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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

阪神の9回の攻守、すばらしかった ~対DeNA第17戦~

2025-08-26 22:16:50 | スポーツ

ああ、今日は、阪神完敗だなあ。

そう思いながら、BS-TBSのナイター中継を見ていたが、9回もワンアウト。

阪神は、ランナーなしで、2-0でDeNAが阪神に勝っていた。

今しがた、近本のショートへのゴロは、監督がリクエストしてみたが、やはり一塁手の補給が早く、アウトになった。

 

今日は、DeNAのゲームだったな。

なにしろ、DeNA先発のケイは、7回まで阪神を1安打に抑えたし、筒香は村上から2打席連続ホームランを打った。

ヒーローインタビューは、この2人で決まりだな。

 

そんなことを考えていたら、2番の中野が三遊間をしぶとく抜けるヒットを打った。

相手は、クローザーの入江だし、次の森下で内野ゴロなら併殺で試合終了だな、と今日の試合の流れからそんなふうに予想していた。

阪神ファンなのに、マイナス思考はいけませんな。

3番の森下が、左中間寄りにヒットを放つと、中野は好走して、3塁を陥れた。

1死1,3塁。

好機だが、4番の佐藤輝明は今日は3打数無安打2三振と、期待薄。

それでも、センターに打球を飛ばし、犠牲フライで1点を返した。

1-2となったが、2死1塁。

5番大山、初球をたたいて、なんとライトへ逆転2ランホームラン。

やったね、大山。元4番、さすがの一発だ。

 

3-2となって、逃げ切りを図る阪神は、クローザーに岩崎ではなく、42試合連続無失点の石井を起用した。

だが、今日の石井はボールが高めに浮く。

代打ビシエドに安打を許し、次打者に送りバントを決められて1死2塁から、死球を与えてしまった。

球が高いから、次の桑原にもヒットを打たれ、1死満塁の大ピンチ。

ここで、連続試合無失点記録は終わるかと思った。

次打者三森の打球は鋭く、センターに抜けると思った瞬間、前進守備のショート小畠が横っ飛びノーバウンドで捕球、2死となった。

そして、3番神里のバットも石井の高めのボールをとらえた。

ヒットか、と思ったが、近本が後走し難なく好捕した。

それで試合終了。

遺志の連続試合無失点記録も43試合に伸びた。

阪神の優勝マジックも14まで縮まった。

 

8回まで1安打で負けていたのに、よくひっくり返したものだ。

さすが首位のチームだと思った。

負け試合を勝ちにつなげた、つながりある打線。

ピンチを好守でしのぐ守備力。

そして、相手打線を抑える投手陣。

こういったものが、すべて出た、すばらしい勝利だった。

(まあ、今日の石井は危なかったが、それでも0点に抑えた。)

 

今季の阪神は、打力、守備力、投手力とすべてにおいてバランスがいい。

どれを見ていても、楽しい。

選手を生き生きとプレーさせる藤川采配が素晴らしいと言ってもいいのだろう。

こういう面白い試合を、これからも見せてもらいたいと思う。

 

 

なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。

https://s50foxonmyway.hatenablog.com/

当分の間、ここと同じ記事を載せていますが、今後そちらの方を見ていただければと思います。

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NPB交流戦の成績データをソートして調べてみた

2025-06-23 06:43:44 | スポーツ

今年の日本のプロ野球、交流戦が終わった。

 

今年は、いや今年も、というべきか、ソフトバンクの優勝に終わった。

第1週を終えた時点で、阪神タイガースが5勝1敗だったので、今年は阪神の優勝かと思ったのだが、そこから西武や楽天に各3連敗するなどまさかの7連敗を喫してしまうとは、驚きだった。

驚きと言えば、順位表の1位から6位までの上位がすべてパ・リーグのチーム。

パ・リーグのチームは全球団勝率5割以上の成績だった。

対するに、セ・リーグでは、全チーム勝率5割以下。

なんとまあ情けない成績となった。

 

気になったので、項目別に成績を見てみることにした。

項目ごとに成績をソートして調べてみた。

 

まず、打率。

なんと広島が2割6分5厘でトップだった。

でも、9勝9敗の勝率5割がやっと。

交流戦で上位となったオリックスや日本ハム、ソフトバンクが2,3,4位と続く。

パ・リーグのチームは、比較的打率がよかったのだと言える。

 

続いて、防御率。

これをみると、ダントツで阪神がいい。

防御率1.99だ。

平均して1試合に2点取られないということだから、すばらしい投手力だ。

だが、2位から5位までは、ソフトバンク、西武、楽天、日本ハムと、パ・リーグのチームが続く。

 

