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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

マイナスの数字を1ずつ増やしただけだ、突き抜けろ新潟! ~2025第28節アウェイ浦和戦~

2025-09-01 20:11:39 | アルビレックス新潟
  • この試合の前まで、対浦和のJ1リーグでの戦績は、通算1勝8分け24敗。

なんとまあ、ひどい成績だ。

  • おまけに、J1リーグでの浦和戦アウェーの成績は4分け12敗で、新潟の16戦未勝利だ。
  • 新潟が、リーグ戦で浦和に勝利したのは2006年が最初で最後なんだって。

なんか、プロの戦績じゃないよな。

  • 6月22日付で樹森大介監督の契約解除し、入江コーチが後任監督になってからはさらにひどく、公式戦8試合で1分7敗と8戦連続未だ白星なし。
  • 新潟は、J1リーグで通算4勝8分け15敗、勝ち点20で最下位。

ここまで書いてきて、なんだか悲惨な気持ちになった。

  • さらに、入江監督が新型コロナウイルス感染、復帰まで吉本ヘッドコーチが指揮。

 

なんてこったい。

これだけマイナスの情報に囲まれた新潟。

もう何があっても、驚かない。

仮に負けても、当然の結果にしか思えない。

上の数字にマイナスの数字が1つずつ増えるだけだから。

 

でも、この不名誉な記録に終止符を打てたらすごいよな。

試合前、そんな奇跡が起こることを、内心で、淡い期待を抱いていた。

 

だけど、世の中、やっぱり甘くなかった。

試合後、しっかりマイナスの数字が1ずつ増えただけだった。

失点も得失点差も1だけ増えた。

ただし、順位は最下位なので落ちようがなく、増えなかった。

 

自嘲気味に書いているけれど、そこまで悪い試合ではない。

特に新加入選手たちのプレーには、試合中ワクワクした。

だけど、

失点したシーンは、簡単だった。

だけど、得点は、簡単ではなかった。

たった1点が取れなかった。

 

試合のスタッツを見ると、

前半のボール保持率  浦和57%:新潟43%    ➡試合全体 浦和49%;新潟51%

シュート数(枠内)  浦和9(3)本;新潟7(2)本 ➡      浦和13(5)本:新潟15(4)本

 

こんなふうに、後半いかに新潟ががんばったか、よく分かる。

試合全体でみると、ボール支配率も、シュート数も、浦和を上回るほどの数値になったのだから。

試合終了後の浦和の選手たちの倒れ込む姿やホッとした表情にも、彼らの苦戦を物語っていた。

でも、新潟にとってみると、どんなに善戦であっても、負けは負けでしかない。

ここ数試合、そういう試合ばかりだ。

あとは、善戦から突き抜けてほしいと思う。

突き抜けてほしいのは、プレーもそう。

あと1歩の踏み込み、あとわずかのクロスの精度、あと1人2人のゴール前で飛び込む選手、相手を黙らせるシュートの迫力。

みんなあとわずかずつ突き抜けてほしい。

その先に勝利があるはずだ。

 

リーグ戦では、京都が首位に立った。

去年下位にあえいでいた京都や、残留争いで新潟より下位となった柏が、今は優勝争いをしている。

新潟だって、できるはずだ。

最近の試合を見ていていつも思う。

できるはず。

試合数がついに残り10試合となった。

道は厳しい。

だけど、逆境に強いところを見せてやれ!!

 

突き抜けろ、新潟!!

 

Visca Albirex !!!

 

 

なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。

https://s50foxonmyway.hatenablog.com/

当分の間、ここと同じ記事を載せていますが、今後そちらの方を見ていただければと思います。

 

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サッカーの神は無慈悲なのか!? ~2025第27節ホーム鹿島戦~

2025-08-24 17:08:40 | アルビレックス新潟

無慈悲だ、と思った。

サッカーの神がいるなら、なんと無慈悲なことだろう。

試合が終わって、膝をついてあえぐ選手。

あおむけに倒れて、大の字になって天を仰ぐ選手。

神は、新潟に微笑んでくれなかった。

 

前節川崎と引き分け、連敗を6でストップしたアルビレックス新潟。

ホームでの連戦で、今節では勝利を目指していた。

対戦相手は首位争いをしている鹿島アントラーズ。

リーグ戦では、ホームで7連敗中で、2010年以来勝利がないという。

だが、今日こそ、新たなメンバーで勝つのだ、と思った。

その先発メンバーで前節と変わったところは、警告累積で出場停止の藤原のところに、植村をあて、ボランチには白井と並んで新井が起用された。

 

立ち上がりからガツガツと前から圧をかけてくる鹿島に押されて、ゴール前の舞行龍の判断ミスからボールを奪われ、3分過ぎにあっけなく失点。

先制されたら勝利が遠のくというのに、あまりにもバカバカしいミスにがっかりした。

 

でも、そこから気合を入れ直したアルビ。

なんとか持ち直して攻め上がったチャンスに、16分、今度は相手DFがミスをする。

ブーダがシュートしてGKに防がれると、こぼれたボールをマテウスモラエスがしっかり相手ゴールに蹴り込んだ。

試合を振り出しに戻した。

それ以降は、ずっと互角の展開が続いた。

ボールを持つ相手に厳しくいくのは、両チームともに変わらない。

だけど、87分、勝ち越し点は鹿島に転がった。

鹿島の選手がうったシュートが、新潟のDFに当たってずれたボールが、ゴールポストに当たると、そのボールはゴールに吸い込まれていったのだった。

神は、アルビを見放すのか!?

