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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

たきがしら湿原へ、春の花見に

2025-05-16 21:23:58 | お出かけ

毎年、5月上旬、阿賀町のたきがしら湿原に行くことを楽しんでいる。

 

たきがしら湿原は、集団移転で耕作放棄地となった土地を再利用する目的で、旧上川村が整備し湿原として造成された人口湿原なのだ。ました。

湿原には水生・湿生植物、水生昆虫、野生動物、鳥類などが生息する貴重な場所となっている。

現在では、在来種と植栽された植物を合わせると、70以上の種類が湿原の四季を彩っているとのこと。

 

昔この町に勤めたときには、夏の夜にホタルを見たくて出かけたこともあったなあ。

 

ホタルの光 - ON  MY  WAY

この弱々しい緑の光。何だかわかりますか?…って、わかりますよね。だって、表題に書いてあるもんね。写真は、古くなったデジカメで撮った苦心の1枚。ホタルの光。今、私が...

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それはともかく、山野草の花見なら、春に限る。

その花見が好きなわれわれは、例年より少し遅れたが、今年も出かけてきた。

今回、湿地帯いっぱいに咲いていたのが、ミツガシワ。

これほどたくさんのミツガシワの花が咲いているのは、今までの人生で初めてだ。

 

ミツガシワのほかに、リュウキンカの黄色い花もあちこちに咲いていた。

明るく咲くリュウキンカの花も、まぶしく美しかった。

 

忘れてくれるなとばかりに、ところどころにミズバショウも、まだきれいなものがあった。

 

この湿地帯の近くの斜面には、シラネアオイが満開であった。

白っぽいものあり。

ピンクっぽいものあり。

淡い感じの花が、とてもきれいだと思った。

 

そのほかに、バイカイカリソウも見つけた。

 

湿地帯ではない場所にも行って花を探した。

サンカヨウは、花の時期がほとんど終わっていて、残念だったが、

執念で(?)散る直前の花を見つけた。

 

ミヤマカタバミも、可憐で可愛く咲いていた。

 

キクザキイチゲも、かろうじて咲き残っているものを見つけた。

咲き残っていると言えば、ショウジョウバカマもあった。

まだほかに雪割草も咲いていたが、立入禁止のエリアなので写真は、遠くてうまく撮れなかった。

 

こんなふうに、いろいろな花見ができるので、たっぷり楽しんできた。

う~ん、満足、満足。

 

 

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野の花花見ゆっくりWALK

2025-05-08 20:16:19 | お出かけ

ひと月前に、走ることがドクターストップとなってから、「野の花花見RUN」ができなくなってしまった。

走りながら野の花の花見をするのが、一番の趣味みたいなものだったのに、できなくなったのは、残念無念。

 

でも、走らなくても、野の花の花見はできる。

今日は、走らなくてもいいから、野の花たちを見に行くことにした。

野の花花見ゆっくりWALKですな。

 

今日最初に目につき、今が旬だなあと思ったのは、ツクバネウツギ。

白く独特な形をした花びらに、オレンジ色の斑点がきれいだった。

 

美しいピークを過ぎてしまったけど…というのがいくつかあった。

これは、あちこちで見かけたのがオオイワカガミ。

ピークを過ぎ、花の色がだんだん薄くなるんだね。

チゴユリもピークを過ぎていた。

いくつかきれいなのを探して撮った。

 

ひと月前には、可愛いピンクの花を咲かせていたイワナシだったが、

今は、イワナシの名の通り、梨に見える実をつけていた。

 

これからきっときれいに花を咲かせるだろうな、と思えた2種の花が咲き始めているのを見つけた。。

1つは、ガクウラジロヨウラクの花。

もう1つは、タニウツギの花。

 

スミレは、きれいになってきたね。

これは、ツボスミレかな?

