何度かに分けて「力む」ということについて書いてきました。力むの反対は、「ゆるむ」です。「ゆる体操」というものがあります。身体科学を研究する高岡英夫さんが提唱する健康法です。身体をゆるめていくと、思わぬ動きが出来るようになるし、内蔵もゆるめることで機能をアップすると言います。
現代は、ストレス社会と言われるように、心身に想像以上に負担がかかっているようです。満員電車ラッシュ通勤で会社に出て、この不況でノルマも厳しい。人員削減で仕事量も増え、給料は上がるどころか下がって帰りの赤提灯での一杯もできない。リストラの憂き目もいつ何時か・・・これはサラリーマンの話ですが、社会のしわ寄せはあらゆるところに出ていますね。みんな、きつきつで苦しい。気がつかないうちに「力んで」いると。肩の荷を下ろして、肩の力を抜いて、と言っても、抜けるような状態じゃない。
今の生活現状が、プレッシャーを与えるほどに、それに対して「力んで」いても、我慢できる限度があります。だったら、うまく力みを抜いて、なにもかも頑張ろうとしないことも大切なことと思います。かく言う私も性格的には「力んで」しまうタイプです。だからどうしたら力まないでいけるかと考えてきました。そこで結論は、ゆるめばいい。話は簡単です。
ゆるむというのは、覇気を無くすることでも、のんべんだらりでもありません。身体の芯(正中線)をしっかりさせて、しなやかになることです。柔らの道に「柔よく剛を制す」という言葉がありますが、柔軟になる、その術(すべ)です。ここでつらつら書いてきたことは、言葉ですから、なんかそうみたいだけどとヒントにしてもらって、感触、実感は自分でみつけていただきたい。そう思います。「自分の主は自分」ですから、ご自分を納得させるのは自分です。合気道も、「力まない」その感触を得る門ということです。世にはいろんな門がありますから、ぜひ、自分にあったものを見つけて、うまく「ゆるみ」ながら人生を謳歌していただきたいと思います。
現代は、ストレス社会と言われるように、心身に想像以上に負担がかかっているようです。満員電車ラッシュ通勤で会社に出て、この不況でノルマも厳しい。人員削減で仕事量も増え、給料は上がるどころか下がって帰りの赤提灯での一杯もできない。リストラの憂き目もいつ何時か・・・これはサラリーマンの話ですが、社会のしわ寄せはあらゆるところに出ていますね。みんな、きつきつで苦しい。気がつかないうちに「力んで」いると。肩の荷を下ろして、肩の力を抜いて、と言っても、抜けるような状態じゃない。
今の生活現状が、プレッシャーを与えるほどに、それに対して「力んで」いても、我慢できる限度があります。だったら、うまく力みを抜いて、なにもかも頑張ろうとしないことも大切なことと思います。かく言う私も性格的には「力んで」しまうタイプです。だからどうしたら力まないでいけるかと考えてきました。そこで結論は、ゆるめばいい。話は簡単です。
ゆるむというのは、覇気を無くすることでも、のんべんだらりでもありません。身体の芯(正中線)をしっかりさせて、しなやかになることです。柔らの道に「柔よく剛を制す」という言葉がありますが、柔軟になる、その術(すべ)です。ここでつらつら書いてきたことは、言葉ですから、なんかそうみたいだけどとヒントにしてもらって、感触、実感は自分でみつけていただきたい。そう思います。「自分の主は自分」ですから、ご自分を納得させるのは自分です。合気道も、「力まない」その感触を得る門ということです。世にはいろんな門がありますから、ぜひ、自分にあったものを見つけて、うまく「ゆるみ」ながら人生を謳歌していただきたいと思います。