ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

またまたスイカ

2024-09-30 21:35:33 | 草木花

 

平年よりも暑い気温が続いたせいもあって、ようやく向かいの家のヒガンバナの花が咲いているのを見ることができた。

彼岸も過ぎたのだから、そろそろスイカを食するのも終わる時期だな。

ということで、おそらく今季最後のスイカを食べることにした。

こうして写真を見ると、丸みもあり、模様もまさに普通のスイカそのものだ。

立派なスイカだ。

 

ところが、このスイカ、実は包丁の半分くらいしかない小さいものだったのだ。

今月初めには、低いブロック塀から下がっていた。

この写真の頃は、直径5cmくらいしかない可愛いものだった。

それ以降、いくらかは大きくなったが、もう大きくなることがないだろう、ということでとってきた。

 

可愛いスイカについては、この2週間ほど前にも食べたことをここで書いた。

 

可愛いスイカ、切ってみると… - ON  MY  WAY

先日話題にした、勝手に発芽して結実したスイカ。全体で見ても10㎝ちょっとの大きさでしかなかったから、ちゃんと熟しているとも思えなかった。あまり期待しないで、包丁を...

goo blog

 

今回のスイカはどんなもんかな?

前回より形はいいけどさらに小さいし、季節も9月になってからの生長だからあまり期待しなかった。

赤くなっていないかもしれないな、なんて思いながら切ってみた。

なんと。

少し赤みは薄いが、今回もまたりっぱにスイカになっていた。

 

切って、こうして小さい皿に盛りつけたものをみると、

これまた大きなスイカと変わらない写真になった。

 

味は期待していなかったが、食べてみると、甘くておいしいスイカだった。

今年は、こうして9月に2回も可愛いスイカを味わうことができた。

うれしくおいしく楽しい、可愛いスイカ。

ごちそうさまでした。

 

さて、明日からは10月。

様々な実りの秋本番を迎える月になるなあ。

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改修後の〝初〟新潟&同期の仲間の会

2024-09-29 21:50:39 | お出かけ

昨日は、県都新潟で、かつての採用同期のほぼ同年代の仲間の集まりがあった。

懇親会が中心の会なので、酒が入るから、新潟まで行くのに電車(JR)を使った。

新潟駅を利用するのはいったい何年ぶりだろう。

現職を退いてからは、新潟市に行くことはあっても、車で行くことが多かった。そしてこんなふうに飲みを伴う用事はなかった。

だから、電車に乗って新潟に行くことはなかったのである。

その間に、新潟駅は大規模な改修工事を行った。

ホームから駅舎から大きく変わったのであった。

 

新潟駅に着くと、在来線ホームも3階になっていた。

以前は1階だったから、多少の戸惑いもあった。

その戸惑いが、ホームから階段を下りて2階に行くと、今度は混乱に変わった。

どっちに行ったらいいか、よく分からないのである。

「東改札」なんて案内看板を目にしたが、それは以前の西口の方向にある。

なんだか全然分からない。

仕方なしに、人が動く方向に流れていくと、途中に「古町 万代」方面を示す看板が現れた。

そちらに行くと階段があったので、1階に降りることができた。

降りたところは、かつての新潟駅の正面につながっていた東大通に行くようになっていた。

それだとよくわからないので、かつてのバスターミナルがあった近くの道を見つけ、やっと駅前の知っている道に出ることができた。

やれやれ、であった。

 

集まりの会場に着いた。

今回は、幹事グループの一員なので、さっそく座席を決めるためのくじを準備してテーブルに並べたりした。

久々の集まりなので、こんな手間ができることも、なんだかうれしかった。

いい会になりそうだ。

出席したのは、全メンバーの3分のⅠくらいの数であった。

 

そのメンバーが、三三五五集まって来る。

懐かしそうに、知っているメンバーに話しかけ、あちこちに話の輪が咲いている。

感染症禍ではこういう会は開かれなかったし、自由な語らいもなかったから、そんな話し合いの風景も懐かしい感じがした。

開会に先立って、先日亡くなったAさんの冥福を祈る意味で、黙とうが行われた。

開会のあいさつでは、代表の方から、その葬儀のことについても紹介があった。

よき人であったから会場に250人もの参列があったことや、そこに仲間として多くの参列者がいたことなどについての感謝の言葉もあった。

 

会が進み、懇親の場になった。

貴重な機会なので、開宴から20分くらいしてから、出席メンバー一人一人から「近況報告」の機会を設けたのだが、これがまた、とんでもないことに…。

みんな、高齢者になったせいか、話が長い!