こうしてみると、ソフトバンク、日本ハム、西武は、打率も防御率もなかなかよかったので、安定していたのだなと思う。

本当にそうか、得点と失点の両面から見てみる。

得点では、打率トップだった広島が、2位となっているから、打率のよさは得点力にも反映しているということだ。

だけど、広島は、失点が12球団でワースト。

せっかく打率1位、得点力2位の力がありながら、74得点を上回る75失点。

これでは上位に行けない。

阪神は、防御率1位、失点の少なさも1位の40点であり、58点の得点力も5位とまあまあだ。

なのに、8勝10敗と負け越しているのは、試合運びに問題がありそうだ。

チャンスに得点できず、競った試合を落としてきたのではないかと言える。

そう考えると、ソフトバンクの得点力1位78点、失点の少なさ2位の42点は、強いチームだ。

得失点差が36点もあるということは、得点を多く上げ、失点を抑えているということ。

交流戦王者にふさわしい試合内容が多かったと言えよう。

それにしても、巨人は得点力最下位の38得点、51失点では、勝利を増やすのは厳しい。

 

そのほか、ホームラン数を見てみる。

阪神が12本で3位というのは意外だが、日本ハムが15本で1位、DeNAが2位の13本。

DeNAは、ホームランは2位でも、打率が最下位の2割5厘だったから、うまく得点できていなかったということだ。

 

盗塁数もみてみよう。

これは、阪神と中日が19で1位、広島が17で3位と続く。

走ってチャンスを広げたいということだ。

広島は失点を減らさなくてはいけないし、阪神と中日はチャンスでタイムリーがほしいというチーム事情がうかがえる。

 

こうして交流戦の試合からみると、セ・リーグは阪神、パ・リーグは、ソフトバンクそして日本ハムがリーグ優勝に近い戦い方をしているのではないかと予想される。

 

項目ごとにデータをソートして調べてみたが、なかなか楽しかったよ。

(一部同じ順位なのに、同じになっていないところがあります。すみません。ご容赦ください。)

 

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世界卓球2025、日本の選手たちの活躍に、ワクワク

2025-05-23 22:53:21 | スポーツ

今、カタール・ドーハで世界卓球選手権大会が行われている。

その日程も進んできた。

世界卓球選手権大会は、以前の開催は2年おきで、団体戦も個人戦も行われていたが、1999年から毎年の開催となり、個人戦の年、団体戦の年と、交互に行うようになった。

今年は、個人戦の年。

男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの各種目が行われている。

大会の日程も進み、日本時間の今夜、メインのシングルスの準々決勝が行われている。

 

ここまでの日本人選手の活躍は、なかなかの健闘ぶりだと言っていいだろう。

そう言えるのは、ほとんどどの種目でも、圧倒的に強い中国選手の一角を崩して、メダルを獲得したり、それに近づいたりしているからだ。

毎日の情報にすごくワクワクしている。

最初に、混合ダブルスで、大藤沙月・吉村真晴のペアが、準々決勝で世界ランク1位の中国人選手ペアを打ち破って準決勝進出を決め、銅メダル以上を確定させた。

世界卓球は3位決定戦をしないので、準決勝進出でメダル確定となる。

その後、準決勝では台湾ペアにも勝利し、決勝進出を決定。銀メダル以上を決めた。

決勝の相手も強いが、あと1試合がんばって金メダルを取ってほしい。

男子ダブルスでは、篠塚大登・戸上隼輔のペアが、順調に勝ち上がり、準々決勝でも勝利。

準決勝に進んだ。

中国人ペアとは当たらずに来たが、中国人ペアが勝ち上がれなかった大会だ。

きちんと勝ち上がって準決勝進出は立派だ。

女子ダブルスでも、張本美和・木原美悠のペアが韓国ペアに勝って準決勝進出を決めた。

このように、ダブルスの種目すべてで銅メダル以上を確定させたのは、好成績だと言える。

 

さて、そうなると、あとはシングルスだが、女子の場合準々決勝の組み合わせを見たらすごいことになっていた。

伊藤美誠(世界9位)―王芸迪(世界4位)

早田ひな(世界7位)―陳幸同(世界3位)

大藤沙月(世界8位)―孫穎莎(世界1位)

張本美和(世界6位)―王曼昱(世界2位)

