Movin' Along/Wes Montgomery
(Riverside RLP342 OJC reissue)
チャーリー・クリスチャン以来のジャズギターのセンセーションはやはり50年代末から60年にかけてのウェスの出現でしょうね。子だくさん(6人)のことも原因し故郷インディアナポリスに長らくとどまっていたところをキャノンボールが発掘したことは有名な話しですよね。
本日のアップはincredible jazz guitarに次ぐリバーサイドの第3弾です。恐らくIncredible~のリリースでジャズファン,プレイヤーを震撼させてしまったあとのアルバムですが出来上がりは結構地味な印象です。キャノンボールのバンドのリズムセクション{Victor Feldman(p), Sam Jones(b), Louis Hayes(ds)}をそのまま拝借しテキサス出身の若手リード奏者James Clay(ts, fl)を加えたメンバーです。ここではウェスはbass guitarを3曲(A-2:Tune Up, A-4:Sandu, B-1:Body And Soul)で披露しているのですが、果たしてどんな楽器なのでしょう?BassにはSam Jonesがいますし,どう聴いても通常のBass Guitarではないように聞こえるのですが・・・。情報があったら教えてくださいね!
所有盤は,一時『何でも聴いてやれ!』式に購入したOJC盤です。あまり話題に上るアルバムではないですが赤いカバーが印象的な一枚です。
兄のMonk MontgomeryはJazzでエレベを使った最初期の人で有名ですし。
でも、そうするとこのアルバムは1発採りではなくてオケを最初に採ったということになりますね。
もしやとは思っていたのですが、やはりそうですか!?
自分はフェンダージャズベースに触ったことがないので良く音色についてはわからないのです(爆)。
確かに、モンクがel-bを使ってましたね。
そうか、そうか。
ウエスの「ベースギター」・・・こちらも最初聴いた時、なんだろうこれ?と思いました。わざわざbass guitar on Side1, #2,#4,Side2,#1) とクレジットしているわけですが、もちろん明らかに普通のギターの音色とは違いますね。もうちょっと太くてこもった感じで、ちょいと抜けの悪い感じの音色でしょうか。
かといっていわゆる現在のエレベ(電気ベース)とも違う音色に聞こえます。
私もFender社が開発したというFender Electric Bassを生で聴いたことはありませんが、レコードで聴かれるFender Electric Bassは、モンゴメリーブラザーズでのモンクモンゴメリーの音をいくつか聴いてみると、そちらはややショボイですが(笑)いわゆる電気ベース
(弦が4本)の音になってます。
というわけで・・・私の推測(あくまで)では、このレコードでウエスが弾く「ベースギター」とは~(たぶん)弦はあくまで6本あってただ、普通のエレキギターより太い弦を使って(たぶん)ボディもそのためにちょいと大きく厚くしたような形状のもの~ではないかと思います。
聴いた感じでは・・・という話しで、まったく確証なしで、すんません(笑)
いや~,このbass guitarについては謎ですね。自分もエレクトリックベースとはやや違った音に聞こえ,なんかアコースティックぽい感じを持っていました
。
クラプトンのアンプラグドのレイラで横の黒人が弾いてるのがこれかなんて思ってました。いや,これも全くの推測ですが・・・。
で、このアルバムも持っておりませんのでコメントが出来ません。音を聴いたらもしかすると判るかもですが....
(エレキ弦楽器は割と詳しい方なのですが.....アコギのうんぬんは、私ダメです。笑)
プレイヤーが想像がつかないなら,自分のような鑑賞者にはわからないですよね(笑)。
太い芯があるアコギの音のように思うのですが・・・。