ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

イワウチワ~一番会いたい花と突然出合う

2013-05-26 20:15:37 | 草木花

イワウチワ。
春に咲く花なのだが、野生のものは今まで見たことがなかったのである。
ここ数年、この花をじかに見てみたいという思いが強かった。
2週間前は、その花が見られるかもしれないということで、仕事関係の用事が終わった日曜の午後に出かけてみた。
しかし、午後からではあまり高いところまで登ることができず、イワウチワとの対面はできなかったのであった。

今年の春は、例年より雪が多かったせいで、春の花の時期が少し遅れがちである。
今日は、山形県の飯豊の入口、温身平(ぬくみだいら)の入口までドライブに出ることにした。
4月29日にはまだ雪が多くて、温身平までの林道も、入口でまだ門が閉ざされていた。
4週間ぶりに訪ねると、さすがに道は通っていたが、まだ林の中や道の山側には雪がかたまりとなって残っていた。

やがて、去年の秋に紅葉と川の流れが美しいと思った橋まで来た。

【去年の秋】

【今日の景色】
春は春で、新緑が明るくまぶしいし、川の流れは清冽である。

そこで風景写真を撮っていると、タムシバや山ツツジもきれいなので写真に撮っていると、ふと、足元にうすいピンクの花が咲いているのが目に入った。

葉は、イワカガミに似て丸くつやがある。

花弁は5枚、花びらの先端がギザギザになっている。
おお、これこそ、ずっと見たいと憧れていた、イワウチワの花だ!!!

「イワなんとか」という野草は、確かに岩の上や斜面に生えていることが多い。
今までに見てきたイワカガミやイワナシも、斜面に生息しているのを見ることが多かった。
イワウチワも、たしかに斜面に見つけることができた。



実物を見て、可憐な花だと改めて思った。
一番会いたいと思っていた花に、こんなところで会えるなんて。
いやあ、予想外の出逢いに「今日はいい日だ。」と思ったのであった。
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中断前の一戦も、後味悪い結果に…。

2013-05-25 22:51:42 | アルビレックス新潟
リーグ中断前最後の一戦。
5月負けなしの川崎との対決。
新潟も負けなしになる予定だったが、1週間前に不運な負けを大分に喫してしまった。
その不運の負けにつながった、大井と金根煥の2人は、縫った傷も癒えないまま、強行出場。
気合を感じさせた。
その気合と裏腹に、2対1で負けた新潟だった。
せっかく1対0から、ホープ武蔵のリーグ戦初ゴールで追いついたのに、最後の最後には、突き放される。
先週も、今週も。
仕方がない。
選手は一生懸命やっている。
だが、毎回毎回同様な試合ばかり見せられて、正直、ヘコむ。
仕方がない。
だから、下位にいる。
ところが、不思議なことに、2連敗したのに、12位のまま変わらない。
これは、新潟より下に、勝てないチームが多いことにほかならない。
名古屋とか磐田とか、優勝経験のあるチームたちも下の順位にいる。
油断は、できない。
リーグ戦再開後は、下位チームも、捲土重来を期してくるだろう。
それに負けず、7月からの連勝に期待しよう。
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オリヅルランも、私も、「ランナー」なのだ

2013-05-24 17:55:27 | 草木花

職場の椅子のそばに置いてある、鉢植えのオリヅルラン。

もともとは、去年、工事中だった職場の玄関先にいくつか転がってたものである。
水分もなくなった土なのに、がんばって生きようとしているように見えた。
その健気さに、枯れかけていたそのいくつかを、少し大きめの鉢に土を入れ、まとめて植えておいたのだった。
あれから、数カ月。
今、オリヅルランが毎日花を付けている。
その花は、細く白い花弁、細長く先端が明るいオレンジ色の雄しべが美しい。

1日咲くと花は終わりのようなのだが、毎日次々と新しい花を咲かせている。
今、職場で一番好きな場所がこのオリヅルランが目立たず咲いているここかもしれない。

調べてみたら、面白いことが分かった。
走るのが好きな私は、「ランナー」の精神で、少しずつでも前に進みたいなと常々思っている。
ところが、オリヅルランにも、「ランナー」があるのだ。
おお、共通しているじゃないか!
私と同じだ…!?