なんと、日本対中国の顔合わせばかり。

ということは、今、女子の卓球界は日本と中国の2強時代だということだ。

ただ、まだ日本人選手が当たり前に勝てる訳でないのは、世界ランクの数字を見ても分かる通り。

 

だが、今日は、日本選手が勝つことを期待した。

BSテレ東で、今夜中継放送をしてくれたので、2試合、見ることができた。

伊藤美誠が、王芸迪を3-1で破り、世界卓球のシングルスで自身初のメダル獲得を決めた。

女子シングルスでも、日本人選手がメダル獲得を決めたということだ。

かつて中国メディアでは「大魔王」と呼ばれていた伊藤だったが、最近では早田や張本にの陰に隠れるようになっていたが、今日は7連敗中の王に勝利したのは、面目躍如の活躍だった。

準決勝では、大藤を破った世界チャンピオンの孫穎莎と当たる。

同い年の相手だ、臆せず戦ってほしい。

日本チャンピオン早田は、利き腕のケガから立ち直ってよくここまで来たと思う。

でも、陳にはストレートで敗れてしまった。

やはり腕のケガの影響で、ドライブやスマッシュにかつてのパワフルさが薄れているように感じた。

でも、前の試合で若手の中国人選手に勝っていたのはさすがだった。

今の時間(5月23日午後10時50分現在)では、まだ張本の試合は始まったばかりだが、王曼昱に1ゲーム先取されている。

まだ試合はどうなるか分からない。

がんばってほしい。

 

こんなふうに、中国選手たちに勝利することもあるようになってきた。

だいぶ肉薄してきている日本卓球の現状だ。

さあ、今大会、あとひと踏ん張り。

勝ち残っている選手たちは、銅メダルで満足せずに金メダルを目指してほしい。

進め、日本卓球!

 

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本格的な野球シーズンの始まり

2025-03-28 21:43:55 | スポーツ

朝はMLB。

昼はセンバツ高校野球。

夜はプロ野球。

 

1日中野球中継の観戦三昧だったような日だったなあ。

 

午前中は、MLBドジャース対タイガース。

日本でホームランを打った大谷だが、アメリカに戻って、本拠地でも打てるだろうかとドキドキ。

しっかりヒットとホームランを打って、チームを勝利に導いた。

さすがだねえ。

期待されていても委縮しないで自分の力を発揮する。

だいたい、第1打席の第1球から打ちに行くなんて簡単にできることじゃないと思う。

緊張でバットが振れないんじゃないかと思ったが、初球から振って打ちに行ったことに驚いた。

ファーストゴロに過ぎなかったが、甘い球は見逃さずに打ちに行く、というところに感心した。

また、その大谷が第4打席でホームランを打ったときも、すごいと思った。

2ストライクを取られて追い込まれているのに、難しい外角のボールをレフトの方に流し打って、それをホームランにできるのだから、やっぱり大谷すごいよ。

これからまた、大谷の1打席1打席に魅せられる日々となりそうだ。

 

選抜高校野球は、準決勝。

関東勢が3校も残っていたが、本命は横浜高校だろうと思っていた。

第1試合、横浜は健大高崎のリリーフした話題の速球投手も打ち込み、5-1で勝利した。

第2試合は、初出場の浦和実より経験豊富で力強いバッティングの智弁和歌山のものだろうと思ったが、やはりそうなって5-1の結果だった。

この大会で強いなと思っていた2校が決勝に進み、明後日対決する。

どちらが優勝するか、楽しみな対戦が決まった。

力勝負のいい試合になるのではないかと期待している。

 

夜はプロ野球。

今日が開幕戦。

私が見たかったのは、広島―阪神戦。

阪神ファンとして、試合放送をLIVEで見たいと思っていたのだが、なんとこの対戦は、当地では、民放でもBSでも、テレビ放送がないばかりか、DAZNでも放送がなかった。

スカパーなどではあったのだろうけど、わが家では見られない。

仕方がないので、パソコンの一球速報で見ていたら、佐藤輝明が初回に先制2ランホームランを放ち、阪神がリードしたのを知った。

その映像を見たくて、Xで「#佐藤輝明」と検索したら、しっかり見ることができた。

今は、こんな見方もできるんだよね。

子どものころは電波の悪いラジオ放送で耳を澄ましてナイター放送を聴いて、耳でしか情報を得られなかったことを思い出すと、まさに隔世の感。

阪神は、村上が好投し、最後の一人を岩崎が抑え、開幕戦勝利。

藤川球児新監督、開幕戦勝利で、好発進となった。

 

