『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

私たちは、どこから来てどこへゆくのか?    ゆうでん流ブログ・マガジン(エッセイ・旅行記・小説etc)

がんじーさん

2013年02月20日 23時05分14秒 | 航海日誌
ガンジーさんはインドのお方。

その話をフェイスブックで読んで。

明日死ぬを思って今日を行きなさい。
永遠に生きると思って学びなさい。
結果はどうあれ、過程に生きて感じなさい。

そう。そうだよな。

生きて身も蓋もないってことを、どこに置くか。
生きていて、だめだめの感情に、自分支配されていることの
愚の骨頂を知れ、だな。

知っとります。

それがこころにそう響くかだ。

本能に従え! あんたの本能は万能なのだ。
ただ、そうじゃないと、自分が思い込んでいるだけだ。

自分を蔑む、その根性をこそ、笑え。


最後通達

2013年02月10日 01時58分58秒 | 航海日誌
男と女は幻想だ。二分された世界は、男と女がいると思っているからだ。世界の元凶は、それに集約されている。世界で争いが起こるのは、男女の二分があるからだ。他の生物もメスを奪おうとする多少の軋轢を持つが、大きな戦いはしない。

美化された母性ではなく、母性がオスを産み、戦いへ向かわせているということに、もう、気づかないければならない。この発言は世界への挑戦です。

男子を戦場へ送る母は、涙する以前に、そういう男子を育ててはいけない。競争を育ててはいけない。世界に男女はない。ジェンダーというまやかしはない。世界に有るのは、母性だけだ。ゆえに、マリアはもう、涙を流して、男子を悲しむという虚構を止めなければ、世界はまた闘う。菩薩はすべて母性である。これは世界のタブーである。

これをもって世界へ最後通達とする。

常温核融合その後

2013年02月09日 19時48分06秒 | 核の無い世界へ
もう4年前になりますか、阪大名誉教授の荒田先生が、常温核融合の基礎実験に成功したとの公開実験と記者会見を開いたときに、各社マスコミが取材したにもかかわらず、殆ど記事にならなかった。日経工業新聞などに小さく扱われたのみ。

その記者会見模様を動画でみましたが、大手A新聞記者が、否定的な質問と意見をするのが印象的でした。

私は某出版社の編集者に、記事にしないかと企画を持ち込み、かなり興味を示してもらったにもかかわらず、この手のエネルギー問題は扱えないとの回答で企画は実現しませんでした。雑誌の企画ですから、こういう話題もあるという程度の内容でしたが、それでもバイアスはありました。

常温核融合は、世界的に注目される研究(国際学会もある)で、これが成功すれば、放射性物質なしのエネルギーが生まれるという別の意味でのトンデモ技術です。阪大に記念館を持つほどの先生が大まじめに発表したにもかかわらず、ほとんど話題になりませんでした。

その後、大震災が起こりました。大手マスコミがこぞって、節電キャンペーンを張り、国民から原発への問題意識をそらそうとしました。その理由は、大スポンサーである電力会社への気遣いだとされています。反原発派の人々も、ほとんどそう理解して、マスコミは商業主義で酷すぎると思ってマスコミ批判はその範囲で終始しています。

ですが、それだけではないと思います。原発問題は、国家運営の根幹にかかわる最重要事項であり、最大のアンタッチャブルとなっているのが、本当の理由だと理解しています。東電レベルの話ではないことぐらい、そろそろ国民も気づいているだろうと思いますが、いくら反対だと叫ぼうが、現状の国家体制では、どだい無理な話なのです。

最近の書籍では、そこまで踏み込んで書かれた本が出版されるようになっています。「戦後史の正体」孫崎亨著などを読めば、それがわかると思います。しかし国民の大多数は、そんな本は読みませんから、無視していいのでしょう。テレビ新聞ではタブーです。首脳陣はよくわかっていますから、絶対タブーには触れさせません。既存の経営者なら、社を潰すような方向へ持っていかない。当然の話に過ぎません。

それにしても、常温核融合の、その後はどうなったのでしょう? 最近ではネットでも、この話題はあまり取り上げられません。常温核融合が実現可能な理論なのか、どうかはわかりませんが、いまの原発とちがう新たな可能性へ踏み込む話題は、やはりタブーのひとつなのかもしれません。

