ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

地上の小花火のように咲いていた ~ショウジョウバカマ~

2020-03-23 22:17:30 | 草木花
先日は、青色花のキクザキイチゲのことばかり書いたが、きれいだなと思ったのは、そればかりではない。
満開だったのは、和名は、「猩々袴」。
「ショウジョウバカマ」と読む。



今までも、このブログには、春の花として何度も登場している。
以前には、野生のショウジョウバカマにもいろいろな色の花が咲くことがわかって、それが面白かったことを書いたこともある。

今年の春も、いろいろな色の花を見つけたのだが、それだけではない面白さを見つけた。
それは、咲き方の形である。


今回は、咲いている形に魅かれた。
下から茎がまっすぐに伸びていて、その上に細身の花びらがたくさんついているのだが、いろいろ見ていると、その姿が空を彩る打ち上げ花火のように見えてきた。


夜空に丸く広がる花火のように



丸く広がった後、枝垂れるように散る花火のように



空中で、ねずみ花火のように何方向かに光が広がる花火のように



川沿いに花開く花火のように


様々に咲いているショウジョウバカマの花姿は、植物ながら「地上の小花火」。


1つ1つを夜空に開く花火に見立てて、色も形もたっぷり楽しめる花。
そんな魅力に初めて気付いたショウジョウバカマの花見であった。

コメント
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