ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

前半戦を象徴するような、どうしようもない試合でドロー…

2018-06-30 22:42:58 | アルビレックス新潟

いよいよ2018シーズンも折り返しを迎える第21節。
J2アルビレックス新潟は、ホームで水戸と対戦。
現在13位の新潟は今節を何としても勝ち、後半戦への弾みとしたい。
ハードワークが売りの水戸とはいえ、水戸は現在7勝3分け10敗の15位。
新潟より下である。
下である、と言いながら、ここまで前半戦でどれだけ下位チームに敗れてきたか。
それも、むざむざとホーム、デンカビッグスワンスタジアムで。
私は、アウエーにはいけない家庭事情なので、ホームで歯ぎしりするような試合ばかり見せられてきた。
明日からは7月。
勝ったのを見たのは、3月25日の徳島戦のみである。
以来、リーグ戦ではビッグスワンで勝てていない。
だから、観客数も減少の一途をたどっている。
負けるにしても、一生懸命やったから仕方がないよな、と思えるような試合内容ならよいのだが、そんな内容のホーム戦はなかった。
どんどん首位とは離されていき、今やこの体たらくだ。
スカッとした試合が見たい!

…こんな思いいっぱいで足を運んだスタジアム。
試合が始まると、その思いとは反するようなものとなって進んで行った。
水戸の攻勢が続くのである。
それでもなんとかそれに耐えて、速攻でチャンスを作り、ターレスが決めた。
先制。でも、1-0では安心できない。
ようし2点目か、というゴールは、オフサイドの判定。
なんとか相手より早く次の得点を、と願いながら前半終了。


ハーフタイムには、明日の本間勲の引退試合のために、懐かしい新潟OBの野澤洋輔、ファビーニョ、鈴木慎吾が場内を1周し、盛んに拍手を浴びていた。

新潟OBの前で恥ずかしい試合はできないぞ、がんばれ、新潟。
…そう思った後半開始。
みじめにも1分過ぎた頃、あっという間に水戸に同点ゴールを決められてしまった。


まだまだこれから、という思いとは裏腹に、新潟の試合運びはますます迷宮にはまる。
なかなかボールを保持できないのだ。
水戸の攻撃をなんとかはね返すばかりで、セカンドボールにほとんどからんでいけないのだ。
自分がボールをさばいたら、そこで終わり。
次への動きがないのだ。
味方の動きを助けるような動きを中盤の選手たちができていない。
だから、前線の選手が孤立する。
後ろではね返すか、横にパスするばかりだから、相手としては全然怖くない。
数少ない攻撃でも、相手には予測可能な攻撃しかできないものだから、得点のにおいがしないのだ。
ずるずるとつまらない試合を引きずり、試合終了。
今日もホームで勝利はならず、引き分け。
前半戦を象徴するような、どうしようもない試合内容で引き分け。


いよいよ末期症状になったなあ、と思う。
新潟のプレーに、こうなったら怖い、というものがない。
昔、J1で弱いチームだった頃も、新潟のチームの、選手の、ここが怖い、というものがあった。
今は、ない!
相手を圧倒するくらいの、何らかの怖さがない限り、1勝はあっても、連勝はあり得ない。

だから、後半戦の浮上は、はっきり言って期待できない。

だけど、応援には行く。
悔しいが、迷走の先を見届けるしかない。
残念だが、それが、前半戦を終えた今日の気持ちである。
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ええ~っ!?…39℃!!!?

