ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

青空を求めての一人ドライブだったが…

2008-10-27 22:35:24 | お出かけ
寒くなった。コタツを入れた。
ここ新潟県境の地は、冷え込みが厳しい。
西高東低の冬型に近い気圧配置。
朝起きると、雨だ。今日一日天気は悪そうだ。
冬になるといやというほど見る鉛色の空。今から鉛色の空を一日見ているなんて、気が滅入りそうだ。あー、いやだ、いやだ。

青空が見たくて、一人ドライブに出かけた。
県境を越えて、福島県の中通り地方の南部へと車を走らせた。
しだいに、青空が多くなってきた。青い空に紅葉した山々が美しい。
下郷町の塔のへつりは、紅葉シーズンということで、観光客がひきをきらなかった。
次はどうしようか?と思案したとき、この近くで、先月、国道289号線が、西郷村と下郷町でつながったことを思い出した。
3年ほど前に、夫婦で雪割渓谷から甲子温泉までのルートをドライブしたことがあった。
その時、びっくりしたことがあった。国道289号線が、途中で、人の歩く登山道にかわるのだ。国道というのは、必ず車の通る道なのだと思っていた。それが、甲子温泉の途中で、車の通れない道、ただの登山道になってしまうのだった。
その珍しい国道も、トンネルや橋ができて、新しい道になってしまった。だから、今までの登山道は、国道の指定を外れ、ただの山道になってしまった。
なんだか、とても残念だ。

一人ドライブをして、雪割橋などあちこちで写真を撮りながら、西郷村から白河市まで抜けた。
しかし、一人ドライブは、つまらないものだ。
自由なようだが、ここは以前は妻と一緒に通ったなとか、あの時は息子がいる関東まで車で言ったなとか、そんなことばかり考えてしまう。
結局、ドライブが楽しいのは、そばに乗ってくれる人と時間を共有していると実感できるからなのだなあと、改めて思った。

かつて2回、妻と一緒に食べた白河のラーメン店に寄って、その後3時間かけて、福島県内を巡って、新潟の住宅に帰って来た。
互いが単身赴任の今だから、なかなか夫婦でドライブもままならない。
次に出かける機会はいつになるのだろうか?
予定は立たないが、雪の降る前に、二人で時間を共有するドライブに行きたいものだ。

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ツルリンドウの実 勇気付けてくれるのは、野に咲く草花

2008-10-25 23:17:42 | 草木花
先日、御神楽岳に登ったとき、本当に急いで焦って登ったのだけれど、そういう時でも、私の楽しみは、自然に咲く草花たちを見つけることなのだ。
自然状況の厳しい中、まるでその環境の中でしか生きられないかのように咲いている草花がある。そして、見事に花以後、結実しているものもある。

今回は、登りのきつい時、登山道に、赤く実をつけているものを見た。
ツルリンドウの実だった。
ツルリンドウは、咲いているときは、うす紫で、本当にリンドウの仲間だなあと思わせる色と形をしている。
しかし、実は、何か女性的なセクシィさを感じさせるのだ。
緑の葉、そして先にポツンと赤い実をつけている。丸くなっている先端。磨いたような丸さ。
まるで、ルージュのような感じ。
周囲に咲いている花もない道である。紅葉を別にすれば、その赤さはひときわ引き立つ。
山の中でルージュもへったくれもないようにも思うが、大自然の中で、いかにも人間の造作のものを連想させる対比が面白い。

さらに、下ってきたら、出口に近付いてきたと思えるところに、キバナアキギリが咲いているのを見かけた。
人は、咲いている花を見て美しいと思う。
しかし、花は、人に綺麗だと思われようとして咲いているわけではない。
すべては、人間の心の持ちようだと、思う。

まもなく、山は厳しい冬を迎える。しかし、低木の中には、すでに新芽をたくわえているものもあった。
たくましい、自然の中の草花、樹木。
負けないたくましさで、五十路を生きていきたいものだ。
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焦りながら、御神楽岳に登ってきた

