2年ぶり17,18人目

2010-10-06 19:13:24 | 雑感
ノーベル化学賞を2人同時受賞!やった!
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最後の発表日,迫る

2010-10-06 19:10:16 | 雑感
明日は,旧司法試験最後の論文式試験合格発表が行われる。掲示板では16時,ネットでは16時半からだ。新司法試験では今年からネット発表も16時からに変更されたが,旧司法試験の方は何だか知らないが16時半のままである。

合格者数は,修習の一クラス分がマックスと思われるので,最大70名と言うところであろうか。ただ,昨年の口述不合格組に加え,本年10月の口述式試験不合格者用の口述式試験は前倒しで行われ,両者の再チャレンジ合格組みも合わせて,来年7月から一気にまとめて修習を行う予定のようである。だとすると,今年の論文式試験合格者数が70というのは現実問題として難しいかもしれない。

昨年まで最終合格者数は,事前に公表されている合格予定者数(目安)より若干少なめで推移しているので(H19年250→248,H20年150→144,H21年100→92),今年は最終的には47,8名と言うのがラインになるのだろうか。だとすると随分余裕のあるクラス編成になるが,最後なのでギリギリまで上げても良いように思うのだが。因みに論文合格者数は,250,141,101である。
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柳田法相が今良いことを言った

2010-10-06 13:46:31 | 司法試験関連
政府が2002年に閣議決定した司法試験の合格者を「2010年頃には年間3000人程度とする」とした目標について「今は過渡期だが、遠くないうちに3000人は必要な数になっていく」と述べ、見直しに慎重な姿勢を示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101005-OYT1T00959.htm
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地に堕ちた虚像

2010-10-06 13:32:06 | 雑感
検察の威信が地に堕ちている。

検察と言えども人の集まりである。不祥事の一つや二つ,長い歴史を振り返れば無いわけではない。しかし今回はかなり異質である。致命的ともいえる。

不祥事の種類にも色々あるが,「超えてはいけないライン」というのはある。法と証拠に基づき被告人を有罪に持ち込むのが検察である。国家権力が主権者国民に罰を与えることを職責とすると言う,「異形の組織」なのだ。裁判では,神ならぬ人間が裁く以上,証拠こそが国家権力が国民を裁くことを正当化する唯一絶対的な根拠になっている。その証拠を改竄したとなれば,全てが根底から覆ることになる。絶対に超えてはならないラインなのだ。検察幹部が1億円横領した,なんていうのと全然質が異なるのである。

今回の事件は,検察の信頼云々という生温いレベルではない。検察と言う組織の存亡がかかっているくらいの意識が無いと駄目である。検察幹部にそこまでの覚悟はあるのかどうか。既に特捜部解体論も出ている。異常な権力をもつ組織が暴走した場合,自浄作用だけでは信頼できない。解体は流石に極論だとは思うが,今後検察組織は雁字搦めになるのは覚悟しなければならない。結果,「巨悪が眠る」という「2次災害」も生じうる。今回の事件のダメージは想像を超えるものがある。最近検察幹部がしきりに口にする「空白の10年の再来」で済むならまだいいほうだろう。

被疑者3名に関するニュースを色々読んでみると,本件とは少し違うが,「自白偏重」の弊害はやはりあると言わざるをえない,と感じた。特捜ルートで出世する人間の共通点は,「割り屋」であることだ。結果的に自白をとれる人間が出世していく。結果的に取れれば良いのだ。今回逮捕された3人は,「取れればいい」という発想で共通している人間だということが分かる。そして小室事件や弁護士事件など耳目を集める派手な事件を好む。1年前の裁判で前田検事は裁判官から「前田検事の証言は信用できない」とバッサリ切られている。予兆は既にあった。

今後,取調べの可視化の要求はエスカレートするであろうし,弁護人の立会いと言う話も出てくるであろう(これ自体は良いことだが,検察の捜査は確実にやりにくくなる)。そして国会議員がここぞとばかり検察を骨抜きにするべく暗躍し始めるだろう。そして,今の検察を擁護する者はいない。検察は今,絶体絶命の危機に陥っていると思う。立ち直れるかどうかは検察自身にかかっている。何よりも立ち直れる機会が無いかもしれない,という覚悟をもって事件処理をしなければならない。逮捕された3人を処罰すれば事足りるではない。大阪地検特捜部所属で,前田事件を告発した女性検事が左遷された,と言うニュースも既に出ている(4月に特捜部から公判部に移されたらしい)。身内を売るような人間は表に出せないということらしいがもし本当にそうならば,検察はもう駄目だ。
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