MLBもNPBも、長いシーズンが始まった。

本格的な野球シーズンを迎えた。

これから、大谷の活躍やひいきのチームの勝敗に一喜一憂する毎日となる。

サッカーのほかに、野球があるというのは、やはりうれしい。

長いシーズン、大いに楽しませてもらうことにしよう。

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全日本卓球選手権大会、けがからの復活Vの早田、弱冠17歳での初優勝の松島

2025-01-26 20:22:35 | スポーツ

全日本卓球選手権シングルスの部も最終日を迎えた。

今回から、シングルスとダブルスを分けて行うことになった全日本。

今日は、シングルスの準決勝と決勝が行われた。

午前10時から午後3時まで、準決勝・決勝の全試合をNHKBSやらネットのライブ配信やらで、全部見ていた。

昨日の準々決勝の結果、勝ち残った張本兄妹が、兄妹同時優勝なるかというところに一般の関心がいっていた。

先に行われた女子の準決勝では、妹の張本美和が強かった。

相手は、昨日の準々決勝で平野美宇に2回のマッチポイントを握られていながら逆転勝ちした伊藤美誠。

しかし、張本美和は、伊藤美誠をまったく相手にせず、4-0で勝利した。

その試合の様子をネットのライブで見ていたが、16歳の張本美和がここまで強くなったかと思った。

 

もう一つの女子準決勝は、全日本2連覇中の早田ひなと、この1年進境著しく世界ランクを7位まで上げてきた20歳の大藤沙月。

パリ五輪での負傷からまだ完全に癒えていない早田だし、両ハンドが振れて、ラリー戦に強い大藤だから、この試合は大藤にチャンスがあるだろうと思っていた。

1ゲーム目は中盤まで7-7と接戦だった。

だが、そこから勝負強さを発揮した早田は、11-9でゲームを先取した。

2ゲーム目も連取した早田は、3ゲーム目は5-9と劣勢に立ったが、そこからジュースに持ち込み、粘り勝った。

ラリー戦の展開になっても、早田のつくコースは大藤を上回っていた。

結局、早田が4-0のストレート勝ち。

前日までの対戦相手には1ゲームは取られていたのに、強敵に対してストレート勝ちする早田の勝負強さ。

試合を経験するごとに以前の力を取り戻しているようだ。

 

男子の準決勝の1つは、王者張本智和対弱冠17歳の松島輝空。

世界での戦いでは、世界ランク3位という張本の方が上位に進出している。

松島は、まだ世界ランク31位で、日本人では5番目だ。

張本の方が上回るだろうと予想した。

だけど、試合が始まると、松島の攻撃的なプレーが目を引いた。

ミスは出ることもあるが、とにかく先に攻めたり強いボールを送ったりしていた。

特に素晴らしいのはバッククロスのフォアハンドスマッシュ。

近年見たことがないような力強いショット。

そのプレーに魅了された。

第1ゲームをジュースで奪うと、第2ゲームこそ接戦で落としたが、第3ゲームもジュースとなったが、これも取って松島が優位に立った。

そうなるのは、思い切った攻め。

要所でのロングサービスも効果的だった。

決めようという強いショットを打ち続ける松島としのごうとする張本。

こういう展開になると、乗っている方の得点が多くなる。

ビシバシと松島のスマッシュが決まった。

最後は、張本がお手上げというような状況に追い込まれ、4-1で松島勝利、決勝進出。

これで、張本兄妹のダブル優勝はなくなった。

 

松島は、決勝では、同じサウスポーの篠塚と対戦。

剛の松島対柔の篠塚。

強打で篠塚の牙城を崩す松島。

コースを突き、ミスを誘おうとする、技の篠塚。

去年の対戦では篠塚が松島を下していたのだが、今回の対戦では明らかに松島が上回っていた。

「粗削り」という言葉があるが、松島のプレーはそれを思わせる。

だが、それだけではない確かな技術力も高めていた。

なんといっても、豪快なスマッシュは魅力的だ。

相手の低いボールに対してもスマッシュを選択し、ノータッチで抜いて行くのを何本見たことだろう。

第4ゲームこそ落としたものの、ゲームカウント4-1で勝利し、初優勝を果たした。

ここ数年続いた、張本・戸上時代。

その間に割って入っただけでなく、それより上にのし上がった感じ。

まだ17歳での栄冠、もっともっと強くなるだろう。

今後の世界での活躍が楽しみだ。

 

