晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

マラソンは楽し

2016-02-01 06:25:11 | 人生
オリンピックへの出場権獲得をかけた大阪女子マラソンは見ごたえがありました。
かっては有森さんや高橋さんが晴れの舞台で表彰台に上がり名言を発し勇気と感動をいただいたものです。

福士さんは中盤から独走し参加基準もクリアしまだ名古屋マラソンがありますが当確でしょう。
喜びを爆発させたインタビューは苦難の末につかんだ勝利ゆえのものでしょう。




42.195kmを走り切る人間のスタミナは限界を切り開いてくれる人生みたいなものです。
私もかっては市民マラソンランナーでした。
と言ってもエクセルで保存している記録表を見たらフルは10回走って、
48歳時に沖縄の石垣島を半周ほどする八重山マラソンで出した4時間25分26秒が自己最高タイムです。

ですから女子の一流ランナーの倍近いタイムなんです。
彼女らが1kmを3分ちょっとで走り続けるのに対して、
私は6分もかかっているんだから如何に早いかですね。

5時間も辛い思いをして何が楽しいと当時よく聞かれました。
それは人が誰しも自分への期待をかけやり遂げようと努力すると同じ、
可能性への挑戦だと思います。

人はとてもやれないと思っていることがやれるものです。
2kmも走れなかったのに練習をすることによって、
5km、10kmと延びて、もうちょっと頑張ったら21kmのハーフが走れます。
ハーフを安定して走れるようになれば次はフルです。

ここまで走れるようになればゴールがハーフと思って走るのと、
フルがゴールと思って走るのはほぼ同じです。
フルで走る時の21kmはあくまで通過点で走る気持ちの半分を残してあるから辛くありません。
だから人生でもどこに目標を置くかでしんどさや喜びが変わってくるのと同じです。

健康な体をつくりたいという欲望と達成感は何事にも代えられないものでした。
そして走るのは一人だけど走友とのふれあいがあったからこそ続けれたと思います。

観光を兼ねてみんなで遠方へ走りに行きました。
国内だと沖縄や北海道、海外はホノルルやゴールドコーストに行き、
マラソンをやっていなかったら行けないところばかりです。

腰痛で走れなくなったけど走っている彼らとは今も人生の友でつきあっています。
不思議なものでマラソンの次の目標は自然と決まりました。
ジネンジョを極めることですが、
こちらはまだまだ目標半ばです。
コメント (6)
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