さて、何のことなのか。
このオリヅルランの花が次々とさくのは、茎のような部分である。

この茎のことを、実は「ランナー」というのだとのこと。
その訳は、「匍匐茎」(「匍匐前進(ほふくぜんしん)」の「ほふく」)とか、「走査茎」という。
なるほど、地面に這うように走るから、「ランナー」なのか、と納得。

ランナーの習性、一歩ずつ前へ。
その精神を鉢植えの植物からも感じ取れるとは。

なんだかとても楽しく思える、オリヅルランのランナー。
今までになく、その花が美しく、細い茎や葉もたくましく見えるように感じるこの頃である。
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「筑波嶺」ではなく「衝羽根」~ツクバネウツギ花ざかり

2013-05-19 22:19:13 | 草木花

今日出かけた里山とも言える地域。
2か所に行ってきたのだが、そのどちらでも最もたくさん見かけ、まさに花ざかりだったのが、ツクバネウツギだった。


ウツギの花は、春に咲く。
様々な種類のウツギがあるけれど、この花は、ウツギのイメージとは少し違う。

ツクバネウツギ。

「ツクバネ」の名前を聞いたら、私には、百人一首の次の歌が思い浮かんでくるのである。

筑波嶺の峰より落つる男女の川
恋ぞ積もりて淵となりぬる

つくばねの みねよりおつる みなのがわ  こいぞつもりて ふちとなりぬる )

そんなこともあって、ツクバネウツギは、
「筑波嶺空木」
と書くのだと思っていた。
ところが、そうではなかった。

「衝羽根空木」
と書くのである。
「筑波嶺」ではなく、「衝く羽根」だったのだ。
この意味は、「羽根つき」の意味の「衝く」だったのである。
確かに、そう言えば、花弁が落ちた後のガクが羽根つきの羽根のように見える。


そして、この花の特徴的なところは、花が2つ一緒に咲いていることが多いこと。

つぼみの頃から一緒?

2つ一緒に咲いている。
そんなところは、ニリンソウのようだ。

たくさん見かけたツクバネウツギ。
名前の由来に、咲く姿・咲き終わった姿に、なんともいえず楽しさを感じた日曜日であった。
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不運も手伝い、大分に今季初勝利を献上…

2013-05-18 23:35:41 | アルビレックス新潟
なんでそこで決められてしまうんだよ!!
…という場面を2回も見るはめとなってしまった。
しかも、最下位の大分相手にである。
ダメージが大きいなあ。

土曜日の試合まで、新潟は、4勝5敗2分け。
対戦相手は、未だ1勝もできず最下位に低迷する大分。
前節川又のハットトリックで勝った新潟が、負けることはないと思われた。
勝って、5勝5敗の五分にできる、そして上位進出だ、と思っていた。


ただ、不吉な予感は、この日の「亀田製菓サンクスデー」。

去年は、このスポンサーのサービスデーに、1-6で敗れ、監督辞任となったのであった。
今年は監督辞任も、まさか敗れることもなかろうと思って、勝利を楽しみに観戦していたのであった。

案の定、試合は、新潟がボールを支配する時間が多く、新潟の決定的なシュートもたびたび見られた。
シュート数は、新潟が10本。大分は、6本でしかない。
コーナーキックは、新潟なんと13本。大分は、たった2本。
ところが、大分が3点取って、新潟が2点。
しかも、2度追いついたのに、試合終了直前のロスタイムに決勝ゴールを決められてしまうとは…。
どうしてこんな結果になってしまうのだろう。

確かに、不運はあった。
0-1で負けていながら、後半の早い時間に、センターバックの大井と金根煥が、味方同士で強くぶつかって、2人とも全く動かない状態になってしまった。
出血や脳震とうなども疑われた。
2人がどちらも欠けるというのは、想定外であった。
大変なピンチに、新潟のサポーターたちは、「アイシテルニイガタ」を歌い続けて、選手たちを鼓舞し続けた。
選手と観客の心が一体となったように感じた。
それに応えるかのように、田中達也の初ゴールが決まって、1-1の同点に追い付いた。
それなのに、簡単に勝ち越しゴールを許してしまう。
何なんだよォ。
レオ・シルバの初ゴールで、2度まで追い付いた時は、不利な状況からよくがんばっていると、スタジアム内の観衆は皆思っていた。
達也のゴールにも、レオのゴールにも、選手たちの心意気を感じ、目頭が熱くなった。
試合前に見たのぼり写真の2人の同点ゴールであった。