なんでなんだよ!?

そう感じてしまった。

 

アルビの選手たちは、いつも試合前にスタジアムに流れる「ビッグSMILEスタジアム」宣言通りのフェアプレーをしている。

僕たちは ピッチ上に関わる 全ての人たちに

リスペクトの精神を持ち フェアプレーで戦います

ところが、今節の相手は、勝つことだけにしか関心がないようで、敵意むき出しのプレーが目立った。

新潟の選手たちに強く当たってくるのはまだしも、いたるところで手を使ってプレーを妨害する場面が見られた。

新潟の選手に抜かれると、後ろから危険な足を出してファウルを冒す。

乱暴なプレーをしても、ちっとも悪びれない。

それでいて、新潟の選手が軽くふれただけでもいかにもやられました、のように倒れたり痛がったりしていた。

だから、ブーダは前半にイエローカードをもらってしまった。

90分、なんとか同点に追いつきたい新潟が前線のブーダにボールを送ると、鹿島のDFはブーダに近づいていき変な接触の仕方をしたあげく、寄るなと軽く肩を手で制したブーダにやられた、と倒れて痛がって見せた。

ファウルをもらおう、時間稼ぎをしよう、あわよくばブーダに2枚目のイエローカードを出させよう、という中東のチームまがいの下劣な仕草。

あまりにも卑劣な行動に、腹が立って仕方がなかった。

 

アルビレックス新潟の選手たちはフェアプレーで戦っているのに、サッカーの神はそのチームを見放す仕打ちをするのか。

Jリーグには、フェアプレーよりもとにかく勝利優先、勝てばいいのだというサッカーをするチームがいくつか存在するようだが、私はそういうのは大嫌いだ。

 

結局、1-2でアルビレックス新潟は敗れた。

降格圏で最下位に沈んだままなのは変わらない。

でも、最後まで勝利目指して走り、全力を尽くした選手たちを誇りに思う。

試合終了の笛が鳴った後の選手たちの倒れ込んだ姿には、涙が出そうになった。

 

どんな状況でも ルールが守られ スタンド全体に声援が響き渡る

世界一のスタジアムを いっしょにつくりましょう!!

試合数は少なくなっていくが、このビッグSMILEスタジアムの宣言の通り、アルビレックス新潟は、フェアプレー精神で戦い続け、相手を凌駕するようなチームになってほしい。

 

Visca Albirex ‼

 

 

なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。

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応えてもらいましょう、鹿島戦

2025-08-23 15:49:00 | アルビレックス新潟

今週途中、またアルビレックス新潟から選手が移籍していった。

今季ここまで4得点を挙げていた、点取り屋の期待があったヤムケンこと矢村健選手が、期限付き移籍先で昨季まで2季在籍した藤枝MYFCに完全移籍で出ていった。

活躍の場を求めて行くのだから、仕方がない。

新潟では、後半の短い時間にしか起用されないのだから、藤枝で大事な主力として試合開始から起用されていた矢村にしては、新潟での使われ方は、不本意だったことだろう。

自分はもっとやれるのに、これでは自分の持ち味が出せない、と。

エースストライカーが不在となっている藤枝だから、矢村への期待は大きいだろうと思う。

 

 

7人が新たに入団した新潟だが、矢村の前に6人が移籍退団していった。

これで、7人ずつの入退団。

だけど、星やダニーロなど、今季出場が見込めないけが人もいるから、実質マイナスかな。

 

愛すべきチームの選手の大量転出は残念だけど、決まってしまった以上は仕方がない。

それよりも、下位に低迷し今や最下位のアルビレックス新潟の窮状を知りつつ、加入してくれた7人の選手たちの覚悟に期待したい。

自分たちの力で、アルビレックス新潟を降格圏から脱出させてみせる、という熱意は、私たちを熱くさせている。

 

近ごろは、サポーター席の必死さが伝わってくる。

その席にはいないが、自分も声を出したり拍手を送ったりしている。

スタジアムの応援の熱量は、本当に素晴らしいと思う。

これが、新潟だ。

 

今回SNSで流された今日の試合のデジタルポスターは、「応える」だった。

新しい新潟の攻撃で中心的存在の選手となった、ブーダ。

今節は、この10年、リーグ戦では勝てていない鹿島が相手だ。

ホームでの熱い声援に応えてもらおう。

そして、スタジアムが一つになって喜び合いたいものだ。

じゃ、スタジアムに行ってきます!