スミレはいろいろあって、よく分からないけど…。

 

ツクバネソウらしきものもあったぞ。

 

最高に美しかったのが、ツツジ。

野生と思われるヤマツツジ

だけではなく、詳しい種類のことまでは分からないが様々な色のものが咲いていた。

鮮やかな赤、

優しいピンク、

まぶしいオレンジ、

目立たず咲くうす黄色

どれもこれも、美しかったが、きっと園芸用の品種なのだろう。

 

青空のいい天気だったから、林の中で新緑が美しかった。

これは、ホオの葉だろうか。

日の光に葉が透けて見えるのがまたよかった。

 

いい森林浴にもなった。

やはり山野を歩くのはいいなあ。

 

ここに走ることも入ると、きっと私は半端ない満足感に浸れるのだろうけどね。

でも、野の花花見WALKをゆっくり楽しんできたよ。

 

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県立紫雲寺記念公園で「チューリップ」口ずさむ

2025-05-02 21:26:45 | お出かけ

昨日書いた花見ドライブの最後に、県立紫雲寺記念公園に立ち寄った。

チューリップの花がきれいに咲いていた。

童謡「チューリップ」の歌が、頭の中で繰り返し流れた。

(^^♩さいた

さいた 

チューリップの

花が

ならんだ

ならんだ

赤 

白 

黄色

どの花

見ても 

きれいだな

訪れる人も多くなく、ゆっくり見て回ることができたから、じっくり楽しめて、とてもよかったよ。

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行き当たりばったりの花見ドライブ

2025-05-01 21:43:18 | お出かけ

行き当たりばったりの、花見ドライブに出かけた。

まず、最初は、現在開催中の胎内市のチューリップフェスティバル…ではなく、その近く。

その会場の近くに、広大な菜の花畑を見つけた。

以前ここでは、チューリップを栽培していたのを見たことがある。

でも、今年は、菜の花畑。

菜の花畑の隙間に、去年のチューリップの生き残りが小さな花を咲かせていたのも愛らしかった。

私有地で立入禁止と書いてあったので、遠目に見て鮮やかな黄色を楽しんだ。

 

続いて、海岸線の国道345号線を走って、同じく胎内市のはまなすの丘公園で車を止めた。

残念ながら、はまなすが咲くにはまだ時間が必要で、つぼみすらなかった。

でも、海岸の方に降りていくと、今でも咲いている花をいくつか発見した。

まずは、白い花。

これは、ハマハタザオというらしい。

海岸に行く手前の砂地にたくさん生えていた。

 

砂地には、場所によってはハマエンドウがぽつぽつと咲いているのを見かけた。

野ではクサフジやカラスノエンドウが咲いているが、海岸ではハマエンドウがいいですね。

 

さらに浜辺に近づくと、この低い植物たちが群れ(?)をなして生えている場所があった。

あとで調べてみたら、これはコウボウムギというらしい。

今が、花咲く時期らしい。

 

ハマグミも、小さくたくさんの花を咲かせ始めていた。

花自体が小さくて、色もちょっとくすんだ感じななので、花が咲いていることに気づかない人も多いだろうな、きっと。

今日は、佐渡は見えないが、粟島は少しぼんやりと見えたよ。

 

ビックリしたのは海岸浸食が進んでいること。

砂浜がなくなるばかりか、こうして波がどんどん陸地を削っていき、砂地なのに断崖絶壁のようになっている光景に出合った。

掘り削られた地面から、大きな石が落ちて波で洗われたりしていた。

白砂青松のきれいな浜辺だったはずなのだが…。

浸食は、これからもっと進んでいきそうだ。

 

 

今日のドライブでは、その後、地本地域のミズバショウ群生地に立ち寄った。

そこは、1か月前だとミズバショウが美しいところだったはずなのだが、シーズンオフになってきた今だと何か珍しい花がないかな、と思ったからである。

さすがにミズバショウは、咲いているものはなかった。

せいぜい、白い苞がはずれかかって付いているくらいのものを見つけるくらいだった。

その代わり、といっては何だが、緑色の葉に黄色い小さい花がついた植物があちこちで一面に広がっていた。

群生しながら、結構特徴のある花の咲かせ方だった。

うまくは言えないけど、その辺は写真を見てもらいたい。

家に帰ってから調べてみると、どうやらトウダイグサという名前の植物らしい。

今まで見たことのない植物だったので、初めての出会いはうれしかった。

 

そして、この時期、水気の多い土地ならよく咲いている花を探した。

あった!

その花の名前は、よく知っている、サワオグルマ。

水芭蕉の群生地には少ししか咲いていなかったが、近くの空き地にいくつも咲いていた。

この明るい花、好きだなあ。

 

1年前は新潟市の福島潟で見たのだった。

あれからもう1年が過ぎたのかと、近年、時の流れを早く感じることを改めて思い知らされた気がした。

 

ほかにも、ヘビイチゴの花も見つけたりした。

 

行き当たりばったりの花見ドライブ。

普通なら、観光地を巡ってそこで見るもの出合うものを喜ぶものなのだろうけれど、私らは、人ごみを嫌い、自然のままを楽しむのが好きなのだ。

ここまで、通りがかりの菜の花に、海辺の植物に、平地での湿地の植物など。

たっぷり楽しめた私であった。

 

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1週間前の思い出

2025-04-27 20:17:04 | お出かけ

先週様子を見に行ってきた埼玉。

土地を借りて農業に取り組んでいる方は、とても真摯にがんばっていた。

1年前までは、私が汗を流していた土地は、しっかりした畑になっていた。

【1year ago】

【now】

 

【1year ago】

【now】

 

【1year ago】

【now】

1年前の今ごろは、借りてくれる人が現れるなんて想像もつかず、毎月一生懸命除草作業に来ていたものだったのに。

それが、今は、ちゃんとうねが作られて、肥料を施して、各種の野菜が育てられていた。

土地に積み上げてあった廃材を肥料として使う方法まで実践していて、びっくりした。

さらに、草が生い茂っているように見えるところは、肥料を使わない方法で自然の状態にして実りを高めようとしているということだった。

 

まだ作物を作っての収支がトントンの状態なので、もっと生産性を高めていきたいという話をしてくれた。

意欲的な人に土地を使ってもらうことができ、わが家族は感心し喜んだのであった。

このまま、その方の言う新しい農業が成功するといいなあと思った。

 

さて、それ以外のいつもの楽しみ、本庄早稲田駅前のマリーゴールドの丘。

今は、芝桜が結構きれいだった。

去年は、ここまできれいではなかったと思いながら、写真を撮ったりしていた。

行ったときは夕方で、ちょうど夕陽がこぼれてきていて、いい感じだった。

 

少し遠く見えるけれど、近くでは気球を使ったイベントが行われていたらしい。

気球かあ、いいなあ。

そういえば、埼玉に来る途中、小千谷にも気球があるのを見てきたっけ。(写真はないけど)

 

久しぶりに畑の様子やマリーゴールドの丘を見て、心なごんだ私たちであった。

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吹割の滝、遊歩道を1周

2025-04-25 22:28:30 | お出かけ

道の駅「中山盆地」の後、まだ時刻は12時半。

急いで新潟に帰る必要もない。

どこか遠くないところで、もう少し観光して回りたい。

「ロックハート城」もあったが、作り物より自然がいいというのが私たち。

昔、兄と行ったことのある吹割の滝を見てみたい、と妻が言った。

7年前に急死した義兄。

兄妹で出かけた数少ない場所が吹割の滝なのだという。

では、そこへ行こう。

 

沼田に向けて国道140号を走り、沼田からは尾瀬や日光につながる国道125号を行く。

30分余りで、吹割大橋近くの市営無料駐車場に着くことができた。

そこにあった、案内板を見ると、遊歩道があるのが分かった。

その遊歩道は、このすぐそばから始まっていた。

距離を見ても、320+140+140+480=1080(m)

あまり大した距離じゃない。

じゃあ、遊歩道から行こう。

そう判断して、杉林の中に入った。

 

さっそく下から、勢いのある川の流れの音が。

ほほう、と思いながら歩いて進むと遊歩道は上り道だった。

少し疲れるなと思った先に、いくつもクロスするように鉄製の階段が見えた。

げげっ、あれを登るのか!?