会場は、2時間飲み放題ということになっていたコースだった。

なのに、30人余りがその近況報告を行っていたら、なんと1時間半近くもかかってしまった。

飲み放題の残りが、10分しかなくなってしまった。

(モッタイナイナア…これこれ、言うんじゃない)

 

まあ、そう言いながらも、すべからく高齢者の仲間入りをしている同輩たちの話は、1つ1つが面白かった。

さすがにこの年齢になると、地域や団体の役職を務めている人が多かった。

自治会長、民生・児童委員、人権擁護委員、保護司、退職者団体の会長、副会長、事務局長、…etc。

住む地域によっては、2ケタの役職をもつ者もいた。

「こんな自分からなんでこんなに立派になった息子が育ったのだろう」と言う者。

「孫が○人いて、可愛くて…」と言う者。

「JRの特別な切符を使って夫婦で旅に出ている」と言う者。

なかには、自由な時間が多いので、

「人生で今が一番幸せです」なんて言う者もいたくらいだ。

 

席を動いて語り合える時間は短かったが、「たくさんの近況報告を聞いたことが一番よかったよ」と言ってくれる人が何人もいて、よかった×2。

喜んで帰ってくれる人が多くて、幹事団の一員として、うれしかった。

やっぱり、人と人とのつながりが一番だね。

長年、同世代の仲間としてやってきたものだから、喜びも悲しみも共有してきたものが多い。

人とのことでいい時間が持てるのが本当にうれしくありがたい。

 

久々の新潟での会を終え、満ち足りた気持ちで再び新潟駅から帰路に着いた。

よくわからん新潟駅の構内であったが、帰るときには、なんとか電車の出るホームに行くことができたよ。

久々に飲んだから頭痛が出たけど、それ以上にいい気分だったので、ま、いいでしょう。

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秋だなあと思う

2024-09-28 09:43:28 | 自然・季節

西日本や太平洋側の地域も、彼岸を過ぎて、やっと暑さがおさまったらしい。

当地は、それ以前からの雨降り天気で、何かひと足早く秋を迎えたような気がしている。

 

最後の花が咲き終わってからだいぶたつので、アジサイも一気に刈り込み、冬や来年に供えることにした。

刈り込んでみると切ったのは結構な量で、45L入りのゴミ収集袋でぎゅうぎゅうに詰め込んでも1袋以上あった。

このアジサイは、19年前の職場で、茎がぽきんと折れてしまったので、さし木にしてみたらちゃんと根づいて生き延びたものだ。

植物は、たくましい。

生きるために、こうして値を出し、新しく茎を伸ばし葉を広げ、花を咲かす。

そんなことを教えてくれた。

 

花は、というとガクアジサイの種類だったから、こんな感じ。

咲き始めてから真夏になり、過ぎてしまえばあっという間に秋を迎えた気がする。

 

あんなに暑い日が続いて、早く涼しくならないかなと思っていたのがうそのようだ。

日が短くなって、暮れたと思ったら、すぐに暗くなる。

「秋は夕暮れ」と清少納言は「春はあけぼの」で言っていたが、その時間も短い。

夕やけが美しいと思って写真を撮ったのは7月だったが、今の時期は、きれいな夕やけの時間が長く続かない。

 

アジサイは、去年の秋にも思い切って短く刈り込んでみたが、今年も例年と変わらないくらい大きく育った。

きっと来年も美しく咲いてくれることだろう。

 

1年1年があっという間に過ぎていく。

その間に、私らは少しずつ老いていく…。

こんなふうにもの思いに沈むのも、秋が来た証拠なのだろうなあ…。

 

そんなふうに言いながら、実は、

昨夜のアルビレックス新潟の大敗

逆転優勝が絶望的となる阪神タイガースのサヨナラ負け

で、落ち込んでいるだけだったりして………。

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雨中の惨敗 ~2024第32節アウェイ川崎戦~

2024-09-27 22:21:51 | アルビレックス新潟

星選手、復帰後初出場、即アシストおめでとう!

太田選手、復帰後、初得点おめでとう!

すばらしい連係、きれいなゴールだったよ。

 

じゃ、今日の試合のことはこの辺で…。

 

あー、おしまいにしたい。

 

 

………………惨敗でした!!!

