ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

コケにはできないから苔取り

2020-03-09 22:06:53 | 草木花
今年の冬は雪が少なかったせいか、庭の景色が違っていた。
驚いたことがあった。
土の上に雪がないというだけでなく、土の上が緑、…黄緑色がずいぶん広がったのだ。
それは、様々な雑草が生えてできたものではない。
その黄緑は、ずいぶん苔が広がってできたのである。


【before①】

もともとは、鉢植えに植えられていただけの苔だったと思うのだが、それがこぼれたのか、一気に広がった。
やはり、これは雪の寒さがなく、適度の湿気と適度の陽射しがあったから、ここまで広がったのだろう。

きれいでいいとも思うのだが、他の植物がよく育たなくなってしまう。
庭には大した植物が植えられている訳ではないが、もうすぐこの辺りには、スズランが出て来たりシランが出て来たりと、いろいろな花も咲く場所なのだ。
苔が多いと、確かに雑草の出も少ない。
しかし、苔に支配されてしまうと、日も当たらないし、土にもよくないから、様々な園芸種の花が育つためには困った状況だ。


【before②】

家で生えているのは、ハイゴケやスギゴケである。
ハイゴケは、松の木の下などによく繁殖する。
松とハイゴケがある場所には、秋になると、食べられるきのこがよく生えてくる。
それはそれで楽しいのだけれども、今、目の前に広がるのは、他の植物に邪魔なだけ。
コケにはできない。
なので、せっせせっせと草取りならぬ苔取りの作業を行った。



さすがに苔も、木の幹や地表に出ている根にぴったりくっ付いてなかなか離れないようにと、抵抗を示した(?)。

ふう。
なんとか大半を取り除いた。


【after①】


【after②】

たかが苔とは思っていたが、されど苔。
ここまで広がるとは、その生命力はすごいものだ。
苔取りをしながら、感心したのであった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする