ああ、今日は、阪神完敗だなあ。
そう思いながら、BS-TBSのナイター中継を見ていたが、9回もワンアウト。
阪神は、ランナーなしで、2-0でDeNAが阪神に勝っていた。
今しがた、近本のショートへのゴロは、監督がリクエストしてみたが、やはり一塁手の補給が早く、アウトになった。
今日は、DeNAのゲームだったな。
なにしろ、DeNA先発のケイは、7回まで阪神を1安打に抑えたし、筒香は村上から2打席連続ホームランを打った。
ヒーローインタビューは、この2人で決まりだな。
そんなことを考えていたら、2番の中野が三遊間をしぶとく抜けるヒットを打った。
相手は、クローザーの入江だし、次の森下で内野ゴロなら併殺で試合終了だな、と今日の試合の流れからそんなふうに予想していた。
阪神ファンなのに、マイナス思考はいけませんな。
3番の森下が、左中間寄りにヒットを放つと、中野は好走して、3塁を陥れた。
1死1,3塁。
好機だが、4番の佐藤輝明は今日は3打数無安打2三振と、期待薄。
それでも、センターに打球を飛ばし、犠牲フライで1点を返した。
1-2となったが、2死1塁。
5番大山、初球をたたいて、なんとライトへ逆転2ランホームラン。
やったね、大山。元4番、さすがの一発だ。
3-2となって、逃げ切りを図る阪神は、クローザーに岩崎ではなく、42試合連続無失点の石井を起用した。
だが、今日の石井はボールが高めに浮く。
代打ビシエドに安打を許し、次打者に送りバントを決められて1死2塁から、死球を与えてしまった。
球が高いから、次の桑原にもヒットを打たれ、1死満塁の大ピンチ。
ここで、連続試合無失点記録は終わるかと思った。
次打者三森の打球は鋭く、センターに抜けると思った瞬間、前進守備のショート小畠が横っ飛びノーバウンドで捕球、2死となった。
そして、3番神里のバットも石井の高めのボールをとらえた。
ヒットか、と思ったが、近本が後走し難なく好捕した。
それで試合終了。
遺志の連続試合無失点記録も43試合に伸びた。
阪神の優勝マジックも14まで縮まった。
8回まで1安打で負けていたのに、よくひっくり返したものだ。
さすが首位のチームだと思った。
負け試合を勝ちにつなげた、つながりある打線。
ピンチを好守でしのぐ守備力。
そして、相手打線を抑える投手陣。
こういったものが、すべて出た、すばらしい勝利だった。
(まあ、今日の石井は危なかったが、それでも0点に抑えた。)
今季の阪神は、打力、守備力、投手力とすべてにおいてバランスがいい。
どれを見ていても、楽しい。
選手を生き生きとプレーさせる藤川采配が素晴らしいと言ってもいいのだろう。
こういう面白い試合を、これからも見せてもらいたいと思う。
なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。
https://s50foxonmyway.hatenablog.com/
当分の間、ここと同じ記事を載せていますが、今後そちらの方を見ていただければと思います。