さて、女子の決勝は、早田対張本。

早田と同年代で中国からは「大魔王」と呼ばれた伊藤美誠。

彼女を、コテンパンに打ち負かした張本美和だから、早田も危ないのでは、と思った。

ところがどっこい、そうではなかった。

張本の打ち込むボールに対して、もちろんやられるときもあるが、粘り強く返す。

ラリー戦になると、早田の方が得点することが多かった。

早田の懐の広いプレーぶりにため息が出た。

心配していた利き腕の左腕のケガも感じさせなかった。

第3ゲームこそジュースとなったが、勝負強い早田は譲らなかった。

去年のリベンジをねらっていた張本を、堂々4-0ではね返す強さを見せた早田だった。

3年連続4回目の優勝を果たした早田。

日本の女王にふさわしい勝利であった。

今後の早田の活躍が、ますます楽しみだ。

去年のアジア大会で、早田ぬきでも中国に勝った日本。

張本や大藤はじめ、若い選手たちも確実に育ってきている日本。

中国勢を倒せる日も近いと感じた。

 

早田も松島も、五輪のバックアップメンバーの経験後、「バックアップメンバーはもう経験したくない」と言って、本当に努力して力を伸ばしてきたところが共通する。

2人とも、今や日本の王者である。

今年の卓球界は、2人を中心に、世界で活躍する日本人や日本チームのよいニュースが聞けるのではないだろうか。

そんな期待をしてしまうような、今日の全日本卓球選手権であった。

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残念。立教大、箱根駅伝シード権獲得ならず

2025-01-03 19:11:32 | スポーツ

箱根駅伝2日目、復路。

青学大、大会新記録で総合優勝。

復路だけの記録では、青学大も大会新記録だったが、駒澤大がそれを上回る大会新記録で復路優勝だった。

わが母校立教大学は、残念ながら、総合13位。

10位までに与えられるシード権獲得はならなかった。

往路は8位だったが、復路の結果は12位。

総合10位には届かなかった。

 

前日の往路の結果では、8位だった。

7位 城西大 8時05分57秒
8位 立教大 8時07分26秒
9位 東洋大 8時07分52秒
10位 日体大 8時08分02秒
11位 東京国際大 8時08分33秒
12位 中央学院大 8時08分36秒
13位 順天堂大 8時08分39秒
14位 帝京大 8時09分27秒

…ということで、11位とは1分7秒、14位とも2分1秒しか離れていなかった。

だから、ちょっとの違いでひっくり返されるぞ、と懸念していたのだが、それが当たった感じだった。

 

後半の復路の結果を見てみると、

1位 駒沢大 5:20:50 ★大会新記録

2位 青山学院大 5:21:18★大会新記録

3位 国学院大 5:25:21

4位 帝京大 5:25:30

5位 東京国際大 5:26:21

6位 順天堂大 5:26:25

7位 東洋大 5:27:03

8位 城西大 5:27:11

9位 日体大 5:28:19

10位 早稲田大 5:28:27

11位 創価大 5:29:57

12位 立教大 5:30:54

13位 中央大 5:31:01

(以下略)

…こうして見てみると、上位3チームは順当なのだろうけれど、激しいシード権争いをしたチーム、帝京大、東京国際大、順天堂大、東洋大などが、4位から7位までを占めている。

それらのチームは、復路は、総合上位となった早稲田大、創価大、中央大などより速かったということ。

復路の立教大は、そのシード権を争ったチームの中に入る走力でなかったということだ。

争った大学チームは、競い合うことによってさらにタイムを伸ばしていけたのだ。

 

立教大の全区間のチーム順位、個人記録の順位を見てみると、敗因がよくわかる。

復路では、区間順位が10位以内に入ったのが8区の1区間だけだったのだ。

シード権争いが佳境に入ってきたのは7区だったが、そこでついていけなかったのが、8区で区間6位ながら巻き返しにつながらなくて、残念だった。

そして、個人順位で10位以内に入ったのが、3名しかいなかったことが大きい。

個人順位の平均の数値を出してみると、「11.6」になった。

つまり、12位相当だということ。

やはり下位に落ちるのを防ぎ、上位に入る選手がもっと必要だったということだ。

何かのアクシデントがあったのかもしれないが、復路での3人の選手変更は実を結ばなかった。

 

だけど、応援するのが母校だということは、本当にハラハラドキドキを生むものだ。

興奮したり落胆したりしながら、2日間のレースを見守った。

それは、総じて、楽しかった!!

