ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

一日千秋の思い

2011-06-30 22:22:42 | ひと
早いもので、今日で1年の半分が終わる。
1年1年過ぎていくのが早くなるように思う。
その時間の流れの早さを感じている人は多いだろう。
焦りに似た思いでいる人たちも、今年は多いはずだ。
3・11以来家族の消息が分からない人も多い。

そんななか、この6月、佐渡に渡った時に、一日千秋の思いで何十年も再会を待ちわびている人たちに会った。
その一人、曽我ひとみさんたちが、両津港で署名活動を行っていた。
被災のニュース、原発のニュース、災害復興のニュースなどは流れるが、拉致被害者たちの早期帰国を求めるニュースは、とんと出なくなってしまっている。
とても切ない気持ちになり、自分も名前を書いて来た。

佐渡から帰って以降、時間の流れの早さを思う時、この曽我さんたちのことがを思い出されてくる。
新潟県の拉致被害者は何人もいる。
なんとかならないのだろうか、と。
親の世代の人たちは、相当高齢になってきているのに…。
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雑念払拭、ひたすら走る

2011-06-29 21:50:25 | RUN
毎日毎日の仕事の中で、人間関係の醸成や調整に関することが結構多い。
心も体も不調だが、そこでめげている訳にはいかなくて、降ってくる難題は消化せねばならぬ。
ある程度うまくいっている時はいいのだが、うまくいかなくなると、とたんに自尊感情はなくなり、ひたすら自分を卑下し始める。
自分の能力を疑い、ささいな失敗を引きずり始める。
そんな時、他者から自分のことをマイナス評価されると、もう落ち込むのは、I’ts so easy.

…てな訳で、梅雨のじめじめ感が、体を通って心まで侵しているような気分になってしまった。
こうなると、何をしていても気分は、the very deepest bottom に沈み込む。


夕方、無性に走りたくなった。
幸い、外は雨が上がっている。
左ひざの調子はまだおかしいが、歩幅を小さくし、無理のないペースで走ることにした。
いつものコースを、雑念を入れながら走る。
過ぎてしまったことは、もうどうしようもないことなのだが、悩む。
くよくよ悩む。
どうしてまあ、こんな自分なのか、と悩む。
悩みながら、走る。
歩かずに、走る。

走りゆくうちに、周囲の風景も少しは目に入るようになる。
8日前に走った時は満開だった、ある家のピンクの夾竹桃(キョウチクトウ)。
今日は、花びらの大半が、茶色くなって垂れ下がっている。
あんなに美しく咲いていたのに…。
「花の命はみじかくて、苦しきことのみ多かりき」
と、林芙美子の言葉が浮かんでは消える。
そう。
いいことは長く続かず、苦しいことは多いよなあ…。
「花のいのち」とは、もっと違う意味なのだろうが、なんとなくその言葉に納得する。

雑念たっぷりに走りながら、走って苦しくなってきた自分を思う。
少しずつ、悩み―精神的な苦しみ―に、肉体的な苦しみが追いついてくる。
不思議なもので、悩み自体の苦しさが薄れてくる。
こうして肉体をいじめることで苦しくなるのは、精神的な苦しみを味わうよりはるかにましだと時々思う。
少しずつ、悩んでいたことがばからしくなってくる。

やがて、走り終える。
梅雨時の湿気の多さに、汗が止まらない。
まだ、心が開放されたわけではないが、走り通したという達成感がある。
39分43秒。
調子のよいときより4分も遅い。
でも、少し楽になった自分をそこに見つけたのだった。

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キンシバイを見かけて…

2011-06-28 18:54:55 | 草木花

キンシバイ。
「金糸梅」と書く。
この時期に結構咲いている。
全体として見ると、確かに金色であり、梅の花を大きくした形をしている。
ビヨウヤナギ同様に、オシベが結構長いが、ビヨウヤナギほどではない。
花びらが小さいものもあるが、大きいものもある。
秋になって見かけたこともある。
大きいのは、きっと園芸種なのだろう。
この金色が美しいと思う。

3年前に単身赴任をしていたときに、近くの酒屋さんの土地でひときわ大きくあでやかに咲いていた。
よく世話をしているからだろう。
その咲きぶりの見事さに、よく足を止めて飽かずながめていたものだ。
あのお人柄のよい酒屋さん一家は、お元気だろうか?
ふと、そんなことを思った、今日のキンシバイ…。
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梅雨時は、不調

