ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

近いから走ってしまおう

2015-06-28 21:46:03 | RUN
春から勤務先までの道のりが5kmもなくなった。
以前の勤務先もその前の勤務先も、20km弱あった。
だから、帰ることまで考えるとさすがに走って行ったことはなかった。
たまに最寄りの駅から2kmくらいを走るとか、さらに前の駅から5~6kmを走るとかがせいぜいであった。
今の勤務先だと、5kmない。
走って行ける!
ただ、朝はあわただしいのと走った後の汗の始末に時間がかかるのとで、出勤時に走って行ったことは2回くらいしかない。
夕方、職場の近くで飲み会がある時、余裕があれば家に車を置きに行き、ランニング姿になって走って行ったこともある。
職場に着替えを用意しておき、汗の始末をする時間さえしっかりあれば、可能なのだ。
近頃は、「わずか5km」と思えるようになった。
多少の汗はかくが、走っても苦しいと思ったり筋肉痛になったりすることはない。
わずか5kmくらい、走って行った方が気持ちがいいと思うのだ。

昨日の土曜日も、午後から用があった。
だから走って行った。
少しだけ走る距離を長くしたいので、わざと遠回りしながら走って行った。
すると、まだ1km以上残っているのに、ザアッと突然の土砂降りに襲われてしまった。
雨具を持ってきた訳ではない。
どうせ汗で濡れるか雨で濡れるかの違いしかない。
そう思うと気が楽になった。
帰りも少し濡れながら走って帰って来た。

関川マラソンで傷めた左足裏の皮のズレはまだ治っていないので違和感はあったが、やっぱり走れるのっていいなあ、と思った。
また機会があれば、勤務先への往復くらい走ってしまうことにしよう。
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痛みに耐え(!?)ハーフを何とか完走~関川マラソン②~

2015-06-25 21:23:11 | RUN
12㎞地点を過ぎ、いよいよ道は、去年12kmの種目に出て走ったから、知っているコースへ。
まず、この1kmがつらい急激な上りコースだ。
丸山大橋を通るために、一気に駆け上がっていかなくてはならない。
途中で給水所があるが、熱中症予防に、ポカリスエットだけでなくただの水も飲む。
さらに、筋肉痛を起こさぬように、左脚、右脚両太ももに水をかける。
かけられた水が足にも落ちて、靴を濡らし、豆のできた足を冷やしたようで、少し痛みが引く。
そうやって上って行ったが、やはり急なのぼりのダメージは大きい。
この間1キロ6分33秒もかかっている。
おまけに、脚に残していた余力まで奪われたような気がした。
丸山大橋から平野部の眺めは、非常に良い。

【3年前の春】
ただし、丸山大橋を渡ると、今度は一気に下りとなる。
急カーブで傾斜も急なのだが、脚が疲れてスピードが出せない。
それでも、まだ5分30秒前後で走れていたのだ。
平坦な道となり、ここは、土手沿いに春なら桜が美しいところ。
以前、妻と何回か訪れたことがある。

【これも3年前の春】
15㎞地点近くの高瀬温泉に給水ポイントがあったのに、16㎞地点近くにも給水ポイントが設けられていた。
今日のように暑いと、給水ポイントが多いのはありがたい。
しかし、「ここが最後の上りだよ。」と坂の入り口で係の人が励ましてくれたが、ここが確かにきつい上りだった。
そして、上り切る頃、今度は左足裏に異変が。
足の裏の皮がむけた、いや、ずれてマメができたのであった。
そのため、きちんと走れずに、痛みとの戦いとなってしまった。
ここまで来たのに…と、思いながらあまり体重を乗せないようにしながら走った。

