そこにあった風景

2010-10-18 12:56:07 | 雑感
出社する時,山手線を利用しているが原宿駅で停車した時,いつも同じ看板を見る(乗る場所が同じなので)。ところが,看板なので契約期間が切れれば,別の物に切り替わることもある。新しい看板が出ていると,「あ,変わった」とすぐ気がつく。

しかし,以前(つまり前日まで)そこにどのような看板があったのか思い出せることは殆ど無い。ビックリするくらい思い出せない。毎日毎日一定時間確実に目にしていたはずなのに思い出せないのだ。

似たようなことは,通勤路の途中で建物を取り壊している場面に遭遇した時もそうだ。毎日毎日チャリンコで通り,当たり前のように目にしていた風景。しかし一度取り壊されると,そこに何があったのかほぼ思い出せない。

目の前にある時は,当たり前のように思えていた事なのに,いざ目の前から無くなると全然思い出せない。いつも少し寂しい気分になる。
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