弁当から想う

昨日もほぼ一日堆肥を畑まで運んで撒く作業で過ぎていきました。
それほど寒くなく1枚脱いで作業が出来た暖かさです。
風が無いのも幸いしています。
堆肥は水分が少なく強風だと他へ飛びやすく近所迷惑Tになりかねません。


とはいえ中抜けはこの日もあり。
観光協会の理事会に出席です。


月末に協会として観光道路の清掃活動を行うことが決定されました。
尾張パークウエイは数年前から無料となったほぼ自動車専用道です。
中央高速道小牧東インターから私の家の前を通って、
一路犬山城方面に向かう東からの進入道路です。
ボランティアで綺麗にすることはおもてなしの一歩です。

私から12月にキャンプ場でテレビドラマのロケを行ったが、
いわゆるロケ弁が市内の業者でなく隣の市から配達されており、
市内の産業振興の観点から市内の業者さんを紹介できなかったかと質問をしました。

担当者の話では最近は制作会社から価格の低廉化要望が強く、
今回も100食近くあったのに市内では賄えなかったとのことです。

難しい問題ですね。
愛知では全国に汚名を轟かせてしまった壱番屋カツの廃棄食品の横流し問題がありました。
弁当屋さんにも流れたと聞きます。
こうしたのを使えば安くて見栄えのいいのが作れるが、
まともな商売ではお客さんが使ってくれない。

番組制作会社は経費の切りつめで、
ロケ時の消防自動車ですら本物にボランティア出演させており、
弁当代の値切りは日常茶飯事かも。

労働賃金も買い物も安かろう悪かろうでは安心安全がおろそかにされ、
結果として国の繁栄はありません。
思うに根本は巷に溢れる商品に対して、
旺盛な購買力のなさが悪路へのスパイラルを作っているのでないでしょうか。

一部の大企業には大儲けさせておいて、
圧倒的国民がかかわる中小企業や市民には、
富が配分されていない政治経済を嘆くのは私だけでしょうか。