晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

一気に進む

2019-05-20 06:13:55 | じねんじょ

もう寒くはないが昨日は風の強い一日でした。

木立の葉が裏返り緩くなった小屋の屋根トタンが音を立てます。

そんなざわつく中でしたが一気に種イモの定植を進めました。

 

昨年の記録を見ると二つの発芽方法で行っていたため、

5月上旬から下旬までかかっていました。

今年は露地発芽方式のみのため天候の影響で時間はかかったが、

発芽が始まれば一気に進めれます。

今週は泊りがけの旅行等の予定が立て込んでいるため、

やるなら今と朝からフル回転でした。

 

結果は累計500本超えまでいき残すところ100本余に到達です。

まだやっと発芽したなんてのも多数あるが、

これからは畑の中で育ってもらいましょう。

 

これが終わらなと落ち着かないけど数年前までは稲作もやっていて、

田植えが迫っておりこの時期は綱渡り状態でした。

今は歳相応の暮らしにしようと、

じねんじょ一本なので心と身体に余裕があります。

 

< 五月風蔓上るネット帆のごとし >

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玉ねぎ収穫 

2019-05-19 06:09:19 | 野菜・果樹づくり

凍てつく冬を耐え春となって、

更に青く太く凛と立ちすくしていたのがタマネギです。

それがここ数日のうちバタバタと倒れだしました。

自らがサインを発してくれました。

「今が採り時だよ」

 

9月に種を蒔いて8か月かけて育てたタマネギです。

今年は大玉に育っています。

根張りがいいですね。

ひとまず倒れた中晩生だけ収穫しました。

 

首部を15cmくらい残して葉を切り落とし、

紐の両端に2~3玉づつからげて風通しのいい日陰に吊るします。

葉を根元で切らないのは吊るすためでもあるが萌芽葉が出にくくなります。

 

根は切り落としておくのがいいみたいです。

根から空気中の水分を吸い取れず乾燥が早くなるとのこと。

セオリー通りにはいかないが順次仕上げていきましょう。

 

晩生はまだ凛としているのでもう少し待ちましょう。

 

< 初夏の風玉ねぎ吊るす保存食 >

 

 

 

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生産者(団体)の思いとずれが

2019-05-18 06:11:55 | じねんじょ

昨日は関係者20人が集ってじねんじょ部会の年次総会でした。

本来なら4月には開催してもいいのだが、

部会として要の作業である網室へのムカゴ播種を5月上旬に行うため、

区切りがついた5月中旬に総会を開催してきた経緯があります。

 

県や市からも出席いただき意見交換の場ともなりました。

市の農業担当から様々な応援施策を説明してもらったが、

どうもしっくりしません。

つまりほとんどが申し込んだとしても対象外となってしまうのです。

このミスマッチはどこからきているのでしょう。

 

農業に意欲のある人や団体がどんな応援を求めているのか、

多分行政はこの指とまれ方式で情報収集し決めているのでないか。

そうではなくて彼らの中へ出かけていって何に困っていて、

どうしたら意欲を広げれるかをつかんで施策化することが足りないのでは。

 

部会の共同作業を通じて新規栽培者を育てると言う点では、

既存の親ぼく団体的な生産者組合とは一味も二味もちがいます。

部会員から今のままでは4年後の道の駅を開場したとしても、

農業生産品のほとんどが市外産となってしまうとの意見も。

更に話し合いは進めていきますが、

名実ともにタッグを組める日が来ることを願うばかりです。

 

< 役所仕事支援もミスマッチでは >

 

 

 

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雨水の利用

2019-05-17 06:06:23 | じねんじょ

穏やかな一日でした。

夕方山中の畑から林を抜けて帰る時、

いつも眼前に広がるのが入鹿池です。

日が長くなりました。

5時過ぎでも太陽はまだ高く湖面が輝いています。

 

昨年雨水を溜めて畑の潅水用に塩ビトタンで作ったのだが、

台風で壊れてしましました。

今年は単管パイプを使って作り直しました。

基本廃品利用なのでつぎはぎだらけですが、

単管代金が5000円もかかってしまった。

支出ばかり積み重なり上手く収穫できなければ今年も赤字か。

 

昨日も種イモの植え付けを続行し累計170株となりました。

やっと25%を超えたところです。

今日はじねんじょ部会の年次総会です。

しっかり総括してこれからの一年を見通ししたいと思います。

 

< 梅雨前に生き物生かす天の恵み >

コメント (2)
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10日遅れで定植始まる

2019-05-16 06:11:30 | じねんじょ

遅れに遅れてやっと定植を始めることが出来ました。

じねんじょの芽出し畑へは毎朝夕通って水やりして、

早く頭を出してよ!と願っていました。

4月の寒の戻りと雨が定期的に降らなかったことが、

遅れた最大要因と思われます。

 

上のは10cmぐらい蔓が伸びており、

掘り出そうとすると根が蔓の長さだけ伸びているため、

堅い土に入りこんでいると先が切れたり、

発芽点が種イモから外れてしまい慎重に掘り出さねばなりません。

蔓が5cmぐらいに伸びた時が掘り頃です。

 

 

第一陣で掘ったのは70株余でしたので全体の10%程度です。

栽培容器を埋めこんだ畝に夫々案内棒が刺してあります。

その脇を5cm位の深さで溝を掘り、

案内棒から横へ5cm中心の先へ5cmの位置に発芽点を置きます。

これで容器の受け部をずれることなく容器内で成長してくれます。

 

部会の研修畑では更に遅れており17日の総会後に定植予定であったが、

昨日の役員会で28日に延期することにしました。

出来ればサポーターさんたちに蔓が付いた状態で、

定植の体験をさせてあげたいからです。

いずれにしても多少発芽が遅れていたとしても今月中に定植し終えます。

 

昨日のアップ記事は全国の皆さんの関心が高かったようで、

いつもの倍の583人もの人に読んでいただきました。

ありがとうございます。

これからもマンネリに陥らず「日々是好日」の心で発信する所存です。

 

< 薯の蔓羽ばたけしと夢乗せて >

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