それなのに、なぜ最後の最後にまたやられてしまうのか。
がっかりである。
もうそろそろ、簡単な失点はなくしてほしいのだが、…。

試合終了後は、選手たちもさすがにがっくりきていた。

初ゴールを決めた田中達也も厳しい顔をしていた。


来週の土曜日、アウエー川崎戦を終えると、7月までしばらくリーグ戦は休みとなる。
まずは、大井と金根煥がケガから無事に復帰してほしい。
次節はなんとか勝利して、中断期間をすっきりした気持ちで過ごしたいと思うばかりである。
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静岡は、いいねえ(5)~いいねえ

2013-05-15 22:09:41 | お出かけ
「静岡はいいねえ」で始まったが、この「静岡はいいねえ」は、ちびまる子ちゃんの絵が描かれていたバスに、書かれていた「静岡市はいいねえ」が気に入ったからである。


来てみてわかったのが、静岡がおでんの街だったこと。

そして、必ず串で刺してあって、1本が80円くらいから100円前後であること。
食べた居酒屋では、はんぺんも、白くなく黒っぽかった。
でも、大根は味が染みていて、おいしかった。

名物と言うのを味わうというのは、旅でとても大切なことなのだけど、それが高価だと興ざめなのである。
桜えび団子も1本120円だった。

こうして手の届く金額だといいなあ。

街の中の建物の入口に、なぜか恐竜が立っていた。

まあ、恐竜の作りものではあるが、なぜ、こんな入口に???
不気味!

そして、この芋虫みたいなものは、何!?

実はこれ、わさび漬け発祥の地を記念するモニュメント。
不気味!

あとは、やっぱり、富士山ですな。

静岡県庁の21階展望台には、「富士山憲章」が飾ってあったぞ。

1 富士山の自然を学び、親しみ、豊かな恵みに感謝しよう。
1 富士山の美しい自然を大切に守り、豊かな文化を育もう。
1 富士山の自然環境への負荷を減らし、人との共生を図ろう。
1 富士山の環境保全のために、一人ひとりが積極的に行動しよう。
1 富士山の自然、景観、歴史・文化を後世に末長く継承しよう。

静岡県・山梨県両県が、日本のシンボルである富士山を世界に誇る山として、後世に継承するための全国的運動の原点となるように平成10年に制定したのだそうな。
3日間で、すばらしき姿の富士には出会えなかったが、また次の機会を楽しみに待ちたいと思う。

気候も温暖だし、いいよなあ、静岡。
ただ、3日間で地震を感じたこともあった。
東海大地震の懸念さえなければ、真っ先に住みたいところであった。

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静岡はいいねえ(4)~駿府城そして由比

2013-05-14 20:39:03 | お出かけ
駿府城公園に天守閣がない、というのは、先日見たBSの番組で知っていた。
でも、せっかくだから行ってみよう、というのが旅人の感覚。
まだ公園までは行っていないはずなのに、外堀?城壁らしいものが現れた。

が、やはりまだ城ではなく、小学校や中学校が道の両側にあった。
こどもの日だから、学校は休み。
さらに行くと、堀や隅櫓が見えてきた。
城門に近づくと、周辺は走るのにいいコースなのだろう、それらしい服装で走っている人が何人もいた。
あ、いいなあ。自分も走りたいなあ。
と思った。
ただ、残念なことに、走るためのシューズのみがないのだ。
Tシャツやジャージ(下)は、持っていたのだが…。持っていけばよかった…。

残念に思いながら、建築されてから比較的新しい城門をくぐり、駿府城公園内に入った。

なるほど、広い敷地である。
平場の城跡公園であり、結構様々な樹木が大きくなってきていた。

城跡を示す遺構もいろいろあった。
タカ狩りの家康の像や手植えのミカンなど。

公園内にも、走る人たちがいた。

いいなあ、この広さ。
新潟県内には、これだけ広い城跡公園はない。
高田城公園が少し近いけれど、ここまで広くない。
すぐそばに、静岡県庁があり、歴史あるものと現代的なものとの対比を面白いと思った。

なお、今も新たな隅櫓を建設中であった。

堀端では、夏ミカンの花も咲いていた。


県庁では、10時から21階からの展望を開放するとのこと。
20分ほど待ってから、エレベーターで展望ゾーンへ。
見たかったのは、…もちろん、富士山!
勇んで登ったが、な、な、な、なんと3日間で最悪の富士の姿。
雲に覆われて、どれが富士なのか、まったく分からない。

ガックリ!