2011-06-27 22:34:03 | 生き方
ここ数日、雨が降り続いている。
天気予報も、毎日局地的な大雨に注意することを呼び掛けている。
新潟も、よく大雨の予報が出ている。
この時期、雨の心配もあるのだが、ここ数年、自らの体も梅雨の時期になると、結構不調の箇所が多くなる。
10年余り前の腰痛もそうだったが、近頃の朝も、左腰や右肩(首)に軽い痛みがある。
今日は、夕方立ち上がろうとしたら、左膝に痛みが走った。
俗に、季節の変わり目は…と言うが、梅雨のこの時期も、季節の変わり目に当たるのだろうか。
雨が降っているので、この1週間RUNも休んでいた。
そうしているうちに膝も弱ってしまった?

雨が降ると、気分的にも落ち込み気味。
仕事上でもあまりよいことがない。
何かで気分転換もしたいのだが…。
アルビレックスも勝てない試合が続いている。
咲いている花も種類が少なくなって、アジサイやタチアオイなどに限られている。
いいこと、ないかなあ?
晴れが望めない時は、じっとがまんするしかないのかな?

体も、心も、不調のこの頃である。



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新潟県代表が都市対抗野球に出場決定

2011-06-26 22:13:00 | 新潟
こんなところからも、新潟県の野球のレベルが上がってきているのが分かる。
夏の都市対抗野球というものは、新潟県にまったく関係ないものだと思っていたが、昨年予選を勝ち上がって、バイタルネットが、本大会に出場した。
今年もまた北信越大会決勝に進出。
見事に長野県代表チームに逆転勝ちして優勝した。
これで、バイタルネットは2年連続の本大会出場が決定。
今年は、ぜひ本大会でも1回戦を突破してほしい。
勝利して、高校野球の日本文理高のように、新潟の野球のレベルが上がってきたことをさらに見せてほしいなあ。

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またしてもロスタイムに失点…

2011-06-25 21:51:51 | アルビレックス新潟
ホームでは、新潟は毎試合、接戦を行っている。
広島と0-1。
仙台と1-1。
そして、今日はセ大阪と1-1。
しかも、相手に得点を許しているのが、後半終了直前。
仙台戦も、セ大阪戦も、苦しい中先制して、ロスタイム。
あと数分で試合が終わる、勝てる、というところで同点弾を許している。
歯がゆい。
悔しい。
今日もまたその感覚を、味わいたくないのに味わうはめになってしまった。

今日は、スタジアムに行けない。
飲酒を伴う会があって、そちらの出ていた。
なんとか終わって、急いで家に帰ってテレビをつけた。
ロペスがゴールしたばかり。
いいぞ、今日こそ勝てる!

いよいよロスタイム。
8試合ぶりに勝てる!
ロスタイムに失点なんて、そうそうあるものじゃな…
…いはずだろう、おい!
あっさり入れられてしまった!

これで、9試合連続勝利なし。
これは、昨年の8試合連続を上回る。
数年前、エジミウソンが移籍した年にも、下位に低迷したことがあったが、あの時よりも、守備力はある。
だから、いい試合は多い。
しかし、最後の最後で失点するのは、応援する方としては非常にこたえる。
とはいうものの、一番こたえているのは、選手たちであろう。
切ないのは、見ている方以上だろう。

37歳のGK小澤もがんばって好セーブを連発していたのだがなあ…。

これからは、けが人やU-22代表チームメンバーも帰ってくる。
必ずプラスαの効果が出るはず。
夏の反攻に期待しよう。



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金の糸の輝き ビヨウヤナギ

2011-06-24 22:17:26 | 草木花

ここのところ、周辺で見かける花で美しさを感じるのは、未央柳。
いや、美容柳と書くのかな?
ビヨウヤナギが美しい。
美しさの秘密は、そのオシベ。
まるで、金の細い糸のように、輝いている。
中国での呼び名が、金糸桃だとか。
まさに、そのオシベたちは、金の糸。
この前載せた、オトギリソウに似ている、と思うと確かにオトギリソウ科。
地面に低くたくさんの葉を広げている。
花びらよりも、オシベの方が美しく見えるという花。

