1点をもぎ取る

2016-09-08 09:36:51 | 司法試験関連

1点をもぎ取る執念。皆さんありますか?

1点への拘りを普段から強烈に持つようにしてください。このあたりの話は、短答分析会の前編でかなり具体的に話しているので興味がある方は、ご覧になってみてください。

「普段から」、という点、読みながしていないでしょうね。「1点をもぎ取りに行く姿勢」なんてのは当たり前のことです。なかったらびっくりです。大事なことは、日頃からそれを実践しているかどうかです。答練でできないことは、本番では1000%間違いなくできません。都合のいい奇跡なんて起きませんよ。

論文試験も含め、1点差で落ちたというのはたいへん悔しいですし、何とも言えない気持ちになるものですが、やがて「惜しかった」という気持ちが強くなってきます。これは気の緩みの原因となります。「1点差で落ちただけなんだから来年は大丈夫だろう」、「今年は運が悪かっただけだ」、段々そんな風に捉えるようになってきます。

残念ながら全然惜しくないのです。「あと1点だけ」なら、惜しいのではなく、「なぜあと1点取れなかったのか」、を考えないといけません。「取り切る能力」も、重要な要素です。「あと1点」が取れた人が1583番になり、取引れない人が1584番で落ちるのです。「取りきれない人」はまた次回も取りきれません。なぜなら「取りきれない能力」がその人の属性であるからです。属性を変えなければ同じことが何度も起きます。つまり「今年も惜しかった」になってしまうのです。

日頃から強く意識する必要があります。

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