城壁の向こうに、本来は天守閣のはずだけど、県庁のビルがそびえる現代である。

ちなみに、これは、静岡市役所。

うん、おしゃれですなあ。

さらば、静岡駅。

次に行こうと決めたのは、由比。

東海道広重美術館があるから。
ここは、桜えびの産地で有名。
駅から乗ったタクシーの運転手さんによると、2日前には、由比の港で桜えび祭りがあったのだとか。
1万5千人の街に、7万5千人が押し寄せたのだそうだ。
恐るべし、桜えびの地、由比。

街並みが人気の秘密なのだろう、結構たくさんの観光客が街を歩いていた。
広重美術館は、特別展がつまらなかった。他の展示の方がよかった。

広重の作品のよさを知らせる映像が興味深かった。

桜えび館なる建物もあるというので、訪ねてみた。
中では、桜えびの土産物でいっぱいだった。
連休中は、しらす丼や揚げ桜えび丼を外のテントで売っていた。

時は、昼。
500円と安かったので、食べてみることにした。
揚げ桜えびとたれがご飯に乗っているだけ。

だが、シンプルでおいしかった。

家などに、ちょっとだけ桜えびのせんべいを買って、あとは帰ることにした。
由比駅には戻らず、そんなに遠くないだろうと、隣の蒲原駅を目指して歩いた。
30分ほど歩くと、殺風景な駅に着いた。
広重の描いた「蒲原」は、冬の雪景色の絵だったが、あれは想像で描いたものらしい。
ここは、比較的南の暖かい土地だから、あのような風景にはならないはずだ。

あとは帰るだけ。
蒲原から三島まで電車で。
三島から東京まで東海道新幹線で。
東京からは上越新幹線で。

楽しかった静岡での3日間に別れを告げたのであった。
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川又、真価の発揮!&新戦力選手たちの活躍で新潟春満開の予感

2013-05-13 20:44:31 | アルビレックス新潟


期限付き移籍から復帰した今季は、真価が問われるシーズンだ。昨季は18ゴールを挙げ,J2の得点ランク2位に。(略)もともと得点力は評価されていただけに、J2で掴んだ感覚を確かなものにできれば、熾烈な定位置争いを勝ち抜けるだろう。

これが、シーズン前に出たサッカー専門誌の川又選手の寸評であった。
まさに、今、「J2で掴んだ感覚を確かなものに」し、「熾烈な定位置争いを勝ち抜け」ようとしている。
J1リーグ第11節、アウエー鳥栖戦。
新潟は、川又の見事なハットトリックで、3-1で勝利した。
先日のナビスコ杯予選では、0-2で敗れた鳥栖に見事に雪辱した。

前節の清水戦でも見事な先制ゴールをヘッドで決めたのだが、川又は、この鳥栖戦でも、前半2分、ヘッドで鮮やかに先制ゴールを決めた。
これで、川又、3試合連続ゴール。
それだけでもすごいのに、まだ続きがあった。
続いては、成岡と見事な連携で、利き足の左足で2点目を決めた。
さらに、後半1点を取られた後、レオ・シルバが奪い、田中達也がスルーパスを通したボールを、川又は、トラップして利き足ではない右足でゴールを決め、ハットトリックを完成した。

冒頭に載せた文章が、現実になった。
ゴールの感覚を確かなものにして、先発FWの座を掴んだと言える。
このまま波に乗ってゴール量産してほしいぞ、川又。

それにしても、復帰とはいえ、今季新戦力の川又。
その川又のゴールをおぜん立てしたのは、2点目が成岡で、3点目がレオ・シルバと田中達也。
いずれも新戦力である。
連携が進んできた。
いよいよ開花した感のある、2013年のアルビレックス新潟、春満開となりそうである。
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静岡はいいねえ(3)~登呂遺跡そしてサンバのパレード

2013-05-09 22:15:42 | お出かけ
日本平から、静岡駅に戻ってきて、次に行こうとするのは、翌日に予定していた登呂遺跡。
登呂遺跡は、子どもの頃から弥生時代の有名な遺跡だ。
果たして、どのような遺跡なのかに興味があった。
バスに乗って、登呂遺跡行きの終点に着く。

ある程度の広さの土地に、竪穴式住居や高床式倉庫などが建っている。

この日は連休中ということもあり、弥生時代の生活体験ができるようなイベントを行っていたらしい。

敷地の中の遺跡博物館に入ると、親子連れが多い。
ここは、体験型の博物館らしい。

田植えなども室内で体験できるようになっていた。

楽しかったのは、登呂遺跡のキャラクター「とろべー」が着ぐるみで登場したこと。

50代の夫婦ではあったが、思わず笑って手を振ってしまった。

屋上からは、富士山のビューポイントになっているとのことだったが、残念ながらよく見えず。
この写真のようによく見えたらよかったのに。


登呂遺跡。青森県の三内丸山遺跡や佐賀県の吉野ケ里遺跡を見に行った経験のある我々夫婦は、もう少し大きなものを予想していたのだが、それらに比べたら、大した大きさ・広さではなかった。