また選手たちは変わるが、高林監督のさらなる指導によって、リベンジしてこの悔しさを晴らしくれることを期待したい。

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ブログの異常&箱根駅伝往路

2025-01-02 20:06:20 | スポーツ

このgooのブログ。

今朝起きてから、変だった。

アクセスしようとしても、なぜかつながらない。

「◎」がグルグル回るだけでつながらなかった。

やっと午後になって回復したが、時間がかかったぞ。

 

さて、今日は楽しみにしていた箱根駅伝の初日。

母校立教大学を応援して、テレビ画面に見入っていた。

1区では16位と出遅れた感はあったが、上位とのタイム差はさほどでもなく、その後に期待した。

エース的な存在の2区の馬場選手は、少し気負ってしまったのか終盤少し崩れたが、それでも区間7位の走りで、9位に押し上げた。

3区の稲塚選手も区間13位ではあったが、9位のまま4区の選手にリレーした。

5区の選手にタスキが渡ったときには、シード権外の12位だったので、往路で10位以内は難しいかと思った。

だが、5区山上りで、山本選手が区間5位の力走で順位を上げた。

立教大チームは、しっかりと8位でゴールし、明日の復路に期待を広げた。

去年や一昨年は、区間10位台の後半という選手も多かったのだが、今年は区間上位の選手もいるところが、違う。

明日の復路にも、大いに期待したいところだ。

そして、10位以内に入って、来年の大会のシード権を獲得してほしい。

 

それにしても、往路のレース展開は面白かった。

去年シードを獲得できずに、今年は予選会出場の憂き目にあった中央大が、1区の吉居選手で飛び出し、5区の途中までトップでレースを進めるなんて、予想外の展開だった。

それをひっくり返した青学大の底力はすごい。

2区の黒田選手、4区の太田選手、5区の若林選手が、いずれもすばらしい走りだった。

劣勢から盛り返せるのは、力があるからだなあと感心。

黒田選手は、創価大の吉田選手と並び、今までの区間記録を破っていた。

 

また、元の記録は、外国人選手のものだから、それを破る日本人選手が一気に2人も出るなんて、日本人選手のレベルも上がってきたのだなあと感じた。

まあ、新記録は、東国大の外国人選手エティーリ選手の方が10数秒上回っていたのだけどね。

 

なんといっても、勝敗を決したのは山上りだった。

そこに山を走って上る力のある選手がいるかどうか、ということによって、順位が大きく左右されるのを再確認した。

青学大の「若の神」とか早大の「山の名探偵」なんていう命名も笑えたが、そう呼ばれるにふさわしい活躍ぶりだった。

最後にどんでん返しがあるのが、この山上り。

その面白さも味わえた、今年の箱根駅伝往路であった。

さて、明日の復路も楽しみだな。

 

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インカレサッカー、新潟医療福祉大、惜しくも準優勝

2024-12-28 20:04:46 | スポーツ

インカレサッカー、新潟医療福祉大、惜しかったなあ。

決勝で、東洋大に0-1で敗れ、準優勝。

しかも、その1点はPKによるもの。

判定は仕方ないとは思うが、その1点だけだからなあ。

 

準決勝では、関東リーグで22戦無敗の明治大に対して得点を許さず、延長戦を終えて0-0。PK戦の結果、5-4で勝利したのだった。

反対側の準決勝では、アルビに入団する2人、矛の笠井・桐蔭横浜大と縦の稲村・東洋大という対決だったが、稲村の東洋大が1-0で勝利したのだった。

 

かくして、来季正式にアルビレックス新潟に加入する稲村の東洋大と、新潟医療福祉大の対決という、新潟ゆかり対決の決勝となったのだった。

 

私としては、どちらかといえば、新潟で活動しているからということもあり、新潟医福大を応援していたのだった。

なにしろ、2年前のこの大会で準優勝、今年9月の総理大臣杯でも準優勝だったから、3度目の正直として優勝してほしかったというのが、その理由の一つ。

 

それだけでなく、大都会でない新潟で大学サッカーをがんばっているチームだから、というのもあった。

高校時代に有力校で活躍した選手なら、大学時代も名の知れた関東一部リーグの大学を選んで進学するのが普通だろう。

だけど、地方の新潟医福大を選んだ選手たちは、ここでがんばる、というきっと捲土重来の気持ちがあったと思うのだ。

だから、やったぞ!という達成感を味わわせてあげたかったから、という思いがあったのだが…。

うーん、残念。

 

それにしても、サッカーでは、新潟医療福祉大も、アルビレックス新潟も、アルビレックス新潟レディースも、トーナメント戦の決勝まで行く機会はあったのに、まだ1度も勝てていないんだよな。

