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ジョー・ウィリアムスの" DETOUR AHEAD"が好きだ!

2008-11-14 03:52:15 | jazz & vocal
Joe Williams Sings....Everyday/Joe Williamas
(Regent MG6002)

 カウント・ベイシーの専属ボーカルとして知られるジョー・ウィリアムスは、ベイシーバンドをバックに付けたパフォ-マンスがやはり有名で、VERVEの初期のアルバムの”The Greatest!や"Count Basie Swings・Joe Williams Sings"が有名でしょう。これでは歌もの、バラードなどが絶妙のベイシーバンドのバッキングにのって唄われています。彼の本質は、ブルースシンガーでありJelly Roll MortonやBessie Smith, Joe Turnerをfavorite artistとして挙げていますよね。本日は、彼の本質とも言うべきブルースにスポットをあてた、サボイ傍系のRegentの一枚をアップいたします。

 何故、このアルバムが好きかって?勿論、彼のblues feeling溢れるヴォーカルが聴きものなんですが、A-2の"Detour Ahead"の素晴らしさにあります。自分はこの言葉を初めて目にしたのは、アメリカ生活中に車を運転していて出くわした道路標識でした。”迂回路あり”って意味だと思うのですが、この歌での意味は「回り道をしてでも行くべき道へ進もう」って感じらしい。この曲は、レディデイの得意曲でもありますが、個人的には女性ではアイリーン・クラールが一押しです。そして男性ではやはりこのジョーのボーカルが素晴らしいですね。ゆったりとしたビッグトーンで聴かせる"Detour Ahead"の名唱だと思います。この"Detour~"を挟んでのA面の冒頭"It's Raining Again"からタイトル曲"Every Day"の流れがいいですよね。サイドメンも豪華でBennie Green(tb), Earl Washington(p), Kansas Fields(ds)等の名前がクレジットされています。Greenのソロも少し聴けますよ!

 所有盤はRegentのモノラルオリジナル盤です。こういったベイシーバンド抜きですがジョーのブルースシンガーとしての魅力溢れる一枚です。


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