 

鉄製の階段は、何度か現れた。

どんどん川から遠ざかり高いところへ登らされていった。

遊歩道という字は、人を「もて遊ぶ歩道」のことだったのか。

 

その階段がなくなっても、まだ上りだ、勘弁してくれ~。

後ろから来る人も、前から来る人もいず、わずかに2,3組の人とすれ違っただけだった。

 

最初のポイント、第3観瀑台まではわずか320mの案内だったのに、この上りばかりのしんどさは、およそ320mのものではなかった。

ようやく滝が見えたが、あんなに小さくしか見えない。

人の姿もアリより小さくしか見えない。

ここから滝まで行くのに、あんなに遠くにまで歩かなくてはいけないのか?

と、自分の最初の判断を後悔しつつ、あの案内板の存在をのろった。

 

さらに行くと、おそらく第2観瀑台のポイントだったのだろうけれど、標示はなくなっていた。

そこは木の枝が伸びすぎて、滝は見えなくなっていたからね。

 

やがて、第1観瀑台に到着。

相変わらず、人は小さくしか見えないが、遠く滝の全貌を知ることができた。

 

うれしかったのは、この後だった。

岩の隙間から生えたスミレ(種類不明)に勇気をもらう。

そのすぐあとからは、斜面にたくさんのヒトリシズカが咲いているのを見た。

その名称とは違う大勢で咲いていた様子は、ヒトリシズカではなくイッパイニギヤカであった。

ようやく下り坂になると、石碑がたくさん。

それは、「詩のこみち」と名付けられていた。

このルートを作るときに募集したものなんだろうね。

 

ようやく坂道が終わり川に近づいたら、今までよくがんばって歩いたね、とばかりに満開のミツバツツジの花が迎えてくれた。

ミツバツツジの花は、吹割橋を渡って、

浮島観音堂の前でもきれいだった。

次に浮島橋を渡って、川沿いのコンクリート歩道に出た。

岸壁の上に見つけた家は、なんだか崩れそうで怖かった。

コンクリート歩道を進むと、すぐそばの川の流れのなんと速いことか。

流されたらひとたまりもないなと、怖さを感じてしまった。

 

ようやく吹割の滝の横に到達。

相変わらず強い流れだ。

これが滝となって落ちるのか、迫力がある。

もっとよく見たいな、と近くに行きたいのだが、危険防止のためにロープが張られたり係員が見守っていたりしていた。

そうしないと、最近はSNS映えする写真や映像を撮りたくてもっと近づく人はたくさんいるだろう。

近寄れないのは仕方ない、と思いつつ、滝の落差を確認したくて少しでも高いところに登ってみたりしたのだった。

向こう側の絶壁、なにやら不気味。

その雰囲気から、その辺は「はんにゃ岩」と呼ばれているらしい。

滝を過ぎても、流れの強さは変わらない。

 

そして、流れの中で、多分これが「獅子岩」と呼ばれているところかもしれない。

獅子のたてがみに似ているから、かも?

滝はもう一つ、鱒飛の滝というのもあった。

だが、これも近寄れないのでよくわからず残念だった。

…と、後半は楽な遊歩道も終わりを迎えた。

 

こうして、吹割渓谷遊歩道を1時間半余りかけて1周した。

今になって考えると、厳しい渓谷遊歩道を行って、上の方から見たから、遠くからとはいえ滝の姿の全貌を見ることができた。

ヒトリシズカの花を、人生で最もたくさん見ることができた。

満開のミツバツツジの花の美しさを知ることができた。

いろいろな喜びが、その後新潟まで気持ちよく車を走らせることにつながったのであった。

おしまい(長かったね、今日は)。

 