 

だいたいねえ、雨でピッチコンディションがよくないのを試合前に見て、2年前の負け試合を思い出してしまったのだ。

そう、まだJ2時代のアウェイ秋田戦。

ぬかるんだピッチに1点が返せず負けたあの試合ですよ。

足元で勝負するアルビの選手たちは、ピッチの芝生はある程度ボールが滑りやすい方がよい。

だけど、濡れすぎると滑りやすすぎてコントロールが効かなくなるので、よくないのだ。

 

その不安が的中する。

最初の失点は、PKで与えたもの。

GK小島が相手選手を阻止に行ったのだが、途中でやめた。

だが、芝の上で体が滑りすぎて、体の一部が触れたらしい。

それで倒したという判定。

PKのキックのコースは読んでいたが、やはり滑るように脇の下を通過していってしまった。

14分の早すぎる失点。

 

今日の川崎は、ホーム戦でもあり、去年からリーグ戦で新潟に勝っていないせいか、気合の入り方が違った。

よく新潟を研究しているようで、徹底して高い位置からボールを奪いに来た。

そして、その1歩目が速い。

ボールを奪うと、すばやく前に送って、新潟のゴール前でDFの選手がいようといまいと、とにかくエリア内に入ったらシュートを打つ。

これを徹底していた。

その徹底した圧力の強さに負けて、18分には早くも2点目を決められてしまった。

めげる失点だ。

 

この後は持ちこたえて攻める場面もあった。

だが得点できずにハーフタイム。

 

2-0は危険なスコア。

3点目を取るのはどっちだ?

新潟の得点を期待したが、63分、追加点を決められた。

これで0-3。

これでは勝ち目がないな、とがっくりしたところ、2分後にも失点。

ダメ押しだ。0-4。

新潟、ここで選手交代3人替え。

それもむなしく、8分後にはダメ押しの上にダメを押された。

73分で0-5。

絶句…!!

 

86分になって、ようやく冒頭に書いた、星→太田の1ゴールが生まれたものの、焼け石に水。

結局1-5で惨敗。

 

3試合前には、得失点差がゼロになっていたのに、この試合で一気に「-8」までいってしまった。

スタッツを見ると、

ボール保持率 川崎41%:新潟59%

シュート数  川崎13本:新潟18本

枠内 〃   川崎 9本:新潟7本

パス成功数  川崎 291:新潟563

ほとんどの項目で勝っているのだが、枠内シュートだけは川崎の方が正確だったということだな。

だから、枠内にどれだけシュートを打ったか、打ったシュートがどれだけ決まったかということだよな。

 

川崎の攻撃には、鋭さがあった。

相手より1歩早く動き出すこと。

圧力をかけてボールを奪うこと。

奪ったらとにかく早く相手陣内に入ること。

そしてとにかくシュートを打つこと。

これらの点で上回られてしまったことに加え、滑りやすいピッチが、今日の川崎に味方した。

 

 

この悔しさは、10月のルヴァン杯準決勝で晴らすしかないな。

だけど、その前にリーグ戦の順位が落ちていることに要注意だ。

順位は川崎に入れ替わられると共に、失点がふくらんだから14位にまで落ちてしまった。

また降格圏に近づいてしまった…。

 

守備を立て直し、決定力を上げてほしい。

終盤戦になっての大敗はダメージが大きいが、踏ん張ってもらおう。

次は10月5日のホーム鹿島戦だ。

ホームでこの3連敗の悔しさを払拭しよう。

 

Visca Albirex !!!

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刑法の話をしたことがあった

2024-09-26 17:29:44 | 「育」業

 

 「こども六法」を読んで、かつて現職のときに子どもたちにした話を思い出した。

 いじめなど子ども間に起きるトラブルを、子どもなりに気をつける力をつけてほしいと願ってのものであった。

 以下に、その話を再現してみる。

 

 世の中には、してはいけないことを定めた決まりがあります。

 日本には、「刑法」という法律があり、そこにはしては罪になることが、いろいろ定めてあります。

例えば、窃盗罪、傷害罪、暴行罪、強要罪、名誉棄損罪、侮辱罪など。

 難しい言葉で分かりにくいですね。

 今日は、これらのことについて皆さんに紹介します。

① 窃盗罪…人のものを盗むことです。刑法第204条によれば、10年以下の懲役または50万円以下の罰金と書いてあります。懲役というのは、刑務所に入って重い仕事などをさせられることです。だから、人のものをとった人は、最高10年間刑務所に入れられたり50万円の罰金を取られるということになります。詳しくは裁判で決められます。

② 暴行罪・傷害罪…刑法204条や208条にあります。他の人をなぐったりけったり、暴力で傷つけたりした人は、15年以下の懲役または、50万円以下の罰金です。

③ 脅迫罪・強要罪…刑法第222条や223条にあります。言う通りにしないとなぐるぞとか秘密をばらすぞとか言って、お金や物などを持って来させたり、無理なことをさせたりすること。3年以下の懲役か30万円以下の罰金です。

