今回の本は
「自癒力 自分の力で病気を治す100の方法」
著者 : 川嶋 朗 先生
自分で治る力を誰でも持っています
自然治癒力なんて言いますね。
みんな分かっています。
健康を保つためにはそれをいかに活かすかが大切です。
「自分の力で病気を治す100の方法」
という副題のとおり、様々な療法が紹介されています。
ホメオパシー
アーユルヴェーダ
アロマテラピー
マクロヴィオテイック
ゲルソン療法
自然療法
ホルミシス療法
鍼
手技療法
などなど
自分を元に戻す方法
リセットする方法を
医者の視線から解説しています
いったん病気になったら
ガンなどの重い病気になったら
そうなる前に気づいて対応するべきなのですが
中々そうはいかないですよね
その前段階として
様々な不定愁訴といわれる症状がでます
肩こりや腰痛、頭痛や胃の痛み
便秘や不眠、食欲不振・・・・
まず第一に患者さんにとって良い事なのか?
様々な医療、治療方法を公平な目で見ている先生です
こういう方に診てもらえたら幸せでしょうね
そんな気になりました
私も偏った見方にならないように勉強しないと
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特に私が影響を受けたのは
◎病気の人は、お腹がひんやり冷えている(P103)
漢方医学では冷え体からの警告、サインとします
体の中の「氣(生命エネルギー)」「血」「水(血液以外の水分)」
どれかが不足していたり滞っていたりバランスが悪くなった状態が冷えなのです
◎「絶対に治る!」は信用しない事(P190)
そもそも医療に絶対は有りません
「絶対」が出てきたらこの人は信用できないと判断していいでしょう
・私もそう思います
誇大広告の類を沢山見てきました。
難病が治るとか。
本当にその患者さん、良くならなかったらどうするの?
良くなりたくて藁にも縋る思いで頼ってきた人を裏切る行為はできません。
酷い例を見聞きした事もあります
自分のできる範囲、すべきことを理解することが大事ですね。
◎法外な値段を言われたら疑いましょう(p193)
自分が「高い」と感じたら同じ効果で適切な値段のものを探してみましょう。
・サプリメントや健康に良いとされる鉱物など様々な物があります。
同じ効果が期待できるものでも「それは○○が違う」と頑なに否定をしたり
明らかに法外な値段の物や治療と評すものは一歩引いて見てみましょう。
我々手技療法の業界もグレーな事が多いのです。
健康に不安がある方の足元を見るような事は絶対にしてはならないと思います。
私自身もそれが嫌で、健全な業界にしたいという思いで
手技療術指導協会で活動をしています。
この本を読んで、改めて人の健康に関わる事について考えさせられました。
川嶋先生、ありがとうございます(^_-)-☆
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