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伊香保温泉から榛名湖、そして道の駅「中山盆地」へ

2025-04-24 21:21:36 | お出かけ

埼玉から、まっすぐ新潟に帰るのではなく、どこか温泉に泊まろうかと思案後決定、事前に宿をとっておいた。

それは、伊香保温泉。

ここは、石段街で有名なとおり、坂道沿いにある宿が多い。

昔、職場の旅行だったかで一度大きなホテルに泊まったことがあったが、あまり大きな印象には残っていない。

 

今回泊まった宿は「とどろき」という名だった。。

駐車場が遠くて急坂を下った先にあるのが少し難点だったが、温泉浴場自体はよかった。

1階の大浴場には水車がついているのを見ながら、ちょうどいい湯温で、ゆっくり湯に浸かった。

もう一つ浴場があって、それは上階の展望露天風呂。

男性の浴場からは、赤城山が真正面に見えていい眺めだった。

夜には大浴場に、朝には露天風呂に入って、気持ちよく温泉を味わった。

 

伊香保温泉だと石段街に行かなくては、とも思ったのだが、新潟に帰ることを考えるとほかに寄りたいところもあり、時間的に難しいので今回は見送り。

 

で、向かった先は、伊香保温泉から近い、榛名湖。

 

車で県道渋川松井田線をくねくねと上って行く。

途中に高根展望台という、見晴らしのよいポイントに着いた。

ここからは、赤城山や日光の山々だけでなく、下を見ると、伊香保温泉の建物群も見えた。

いい眺めだった。

 

さらに進んでヤセオネ峠なるところを越えて行ったら、「高崎市」の表示が出てきてびっくりした。

私の脳裏では、高崎市→前橋市→渋川市であり、埼玉県との境界が高崎市というイメージがあった。

高崎市は群馬県の最もにぎやかな都市であるのに、こんな山の中で高崎市?と思ったのだった。

どうやら平成の大合併で、高崎市は、群馬町や榛名町ほかを併合してさらに広範囲な都市になっていたらしい。

 

榛名湖に近づいたら、

道の両脇にきれいなスイセンが咲いているゾーンがあった。

そこを過ぎて、まもなく榛名湖駐車場。

駐車場からは、榛名富士や、そこのロープウエーを見ることができた。

そして、榛名湖と言えば、ワカサギ釣りも有名だ。

湖上には釣りをしている人がいたぞ。

近くの水路に泳いでいたたくさんの小魚は、ひょっとするとワカサギ?

 

湖のそばに並んだ、観光ボート。

湖上にボートを移すために、クレーンを使ったこんなシーンも見ることができた。

 

湖らしい風景をいくつか見ていると、珍しい自然現象にあった。

上空の太陽に環ができていた。

「ハロ」と呼ばれる現象だ。

出かけた先でこんなものが見られるなんて、うれしいじゃないか。

 

この榛名湖では、あとは竹久夢二の句碑がある場所にも寄ってみた。

その場所からは、湖や榛名富士が美しく見えて、よい景観であった。

榛名富士へのロープウエーも、榛名湖の観光ボートにも、今いち心が動かず、見ただけで満足であった。

 

この後、東吾妻町方面に出て、国道145号線を中之条町、そして高山村へと車を走らせた。

高山村には、寄ってみたい場所があった。

それは、できてから結構新しいこんな形をした建物がある場所だった。

ここの名称は、「道の駅 中山盆地」と言う。

ここは、農産物等の直売所、温泉施設、宿泊コテージ、カフェ、こどもの遊具施設などがある複合施設である。

私らは、直売所にあったおやきや高菜やふき味噌まんじゅうなどを買って、昼食がわりにいただいた。

 

食後、足湯に浸かれる場所もあったので、

しばし風景を眺めながらリラックスした時間を過ごした。

 

こういう道の駅なら、大いに利用したくなるなあ。

新しい道の駅は、村の大切なにぎわいの場所でもあるのだという印象であった。

近くには、本格的なヨーロッパの城であるロックハート城やぐんま天文台などもある。

高山村は、新たな観光拠点になりそうだなという思いを抱いたよ。

 