「タブーに挑戦せよ!」などという声を聞くことがありますが、タブーに首を突っ込む人など、いるのでしょうか? タブーとは、ギロチン台の口なのですから、みんな避けるのは本当のことです。批判文句ばかりを放言していても、何も始まらないという話です。なにかスペシャルなアイデアはありますか? いまの人間にはないでしょう。あるのは、自然の大いなる力しか、ないでしょう。どんな人間も、自然には逆らえませんから。だから、古代から、宗教以前、人は自然を崇拝するのです。

いつもの、取り留めのない話です。

ニーチェの神は死んだ

2013年02月05日 00時12分54秒 | 航海日誌
人間にとりて、神とは? いいえ、人間がいて神があるのでは? というはなし。

ニーチェは、神は死んだと、言ったそうだが。そのことの感触は知らない、知りようがない。

そもそも、ニーチェが言うこところの神とはなんぞや。ぼくが感じるここの神と、ニーチェの感じる神が、どういう関係か、わからん。

ニーチェは、キリスト教においての神という話だが。それを本で読んでみて何が感じられるか。

そんな環境世界に生まれて生きていない他民族が、わかるわけがないだろうに。

それを学問が、わかったような翻訳本で講義して教えていると語っているだけだ。

そのわかりようがないものごとを、さもわかったように伝えることの徒労
を学問といっているのだろう。

遠い儚いなにごとかを、追究せよと、おっしゃる学者はごまんといるが、それが徒労という学者は少数の極わずかだ。

覚悟せよ。わからんことを追う者よ。

覚悟して、それをせよ!

深夜列車の会話

2013年02月02日 18時50分10秒 | 航海日誌
週末深夜、11時50分の地下鉄は、朝の満員ラッシュのごとく。ドアが開く。乗り込む隙間がない。

「あのー。ちょっと詰めてもらえんかな」

「ああ、私詰めましたよ」と小男が言う。

「ありがとう」

小男と仲間の背の高い男が、ぼそぼそと話し始めた。
「世の中、歯車だろ。おれたちも歯車だ」
「そうだな、歯車だな」

その話に割って入った。

「もう一言いうと、おれはあなただけに詰めてくれって言ったんじゃないよ。この車両にいる全員に言ったんだ」

「ああ、そうですか、ええ」

「みんな自分は関係ないって素振りだろ。でも、同じ箱に乗ってるんだから、関係ないわけがないよ。なのに関係ないか。福島だって原発で大変な状態なのに、関係ないか」

「ええ、まあ、そうですね」

「マスコミを信じちゃいけないよ。おれは30年その世界にいたからよくわかる。マスコミを信じちゃいけない」

「そう、そうですか」

その会話だけが、満員車両に響いている。

みな、無言だ。

またまた話

2013年02月02日 01時16分14秒 | 航海日誌
今夜もやってきました。だれが? いまここに。
本音で語るのが心情ですけん、一生懸命に本音を語ろうか。

ところで、今日はどんな日でしたか?

なにかいいことがありましたか?

わたし? ありましたよ。

飯田橋で安くてうまい焼き鳥(東京で一番とおもっております)食べて飲んで話して。

で、言いました。仕事の話はもういいから、ここいらで世界の話をしましょうや。

と、勝手に話すわたしですが、ふむふむ。

あのね、アルカイダって、アラブ語、基地、ベースって普通名詞なんだってさ。で、アルカイダってどこにもない架空の組織で、ま、外人部隊の寄せ集めらしいんだけんど、テレビでは、悪の枢軸のテロ組織みたいな話になっていて、欧米諸国とか、経済大国とかの敵ってことに、話のつじつまを合わせているんだろうな。

とか。

尖閣とか竹島とか、領土問題がどうだこうだって、で、それ、アメリカが日本統治したときに、列島以外は日本ではないと規定して、そのまま放置して(わざと)後々、領土問題を起こす火だねを残して、アジア戦略を画策して今に至る話でしょ。とか。

あと。だれが黒幕なのかの話。それ、国際金融チンピラだろ。金を動かせる連中だよ。欧州中央銀行とか、米国FRBとか、ここでは日銀とか、どれも株式の民間企業なのにお金を刷って動かす機関が、裏側で騙して、地球を好き勝手にしているんだろうね。

とか。

えええええー?

そうなんですか?と 素直な青年は、わたしのキチガイ話に付き合ってくれたのでした。

ま。数千人にひとりくらいはそういう奇特な人がいるということです。

で、じつに愉快な夜でした。

たまには話がわかる人を相手に酒を飲みたいもんです。