④ 侮辱罪・名誉棄損罪…刑法第230条・231条にあります。悪口を言って人の心を傷つけた人は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

 これらの法律は、大人になると適用されますが、子どもである皆さんにも考えてほしいのです。

 お店のものはもちろんのこと、教室や友だちの家から、友だちの持っているものを持ってきたり、取って隠したりする。これは、窃盗罪にあたります。大人なら、10年の懲役、50万円以下の罰金です。

 気に入らないから、他の人を、はたいたりけったりした。これは、暴行罪や傷害罪です。

 「お前の持っているゲームソフトを貸せよ。貸さないとなぐるぞ。」これは、強要罪です。

 「○○ちゃんって、この頃生意気だよね。かわいくもないのに。」悪口を言うのは、侮辱罪などになりますよね。

 このようなことは、子どもならしてもよいのでしょうか?

 いいえ、よいはずがありません。子どもでも、罪になることはしてはいけないのです。

 子どものうちに、どういうことが罪になるかを知り、してはいけないことはしないような人になっていくことが大切なのです。

 ほかに知ってほしいこととして、刑法第60条に「共同正犯」というのがあります。これは、二人以上で一緒に罪になることをすれば、全員が同じ罪をしたことになるということです。

 また、第61条には、「教唆」というのがあります。「人をそそのかして悪いことをさせれば、させた人も同じ罪になる」ということです。

 だから、罪になることを誰々が先にしたから、直接自分がしたのではないから、と言い訳してもダメなのです。

 また、してはいけないことを他の人がしていたから、自分がやってもいいということにはなりません。

 人間として生きていく限り、してはいけないことがあります。

 してはいけないことはしない。

 私は、皆さんが子どものうちからそれができるように、自分で気をつけて生きていってほしいと願っています。

 

 …こんな話をしてから、もう何年もたつ。

あのときの子どもたちは、ほとんどがもう大人になって生活しているはず。

自分なりにいい人生を送ってくれていることを願う限りだ。

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子どもにも大人にも勧めたい 「こども六法」(山崎聡一郎著;弘文堂)

2024-09-25 21:04:04 | 読む

これ、子ども向けにいい本だな、そう思った。

その本の名前を「こども六法」という。

 

著者の山崎聡一郎氏は、いじめや虐待に悩む子どもたちが「法律を知ることで自分を強くする」ことができるようにと願い、この本を作ったといっている。

著者自身が、小学校の高学年でひどいいじめにあい悩んでいた時、授業で「日本国憲法」に「人権」というものがあると知ったという。

その後、中学の図書館で読んだ六法全書の「刑法」を読み、「もっと前から知っておきたかった。知らないから自分で自分を守れなかった」と後悔したのだそうだ。

 

前書きでは、子どもたち向けにこう書いている。 

 この本では、たくさんある法律の中で、子どもたちにも関係のある法律、知っておいた方がよい法律をピックアップしました。ただ、法律は、ふだん聞きなれない難しい言葉で書かれています。そこで、その法律の文章を小学校高学年以上の人が読めるように、なるべくふだん使っている言葉に近づけました。

 この本の使い方はあなたの自由です。この本を書いたわたしとしては、すみずみまで読み込んでほしいところですが、おすすめの読み方は、まず10分くらいでパラパラと読み通すことです。そして、「おもしろいな」と思った部分をじっくり読む。または…(中略)。

 この本で身につけた知識は、いざというときに、きっとあなたのことを助けてくれるでしょう。

 

そういうなら、とパラパラとめくって読んでみた。

すぐさま、結構引き付けられて、読み進んでいった。

 

左側には、子ども向けに分かりやすいテーマが書いてある。

例えば、このページ。

気軽に『死ね』って言ってない?」と書いてあり、その下にはわざと動物にして問題場面を絵で表している。

そして、その下に、具体的な法律を載せる。ここでは、

第202条 自殺関与及び同意殺人

人に死ぬことをすすめたり、手伝ったりして自殺させた人、

または本人に頼まれたり、殺してもいいと同意を得たりし

て殺した人は、6か月以上7年以下の懲役か禁錮とします。

 

そして右ページには、それに関係した内容を載せている。

例えば、「199条 殺人」とか「204条 傷害」とか「205条 傷害致死」などの罪の内容とそれに伴う罰則が、子どもにもわかりやすいように具体的に述べられている。

 