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芝桜美しき羊山公園

2025-04-23 20:14:06 | お出かけ

春のこの時期になると、芝桜が美しいといって観光名所になっているところが多くある。

なかでも、秩父市の羊山公園の芝桜の丘は、有名だ。

一度は行ってみたいところだった。

今回、車で行ってそこを訪ねてみた。

ウイークデーだったので、そんなに混まないのではないかと思っていったが、そう甘くはなかった。

「羊山公園」なる看板を見てから案内に従っていくと、駐車場は公園からだんだん遠ざかりながら山へ登っていく感じ。

やっと臨時駐車場に着いて車を降りてからは、杉などの生えた山道をいくらか歩いて、ようやく見えてきた。

入園料は300円ナリ。

足を踏み入れると、目の前に鮮やかな芝桜のじゅうたんが広がっていた。

キャラクターは、ポテくまくんというらしい。

芝桜は場所によっては、まだまばらに見えるところもあった。

しかし、ここ連休期間中いっぱい芝桜まつりをするのだから、それはまだ今後花咲く株が広がっていくということかもしれない。

芝桜の向こうの木々は明るい新緑だ。

それもまた、よく映える。

だが、一番見栄えがするのは、後方の武甲山が入った写真だ。

明るく華やかな芝桜の花と、どっしりとした重厚感のある武甲山が入ると、奥行きも出ていい感じになる。

写真にあまり人を多く入れたくないと思っていても、来場者が多いのだから仕方がない。

その来場者の話す言葉には、日本語のほかに、中国語も多かった。

インバウンドの旅行者が多いということだし、羊山公園の芝桜も観光名所として知られているということだ。

 

芝桜というと、色が違うくらいで、そんなに種類はないのだろうと思っていたら、リーフレットには、園内には10種類もの品種があるのだそうだ。

オータムローズ

スカーレットフレーム

エメラルドクッション

アメ-ジンググレース

多摩の流れ、なんていうのもあった。

 

園内には「秩父こもれびの庭」という場所があった。

そこにはキャラクターの「ポテくま君の家」なるものもあった。

それはきっとこども向けなのだろう。

 

それよりも、多種のクリスマスローズや

アネモネなどが咲いていたのがよかった。

日陰の場所に座って、陽当たりのいい芝桜を楽しむ人たちも多くいた。

 

斜面にしているから、上から見下ろすような感じになるのは見やすい。

1時間余りかけて、芝桜の丘をぐるりと1周して見て回った。

芝桜の美しさを充分に堪能した。

 

ちちぶマルシェと称して、土地の名産物を売っているゾーンもあったが、そこには入らなかった。

その代わりに、さすがと思われる生き物を見た。

なぜ「さすが」なのかは、お分かりのとおり。

ここの公園の名前は「羊山公園」。

その名前の由来にちなんで、飼っているわけですな。

いや、本当は逆で、羊を飼っていたから羊山公園の名になったということらしい。

 

いずれにしても、羊山公園の芝桜、噂にたがわずよかったです!

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今年は、4月に高崎市染料植物園を訪ねて

2025-04-22 21:31:26 | お出かけ

高崎市染料植物園は、毎年3月に訪れていた。

3月のこの時期に行ってみたことはなかった。

少し違う植物が見られるといいな。

そんな気持ちで行ったのだが、新潟より早く季節が進んでいるので、園内に入るより早くその類のものを見ることができた。

タケノコのようなものがニョキニョキと生えていた。

正体は、マムシグサだね。

 

クサイチゴの花も、いたる所に見られて花盛り。

 

園内に入ると、3月上旬に明るく輝いていたミモザの花は、すっかり色あせていた。

さすがにフクジュソウは、花は1つもなし。

3月には花はまだということの多かったミツマタは、かろうじてまだ咲いているものを少し見つけることができた。

 

やっぱり3月に比べて園内の花は、見どころが少ないのかな。

なんて思っていた私はおバカさん。

足元に、普通に咲いている青い花があるではありませんか。

おお、これは春に咲くフデリンドウではないか!?