新潟県に住む者として、それがすごく悔しいなあ。

悔しいのは、実際に負けた選手たちだということは知っている。

早くその変な新潟ジンクスを破るチームが現れてほしいと思う。

来年に期待しよう。

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アルビ、新潟がらみで応援する、全日本大学サッカー選手権

2024-12-22 20:51:23 | スポーツ

Jリーグの試合が終わって約2週間だけれど、今が非常に熱い試合が行われているアマチュアの大会がある。

それは、サッカーのインカレ、第73回全日本大学サッカー選手権。

12月7日から始まったこの大会。

大学ナンバー1を目指して、全国のリーグ戦を勝ち抜いた大学が戦っている。

 

Jリーグの全試合が終わって、関心は、来季入団する選手たちが気になるところだ。

だから、その選手たちが大学最後の試合でどんな戦いを繰り広げるのか、知りたいという好奇心が湧いた。

また、北信越リーグの代表としては、新潟県の新潟医療福祉大学も出場している。

大学の2大タイトルの1つ、総理大臣杯サッカーで、新潟医福大は準優勝している。

とはいえ、決勝で阪南大に敗れているから、もう1つのこの大学サッカー選手権では、雪辱を期して優勝したいはずだ。

だから、応援したいと思っていたのだ。

 

この全日本大学サッカーの大会も、予選リーグが終わり、決勝トーナメントが始まった。

今日は、その初戦、準々決勝の日。

 

来季アルビレックス新潟に入団が決まっている選手が2人出場している。

笠井佳祐の桐蔭横浜大、

稲村隼翔の東洋大は、どちらもちゃんと予選リーグを1位で勝ち抜けた。

 

そして、新潟医福大も、予選リーグで中京大、桐蔭横浜大、阪南大と同じグループになったが、なんと3連勝で堂々の1位突破だった。

特に、9月の総理大臣杯決勝で敗れた阪南大に対しては、6-2と圧倒して勝ってリベンジを果たしたのだった。

 

さて、準々決勝の組み合わせは、以下のとおり。

来季アルビに加わる選手、笠井がいるから桐蔭横浜大が、稲村がいるから東洋大が、それぞれ勝つといいなあ。

そして、新潟医福大の勝利を期待しよう。

残る1試合は、どちらが勝ってもいいけど、アルビには筑波大出身のGK阿部とDF早川がいるから、そこに勝ってほしいかな。

 

それぞれの試合結果がどうなったかというと、次のとおり。

おお、すごいね、桐蔭横浜大圧勝だ。

もう少し詳しく見てみたら驚いた。

なんと、アルビに入団する笠井佳祐選手が4得点を挙げている!

まるでルヴァン杯準々決勝町田戦第1戦の長倉と一緒じゃないか。

あの試合は、5-0で町田に完勝したが、長倉の4得点が光ったのだった。

いいね、笠井。

来季、大きな期待がもてそうだ。

 

さて、東洋大も勝っているが、稲村は出ていたのかな?

おお、出ていた。勝利に貢献したな、その守りできっと。

 

新潟医福大の試合は、YOUTUBEでライブで見た。

センターライン付近からの、日大の超ロングシュートが入ってリードされたときは、負けちゃうのかと思った。

残り時間も10分ほどしかないのに、よく逆転したよ。

決勝点がPKで運があったとしても、逆転は簡単ではなかったはず。

 

残る1試合は、スコアレスドローでPK戦。

筑波大は、明治大にPK4-5で敗れ、運がなかった。

 

さて、25日の準決勝の組み合わせは、次のとおり。

おお、笠井・桐蔭横浜大 対 稲村・東洋大。

これって、「笠井の『矛』」と「稲村の『盾』」の「ほこ・たて」対決じゃないの?

どっちが勝つだろう?楽しみだ。

 

新潟医福大は、明治大に勝って決勝に進むのだ。

すると、28日の決勝は、笠井か稲村と医福大という「新潟ゆかり対決」になる。

それを期待したいなあ。

 

…まあ、こんなふうに、アルビや新潟がらみで関心を持っている全日本大学サッカーなのであります。

 

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一発勝負は、オソロシイ ~昇格プレーオフ 3位長崎、6位仙台に敗れ去る~