次のページには、「ケガをさせなくても暴行になるよ」として、

第208条 暴行」を扱っているが、関連した内容で「206条 現場助勢」「207条 同時傷害の特例」「209条 過失傷害」「210条 過失致死」「211条 業務上過失致死傷等」などが並んでいる。

子どもに分かりやすいということは、大人も納得できる表現内容だ。

難しい表現でないので、大人がきちんと読んで理解しておくということも大事なことだよな、と思って、次々読んでいった私であった。

 

なお、「六法」というタイトルなのだが、本書では子ども向けに刑法・刑事訴訟法・少年法・民法・民事訴訟法・憲法・いじめ防止対策推進法の7つの法律が紹介されている。

困っている子どもを法律で助ける本、ということでの選択となったようだ。

 

大人もよく知らない法律の世界。

子どもではなくても、大人が読んで知っておくべき内容が多い本であった。

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秋になったと感じながら13㎞RUN

2024-09-24 21:03:01 | RUN

当地は、朝から久しぶりの晴れ。

雨が降ることはないだろうという日は、10日ぶりかなあ。本当にしばらくぶりだった。

だから、今日はベランダにふとん干し。

そして、天気がいいから10日ぶりに走りに出た。

 

走らないでいたのは、天気の悪さもあるが、体も少しずつガタが来ているから。

10日前には、気温が高かったせいか汗もたくさん出て、走り終わった後は妙に疲れてしまった。

そして、数日前には、階段で脚のストレッチをやっていたら、急に左脚のふくらはぎの外側にビリビリッと痛みが走ってきた。

今までなかったような部位の痛みだったし、翌日になっても痛みがあったので、不安になった。

だから、おとなしく静かにしていた。

 

だけど、走らないでいるうちに日がたっていく。

10月13日の新潟シティマラソンのフルマラソンにエントリーしたのに、もうその日まで3週間を切ってしまった。

ぜんっぜん走っていないのも不安だ。

 

ジョギングしかできないけど、今日は13㎞くらい走ってみようか。

気温は、10日前は34℃もあったのに、今日は23℃と走りやすい。

1㎞を6分30秒から7分のタイムで走ろうというのが、去年の新潟シティマラソンの前半の作戦だった。

今日もそのくらいで走ってみようと、決めた。

 

心配していた左脚外側に傷みは出てこなかった。

だけど、6㎞くらいのところで、そこではなく両脚の太ももがちょっと変に疲れたなと感じた。

たった6㎞でこんなふうになっては、フルマラソンなんて無理だよなあ、と思いつつ走る。

 

空は青い。

稲穂はすっかり重くなり、倒れているところが多い。

そこを、コンバインで稲刈りをしている田んぼもある。

コメ不足に困った今夏の日本、もう大丈夫ですよ~。

新米の季節ですからね~。

 

いやあ、すっかり秋の雰囲気。

長雨と、気温が少し低くなったせいか、あまり野草の花が見当たらない。

かろうじて見つけたのが、ハギの花の残り。

草ではないが、まだ元気だったのが夏の花、ムクゲ。

いろいろな種類のムクゲの花を見られてよかった。

 

今が盛りなのを見つけられたのは、イタドリくらいかな?

 

陸上競技場では、小学生たちが走っていた。

市の小学校の陸上大会が近いのかな。

スポーツの秋だ。がんばれ、がんばれ。

 

まあ、こんなふうに秋に変わってきた風景や植物たちを見ながら、時々足を止めては写真を撮ったりして、13㎞RUNを終えた。

しかし、これでもまだフルマラソンの3分の1も走れていない。

去年もレース前には走れずにいたのだから、今年も何とかなるだろうという考えは、若ければそれでいいけど、こうして1年1年ポンコツになっていく身を感じていると、不安が大きい。

そういうときは、練習すればいいのさ、というのが少し若いときの考えだったが、こうして走ると不調になる体をもつ身になってくると、対処の仕方が難しい。

まあ、苦しくなったら歩けばいい。

本当に体が耐えられなくなったら、レース自体をやめればいい。

そんな気持ちももっておくことにしよう。

 

それにしても、夏と違って走りやすくなるものだ。

実りの秋、スポーツの秋だと感じたよ。

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「てっぺん」を目指す厳しさを教わった ~2024第31節ホーム ヴィッセル神戸戦~

2024-09-23 21:44:43 | アルビレックス新潟

「悔しいけれど、勝利おめでとうございます。」

試合後、スタジアムから出てきた神戸サポーターと鉢合わせて、そう言葉をかけた。

「いやあ、苦しかったです。新潟がこんなに強いとは思っていませんでした。」

…という答えが返ってきた。

 