残り約2kmは、荒川沿いを走る土手道。
その直前の橋を渡るとき、新たに具合の悪くなった人を乗せた救急車が通って行った。
今日は、暑い。熱中症になる人も多いようだ。
さて、残り2km余で目標とする2時間まで10分強。
直線距離で、ここはスパートし、ペースを上げる予定だったが、左足をつくと、痛い!
というわけで、スピードを上げられずに、一定の遅い速さで走るのが精一杯。
最後だと思って、スピードを上げて抜いていく人たちがうらやましい。
残り何百mかで、目の前には、ご夫婦で12kmを走ってきたと思われる年輩の2人が。
ゼッケン・カラーが違うので、12kmの参加者とわかったのだ。
あきらかにダンナさんの方が奥様の方に合わせ、励ましながら走っている。
「ステキだなあ。」と思ったので、「あと少しです。がんばりましょう。」と声をかけて先を急いだ。
ようやくゴールにたどり着いた。
これでもう走らなくていい、と足は悲鳴を上げていた。
しかし、悲鳴を上げていたのは足だけではなかった。
体全体だったことが後でわかった。
記録証を受け取り、タイムは2時間を1分40秒上回っていた。
やはり目標に届かなかったのが残念。
でも、よく走り切った。
預けていた荷物を受け取り、腰を下ろしてふれあいどーむ内で座り込んだ。
立って歩こうとしたら、目の前が真っ白になりそうでふらついた。
ダメだ。体すべて疲れている。もっと休まなくちゃ。
かなり長い間へたり込んだ後、参加賞のおにぎりとわらび汁をもらいに立ち上がった。
その途中、「お楽しみ抽選」の発表が掲示してあったので、「これだけがんばったのだから、何か当たっているといいなあ。何かちょうだいよー。」と思いながら掲示板を見ると、番号があった。

当たっていた。ラッキー!
景品をいただきに行くと、ランニング用半袖が当たっていた。

米や酒でなくて残念!?…とは言わない。いただいておこう。
笹川流れマラソンでは、特製の塩が当たっていたし、2回続けて今回も当たったのはうれしい。

おにぎり


わらび汁

をいただいた後、ゆっくり着替え、疲れを少しでもとるためにと、道を挟んで向こうにある「桂の関温泉ゆーむ」に優待券(ただ券)を生かして汗を流しに行った。
しかし、さすがに浴場は満員。体を洗う場所を確保するにも時間がかかった。
それにしても、くらくらするわ、座り込みたいわ、体は本当に疲れていた。

外は、ぽつぽつと雨が降り出していた。
雨に当たりながら痛む足を引きずり、ようやく車のところに戻り、帰宅の途についた。

最大の教訓。靴は走り慣れている物を使うこと。
ハーフでこんなにぐったりしてしまうのでは、やはりフルマラソンへの挑戦というのは難しいよなあ…と思ったしだいであった。
まあ、ゴールできたことが最大の喜びだったけどね。

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痛みに耐え(!?)ハーフを何とか完走~関川マラソン①~

2015-06-24 21:29:39 | RUN
関川マラソンに参加してきた。
今回のエントリーは、昨年の12kmとは違って、ハーフ。
21km余の距離であった。
この日の天気は、晴れ。
22,23度くらいはあった。
暑い日ざしがきつかった。
受付、開会式の会場となる「せきかわふれあいどーむ」。