 

Visca Albirex !!!

 

 

 

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選手大幅入れ替え、ドローで連敗ストップ ~2025第26節ホーム川崎フロンターレ戦~

2025-08-17 11:34:09 | アルビレックス新潟

サッカーJ1リーグ第26節ホーム川崎フロンターレ戦。

試合開始2時間前、スターティングメンバーの発表があった。

おおおおおおお…。

どこのチームだ、いったい…??

というくらい、メンバーが一新。

今季の開幕前には見なかった名前が、名を連ねた。

参考までに、ホーム開幕戦との先発メンバーを比べてみる。

なんと、ホーム開幕戦のメンバーは、DFの舞行龍・藤原、MFの元希の3人だけではないか!?

GK田代、DF橋本のほかは、先月移籍加入してきた選手ばかり。

DF舩木、MF白井、植村、小原、マテウスモラエス、FWブーダ。

彼らは、アルビレックス新潟の窮地を知りながら、自分ならできる、と思ってやってきた選手ばかり。

アルビの後半戦のポスターは、「やってやろうぜ」だったが、新加入選手たちの胸の思いは、「やってやる!」の思いだったことだろう。

試合開始前から、ワクワクした思いになった。

 

スタジアムでの選手からのひとことは、初出場のマテウスモラエスだった。

最後には、見事な日本語で叫んでいた。

「みんな!頑張りましょう!」

ワクワク度が上がった。

試合前には、目の前のスタジアムの空がアルビカラーのオレンジと青に包まれ、期待感はよりいっそう高まった。

 

はたして、試合が始まると、序盤はアルビの選手たちの動きがすごくよかった。

選手もボールもよく動いて、パスがつながること、つながること。

特に左に入った、初出場小原基樹のすばらしいこと。

高い技術に、スピードにと、目を見張るものがあった。

チャンスを作り続けると、6分を過ぎたときだった。

気持ちよくパスがつながって、ゴール前でチャンスを作ると、最後に決めたのは白井。

この試合前に、「熱量MAX」のデジタルポスターがあったが、まさにその熱を見せてくれた。

 

それ以降もチャンスがあったが、決めきれずにいると、川崎が攻勢に移ってきた。

前半のアディショナルタイムに入ったとき、攻め込まれたピンチで、巧みなゴールを奪われ、同点に追いつかれてしまった。

それでも、前半はシュート数でも枠内シュート数でも新潟が勝っていた。

 

ただ、後半になると、少し新潟の選手の足も止まり、川崎の選手の動きがよくなってきた。

しだいに守勢に回る時間が多くなり、ピンチも多くあったが、よく体を張って防ぐシーンが多かった。

そして、勝利を目指すという気迫は伝わってきた。

選手交代しながら勝ち越し点を目指したが、ゴールを決めるには至らなかった。

結局、最後の最後までどちらが勝つか分からない状況が続き、タイムアップ。

とりあえず連敗を6でストップし、貴重な勝ち点1を得た。

 

後半はどちらかというと守勢に回ることが多く、ハラハラしたが、それでもワクワクドキドキする試合展開は、見応えがあった。

新加入選手たちの、自分の持ち味を出したプレーは、今までのチームとは違う戦力向上の期待がもてた。

横浜Fマリノスも、横浜FCも勝ってしまったので、新潟だけがおいてけぼりを食らった格好になってしまったが、まだまだ戦いは続く。

今日のような活気のあるプレー、守勢に回っても体を張ったプレーを続け、絶対に浮上するぞ。

道は厳しいが、あきらめず、前を向いて進もう。

 

Visca Albirex !!!

 

 

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先制も空しく、6連敗~2025第25節アウェイセレッソ大阪戦~

2025-08-11 22:02:41 | アルビレックス新潟

3週間ぶりのアルビレックス新潟の試合。

注目しているのは、柏レイソルから来たMF白井と、セレッソ大阪から来た舩木。

いずれも前所属ではユースから育ってきた苦労人の選手。

それなのに、愛着のあるチームに別れを告げて、完全移籍で降格圏に沈むアルビレックス新潟に加入してきた。

完全移籍で来たということは、退路を断って来ているということ。

その決断がまずすごいと思う。

そして、新潟のJ1残留に向けて力を尽くす、と誓っている。

言行を一致させる自信がなければ、条件のよくない移籍はしてこないだろう。

とても頼もしいと思う。

中断期間を終えての試合、彼らの活躍に期待を高めた。

 

