『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

私たちは、どこから来てどこへゆくのか?    ゆうでん流ブログ・マガジン(エッセイ・旅行記・小説etc)

戦争が近づいている

2016年04月27日 22時28分17秒 | 航海日誌
たぶん。世界で金を好き勝手に動かせるやから連中は、そうではない人間たち数十億人をうとましく、思っているのだろう。

そやつらを、馬鹿者らを、この世界から消して、せいせいすると思っているのだろう。

ところが、この世界にいろいろの豊かさを生まれさせているのは、たとえば、ワインの饒舌の味とか、チーズの饒舌な味とか、この日本の芳醇な酒とか、漬け物とか、金さえ出せば好きに味わえるこれらの豊穣を、それがどこからなにからもたらされているのかへの想像のかけらもなく、彼らが馬鹿者と思っている人々が、消えるとどうじにそれらの豊穣も消える事をちっともわかっていないのだ。

消せば、この地球から、豊穣も消え、粗末な、金のにおいだけが残る世界があることを想像もできないのだ。

後の祭りと知らない、金のみ豊かな寂しい人々である。後悔先に立たずを思い知ることのなきよう。

このままでは、あと数年で、世界大戦へ突入するだろう。

そうならぬよう、今、世界が二つにわかれて、静かな戦いをしている。

自覚のあるやなしや、に関わらずだ。