そう。

この試合は、新潟が強いことを示したが、同時にまだ勝ち切れるほど強いチームとなっていないことを示す試合となってしまった。

 

試合が始まると、前年王者の神戸は、予想通り強く当たってきた。

だけど、前の試合で名古屋に同様の攻められ方をして失点した新潟は、同じ轍を踏まぬよう、しっかり対応しているのが見て取れた。

下手なファウルをしないで技術で上回ろうとする神戸の選手たち。

そこに負けまいと厳しく迫る新潟の選手たち。

丁々発止のせめぎ合いは、見応えがあった。

こういう試合こそが、プロ同士の戦いだ。

どんな形でもやり方でもいいから点を取った方が勝ちだ、というどっかのつまらん精神のサッカーとは違っていた。

この試合、7月の広島戦のような、競ったいい試合になるぞ。

そんなことを思った。

 

神戸の鋭い攻撃に、どうか最初の15分は、持ちこたえてくれ、と願った。

だが、名古屋戦同様に、その時間が過ぎようとするころ、失点してしまった。

新潟で育った酒井高徳が、的確にゴール前にボールを上げると、飛び込んだ神戸の選手は触れることができなかったが、ボールはそのままゴールに吸い込まれて行ってしまった。

0-1。この試合も先制を許してしまった。

 

だけど、名古屋戦と違うのは、ホームで戦う選手たちの気迫。

少しも気を落とさずに、挽回を期す。

しばらくは、新潟がボールを支配するようになった。

すると、前半31分、谷口からクロスが上がると、長倉がゴール前からヘディングでゴールを決めた。

同点だ。

 

これで波に乗った感じの新潟。

どの選手も、攻守にわたって動きがいい。

前から追う小野。

相手GKの隙をねらって猛烈なダッシュをかける長倉。

酒井高徳とのマッチアップをものともせず、対等以上にわたり合う谷口。

プレッシャーをかけ、ボールを奪取しようとする宮本。

守勢になっても、自由にボールを回させないように細かく圧をかける高木。

ここに行ったら危ないというところを予知して、危機管理がしっかりしている藤原。

大迫や武藤といった元日本代表を相手にしても、まったく怖気づかず自由にさせない舞行龍。

つくづく感心して試合を見守った。

いい試合だ。

 

そのいい試合をさらにすばらしく見せたのは、橋本だった。

びゅんびゅん縦パスを通すし、自らもよく動く。

36分、そんな橋本が左から、針の穴を通すような鋭いグラウンダーのパスが斜めにゴール前に入る。

そこに小野が走り込み、しっかりポストに当ててゴールに蹴り込んだ。

新潟逆転。2-1。

まさか前半のうちに逆転できるとは思わなかった。

前半は、そのまま終わった。

 

だけど、試合巧者で優勝を争っている神戸がこのまま引き下がるわけがない。

控えメンバーにも嫌な選手たちがたくさん残っている。

アルビにもいい選手はベンチに残っているが、その選手たちが、今互角に戦っている選手たちと同様な動きができるだろうか?

後半も、チャンスを作るがゴールを割れずに、互角の展開が続く中、実はそんな不安もちょっぴり抱いていた。

いや。アルビの選手たちを信じよう。

リキさん(松橋監督)も言っていたじゃないか、「全員が戦力だ」と。

 

試合も後半は互角の展開で進んだが、その中盤を迎えた71分、その不安が現実になり始めた。

相手のFW陣に仕事をさせなかった舞行龍が、脚を痛めてデンと交代。

高木も、久々の出場の奥村仁と交代した。

その2分後、半端ない大迫から武藤へ半端ないパスが通され、同点ゴールを決められてしまった。

高木や舞行龍が守っていたなら、どうだったのだろう…?

しかし、そんなタラレバを言っても仕方がないから、とりあえず3点目をと願う。

 

