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『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

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リスクについて

2013年05月30日 00時32分42秒 | 航海日誌
危機回避。
リスクを遠ざける。
というのは、いっけん、知性的に聞こえる。
しかし、断言するが、リスクは常に背負っているものであり、
なにをしようがつきまとうものであり、リスクを消すことはできない。

リスクという、流行りの言葉に惑わされているのだ。

何か、初めてのことをやるのに、リスクが伴わないことは、考えようがない。

何がどうなり、どう、起こるか知れないから、計りようがないのが、初発の事である。

それを、リスクがあるから、出来る出来ないという事は、つまり、怖いからできませんという予定調和の安全のうちにいたいという正直な感情の吐露だ。

それはそれでよし。正直だからだ。

しかし、それは、武道でいうところの、居付き、となる。居付きというのは、怖くて動けませんという動態の事である。戦時に動けなければ、即、討ち取られる。

それが、それも、本望と心底で想っているのなら、よしである。

しかし、大概の場合、その覚悟を持ってはいないだろう。

覚悟ということは、もう、なにがあっても動じないということだ。

しかし、人は、動じるのである。

動じるのであれば、常に、リスクを背負っているのである。

ゆえに、人は、生きている限り、リスクと共に生きているのであろう。

動けるのに、動かないのは、いちばんのリスク者である。

いま、動けると感じたら、動けばよし。

明日は、どうだかわからない。

いつが今か、明日か、昨日も、なかかりし、今中の、宇宙の遊泳であろうから、心配するkとなく、おのがおので決めて生きればいいのだ。

リスクを、愉しもう、愉しめるか、愉しんだら、愉しめるよ。




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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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やれやれ (ゆうでん)
2013-06-01 23:20:07
で、たのしみました。
なにをやったかは秘密じゃ。
こうやってみようと想い、やってみるとできるのがこの世界ですね。よろこび! いや、栄えませ!
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Unknown (ゆうでん)
2013-06-26 22:35:24
リスクとは・・・反対から読むと、クスリ・・・
たまたまそうかもしれんが、言い得て妙。
医学界の定説に、4種までのクスリは相互作用が予測出来るが、5種からはもう解らないと。
が、日に日に、8種類のクスリを複合する人がふつうにいる現代。だれも解らないでそうしている。
遺伝子組み換え食物の不明の恐怖を言う前に、クスリでそうなっている世界標準だ。
因果律という言葉がある。どれがどう因果律だか、そんなこと誰も解らん。
それが、人生だ!
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