しかも、花の数が1つのものあり、多くの花を付けているものあり。

いくつもいくつも見つかるので、びっくりだった。

今まで、春にこんなにたくさんのリンドウを見たことがなかった。

もうこれだけで、満腹感。

 

ふと上を見上げると、ウワミズザクラばかり。

これまた、一度にこんなにたくさんのウワミズザクラを見たことがなかった。

 

赤い、木の花。

これは実は黄色いのに花は赤いという、カリンの花。

 

白いのは、ガマズミ。

 

あれ?この小さい花、何だろう?

ボケとかに似ているけれど、小さくて名称不明だから、調べるのが今後の宿題。

 

コデマリとかオオデマリに似ている緑色の花、発見。

その名も「テマリバナ」だと言う。

「手毬花」でしょうかね、漢字が合っているといいけど。

 

そして、この白い花は、ズミの花。

「ズミ」が付いていても、ガマズミとは違う花だね。

 

この黄色い花は、ホソバタイセイというそうだ。

名札が付いていたが、アブラナ科の大型の2年草で、草丈が70㎝ほどになり、かつては葉を藍色の染料に用いたり、解熱・解毒などに用いたりしたと説明が書いてあった。

 

バイカイカリソウも咲いていた。

野生のイカリソウはよく見かけるのだが、バイカイカリソウは、園芸種なのだろうか、あまり見たことがなかったのでうれしい。

 

八重桜もきれいだったな。

 

こんなふうに、3月との違いを見つけたり、今まで見たことがなかった花をいろいろ見つけることができて、楽しかった。

やはり訪れる時期が違うと、見ることができる花も違う。

そんなことは分かっていたつもりだったけれど、実際に行ってみると新しい発見がたくさんあって楽しかった。

高崎市染料植物園は、入場無料だし、駐車場があって料金もかからないのもいい

いつか、また違う月に行ってみたいな。

 

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桜公園で早咲きの桜を楽しむ

2025-04-09 17:37:23 | お出かけ

周辺のサクラの開花を確認した昨日。

今日は、午前中に、近くを通りかかる用があったので、ついでに桜公園に立ち寄ってみた。

まだこの辺の桜は満開に至っていないけれど、桜公園なら咲いているものがあるかなと思って見に行った。

そこに至る手前では、今年初めてカタクリが咲いているのを見ることができた。

まだ午前中早い時間だったせいか、ほかに咲いているのはあまりなかった。

 

さて、桜公園の高台に到達。

手前で咲いていた大木で、若葉を出しながら白い花を咲かせていたのが、「赤実大島」という種の桜。

少し入って行くと、今きれいなのが「小松乙女」という桜。

さらに奥へ行くと、ピークを過ぎた「河津桜」。

関東方面ではもう散ってしまっただろうけど、ここではまだ花を見ることができた。

 

高台の一番奥は、満開の彼岸桜。

「小彼岸」という種類の桜だとのこと。

彼岸桜には、もう一種類、「江戸彼岸」という種類の大きな桜も咲いていた。

名前を知らない桜が、枝を広げて咲いているのも見られた。。

さすがに、他のほとんどの桜は、つぼみかあるいはまったくというところだった。

 

それでも、桜公園の名前のせいか、来ている人たちもちらほらいた。

夫婦などカップルで5組の人たちや3,4人の一人で来た人たちとすれ違って、あいさつを交わした。

 

これから、ここでは、様々な種類の桜が咲くのを見ることができるようになるだろう。

 

帰るときには、先ほど見たカタクリの花が、より反り返ってカタクリらしく咲いているのを見た。

やはり、陽光に当たると花の開き方が違うのだなあ、と思ったよ。

 

桜に、カタクリにと、束の間だけど青空の下、春の花見を楽しんだ。

寄り道してよかったなあ。

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