スターティングメンバーが発表されると、DF舩木、MF白井、FWブーダと新加入の3人の名前があった、

舩木はさっそく前所属チームとの対戦になる。

でも、舞行龍が警告累積で出場できないのだから、がんばってくれ、と思う。

白井は、昨季所属の柏で残留争いも経験している。

「残留するためには、想像以上のパワーが必要。クラブが一体となって力を注ぐことが大事」と言い、ピッチでは激しく熱いげきを飛ばすことができる選手。

期待しよう。

 

対戦相手がセレッソ大阪ということで、かつて新潟に所属し愛された本間至恩や中島元彦らからの「あだ返し」(決して恩返しにはならない)の活躍は、控えてもらいたい。

…こんなふうに思っていたのだ。

 

新潟の先制点はすばらしかった。

まだ試合開始から1分半くらいしかたっていない時間だった。

舩木からブーダへ通ったパスから、最後に堀米がけり込んで、見事なゴールを決めた。

新生アルビに期待は高まった。

 

だが、そのあとは、セレッソ大阪の一方的な攻撃シーンのくり返し。

耐えて耐えていたのだが、新潟のボールを奪った本間至恩からつながったボールを決めたのは中島元彦。

もっとも、このシュートは、正面で緩かったし、はっきり言ってGK藤田が止めなくてはいけないものだった。

それで追いつかれて、10数分で同点になってしまった。

まずは、この失点がきつかったな。

 

なんとか盛り返して同点で後半になったが、勝ち越し点はセレッソ。

やはり本間がスピードを生かして攻め入り、グラウンダーの早めのクロスを送る、というスピードのある攻めが、見事に得点につながった。

 

新潟は、新加入選手らを交代出場させて、チャンスをうかがったが、ゴールを奪えず。

逆に、痛恨のオウンゴールで、ダメ押し点を献上。

試合は決まってしまった。

 

ああ、6連敗

せっかく先制したのに、3失点で敗戦。

新潟は、またまた最下位に逆戻りしてしまった。

他の下位4チームも敗戦だったので、他の順位は変わらずじまいなのだが、タメイキ…。

 

今日の試合を見ていても、セレッソと比べて劣って見えたのは、予測とスピード。

単なる足の速さもあるが、選手同士が動いてスペースを作るのが早い。

そこに一歩早く進むのはセレッソの選手。

新潟は、特に1歩目のスピードが遅かった。

しかも、危険性の予測も遅れ、ボールが動いてから動いているから、ピンチになりやすい。判断と予測のスピードを上げないと、今後も厳しい戦いが続くことになりそうだ。

 

それにしても、試合後のセレッソのサポーターが舩木にエールを送るシーンにグッときた。

やっぱり、チームに愛される存在だったんだね。

新潟サポもも、あいさつに来た至恩や元彦くんへの拍手や声援は大きかったけど、それ以上にセレッソサポの舩木に対する愛が伝わってきた。

出ていった舩木へのメッセージ横断幕を掲げて、今後の健闘を期待するセレッソサポの姿に、「ああ、愛されるいい選手をもらったんだなあ」と思った。

そういう覚悟を決めて来てくれたいい選手たちの力を最大限に引き出す努力をして、勝利してほしいなあ。

今日なんか、3点のうち2点は相手にサービスしてあげたようなものなのだから…。

後半の終盤なんか、交代出場した選手たちが走り回ってがんばる姿を見て、切なかったよ。

次こそ、勝とう!!

 

Visca Albirex !!

 

 

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サポも選手も戦いぶりはすばらしかったけれども… ~2025第24節ホーム サンフレッチェ広島戦~

2025-07-21 11:47:36 | アルビレックス新潟

サッカーJ1リーグ第24節、ホームでの試合。

われらが新潟のサポの熱量ある応援が、すごかった。

Nスタンドのサポーターたちは、試合前の練習のさなか、大音量で「アイシテルニイガタ」を歌って、選手たちを鼓舞した。

しかも、スタンドの中央にサポーターたちを集めて。

それだけではなく、スタンド全体にも、立って歌って応援してほしい、と呼び掛けて。

それは、対面のSスタンドで試合を見守った私らの方にも響いた。

その響きは、耳や体にだけではなく、心まで。

ジンとしびれた。

こんなにこんなにすばらしい応援をしてくれるすばらしいサポーターがいるチームになったんだ、と感動していた。

あの新潟市陸上競技場で戦っていて、応援する人たちもまばらだった頃から四半世紀がたち、アルビレックス新潟はこれほどまでのサポーターを有するチームになった。

それだけではなく、窮地にあえぐチームを救おうと、ありったけのことをしようとしているのは、涙腺がゆるむほどすばらしいことだった。

こちらも、昨日は、試合を通してずうっと拍手と時折の声出しで応援し続けた。

 