2018-06-29 18:00:30 | 自然・季節
今日は、サッカー日本代表の「今までにない決勝トーナメント進出」のニュースに混じって、朝から各地の異常気象に関するニュースが次々と報じられていた。
九州地方で短時間の集中豪雨、関東地方の梅雨明け、新潟県・山形県などでの気温の上昇、滋賀県米原市での突風…などなど。
昼のニュースで、新潟県では、長岡市が午前中で37℃の高温になったと報じていた。

私は、午前9時過ぎから、家で栽培しているミニトマトの背丈がだいぶ伸びてきたものだから、支柱を補強していた。
30分ほどで汗びっしょりになってしまい、下着を含めて着替えをするはめになってしまった。

その後、10時過ぎから、娘のリハビリの一環として3,000歩以上の散歩をしてきた。
今日の午前中は、すばらしい青空。

日陰に入るのが気持ちよかった。
着替えた服も、またまた汗でびっしょり濡れてしまった。

蒸し暑く陽射しも強いなあと思いながら、運動公園の木陰を休み休み散歩をして、家に帰る途中のことだった。
外気温の表示を見て、驚いた。

38℃!!?(写真は数字が見づらいが)
この地で、こんなに高い気温表示を見たことがない!
まだ6月だぞ、暑過ぎる。
そう思いながら、携帯で写真を撮っていた。
すると、その途中さらに高くなった。

39℃!!!
こんな高熱、体温でもめったにない。
それなのに、この気温の高さ!

娘と、道理で汗をかくわけだ、と納得!
家に帰って、3,300歩の散歩を終え、今年初めて2人そろって扇風機のお世話になった。

幸い、午後から気温は下がったが、まだ本当の夏になっていないのだよな。
これからの本物の夏の暑さが思いやられる…。
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梅雨の季節の花見RUN

2018-06-28 22:44:32 | RUN
走りながら季節の花を見る、見つける。
それが、私のRUNの楽しみにもなっている。

春は春で、その季節にしか見られない花が咲いていて、楽しかった。
大会に出ても、花を探している。
4月の笹川流れマラソンの時には、いつもカタクリの花やキクザキイチゲの花を探している。
見つかると、思い切り体を動かせる春が来たぞ、という気持ちになれる。

今は梅雨の時期なので、アジサイやタチアオイなどが街角にも公園にもあふれていて、その色合いの違いなどを見て楽しんでいる。
今日の夕方は、非常に蒸し暑かった。
雨は上がったものの、まもなく暑い夏がやって来ると感じた。
そんな空気の中、走りに出かけた。
今日は17km走ったが、アジサイやタチアオイのような栽培種ではなく、野草等の花見RUNを楽しんできた。
ノギランが咲いていた。


オカトラノオが咲いていた。


ノリウツギが咲いていた。


そして、その名の中に「秋」をもつ、ハギ(萩)の花まで見つけた。

盛夏もまだなのに、秋の花ハギの花は早過ぎやしないか?
なんてことを思ったりもした。

走る自分に、美しい花を見せて励ましてくれる植物たち。
その楽しさを存分に楽しみながら、その季節を感じ、その中を走って行こう。
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もうすぐ開設10年…と思ったら、今回がちょうど1,400回目だったとは…!!

2018-06-27 21:03:57 | 生き方
こうしてここにブログを開設してあと1週間弱で10年となる。
早いものだなあ、と思う。
あの頃は、NHKの趣味の番組で「ブログを始めよう」みたいな番組があったのだった。
それを見て、自分もやってみたいなと思っていたし、千葉県にいる弟がもう始めていたし、知っている人がやっていたのを知ったり、ということで、ちょっとした憧れがあったのだ。
そして、単身赴任中であったので、少しだけ自由な(?)時間があったことも確かだ。
50代をどう生きていくか、その足跡を少しでも残してみたいな、と思って始めたので、旧名は「五十路ON MY WAY」という標題を掲げたのであった。

それが、五十路は終わってしまい、「ON MY WAY」だけ残して続いている。
定年退職後のこの1年余りは、毎日更新を心がけているし、それが可能な日常生活となった。
昨日までの閲覧は、609,987 PV。
訪問者は、のべ235,485 IPとなっている。
別に増やそうとしている訳でもないので、その数を問題にすることはないが、およそ61万回、のべ24万人と考えると、それなりに結構な数になったなあ、と思ってしまう。