神戸は、汰木や菊池といったよく聞く選手が出てきて、ますます圧力が強くなった。

新潟も小野に代わって鈴木、谷口に代わって長谷川元希を入れた。

新潟も攻めはしたが、最後が決まらない。

試合が最終盤に近づくと、明らかに神戸の選手たちの動きが力強さを増した。

「絶対勝つ」という気迫が見られるようになった。

だが、新潟も必死に守り、アディショナルタイム。

相手のゴール前での猛攻も必死でこらえ、バーも味方しなんとか失点を防いでいた。

ただ、最後にその強烈な攻撃を避けるように、ゴールラインの向こう側にクリアしてしまったのを見て、不安は最大に達した。

もう時間は切れている。

だから、このコーナーキックをしのげば、とりあえず引き分けだ。

しのげ。クリアしろ。

心の中での叫びもむなしく、的確にゴール前に上がったボールに、新潟の選手たちはせることができなかった。

高く飛び上がった神戸の選手のヘディングが、実に鮮やかに決まった。

2-3、逆転。

もう時間はないはず。

案の定、中央に置かれたボールは、1人目が触れた途端、試合終了の笛が吹かれてしまった。

崩れ落ちる新潟の選手たち…。

傍目に見れば、見ごたえのある、すごくいい試合だった。

面白かったはずだ。

だけど、新潟を応援する身にとっては、痛恨の負け試合であった。

勝っていたのに、…。

ブーイングを飛ばすサポもいた。

 

でもさ、これが今の実力の差というものなのだろう。

たしかに、神戸サポの言葉じゃないけど「新潟強かった」でしょ。

だけど、勝ち切るまではいかないのが、今の実力。

そして、神戸との経験値の差。

どれだけ悔しい思いをしたか。

勝つためにどうしなくてはいけないか。

そういうことを骨の髄まで知らなくては、勝ちを積み重ねるまではいかないということなのだ。

かつてノムさん(野球の野村監督)は言っていた。

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と。

負けた原因を客観的にそして愚直に見つめ直し、次への勝利につなげてほしい。

今回は、昨季のリーグ戦王者、そして今季も激しい優勝争いを繰り広げているヴィッセル神戸が、勝利への厳しさを教えてくれた、と思うほかはない。

アルビレックス新潟だって、今季は「てっぺん」を目指している。

リーグ戦とは違うが、ルヴァン杯を手にして、その「てっぺん」に昇りつめてみたい。

その険しい道のりを、今節の試合を教訓にして、切り開いて突き進んでいってほしいと願う。

 

Visca Albirex !!!

 

 

…とはいうものの、昨夜はアルビの逆転負け、今日は天王山での阪神の負け、と2日続けて応援するチームが大一番を落とすのを見たのは、こたえるなあ…。

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強い雨降り 彼岸の中日 墓参り

2024-09-22 14:02:50 | お出かけ

彼岸の中日。

菩提寺への水あげと墓参りが、今日の午前のスケジュール。

夕方からは、アルビレックス新潟の神戸戦のスタジアム観戦が大きな予定だから、早めにスケジュールをこなす必要があった。

それはよいのだが、肝心なのは天気。

能登地方の豪雨被害には、やるせないほどのせつない思いがするが、そちら方面から流れてきた雨雲が、新潟県のあちこちを直撃している。

天気予報の短時間予報を見ると、なんだかすごく多い降水量が見込まれていた。

これでは、雲の晴れ間をぬって、なんて悠長なことは言っていられない。

だから、やむを得ず、寺参り・墓参りを強行。

出発したときは、普通の雨降りだったが、菩提寺に着く頃には強い雨。

寺の建物に比較的近いところに車を止めたのだが、降りて寺の軒下に行くまでに多少濡れてしまった。

 

寺で水あげを済ますと、次は車で場所を移動して、墓参りへ。

強い雨降りのせいもあって、墓参りに訪れている人は、1人くらいしかいなかった。

傘をさしながら、持って行った紙を丸めて火をつけ、線香をつける。

湿気のせいで最初はなかなか火がつかなかった。

ますます雨は強くなった。

立てた線香も雨風で火が消えてしまう。

こんな強い雨の下での墓参りは、60数年の人生で初めてだった。

もっとも、今まで2月が命日の母の墓参りでは雪が降り積もった中で行ったこともあったけれども、今回の雨の方がコンディションとしては悪い。

多少横なぐりの風もあって、ズボンの片側がびしょびしょになってしまった。

いつもなら、墓に供える菓子や団子をねらって、カラスが頭上や近辺でうろうろする墓地も、この悪天候でその姿は全く見えなかった。

悪天候でも獲物をねらうほど、カラスも馬鹿ではないということか。

むしろ、こんな悪天候で墓参りをする人間の方がよっぽどオカシイということか?