頭上には、ぐるりとドーム半周にこのような長いものが(矢印)。

その先には、これ。

ヘビの頭。
つまり、これは、「大したもん蛇祭り」で使う大蛇。
スタート地点となる国指定重要文化財の渡辺邸前まで移動する

とき、村上元旦マラソンや笹川流れマラソンでも走ったSNさんやここの近くに勤務するYさんに会い、互いの健闘を誓った。

スタート地点のタイム別スタート場所を明示する札を持つのは、小さくかわいい子どもたち。

いよいよスタートを迎える。

スタートして1㎞地点に行くまでに、墓場の中を走るので有名なこのコース。
スタート時の渋滞があったのに、最初の1kmが5分15秒とは早すぎる。
距離があっていないのじゃないか?なんて思いながら、行くと、2kmポイントでは1キロ5分36秒ペースとなっていた。
12㎞コースと分かれて大石方面へ向かうと、道路のすぐそばを大石川が流れており、心地よい。
陽射しが結構強く、木立などの影に入るとほっとした。
こういう山のコースを走ると、道路脇の山野草に眼がいってしまう。
あまり大して珍しいものはないが、オオバギボウシなどを見つけては、おおっと声を上げてしまった。
給水地点があったせいか、5㎞地点で計測し忘れてしまった。
しかし、5分30秒台のペースは変わらなかったらしい。
6㎞地点での計測では、2kmで11分15秒だったから。
途中、女性Runnerが倒れていて、係員が日傘で影を作っているシーンに遭遇した。
今日は暑い。女性Runnerは、上下とも黒の長い衣類を着用していたから、熱中症になったのだろう。
7㎞少々の折り返し地点が近づくと、すでに折り返してきたSNさんや胎内市ロード大会で会ったSIさんたちとすれ違ったので、声をかけあった。
2人とも結構早いなあ。
10kmくらいの距離なら対等に近い速さで競えるけど、私の悲しさは、長い距離になるほど走りなれていなくて難しくなる。
まあいいさ。へこへこと走り切ろう。
このペースで行って、後半少しでも上げられればいいのだ。

ところが、走っていて、まず右足の中指や薬指に違和感あり。
これはどうやら、単純な「靴ずれ」ですな。
今日は、暑くなるので体力を少しでも残せるように、と久々に軽いシューズを着用してみたのだった。
しかし、最近はいて練習していなかったので、靴ずれを起こしてしまったらしい。
それでも、工夫して走っていると、どうやら上りの道では痛くない。
下りの道になると痛むということがわかってきた。
まあ、ごまかしながら行けるところまで行こう。
本当に痛くなったら、ウエストポーチに入っている救急絆創膏を貼ることにしよう。
まずは、我慢だ、我慢。
ひたすらそう念じ、走る。
まだ、ハーフの距離の半分まで(10km余り)行っていないのだから。
だけど、途中棄権なんていうのだけはいやだからね。

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PC復活! v(^0^)/

2015-06-23 22:06:55 | 生き方
メーカーの修理センターに修理を依頼したパソコンが、返ってきた。
さすがにドキドキする。
正常に動くかどうか、というより直接パソコンに保存していたデータが使えるかどうか。

同封されていた「修理返却のご案内」という説明書きを読むと、
「修理・搭載OSによってセットアップ画面が表示されるまで約1~5時間かかる場合があります。」
なんて書いてあった。
説明書の文字も、こうしてそこだけフォントが大きくなっていた。

アダプターをコンセントにつないでみた。
おお、通電している印として、パソコンの一部に灯りがともった!
さらに、電源をONしてみる。
標示されたPCの画面が、なかなか変わらない。
まだ数分。1時間もたったわけじゃない、と自分に言い聞かせてまたしばらく待つ。

すると、やがてパスワード入力画面に変わった。
おお、これは、ひょっとするとすべて大丈夫かもしれない…と、期待して待っていたら、画面に大きくニリンソウの花の画面が!
これは、春に撮ってPC画面の背景にしていた、懐かしい写真!
やったあ!
他のたくさんのデータも使えることが分かった!
ああ、よかった。
この10日間余り、PCを使えずになんと不便だったことか。
当ブログの更新も、「プツン!」をたった一度、ガラケーで更新しただけであった。

修理報告書によれば、

ご依頼内容:通電しない。
診断結果:ご依頼の症状を確認致しました。メイン基板の交換により症状が改善することを確認致しました。
修理内容:メイン基板故障の為、交換いたしました。作業後、症状の改善確認及び各種ハードウエア検査を実施致しました。

とのこと。

かかった費用は、長期保証が使えなかったため、3万7千円強。
購入した家電量販店は、「まずはデータを消去することを前提として修理に出してほしい。」と言った。
私は、「可能な限りデータが残るよう努力してもらえませんか。」と希望を口にしたら、店員は、「それは、約束できません。」データを消去してもよいことが、修理に出す条件です。」と言ったのだった。
それで、メーカーに電話したら、長期保証は使えないが、「なるべくデータが残るように努力します。だめなようなら連絡します。」と言ってくれた。
だから、期待を込めてメーカーに修理を依頼したのだった。

高くついたが、それでも、貴重なデータやソフトが使えるので、まずはよかった。
今後は、小まめにデータのバックアップをとろう。
「プツン!」なんて目にあって、どれだけ困るか、よーくわかったからね。

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プツン!