今節の対戦相手は、現在5位のサンフレッチェ広島。

5位ながら、韓国で行われ、日本が優勝した東アジアE-1選手権に、日本代表として最多の6人も招集されたチーム。

おまけに、FWのジャーメイン良は、5得点を挙げ大会得点王になっている。

ある意味、今一番ノッている選手が多いチームだ。

でも、今季のアウェイでは勝っている相手だし、負けたくない。

 

先発メンバーには、右サイドバックに磐田から来た植村、ボランチに柏から来た白井の2名の名前があった。

ところが、試合開始早々に攻め込んだ広島のジャーメインが最初のシュートを放つと、新潟の選手に当たったボールは、運悪くフリーの広島の選手の前へ飛んだ。

それを決められ、試合開始1分強で、もう失点。

運やツキにも見放されているような失点だった。

 

かさにかかって攻めてくる広島の猛攻を耐えに耐えてしのぐ。

とにかくよく動く広島の選手たちに、後れを取る場面もいくらかは見られたが、それ以上の失点はなんとか防いだ。

どんな試合でも、15,16分すると相手の勢いはそがれていく。

我慢だ我慢だ、と思いながら見ていると、1失点でしのぎ切り、反転攻勢に移った。

失点は残念だったが、新潟の選手たちの懸命な守備の姿や、攻撃に移ったときの打開を図ろうとする姿に、勝利への気迫を感じた。

自由に攻撃はさせないと、相手に負けじと必死に守る堀米。

今回初めて右ウイングで使われながら、走り回っている笠井。

左サイドから突破を図ろうとする奥村。

1トップのはずなのに、危ない時には駆け付け、相手にリズムを渡さないように全力で攻守に気の利いた動きをしていた小野。

どの選手も、本当によくやっている。

なのに、なぜ勝てないんだ!?

 

前半は、1失点でおさえた。

後半勝負で、出足で失点しないように…

…と思っていたのに、後半開始3分もしないうちに、追加点を許し、0-2。

勝ち点3が遠のく…。

 

それでも、選手交代を使って打開を図る新潟。

右ウイングに島村、3バックにして左に舩木と、ベンチにいた新加入選手も起用した。

すると、スピード感が上がった。

相手のプレスを受けながらもひょうひょうとしてパスをつなぐ舩木。

ボールを散らしたり奪取したりして、ボランチとしてよく動いて落ち着いたプレーを見せた白井。

藤原とはまた違ってはいるが、安定感がある守備と攻撃への転換を見せた植村。

鋭い動きとドリブルで前進力があり、期待感を感じさせた島村。

さすが、みなJ1経験者だ。

この試合こそ勝てなかったが、新加入選手たちの輝く個性の輝きを随所に見ることができた。

新加入の4名の選手の皆さん、窮地の新潟によく来てくれました!

今後のさらなる活躍を楽しみにしています!!

(脳震盪の疑いで退場した島村が少し心配だけど。)

 

攻めはしたけど、結局ゴールは割れずしまいで、0-2。

やはり決定力が課題。

 

サポたちの情熱的なあと押し。

選手たちの必死な戦いぶり。

期待の持てる新加入選手たちの輝き。

たくさんよいものを見せてもらった。

ただ、「よいものを見せてもらった」ではいけないのだ。

勝たなくては順位は上がらない。

今節最下位の横浜Fマリノスが勝ち、新潟はこの負けでついに最下位に落ちた。

 

広島戦でフル出場した白井は、昨季柏で残留争いをした経験から「もっと勝ちにこだわる貪欲さを付けないと」と話していたという。

貪欲さを付けるというのはどういうことか、具体的なイメージとプレーや行動の共有が必要だ。

 

今日、また一人広島から、小原基樹選手の新加入(期限付き移籍)が決まった。

来てくれる選手もいる。

残り14試合、奇跡の連勝を期待したい。

 

Visca Albirex !!!

 

 

 

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新加入選手たちの活躍に期待

2025-07-20 13:19:28 | アルビレックス新潟

さて、いよいよ中断されていたリーグ戦が始まる。

今夜は、ホームでサンフレッチェ広島戦。

昨日の試合では、目下の目標相手湘南がセレッソ大阪相手に引き分けに持ち込み、貴重な勝ち点1を獲得。

降格圏の新潟や横浜の2チームから離れようとする勢いを見せた。

 

なお、アルビから湘南に移籍していった太田は、先発出場して元気に(?)プレーしていたのが映像で何度も見かけた。

が、彼は「別れたら、別の人」。

そうなのだ、「あの人は、行って行ってしまった」のだが、今夏の新潟はそういう選手が多すぎた。

5人もいた。

しかも、4人は完全移籍で、帰ってこない。

 

今月の上旬までは、「アルビはなぜ出ていく選手ばかりで、入ってくる選手がいないのだ。」

と嘆く人や、「強化部長は仕事をしていないのか。」などと憤る人もいた。

でも、ちゃんと強化部は仕事をしていた。

新たに4人の選手が、アルビに来てくれた。

そのうち2人は、完全移籍での加入なので、覚悟の深さがうかがえる。

 

