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6月はナベサダのボッサで始めよう!

2013-06-01 17:20:21 | jazz & vocal

jazz & bossa/Sadao Watanabe quartet sextet
(tact jazz-1)

 梅雨の週末,ゆっくりと自宅でレコードでも聴いて過ごすのは至福の時間ですね。時間があるとついつい出かけがちなのですが,こんな時間の使い方は最も贅沢かも知れませんね。さて、夏らしくbossa でも聴いてみようと取り出したのが日本ジャズの牽引車,ナベサダの"JAZZ & BOSSA"です。

 

 ご存知のようにタクト電機と言う会社が出したオリジナル盤です。何やらぶ厚い紙製のレコード袋(いや、内箱と言った方が妥当かも)を備えたブックレット風のカバーを持ったオリジナル盤です。以前から国内再発(これは通常のエンベロップ型のジャケ)でも良いから手に入れようなんて考えていたものが安価でゲット出来ました。メンバーは渡辺貞夫(as, fl)、中牟礼貞則(g),菊池雅章(p)、萩原栄次郎(b)、富樫雅彦(ds),宮田英夫(perc)という今から考えるとよだれが出るような面子ですよね。個人的にはB面のsextetのボッササイドが贔屓です。トップは当時の人気TV番組の「VAN Music Break」のテーマから始まります。この録音は1966年ですが,アイビーのVANが当時のミュージックシーンにまで影響を与えていたのが伺い知れますよね。そしてReza, ジェット機のサンバ,フェリシダード,ブラックオルフェと続く有名曲のオンパレード,最高です。アルトよりもフルート,やっぱりボッサでは最も好まれる管楽器なのかも知れませんね。

 ブックレットの中には「発売元:タクト電機株式会社」<1500円>なんて書いてあります。66年の1500円て、凄い価値でしょう。多分,聖徳太子の千円札,板垣退助の100円札が出回ってた時代だものね。でも、演奏は全然古さを感じさせないよね。ナベサダ,さすがです!



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