

皆さん、これな何かわかります???。
60年代中期以降のカメラでは内蔵が当たり前のセルフタイマーは、撮影者自身が被写体になりたい時や、スローシャッターを使う時の手ブレを防ぐために用いられる重要なメカニズムですが、当時のコンパクトカメラや一眼レフでも60年代初頭のモノには搭載されていません。そういう場合に、本日アップのような外付けセルフタイマーを使います。皆さん子供の頃に、「ジッジッジッ」と音を立てながら回転しシャッターが切れる場面を経験した事があるのではないでしょうか?。ちっちゃな機械ですが、ゼンマイ仕掛けで先端から芯がゆっくり出て来て素早く戻るという動きをするだけなのですが、この芯の動きでシャッターが切れるんです。無茶苦茶キュートなフォルムですし、裏側を見るとしっかり主張している金属製の精巧な作りに惹かれてしまいます。

実際は、こんな格好でシャッターのレリーズボタンの穴にねじ込んで使用します。タイマーを巻いて、シャッターをチャージし露出を決めたら横に飛び出したボタンを押すとスウィッチが入り回転しながらタイマーが戻ります。徐々に芯が出て来てシャッターが切れ赤い三角マークと丸マークが合致すると芯が戻るのです。まあ、あまり頻繁に使う機械ではないですが一眼レフ黎明期の気の利いたアクセサリーだとは思いませんか???