ちょっと「出入り」を整理してみる。

ボランチの秋山や宮本が出て行ったが、代わりに白井や植村が入っている。

DFでは、稲村の代わりに起用が期待されそうなのが舩木。

小見や太田のようなウイングの攻撃的な選手として、島村が入っている。

そして、4人の選手は、1つに限らず、2つ以上のポジションをこなすことができる。

植村は、サイドバックとしての起用が濃厚だと言われている。

藤原も、堀米、ゲリアもケガで出場が危ぶまれているから、即スタメンかもしれない。

 

ちなみに、新潟日報紙は、今日の広島戦予想先発メンバーに、なんと新加入選手を3人も登場させている。

期待に満ち満ちている。

はたして、どんな起用となるか?

 

それにしてもアルビは完全降格圏にいるチーム。

勝利が、勝ち点3が、のどから手が出るほどほしい。

だけど、選手たちには、悲壮感であふれるような雰囲気の試合はしてほしくない。

先日、テレビのインタビューで出演していた堀米主将が言っていた言葉も大事だと思うのだ。

それは、「楽しむ」ということ。

今のこの厳しい状況までも、なかなか味わえないものだという意識をもってこれを楽しむくらいの感覚で、力を出し続けてほしい、と願う。

楽しむくらいなら、その余裕を真剣に試合にぶつけろ、というファンも多い。

でも、ただガチガチになってやっていただけでは、十分な力は発揮できない。

試合ができることを、サッカーができることを楽しみながら、勝利に向かってほしいのだ。

 

はたして、今日アルビは、どんな試合を見せてくれるだろうか?

暑い一日を締めくくる、熱い試合を目撃したい。

それでは、スタジアムに行ってきます!

 

Visca Albirex !!

 

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新潟、東洋大に勝てず ~2025天皇杯3回戦ホーム東洋大戦~

2025-07-17 14:23:34 | アルビレックス新潟

今日の午前中は、1週間ぶりに7キロ余り走った。

そういえば、1週間前は、宮本・太田の相次ぐ移籍に気分が落ち込んだから走ったのだということを思い出した。

今日走りたくなったのも、昨夜の天皇杯3回戦で新潟が東洋大に負けて、気分が落ち込んだからだった。

 

さて、昨夜の試合、先発メンバーは、このとおり。

リーグ戦でなく天皇杯の試合だからメンバーを落としたのではなく、相次ぐ選手の移籍やけが人の続出で、こんなふうにしか組めないというのが悲しい。

それは、ユースの選手まで2名入れていることから分かる。

まあ、それでも、今まで出場機会が非常に少なかった顔ぶれ、DFの優心・森・史哉や、MF起用の若月・ミゲルらに期待することにした。

 

NHKBSのサッカー中継の解説は、田中達也と川澄奈穂美という、アルビに非常に関係が深い二人がゲストであった。

なるべく中立な解説をするということだったが、どうしても話題はアルビレックスがらみになる。

でも、そんなところはとてもいい感じだった。

 

ところが、試合は全然いい感じではなかった。

なにしろ、つなぐサッカーをするはずの新潟が、パスがつながらず、全然前進できない。

センターバックの二人、史哉からも森からも、全く効果的な縦パスは出せなかった。

また、本来中央のボランチの選手である優心が右のサイドバックを務めたが、そこがねらわれて何度かピンチを招いていた。

ボランチ起用の高木は、危険な火を消そうと前半早いうちから何度も体を張っていた。

前にボールを運べず、東洋大に決定的なシーンを作られても、運よくしのげて前半も終わろうとしていた。

 

そのアディショナルタイムだった。

優心が倒されてファウルだと思ったら、審判はそれには触れずに東洋大のボールの行方を追うと、そのボールはゴール前に送られ、飛び込んできた選手に見事に決められてしまった。

攻撃の糸口もつかめ寺、おまけに前半終了間際に失点、これは痛い。

なんとか改善しないと、アマチュアの大学生チームにぼこぼこにされるぞ、と危惧した。

 

そこは入江監督、しっかりテコ入れを図った。

優心に代えて舞行龍、ミゲルに代えて元希。

史哉は、優心のいた右サイドバック。

そこは、史哉もしっかり守れるポジションだ。

この選手交代が見事に効いて、アルビレックス新潟はプロサッカーチームに復活した。

特に、舞行龍の守備そして縦パスがいい。

史哉も右サイドから気の利いたパスを送れるようになった。

また、前の方でもそれまで動きが消えていたミゲルに代わって入った元希がよく動く。

すると、前半守備に追われていた高木や橋本が攻撃に力を注げるようになった。

ポンポンポンとパスがつながり、相手ゴール前に迫る。

ものの5分もしないうちに、ゴール前に攻め上がった橋本のシュートで、あっという間に同点に追いついた。

これが、プロのサッカーだよ、東洋大諸君。

逆転も時間の問題だな、と思いながら見ていた。

 

