比較的結果を出しているローの数字を見てきましたが、その反対が当然あります。
今年、合格者数0の法科大学院は、5校ありました。合格者数1名が10校、同2名が8校です。もちろん、3名、4名と言うところもあります。
つまり、同じ「法科大学院」と言っても、メジャーリーグもあればマイナーリーグ(3A、2A、1Aなど)もあり、「階層が幅広い」と言うのが実情なのです。
何が言いたいかと言うと、「不合格者」という括りは単位として「大きすぎる」という事が言いたいのです。
不合格者は大なり小なり、「合格するには足りない部分」があります。来年に向けて、この「足りない部分」を探求し、補充していく作業が不可欠です。その際、合格者の話などを聴くことになるのですが、ここでミスマッチを侵さないようにしなければいけません。
このミスマッチ回避については、また改めて書きたいと思いますね。