2008-10-22 23:14:46 | 自然・季節
平日ではあったが、よい天気が続いたので、久々にお山にトレッキングに行きたくなった。2か月前に、浅草岳に行って来て以来だ。
今回は(も?)新潟県と福島県の県境の御神楽岳に行くことにした。
ただし、行くことに決めたのが午前の少し遅くだった。ガソリンの残量が気になったが、「ええい、行ってしまえ。」とばかりに、強行。
ところが、ガソリン残量がさらに少なくなった警告灯が点いてしまった。
まずい!
御神楽岳の登山口に行くまでには、山道・砂利道も通り、少し山の中に入る。
「こんな所で、ガス欠になったら…。」
クマが出るかも、人里までは歩いても時間がかかる。
そんなプレッシャーが心を襲う。
登山口到着は、午前11時!駐車している車は、3台。
登山カードを見ると、ある人は、登山カードに6:00~12:00予定と書いていた。
おお、もう下りてくる時間ではないか!?
私の予定は、11:00~16:00と書いて、いざ登山開始。
登り始めが遅い。帰りが遅くなると、山はすぐに暗くなる。暗くなると、道に迷いやすい。
入口に、「平成16年に登った人が、未だ行方不明。」との看板が、心をさらに焦らせる。
でも、まあ、行けるところまで行って、2時までには下山を開始しよう。そう思って、歩を進めた。
登りが、急ぎ足で行くので、あっという間に息が上がった。
太ももが張った。ふくらはぎがつらくなった。なかなか上りが終わらない。
登るときに、比較的早い時間に、3人の人とすれ違った。
えっ、もし自分に何かあったら、誰も気づかないってこと!?
不安でいっぱいになりながら、上を目指した。

幸いに、13:20、ついに山頂へ。四方がよく見え、紅葉風景も見ることができた。
下りは、楽。
…そう思ったのが甘かった。確かに下るスピードは速かったが、なかなか登山口にたどり着かない。ちょっとヘロヘロになった。
結局、上りを2時間15分で行ったのに、下りは2時間かかってしまった。
やはり、登山に焦りは危ないということをつくづく実感した。
あー、無事に帰れてよかった。
ガソリンも、スタンドまでぎりぎりもった。助かった!

数日たっても、まだふくらはぎ痛、太もも痛は消えない。
さすが五十路。はぁ…。
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50歳。早すぎる知り合いの逝去に思う

2008-10-17 16:35:28 | 生き方
私は、50代を生きているが、私より3歳ほど若い知り合い(男性)が、突然倒れ、その1週間後亡くなった。
今日は、その告別式があった。
遠い親戚として知っているだけなので、あまり深い付き合いはなかったが、いつもニコニコしている人だった。酒の好きな人だった。
友だちが多く、通夜にはたくさんの友だちが来てその早すぎる死を悲しんでいたという。
ところで、私の父も、50代半ば過ぎに、突然亡くなっている。
だから、思う。
自分もいつ死ぬか、わからない。だから、今という時を後悔したくないなと。
わが人生に、悔いなし!
と言えるような生き方をしたいと思うのだ。

…しかし、何が今の自分のライフ・ワークなのだろう?
確かに、してきた仕事には、力を入れてきた。
それなりの成果も残してきたとは思う。
でも、時々、自分ならではの生きてきた証って、何だろう?と考えたりする。
このままでは、悔いだらけのような気もする。


幸い、自分は、まだ生きている。
日々追われているような毎日ではあるが、もう少し迷いながら、惑いながら、自分なりの生きがいを探していきたいとも、思っている。
50代にして、まだ自分探しをしていきたいと思っている私である。
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気持ちよく眠りにつきたいのに…