そんなことを思いながら、墓参りを終えて車に戻ると、ズボンも靴もびっしょり濡れていた。

 

帰路、車を走らせていると、やけにノロノロになった。

めったに渋滞などない田舎の県道で前の車が詰まっていた。

どうやら冠水がひどく、対向車とのすれ違いが危険なのを用心する車が多かったようだ。

たしかに、道路がたまったり流れたりした水をはね上げて走る車が多かった。

でも、私にとっては、先月25日の方が道路事情はひどかったと思い起こしていた。

あの日は、ホーム町田戦に行こうとしたら短時間の集中豪雨で、前の車に続かないと水の中に取り残されそうな気がしたくらい、水が出ていたから。

 

日本海側の豪雨を心配して、太平洋側の2軒の親類から、豪雨被害はないかと電話があった。

「ありがとうございます。今回は、今のところ大丈夫です。」

そう答えた。

自ら被害の経験がある人たちは、他人事ではなく自分ごとのように考えて心配してくれているのが分かり、ありがたいなと思った。

 

短時間のピンポイント予報では、また数時間したら少し弱い雨が降るそうだ。

この程度だと、今日の神戸戦は予定通り行われることだろう。

先月のホーム町田戦は、豪雨もあったが、アルビはしっかり勝利を収めた。

今日も豪雨だったから、きっと勝ってくれるだろう…!!?

 

それにしても、今までになくひどい雨降りの中の、彼岸の中日・墓参りであった。

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「一生懸命は、美しい」

2024-09-21 22:33:12 | ひと

今週半ば、先週急逝したAさんの通夜に参列してきた。

Aさんは、私より年齢は1つ上だったが、同じ期の仲間として長い付き合いがあった。

とてもよい人だった。

なのに、70歳にもならないうちに亡くなるなんて、きわめて残念だ。

 

彼は、何事にも真摯に取り組む彼だったから、周囲から高い信頼と尊敬を集めていた。

だから、次々と高度な専門性と人間性が求められる要職についていったのだった。

高いポジションにつきながらも、まったく偉ぶるところがなく、気さくな人柄で相手の年齢の上下に関係なく笑顔で話しかけていくのが常だった。

 

40代前半の頃には、同じ市に勤めたから、私は、彼にはかなり世話になったのであった。

当時の私は、腰椎椎間板ヘルニアで入院したり手術したりして数か月休んだりしてしまい、勤務先こそ違ったが、すごく迷惑をかけてしまった。

だけど、彼は私の分までいらない仕事を抱えながら、陰に陽に助けてくれたのだった。

いつも本気になって心配してくれたり、自分のことを笑いながら話したり、気遣いあふれる言動には、救われたものだった。

同業同期の仲間ながら、とても尊敬できる人だった。

 

通夜の始まる前に、棺の中の彼の顔を拝ませてもらった。

やせて細くなった顔、固く閉じられて開かないまぶたを見ていたら、ふいに涙がこみ上げてきた。

現職の時は様々な要職にあった彼だから、退職後もその名が頼られて、いくつもの団体から必要とされていた。

現職時だけでなく定年退職後も休めなかった彼。

ゆっくりと自分の時間が持てるのはこれからだろうに、と思うと、早すぎる死が本当に悔やまれた。

 

弔辞は、彼が現職時代に彼の部下だった方で、今は彼同様の地位についた方が、心にしみる話をしてくれた。

仕事柄子どもたちの前で話す場面も多かったが、その時彼がよく話していたのは、

一生懸命は、美しい

ということだったそうだ。

いろいろな子どもたちがいるが、その言葉を聞いて元気付けられたり救われたりした子はたくさんいたのではないだろうか。

ほかの人のようにうまくいかない、とか、ほかの人と比べていいところがない、とかを思って、自分はダメだと思う子は多い。

そういう子たちに「一生懸命は、美しい」という言葉は、きっと心に響いたのではないだろうか。

生きる勇気、元気が湧いてきたのではないだろうか。

 

彼は、「一生懸命は、美しい」を職員にも求めた。

子どもたちを教える者であるならば、自らが一生懸命研修に力を入れなければ、教わる子どもたちの心に響かず、納得のいかない中途半端な学びになってしまう。

だから、子どもたちのために、研修に力を入れるようにと職員に強く求めていたのだそうだ。

自ら一生懸命を実践し続ける彼の姿は、職員の背中を押し、子どもたちを励まし続けた。

 

そのようなことを、弔辞で聞き、自分の心も揺さぶられるものがあった。

私は、彼ほど一生懸命にはできなかった。

だから、とても「一生懸命は、美しい」などとは語れなかった。

でも、今回この言葉を聞けて、今後の人生にきっと支えになるだろうなあ、と思った。

 

平日夜の通夜だったが、そんな彼を惜しんで、今どき250人以上の人が参列に訪れていた。

広いホール内に入れず、ホールの外で式に参加している人の姿もあった。

 

佳人薄命。

本当に惜しい人を亡くした。

ご冥福を心から祈ります。

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