『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

私たちは、どこから来てどこへゆくのか?    ゆうでん流ブログ・マガジン(エッセイ・旅行記・小説etc)

愚劣民自らの

2015年02月28日 00時51分00秒 | 航海日誌
日常のごく当たり前ふつうの生活者というものの愚劣こそが原因なのだが、
その愚劣者が、守られていると勘違いして、
民主主義なぞという幻想がいま毒になっているんだろう。
だから、人間の元凶は、人間にあり。
毒は自らだ。毒素だ。私もあなたも毒だ。その毒が社会という環境だ。
これは地球人類の問題こそあれだ。

わたしは人間として生まれ、その、ことに気づき、どうしようか?

すべて背負って、生きるんだ。

あなたもわたしもおおばか至極だ。

だから、ここに、生まれた。

守銭奴汚染

2015年02月21日 00時13分39秒 | 航海日誌
こんな自明の(自ら解る)ことが、どうしようもないのはなぜなのか?大きな社会は、暴力が支配していて、日常は、平静だが、ちょっと裏側は、暴力的な原理が支配している。いったん、事が起こると、火の世界になる。それがこの数千年の世界史であり、その暴力の大きさ、拡大が、このグローブ地球に広く及んでいるということだ。その暴力の元凶は、金銭だ。経済(経世済民)とは、似ても似つかない。金の奪い合いの修羅、守銭奴の地獄世界だ。人類は依然、これを解決できないでいる。この世界のシステムが、間違っている。それは自明の事なのだ。では、どうするのか、どうできるのか、人類の課題は、その一点だ。種で考えれば、間違いはない。種として、どうなのか?

テロの原質

2015年02月09日 23時29分16秒 | 歴史の断層
テロとは何か? 犯罪だ。人殺しだ。では、誰がどうやって実行するのか。犯罪者というのは、われわれ世間一般の事件は、恨みとは、精神異常とは、切羽詰まっての犯行だ。それは社会一般の事件だ。そのような事件をテロとは呼ばない、規定しない。では、オーム事件とか、911とかの大量殺人事件のテロとは何か。

それは簡単に突発的に出来る仕業ではない。準備がいるし、関係者も大勢で、時間もかかるし、なにより金が掛かる。そうしたことを誰が行えるのか? テロとは、個人が行えるような範疇の事件ではない。では、だれが行うのか行えるのか? テロの実行犯は、力を持った集団だ。しかも、それを実行するのは、誰か? テロは、やってはいけないと誰もが想っていることを実行できる者の行為である。あなたは、いま、こっそり宴会から抜け出して、そこにサリン仕掛けることが出来ますか? 普通の人間にはそれはできない。が、やろうと思えばできる。それを実行する人間は、テロリストと呼ばれるが、すでに人間の心を殺された犠牲者である。それを動かす者がテロリストだ。つまりテロリストは、必ず、現場にはいない。

それが戦争というものの原質である。

モンクをいうだけでなく、本当になにかを知りたければ、人を一回でも殴ってみることだ。それで暴力を知る。体でわかる。分かれば避けようとする。自分が生きるために。人を攻撃すれば、やがて即刻、自分が殺されると知るからだ。テロは、それをしなさいとプロパガンダする。つまり、殺し合えという文言が「テロ」だ。それが地球最低のプロパガンダだ。俺たちからして、ゴミのお前達はそうしてお前たちで排除せよというオーダーだ。

なんで、ココナッッツオイルを宣伝していると思う? このオイルは、米国が排除した南国楽園の油だったと知って、そうかと感じたから。この油があったら、クスリ商売の邪魔になる!

あなたは、あなたと、今夜ひっそりでも、語り合ったらいい。

ぼくはわたしは、どうしよう?

拠り所はどこにも無い。

あなたという孤独な。

ココナッツへ

2015年02月07日 22時50分02秒 | ソウルフード
ココナッツオイルの瓶を持ち上げ、蓋を開けようとしているのが、もう1分も続いている。ひと月前に買った瓶だ。気圧の変化に晒されてか、蓋が開かない。肩の裏側の筋肉が吊りそうになって、諦めかけた。瓶を叩き割ってやろうかと一瞬想った。割ったら、困るのは自分だ。

 スプーンの先で蓋のへちを抉じ開けると、プスっと音がした。開いた! 蓋をねじると回らない。頑固だ。こいつ。このココナッツオイル。また、叩き割るかと心を過る。やったら、困るのは自分だ。

 やっと開いた。スプーンを差し入れると、冬の気温に白く固化したココナッツオイルが頑固な感じで抵抗した。ヤマトに来た南のココナッツオイルだから仕方ない。ハダカなのだから。

 ぼくは椎名林檎に触れるのとココナッツオイルに触れるのを等分に感情高め、同時進行にひとくち舐め、それからおごそかに、あわてて、髪に塗った。その勢いで、手のひらで滑らかに液状にしたオイルを髪の隙間に塗りたくった。それでも足りなくて、またいま、塗り足した。頭の中に、ココナッツオイルを流し込むためにそうしているのだ。ぼくの脳がそう命じているのかどうかわからないが、脳にココナッツオイルを浸してやりたいとぼくというだれかはそういう行動をしている。

 ココナッツオイルの髪から漂う夜にプレゼンテーション