67camper's Blog

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役者が揃ったスイングジャズもいいものですね!

2009-02-12 00:01:16 | jazz & vocal
Trio・Quartet・Quintet/Benny Goodman
(RCA LPM1226)


 日頃、濃厚なハードバップやファンキージャズばかり聴いているとたまに取り出して聴いてみるスウィングジャズが新鮮に思えてなりません。本日アップのベニー・グッドマンのコンボ演奏は爽快そのものです。このアルバムは1930年代の演奏も含まれており、ちょっと録音の悪さが気になるトラックもありますが、BG、Teddy Wilson(p), Gene Krupa(ds)のトリオを基本に、Lionel Hampton(vib)が加わったカルテット、そしてクインテットではBG、Teddy, HampにJohn Kirby(b), Buddy Schutz(ds)というメンバーで繰り広げられるスウィングジャズはグルービーで一聴の価値ありって感じです。BGを捉えたモノクロカバーが最高にカッコいいと思いませんか?

 A面は前述のようにやや録音の悪さが気になりますが、BG, Teddy, Hampと揃っての"The Man I Love", "Sweet Georgia Brown", "Body And Soul"は嬉しいですよね。スイング感、全開となるB面が特にいいですよね。B-1"Dinah"のHampのイントロ、しびれますよ!。BGのクラリネットは高音には艶があり、低音はさらに魅力的で包み込むようにソフトで「これぞ木管」という音色が素晴らしいですよね。B面はベースが加わりリズムが厚くなり録音の悪さは感じませんよ。

 所有盤はRCAのオリジナルモノラル盤と思います。役者が揃うといつの時代も凄いですね!