書くジャンルも、12種類に増え、多い方から次のようなものに関して、つらつらと書いてきた。
①生き方(326)
②アルビレックス新潟(247)
③草花(208)
④RUN(168)
⑤お出かけ(92)
⑥新潟(85)
⑦自然(65)
⑧育業(59)
⑨ひと(56)
⑩うた(49)
⑪スポーツ(27)
⑫読む(17)
…まあ、ジャンルが明確に分かれる訳でもなく、内容的にその区別はあいまいなのではあるが…。

なぜ今日、これを書きたくなったのか、今計算してみて分かった。
回数を数えてみたら、昨日までのエントリー回数は、1,399回だったのだ!
そして、今回でちょうど1,400回となるのだ!!
われながら、この偶然性に驚いた。

偶然だが、無意識だが、10年で1,400回目の記事が今回である。
まあ、だらだらと、つらつらと、生きている限り、自らの日々の思いを、もう少し綴り続けていきたいと思う。
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結構楽しめているガクアジサイ

2018-06-26 21:48:51 | 草木花
梅雨の時期に咲く花と言えば、アジサイだが、個人的にはガクアジサイの花の方が好きだ。

わが家には、ガクアジサイが2種類生えている。
少しずつ色付き、近ごろはだいぶ綺麗に色づいてきたなあと思っていた。



それが、先週あたりからは、青、白、水色、黄緑などの淡い色合いが見た目にも美しいなあというものが増えてきた。

花が咲いていないけどつぼみの色合いがきれいに見えるもの、


咲きかけたもの、

花がいっぱいに咲いているもの、

など、その咲き方の違いが今は見ていて楽しいなあと思う。

ふんわりしたアジサイは、その色の変化が楽しい。
が、ガクアジサイは、色の変化と合わせて小さな花の咲き具合を見ているのも楽しい。

その花言葉は、「謙虚」だとのことだ。
出しゃばらずに、さわやかに咲いている姿に似つかわしい花言葉だなあ。
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今までにない、日本代表の自信をもった戦いぶりに魅せられている

2018-06-25 21:48:09 | スポーツ
サッカーワールドカップロシア大会、Hグループ第2戦、日本対セネガル。
日本時間は、真夜中12時試合開始だった。
アルビレックス新潟の攻められっぱなしの試合を見た後、疲れてしまった。
10時を過ぎて、「寝るか」と寝ることにした。
もし12時に目が覚めたら、日本-セネガル戦をテレビ観戦することにしようっと。
目覚ましセットは11時50分だったが、目が覚めたら時計は0時4分だった。
おお、目が覚めたか、と自分に言って、茶の間ですでに観戦中の息子に合流した。

画面からは、世界のプレーのすごさが伝わってきた。
いやあ、セネガルのスピード、今の流行言葉で言えば、「半端ないって。」
あの身体能力!
スピードがありながら、チームプレーを徹底できている。
以前のアフリカのチームなら、身体能力に任せて組織的なプレーはできなかったものだが、今は違うらしい。
こんなすごいチームが相手では、日本の選手たちは戦いようがないのではないか、と、劣勢を自覚した。

ところが、である。
体格で劣る日本代表だが、動きで負けていないのである。
「敏しょう性」が日本の持ち味だというが、身体能力の余るセネガルの選手たちの隙間で、細かく動き回り、ボールを奪取するのである。
選手たちの思いが伝わってきた。
動き負けしない。
絶対に勝ってやる。
1人でダメなら2人で相手に当たる。
ボールを奪い取ったら、前線へ縦パスを送る。
相手が迫ってきたら、怖がらずに速いパスを味方に送る。
確かに相手の攻撃は脅威だったが、それに対応できている日本チームがいた。
身体的不利を工夫で補って、十分に戦えていた。
そのことに感心してテレビ画面に釘付けになっていた。