後半12分、久々にこっち側に東洋大のボールが来た。

けれども大丈夫、DFの森が余裕をもってGKにパスを送った。

…と思ったら、そのパスは、全く短くて、後ろから来た東洋の選手にゴールを決めてください、というようなミスキック。

これは、アマチュアの東洋大でも絶対にしないミスキック。

そんなミスを、プロのチームの選手が大事なところでやってしまうのだから、勝利は逃げていく。

あっさり勝ち越し点を決められ、1-2。

またしても、流れは変わってしまった。

 

このあと新潟は、攻めたことは攻めたが、東洋大が新潟の攻撃に慣れてきたことと、両チームともこの日の暑さにやられて動きが鈍くなってきたことがあって、結局ゴールは割れず、1-2のまま試合終了。

 

 

プロのチームは、アマチュアのチームの前にあえなく敗れ去った。

それが第一の屈辱。

第二の屈辱は、試合後、東洋大を応援した人たちが、「アイシテル東洋」を歌ったこと。「アイシテルニイガタ」は、アルビレックス新潟のサポーターが奥田民生の曲に詩を付けた、特別なチャント。

奥田民生の許可はまだもらえていないはずだが、それでもアルビレックス新潟で歌われたことが多くの人々に支持されたようで、今ではサッカーでも野球でも自チームの応援によく使われるようになった歌。

それが、対戦相手に凱歌として歌われるとは、屈辱以外の何ものでもない。

第三の屈辱は、見事に恩返しを食らったこと。

去年稲村のルヴァン杯決勝出場を願って、多くの新潟サポが稲村の東洋大に寄付金をしたのだったが、そのお礼をこうして返されたのだった。

まあ、仕方ないな、負けたのだから。

この屈辱は甘んじて受けるしかない。

 

でも、負けたことをプラスに転じよう。

延長戦にならずに終わったことで、日曜日の試合までに選手の体力回復が少し楽になったということ。

そして、現状で試合に使える選手とそうでない選手の区別がはっきりできたこと。

新加入の選手たちを生かしたいポジションがはっきりしたこと。

これらは、この敗戦があったからこそ、なのだ。

 

さあ、悔しいけれども、あとはリーグ戦での勝利に絞って前進あるのみ。

 

Visca Albirex !!

 

 

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行ってらっしゃい、秋山裕紀!

2025-07-13 22:26:06 | アルビレックス新潟

いよいよその時が来たね。

行ってらっしゃい、秋山裕紀!

 

アルビレックス新潟の秋山裕紀選手のチーム離脱の発表があった。

海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、本日をもってチームを離脱ということだ。

慌ただしくチームから出ていった前の2選手とは違う理由。

間違いなくサッカー選手としてのステップアップ、海外移籍。

彼のコメントを見ていく。

 

このたび、海外移籍に向けてチームを離脱することになりました。

プロサッカー選手になるという僕の夢を叶えてくれたこの大好きなクラブとのお別れが、ついにやってきたかというのが、今の正直な気持ちです。幼い頃からずっと夢見ていた「プロサッカー選手になって、海外で活躍する」という大きな目標へのチャンスをいただき、海外で挑戦することを決断しました。

 

人生は2度ない。

若いときしかできないチャレンジの機会が巡ってきたのだ。

どうして反対する理由があろう。

それなのに、彼は言う。

 

現在のこのような順位の中、シーズン途中にチームを抜けることになってしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、アルビレックス新潟は必ず残留できると信じています。

 

チームのことを心から思っていることが伝わってくる。

そして、「必ず残留できると信じています」の言葉が、チームメートを信じていることも。

 

高校を卒業してアルビレックス新潟に入団してからというもの、彼のサッカー人生は、決してエリートのそれとは異なっていた。

次の、続きのコメントを見ても分かる。

 

2回の育成型期限付き移籍期間はありましたが、高校卒業後に加入してから6年半もの間、皆さんがホームでもアウェイでもつくり上げてくださった最高の雰囲気の中、6番を掲げてずっと応援してくださった方々と共に、これまで戦ってこられたことをとても誇りに思っています。

 