2015-06-14 20:42:43 | 生き方
金曜日、パソコンを立ち上げ、インターネット接続していたら、突然「プツン!」と音がして、パソコンの電源が落ちた。
えっ?
な、何???
その後は、何をしても、パソコンに通電せず、困ってしまった。
修理に出すことにしたが、販売店は、まずデータはなくなると言う。
そんなのはいやだ!
何のための長期保証だ!!
少しでも悪あがきして、メーカーに再度直接電話。高くなりそうだか、なるべくデータが残るようにしてもらうことを頼んで修理を依頼した。
写真や住所録など大切なデータがたくさん保存してあるパソコンなのだ。
なんとかデータを残して修理ができることを祈るばかりなのである…。
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一途で憎めぬ男、川又堅碁

2015-06-09 22:05:24 | ひと

ホームに名古屋を迎えると、新潟のサポーターには思うところがある。
昨シーズン途中で移籍した川又がいる。
川又は、先日発表された日本代表の一員となっている。
一昨年は、救世主となって活躍した彼のことだから、彼を応援する人は今でも少なくない。
スターティングメンバーの発表の際には、拍手をしていた人も結構いた。

新潟には、以前いた選手に対する礼の気持ちを表して他チームに移籍した選手に対して拍手を送る人は多かったのだけれど、最近は、現在在籍している自チームの選手たちを応援するために、他チームに移籍した選手たちへは、無視を決め込んでいる人が多い。
私もその一人だ。

でも、練習の時から、この坊主頭は懐かしさを感じた。
だけど、現在最下位にあえぐ新潟からゴールを奪ってほしくはないのだよな。
活躍は期待するけど、新潟戦では目立ってほしくないというのは、新潟サポーターの本音。
試合開始前には、新潟のラファエルと抱き合っていた。
なんだか憎めないやんちゃ坊主なんだよな、彼、川又は。

試合は、川又の現在の相棒、永井のゴールで先制されたけど、新潟も追いついて同点のまま、試合終了のホイッスルが鳴った。

この試合で川又と同期入団のDF舞行龍と大野は、川又に負けてたまるか、とばかりによくがんばって川又に得点を挙げさせなかった。
さすが舞行龍、そして「上越の星」大野だぜい。


川又は、新潟で後輩にあたる小泉とユニフォーム交換をして、再び新潟のユニフォームを着た。
そして、スタジアムの四方に向かって、4度頭を下げた。

そしてそれを着たまま、名古屋のサポーター席の前を通って、スタジアム内に消えた。
なんだか、ジーンとした。
新潟のサポーターにしてみれば、期待していたのに、シーズン途中に他チームに移籍していった、裏切りの選手。
だけど、川又にしてみれば、入団以来お世話になった新潟。
自分なりに思うところはあったのだろう。
律儀にあいさつしている彼の姿に、移籍した当時の様々なうわさを吹き消すようなさわやかさを感じた。

純粋でまっすぐなヤツなんだな、きっと。
一途で、周囲が思うほど、ヘンな計算はしていない男なんだろうな、きっと。
そう思った。
がんばれよ、川又。
かつて新潟に入団し在籍していた選手として、大きなひと花咲かせてほしい。
応援するよ。
Jリーグだろうと、ともすると海外だろうと、がんばってほしい。
日本代表としての活躍も期待している。

だけど、新潟戦だけは別だよな。



…ところで、と。
ユニフォーム交換させられた新潟の小泉は、かわいそうだったね。
名古屋のユニフォームを着る訳にもいかず、戸惑いながら歩いていたのが印象的だったね。

はは…。お気の毒さま…。
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