<オトギリソウ>

有用、薬用、多感、幸い…。
それらが、このビヨウヤナギの花言葉。
つまりは、役に立つということかな?
最初は、ビウヤナギかと思ったら、ビウヤナギ。

「美容」の名もあり、なんとなく気高さも感じさせる花である。
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浦和エジミウソン選手、カタールのチームに移籍

2011-06-23 21:57:48 | アルビレックス新潟
2004年アルビレックス新潟がJ2からJ1に上がった時、それまでの外国人FWマルクス選手に代わって契約したのが、エジミウソン選手だった。
エジミウソン選手は、当時まだ若く無名のブラジル人選手だった。
J1でアルビレックスが生き残れたのは、まず間違いなくこのエジミウソンのおかげだった。
細身の体で、スピードに乗ったドリブルやフェイントで相手をかわし、ゴールを決めるその姿には、新潟のサポーターは皆、興奮したものだ。
4年間で、公式戦138試合に出場して76得点を記録。
素晴らしいエースストライカーだった。
そのエジミウソン選手が、より給料が高く、より強いチームに、ということで4年後、浦和レッズに移籍してしまった。
新潟を応援する人々は、皆残念に思ったものだった。

浦和では、2008年から今までプレーしてきたけど、浦和に行ってから太ったこともあり、新潟にいたときほど活躍していた感じはしない。
でも、ワシントン選手が退団してから浦和のFWとして欠かせない働きをしてきた選手だった。
彼以降、どういうわけか、新潟で活躍した選手が、浦和に移籍している。
今春は、マルシオ・リシャルデス選手や永田充選手。
それでいて、なかなか勝てない現状で、J1の下位に低迷しているのが、今の浦和なのだが…。
先日の試合で、久しぶりに浦和が勝った。
得点を決めた外国人選手は、マルシオ・リシャルデスとエジミウソン。
まあ、アルビレックス新潟を支えた二人だから、活躍できるのはいいなあとは思った。
ところが、試合後のエジミウソン選手の口から出てきたのが、この記事の内容。
ふうん。
本人は望んでいない移籍なのか。
金があると思っていた浦和も、こういうことをするのか、と思った。
日本暮らしが長かったエジミウソン。
高給にはなるだろうけど、カタールのチームには、新潟や浦和のような熱狂的なファンは少ないであろう。
どうか、元気で、と祈りたい。
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【ピークカット15%大作戦・第3回トライアル結果】

2011-06-22 22:10:45 | 新潟
新潟県の「ピークカット15%大作戦・第3回トライアル結果」が発表された。
去年に比べたら、よい。
目標としていた値を達成した、というのも、よい。
ただ、前日とほとんど同じデータだったというのだけがちょっと気になった。
前日より蒸し暑い日であったから、前日並みは評価できるとも言える。
ただ、日中の仕事中の節電は、厳しいものがある。

今、西日本の方でも、同様の節電作戦が行われているようである。
ぜいたくに慣れ過ぎている現代の私たち。
少し倹約を考えるのも悪いことではない。
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イチゴの季節~わが家の庭~

2011-06-21 20:53:32 | 草木花

昔のイチゴは、今ほど甘くなかった。
もっと酸っぱかった。
そして、粒がもっと小さかった。
だから、食べ方が違っていたのだろう。
あの頃は、イチゴは、必ず砂糖をかけて食べていた。
それに、牛乳をかけて食べていた。
イチゴをスプーンの背でつぶしてやわらかくしながら果汁を出し、それと砂糖・牛乳を混ぜながら食べるのだった。
なぜそうしていたのかと言えば、そうやって食べたほうがおいしかったからである。
その頃のイチゴは、今より酸っぱくてかたかったのだ。

わが家の庭は、今、イチゴの実るピークの時期である。
このイチゴは、今住んでいる家をここに建てた時、もとの家からひと株くらい持ってきたイチゴだったと思う。
それが、結構繁殖して広がっている。
今年は、かなりたくさん、白くきれいな花が咲いた。
そのせいか、ここ数日よく実がなっている。
ただ、完熟を待っていると、ナメ○○が先に食べてしまうのだ。
だから、その少し前に摘まなくてはいけなくなってしまう。
ともかく、昔ながらに酸っぱくて小さいイチゴ。
昔住んでいた家や子どもの頃を、懐かしく思うのである。
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