2024-12-01 19:54:16 | スポーツ

サッカーJ1。アルビが負けて17位と後がなくなった。

J1残留を決められなかった昨日の今日だから、見たくない気分もあったが、今日は各カテゴリーでの入れ替え戦初日。

J1昇格プレーオフ準決勝は、3位長崎―6位仙台の試合と、4位山形-5位岡山の試合。

J2昇格プレーオフ準決勝は、3位カターレ富山-6位FC大阪と、4位松本山雅-5位福島ユナイテッド。

J3・JFL入れ替え戦第1戦は、JFL2位高知ユナイテッドSC-J3 19位Y.S.C.C.横浜。

こんなに注目の試合が行われる。

 

J1残留が決まっていない新潟だけど、来季J1に上がる最後のチームはどこになるのかは、関心がある。

特に、アルビレックス新潟に以前在籍したことがある選手がいるチームには、がんばってもらいたい。

そんな気持ちで、DAZNを見る。

午後1時から始まったJ1昇格プレーオフ準決勝

長崎には加藤大がいるが、今回はメンバーに入っていない。

仙台には中島元彦が中心選手としてがんばっている。

 

リーグ戦の成績は、3位の長崎が圧倒的によい。

長崎は、21勝5敗12引き分けで、勝ち点75。総得点74で総失点39で得失点差は35。

J2リーグ最多得点、最多得失点差だから、圧倒的な攻撃力だ。

リーグ戦5連勝で終盤は絶好調だった。

思い出せば、ルヴァン杯の試合では新潟が勝つことができたが、天皇杯では1-6と長崎の攻撃力に完敗だったっけ。

対する仙台は、38勝10敗18引き分けで勝ち点64。総得点は50、総失点は44で、地区失点差は6。

最終戦で勝利して、6位の座を獲得した、滑り込みセーフのプレーオフ参戦だった。

 

まあそんなふうに、力の差がある対戦に見えた。

順位が下でもあったから、判官びいきで仙台の応援。

試合は、予想通り長崎がボールを支配する。

だが、仙台も前線からの守備にがんばり、決定的なシュートシーンを許すことなく、進む。

時折ボールを得ると、カウンターで攻め込んでいく。

その仙台が、相手選手のハンドによりPKのチャンスを得た。

それを蹴るのは、仙台に期限付き移籍して3年目だが、中心選手に成長したもっくんこと中島元彦選手。

コースは読まれたが、見事に決めたのはさすが。

 

仙台がリードしてハーフタイム。

でも、長崎は引き分けでも勝ち上がりのアドバンテージがある。

圧倒的攻撃力のある長崎にとっては、追い付けばいいだけの話。

仙台としては、もう1点先に取って、長崎を焦らせる展開に持って行きたい。

実際にそうなるのだから、今日の仙台は素晴らしかった。

後半の8分に追加点をあげ、23分にはもう1点追加した。

守備から攻めに回ったときには、必ず決める、というような強い意志が感じられた。

この意志、アルビの今のチームにもほしいぞ、と思った。

 

0-3となってから、後半31分、長崎も1点を取って追い上げ態勢に入ろうとした。

だが、仙台の選手たちは、守備一辺倒にはならない。

前にクリアするような形になっても、そのボールを前の選手たちがいち早く奪取しようとした。

また、コーナーに逃げるような姑息な(?)手法は用いずに、ペナルティエリアに進入を図っていた。

仙台のその強気の姿勢は、アディショナルタイムに、もっくんの2つ目のゴールで実った。

さすがに、1-4となって、長崎サポはがっくり。

大方の予想に反して、6位の仙台が決勝に勝ち上がった。

これが一発勝負の怖さだよなあ。

でも、仙台の試合ぶり、強かったよ。

こんな試合をしていれば、仙台は、昨日アルビに勝ったチームより強いのじゃないかな、なんて考えたりした。

 

もう1試合は、昨季まで在籍した田上大地選手が所属するファジアーノ岡山が、リーグ戦上位だった山形を3-0で破って、昇格プレーオフ決勝に進出した。

 

J2昇格プレーオフでは、元アルビの山本康裕選手のいる松本山雅とカターレ富山が初戦を勝ち抜いた。

J3・JFL入れ替え戦第1戦は、1-1のドローで、高知とYS横浜は第2戦に賭けることになった。

 

こうして、第3者として見るのは気楽でいい。

だが、J1新潟も残留か降格かの瀬戸際にいることも確か。

だから、昇格プレーオフのレベルの「高い」試合を見ていると、一度落ちたら簡単に上がれないことを思い知らされてしまう。

圧倒的な力を有していた3位の長崎も、敗れてしまった。

一発勝負は怖い。

あんな怖い世界には入りたくない。

そう思いながらも、新潟、あとは12月8日の一発勝負にかけるしかないのだが…。

 

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