もう一つ感心したのは、メンタリティである。
日本は、今まで世界の相手に精神的に圧倒されることが多かった。
それが、この日の戦い方は違った。
セネガルに前半11分に先制されてしまったのに、粘り強く戦い続け、縦パスを生かして長友―乾で同点弾をたたきこんだ。
後半も、日本がチャンスをつかみながら決め切れずにいたら、71分に勝ち越されてしまった。
ところがところが、それでもめげずに、78分に何人もからんで、最終的に本田が同点ゴールをたたき込んだ。
先制され、勝ち越され、2度も窮地に陥ったのに、2度追いつくことができた。
強いチームでなければ、このような2度も追いつくような戦いはできないと思う。
技術はもちろんだが、精神的にも強くたくましいチームになったなあと感心する。

強くなったのは、自信がもてるようになったことがあるだろう。
日本では見たことのないプレーに面し、世界の広さ・すごさに驚き、ため息をつく。
日本代表であっても、そんな姿を見せる選手は今まで多くいた。
ところが、今回の選手たちからは、そのような姿を見えない。
皆、本気になって勝とうとしている。
そして、勝つためには一人一人が何をしなくてはいけないかを突き詰めてプレーしている。
その上で団結している。
ここに至るまでには、何人ものプレーヤーたちが外国に渡り、レベルの高いサッカーの中で己が通用するまでに技術を磨き、己にしかない武器を磨きして、ここまで力を高めてきたことが根底にあるだろう。
個々が自信をもって、そして力を合わせて確かな策を展開して戦い、今の日本代表選手たちが躍動している。
そんな戦い方がすごく魅力的に見える。

今までに見たことのない、日本代表の戦いぶり。
対コロンビア、対セネガルの2戦を通して、すっかり魅せられてしまった。
次のポーランド戦では、どんな戦い方を見せてくれるだろうか。
非常に楽しみだ。
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コーナーキックを14本も与えながら、スコアレスドローに持ち込んだ…!?

2018-06-24 22:01:12 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第20節、新潟は、アウエー町田戦。
水曜日に試合を行ったことがもともと配慮されていたような日程。
水曜日に試合をした新潟と甲府は、共に土曜日ではなく今日日曜日が試合日となっていた。

試合開始。
甲府に1-5で大敗を喫した新潟は、そのショックが大きいのか、全く攻め手がない。
3位町田に対し、前半は、攻められっぱなし。
対するに町田は、積極的にボールに絡んでいくし、刈り取っていくという感じ。
セカンドボールもなかなか取れない。
ほとんど自陣で守りに時間を費やすしかないまま、チャンスもなく前半が終わる。

やろうとしているサッカーが明確になっている町田と、まだ試行錯誤している新潟との違いなのかとも思う。
前半町田のシュート8本に対し、新潟は0本。
だが、情けないとか、前J1のプライドが、とかはもう言わない。
前節の惨敗で、これが今の実力なのだ、と腹をくくることにしたから。

いつ失点するかと思うくらいに、相手町田のコーナーキックの機会は多かった。
その回数たるや試合全体を通して14回。
同一リーグの試合でこんなにコーナーキックの機会が一方的に多い試合は見たことがない。

それでも、後半15分以降は、それなりに新潟にもチャンスが生まれるようになった。
だが、61分の加藤大とか、79分の矢野とか、絶好のチャンスを逃してしまうと、やはりピンチ一辺倒となってしまう。
結局、0-0のスコアレスドロー。
後半は、シュートを3本うったが、枠内シュートはなし。
町田に13本シュートを打たれながら、決定力がなくて助かった。

ま、いっか。
…という感じ。
前半の劣勢を見れば、負けなくてよかった、と思わされてしまう。

いよいよ次節が、リーグ戦の折り返しの試合となる。
相手を圧倒することができない限り、浮上の気配は感じられないなあ。
それでも、応援はしていく。
次節は、ホームで水戸戦。
相手に合わせることなく、圧倒する試合を見てみたいものだ。
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沖縄地方は梅雨明けとのことだけど、新潟県は梅雨入りもまだ

