料に過ぎない-という傲慢さにも受け取れる。もし、機会があれば、豊田氏にとっての“玉(立派な人間)”とはどのような人物か、聞いてみたいものだ。
今まさに、艱難のときを迎えた豊田氏。せめて、夫や子供たちに愛し、愛される妻であり、母であってほしいと思う。苦難のときほど、問われるのが家族の絆だから。(M)
【zak女の雄叫び】取材や日常…。女性記者21人が月ごとのキーワードで本音を綴るリレーコラムです。7月のお題は「山」 です。」
「艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす」。
よく言うよ。人、罵倒して、虐げてで、いい思うする所業で。
思うが、首になった、100人の秘書が、よくやったと、褒めているかもしれない。
速く、議員を辞職して、浪人になると、解るものだ。
人生は、順風満帆など、ない。
どこがで、失敗する。
今年は、些細なことで、失敗する事件が多い。
秘書を大切しないから、裏切られ、反逆される。
議員とは、秘書軽視していると、それは、秘書が、別の政党から、出るもある。
人は、戦国時代ではないが、使えないから、首、いろいろ、放浪して、
織田信長についてと、家臣、天下とる。
豊臣秀吉ではないか。
人質身分から、天下を取った、徳川家康ではないか。
人生は、人材。
恩と、支援と、人間性。
豊臣秀吉も、徳川家康も、恩義、忘れないことは、ある。