彼が入団したアルビレックス新潟は、J2のチームだった。

そして、2年目は沼津へ、3年目は鹿児島へと、いずれもJ3のチームへ育成型期限付き移籍を体験している。

だが、4年目には、もう試合出場を求めて他チームへは行かない、と彼は強く決心した。

仮に試合に出られなくても、新潟で練習して戦力となれるまで力をつける、という固い決意で彼は努力した。

そして、その2022シーズンが進むにつれ試合に出られるようになっていった。

試合の後半に交代出場して、試合の流れを変える攻撃的なパスを供給できるようになったのである。

今も忘れない、2点ビハインドの徳島戦。

秋山のするどいパスがゴール前に通ると、そこに飛び込んだ堀米が見事に同点ゴールを決めたのだった。

あの試合で、秋山は間違いなく新潟に欠かせない選手になったのだと記憶している。

そして、2023年には、日本選手№1の、世界58位のパサーとして名を知られるようになった。

こうして、彼は、アルビレックス新潟というチームで、地道に6年半の間努力を続けてきたのだった。

その努力を実らせたのだともいえる。

この新潟の地で。

 

昨年は、副キャプテンの一人として自覚をもってチームを引っ張る姿も見せた。

その彼が、今年は副キャプテンを同じボランチの宮本に譲っていたのは、夏に海外に移籍する可能性があるからではないかと、ずっと思っていた。

それが、図らずも当たっていたらしい。

 

その秋山は、最後まで、新潟への感謝を残している。

以下を読んでジンとした。

 

アルビレックス新潟を通して出会えたすべての方々のおかげで、今の自分があります。ここまでの道のりで決して楽なことはありませんでしたが、周りの方々に恵まれ、走り続けることができました。お世話になった方々へ直接のご挨拶はできませんでしたが、みなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからのサッカー人生も全力で挑み続けていきたいと思います。海外から自分の活躍を皆さんに届けられるように、精一杯努力します。

 

どんな時も優しく包み込んでくれた温かいこの街が、これからも変わらず大好きです。6年半、本当にありがとうございました。

 

行ってきます!

 

コメントから、「アイシテルニイガタ」の心が強く伝わってくる。

本当にいいやつだな、と思う。

だからこそ、彼の旅立ちに当たって、今までの感謝とこれからの成功を祈りたい。

まだ、どこのチームに行くのかわからないけれど。

 

行ってらっしゃい、裕紀!

健闘と成功を心から祈っているよ。

 

 

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まるでくしの歯が抜け落ちるように…

2025-07-09 21:28:50 | アルビレックス新潟

まるでくしの歯がボロボロと抜け落ちるように、アルビレックス新潟、主力級の流出が止まらない。

 

太田 修介 選手 湘南ベルマーレに完全移籍のお知らせ

 

昨日は岡山に宮本、今日は湘南に太田。

決して格上のチームへの移籍ではないのに、出ていってしまう。

宮本の移籍には驚きつつも、仕方がないかな、と思えた。

だけど、今日の太田のコメントには驚きを隠せなかった。

移籍に当たっての彼のコメントにあった言葉だ。

 

今回の移籍にあたって、寺川強化部長は僕を引き留めてくれましたが、僕自身で決断しました。

 

引き留めてもらったけど、自分で決断って、どういうこと?

これって、

「大事な戦力だから、よそへ行かないでJ1残留を目指すチームのためにがんばってくれないか」

という願いに対して、

「いえ、僕はこのチームにいたくないので出ていきます」

ってことだよなあ。

そう考えて、寒くなった。

それほどまでに新潟に対するチーム愛がなくなったか、と思ってしまった。

まあ、コメントのその次の文章には、何行にもわたって、ファン・サポーターはじめ、パートナー企業やホームタウン関係者、フロントスタッフ、強化部、監督・コーチングスタッフ、マネージャー・エキップ・ランドリーや清掃にあたるスタッフ、オレンジカフェの人々、広報部、メディカルスタッフ、チームメイトと、お世話になった人をいちいち細かくあげて、「本当にありがとうございました」と言ってくれてはいる。

でもね、その「ありがとう」も、結局は見捨てて出ていくんだろ?…と思ってしまうと、軽いあいさつに見えてきて仕方がない。。

 

これが、シーズン終了後なら、拍手で送ってあげられるのだけど、今はチームが一番苦しい時だからねえ…。

素直に拍手で送りだせない自分がいる。

 

でも、いつも言っているように、

「別れたら、次の人。別れたら、別の人。」

「去っていく選手には感謝を。残ってくれる、あるいは来てくれる選手には激励と応援を。」

なのだ。

 

サヨナラ、太田修介。

今までありがとう。

あなたの、娘の得意ポーズだという、独特なあの仕草、私は好きだった。

J1再昇格1年目、開幕当初の豪快なシュートシーンは忘れられない。

あの荒々しさの復活をずっと願って応援していたけど、それも今日でおしまい。

あとは、アルビに残ってがんばる選手たちを応援する。

他チームに移籍した選手を応援する余力は、特に今季は残っていないから。

 

太田の移籍が発表された今日だけど、きっと聖籠の練習見学一般公開には、今日もたくさんのアルビを応援する人たちが駆けつけたのだろうなあ。

残る選手たちよ、がんばって!

ずっと活躍を願っている。

そして、勝利を祈っている。

 

Visca Albirex !!

 

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