2008-10-09 12:11:34 | 生き方
毎日毎日が、けっこうしんどく終わっていく。
一日を終えて、気持ちよく眠りにつきたい。
ああ、今日一日がいい日だったなあと思って、明日への期待をふくらませて、床に就くようにしたい。
気持ちよく眠りにつくには、その日一日の中で、一番気持ちよかったことを思い出してみるのがいい。
気持ちよかったこと。私は、それをスポーツに求めることが多い。
応援している人やチームが勝利すると、よくやったと思い、いい気分で眠りにつくことができる。
例えば、北京五輪での北島の世界新での優勝。優勝でなくとも、バドミントン・末綱・前田組の勝利。
日常的には、ひいきチームの勝利。例えば、サッカー・アルビレックス新潟の勝利。野球・阪神タイガースの勝利。…などがある。
ところが、どうしたことか、最近は、寝つきがよくない。なぜなら、アルビレックスも阪神も、あまり調子がよくないからである。
アルビレックスは、勝利が少なくなり、降格争いに紙一重でとどまっている。阪神は、巨人に追い上げられ、アップアップである。
昨夜は、阪神が巨人に敗れ、ついに巨人の方に優勝マジックがついてしまった…ガックリ。
おかげで、寝つきがよくなかった。
気持ちよくぐっすりと眠りたいのに…。
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某大臣の妄言に憤る

2008-10-03 22:15:01 | 「育」業
「日教組(日本教職員組合)の強いところは,学力が低い」
などという妄言を吐いて、辞めるはめになった大臣がいた。
当新潟県は、日教組の組織率は高いですよ。80%近くありますからね。
でも、あの何億円もかけて行った全国学力テストの結果を見ても、新潟県は低くありませんよ。ちゃんと、全国平均の前後ですから。
こんな発言をする人は、いったいどこを見ているのだろう。
本人の「勝手な思い込み」で、施策を行われたら、たまったものではない。
日本は、首相が、何年も務めることがない。ましてや、各大臣は、「内閣改造」の名のもとに、コロコロ、コロコロと顔ぶれが変わる。
そして、時々自分の思い込みで宣言や声明を出して、周りに「変われ!」と迫る。
とてもたまったものではない。
現場は、皆、必死になって勤めている。
昔のように、「先生様」でいられる時代なんか、20年以上前に終わっている。
子ども一人一人に向き合えるように、一生懸命やっているのだ。
その現場の苦労も知らないで、ただ思い込みを言い放つ。
そういうことをできることが、うらやましい。
現場をのぞいてほしい。現場に足しげく通ってほしい。
大臣の考えていることと、現場がどれだけ違っているかが、わかるであろう。
皆、現状への不満などはありながらも、必死になって自分の時間を削って教育に携わっているということが。
それでも様々なことが、教育の周辺で起こっている。
旧来の学校ではとてももたなくなっているのだ。
教師の意識改革くらいでは、改善できないのだ。
手厚い支援策を打ち出してもらうのを、現場はずっと待っている。
必死になって、こらえながら、子どもたちのためと言いながら、がんばっている学校関係者の方が、圧倒的に多いのである。
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涼しくなったら、新潟清酒だね!!

2008-10-02 23:02:53 | 生き方
9月も半ばまでずいぶん暑い日が続いたのに、彼岸の前あたりから急速に涼しくなった。
涼しいというより寒いくらいだった朝がある。現在住んでいるところでは、朝方の冷え込みが厳しい。
涼しくなったら、途端に夕食で飲むアルコールの種類が変わった。
ビールから清酒へ。もっとも、ビールと言っても高いから、もっぱら第三のビールの発泡酒であったが。
清酒は、やはり地元新潟のものがよい。淡麗辛口と人は評する新潟清酒。飲むときの日本酒くささが少ない銘酒が多い。
有名な銘柄には高い値段を付けて売っているのもある。〆張鶴、麒麟山、八海山、雪中梅、天神囃子、越の華などが好みの銘柄である。しかし、それ以外でも、新潟清酒には、あまりひどい酒はない。
すっとのどの通りがよく、しっかりした味があり、良い気分にさせてくれるのがいい。日本全国どこへ行っても、やはり新潟清酒が一番だと思う。
私自身、一升瓶を買うのに、どんなに金を出しても2000円前後である。
今、地酒で気に入っているのは、麒麟山酒造から出ている地酒、「はでっぱの香」だ。地元の酒屋さんの組合が作ったのだとか。
この酒は、冷やでもいいのだが、燗をして飲むのがいい。燗をすると、うまさが、ふくらむ気がする。
今夜も、この「はでっぱの香」を温めて飲んだ。
ああ、う・ま・い!
一日働いた自分へのごほうびが、晩酌。
明朝も冷えそうだなあ。
今から、明日の夜のイッパイを楽しみにして寝ることにしよう
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