- この試合の前まで、対浦和のJ1リーグでの戦績は、通算1勝8分け24敗。
なんとまあ、ひどい成績だ。
- おまけに、J1リーグでの浦和戦アウェーの成績は4分け12敗で、新潟の16戦未勝利だ。
- 新潟が、リーグ戦で浦和に勝利したのは2006年が最初で最後なんだって。
なんか、プロの戦績じゃないよな。
- 6月22日付で樹森大介監督の契約解除し、入江コーチが後任監督になってからはさらにひどく、公式戦8試合で1分7敗と8戦連続未だ白星なし。
- 新潟は、J1リーグで通算4勝8分け15敗、勝ち点20で最下位。
ここまで書いてきて、なんだか悲惨な気持ちになった。
- さらに、入江監督が新型コロナウイルス感染、復帰まで吉本ヘッドコーチが指揮。
なんてこったい。
これだけマイナスの情報に囲まれた新潟。
もう何があっても、驚かない。
仮に負けても、当然の結果にしか思えない。
上の数字にマイナスの数字が1つずつ増えるだけだから。
でも、この不名誉な記録に終止符を打てたらすごいよな。
試合前、そんな奇跡が起こることを、内心で、淡い期待を抱いていた。
だけど、世の中、やっぱり甘くなかった。
試合後、しっかりマイナスの数字が1ずつ増えただけだった。
失点も得失点差も1だけ増えた。
ただし、順位は最下位なので落ちようがなく、増えなかった。
自嘲気味に書いているけれど、そこまで悪い試合ではない。
特に新加入選手たちのプレーには、試合中ワクワクした。
だけど、
失点したシーンは、簡単だった。
だけど、得点は、簡単ではなかった。
たった1点が取れなかった。
試合のスタッツを見ると、
前半のボール保持率 浦和57%:新潟43% ➡試合全体 浦和49%;新潟51%
シュート数(枠内) 浦和9(3)本;新潟7(2)本 ➡ 浦和13(5)本:新潟15(4)本
こんなふうに、後半いかに新潟ががんばったか、よく分かる。
試合全体でみると、ボール支配率も、シュート数も、浦和を上回るほどの数値になったのだから。
試合終了後の浦和の選手たちの倒れ込む姿やホッとした表情にも、彼らの苦戦を物語っていた。
でも、新潟にとってみると、どんなに善戦であっても、負けは負けでしかない。
ここ数試合、そういう試合ばかりだ。
あとは、善戦から突き抜けてほしいと思う。
突き抜けてほしいのは、プレーもそう。
あと1歩の踏み込み、あとわずかのクロスの精度、あと1人2人のゴール前で飛び込む選手、相手を黙らせるシュートの迫力。
みんなあとわずかずつ突き抜けてほしい。
その先に勝利があるはずだ。
リーグ戦では、京都が首位に立った。
去年下位にあえいでいた京都や、残留争いで新潟より下位となった柏が、今は優勝争いをしている。
新潟だって、できるはずだ。
最近の試合を見ていていつも思う。
できるはず。
試合数がついに残り10試合となった。
道は厳しい。
だけど、逆境に強いところを見せてやれ!!
突き抜けろ、新潟!!
Visca Albirex !!!
なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。
https://s50foxonmyway.hatenablog.com/
当分の間、ここと同じ記事を載せていますが、今後そちらの方を見ていただければと思います。