2018-06-23 22:14:44 | 新潟
沖縄地方では、梅雨が明けたという報道があった。
早い梅雨明けだなあ、と思いながらも、あれ?ここ新潟県に関しては、たしかまだ梅雨入りしていなかったよなあ、と思った。

関東甲信は、6月6日に梅雨入りしているのだが、新潟県はまだだったはずである。
ここ2週間くらいは、どんよりしたくもり空の日もあるし、雨が降った日もあった。
だが、梅雨入り宣言は聞いた覚えがない。
昨年を調べてみると、6月21日が梅雨入りだったそうだから、まだということでも不思議はない。
平年は6月12日がその日だそうだから、10日以上遅れているということになる。
もっとも、新潟県は、気象庁の分類では、北陸地方に属することになっている。
北陸地方は、6月10日頃梅雨入りしたということらしいが、新潟県で梅雨入りしたならしたと報道があるはずだ。

今日の空も、日中はくもり空となっていた。
だが、雨は落ちてこず、今は月と星がきれいに輝いている。
ここのところ、梅雨の時期としては過ごしやすい日が多い。

今はこんなふうに梅雨入りが遅れていても、天はきまぐれだ。
7月から8月にかけては、集中豪雨も訪れやすい。
まあ、油断なく過ごしていかなくては。

…さて、昨日紹介したタマサボテンの花。
予想より1日遅れたが、今夜になって1つ花を咲かせた。

蛍光灯の下なので少し青っぽいがやはり華やかだ。

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明日は咲くかな?

2018-06-22 18:30:32 | 草木花
毎年6月下旬になると、この花の咲くのが楽しみだ。
毎年のように紹介しているが、わが家一番の美人花、タマサボテンの花である。
鉢は5つあるのだが、そのうち4つの鉢で、5つのサボテンからつぼみらしきものをつけた。

最初は、こんなふうに、ポチッと角のようなものが出てくるところから始まる。


このうち、最も大きなサボテンから出たつぼみが、少しずつ首(?)を長くしてきた。

4日前は、こんな具合だった。

そして、今日は、先端がピンクに色づいて、もう少しで開きそうなところまできた。

今夜あたり、咲くかもしれない。

サボテンの中でも、月下美人の花は、夜に咲いて夜にしぼむが、このタマサボテンの花は、開花してから翌日の夕方近くまで咲き続ける。
明日は、きれいに咲いた姿を拝める(?)かもしれない。

そして、残りの花も次々と咲くのが楽しみだ。

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「岩瀬の清水」の水を汲む

2018-06-21 22:14:57 | 新潟

「岩瀬の清水」は、阿賀野市の指定文化財になっている。
この清水の珍しいところは、小学校の敷地内にあることだ。

グラウンドの近くから入っていくと、東屋のように屋根が付いたその下に、水が出ている。

この名水を求めて、近隣の人々がやって来る。

すぐそばに立っている案内の札

によると、この清水については、次のようなことがわかる。


江戸時代の中ごろから、この清水の名声は広まったと言われている。
明治36年に、この詞水場のすぐ前に小学校が建てられた。それ以来、子どもたちの飲料水としてのどを潤し、地域の人たちや子どもたちの手によって、大切に守られてきた。
昭和30年に宮中の歌会始の御題「泉」に入選した地元出身の方が、この清水を題材にして、次のように詠んでいる。

湧きいずる山の泉を引き入れて 先生も生徒も大切に飲む

この泉は、昭和63年5月に笹神村の文化財に指定され、貴重な地元の財産として後世に伝えてゆくことにしている。


この清水を口にしてみると、確かにやわらかくておいしい水だ。
先日、この近くに行く用があったので、大きなペットボトルを3本持って行き、水を汲んで来た。
今週は、朝のコーヒー用にこの水を使って飲んだ。
いつもよりまろやかな味がした。
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