でも、昔から教科書に出ていた有名な遺跡を訪ねたということは、行ってみたい憧れを達成したことでもあった。
再びバスに乗って、静岡駅に戻った。

夕方が近づくが、この日は、駅前の通りの一つで、サンバのパレードがあるという。

大道芸をやっている若者の「たいまつ回し」に少し立ち止まり、
16時ころからの、2つのグループのパレードを見た。
最初のグループは、フラッグなども振り、健全な(?)イメージだったが、やはり少し物足りなさが残っていた(どうしてかしら?)

次のグループは、沖縄から初めて参加した、というグループ。

このパレードは、いかにもサンバという感じがした。

何でしょうねえ?やはり肌の露出度でしょうかねえ??!
写真を撮ろうというのは、オヤジばかりなり。
自分もその“ ONE OF THEM ”に過ぎないのだろうけどね、へへへ。

こうして、静岡の2日目も終わりとなった。
うーん。午前中の渋滞がもったいなかったなあ…(まだ言っている)。

サンバのパレードは、2つも見たらもう十分。
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静岡はいいねえ(2)~「いいねえ」撤回の大渋滞に巻き込まれ、遠い日本平

2013-05-08 23:01:32 | お出かけ
静岡はいいねえ、と書いたものの、
「何とかならんのか~!!」という思いに陥ったのが、翌日午前中のことだった。
この日は、久能山東照宮へ行く予定だった。
バス時間を調べたら、日本平ロープウエー行きが、静岡駅北口から出ている。
連休で混む前に、一番早いバスに乗ろうとホテルを早めに出て、駅に向かった。
駅前に、徳川家康の像。
そこを過ぎ、バスは8時13分発。これにしっかり乗り込んだ。
途中、楽しいデザインの清掃車に会い、思わず撮影。ピエロがかわいい。


ここまではよかったが、途中から、大渋滞。
バスが、何分たってもほとんど進まない。
その理由は、バス路線上にある「日本平動物園」。
連休だから、ここへ行こうという車が列をなしている。
しかも、早くから出かけた車で駐車場は満杯になっているため、動物園に入れない車が列になって動かない。
50分で目的地に着くはずが、1時間どころか1時間半たっても、まだ途中の動物園まで行ってないという状況。
バスの運転手が、ほんわかした人で(語り口調は、蛭子能収氏を思わせた)、「動物園行く人、降りた方が早いですよ」などと、何度もアナウンスしていた。
乗客の中には、「もう別なところに行きたいから、反対からくるバスは何時だ?」と聞いたりしている人もいた。
10時近くになって、ようやく動物園を過ぎ、渋滞の列から抜けることができた。
道がもう少し広ければ、2車線で通り過ぎられたのに、1車線だからこんなに大変な思いをすることになってしまった。

渋滞を抜けると、あとは早い。
10分ほどで日本平ロープウエー終点に着いてしまった。
久能山東照宮へは、ロープウエーで1065mの距離をゆるやかに下る。
こちらの日本平の方が、標高が高く、307mなのである。
久能山は、標高270mだが、東照宮までの石段が1159段もあるとか。
我々は軟弱なので、日本平からのロープウエーから行くことに決めたのだった。
殿様号と姫様号がある。


久能山東照宮は、家康が葬られているという。

楼門には、獏の彫り物がある。

平成21年に50年に一度の社殿塗り替えが終わり、非常にきれいになっていた。

一番奥に、家康の墓所となぜか、金の成る木が…。

河津桜のサクランボが可愛くきれいだったり八房梅の実が確かに一度にたくさんついていたりしたのも、見ることができた。




海岸部も見えたが、白いビニルハウスは、名産の石垣イチゴを栽培しているのだとか。

残念ながら、博物館は工事中。

ロープウエーで日本平に戻り、その山頂から富士山を眺める。
しかし、雲がかかっていて、ややうすぼんやり。

世界遺産になりそうな富士山の美しい姿を見たかったなあ。
でも、駿河湾の向こうにこうして見ることができたから、よしとしよう。
ニワゼキショウやコウゾリナほか、新潟ではまだあまり見られない野草が咲いていた。

そういえば、新潟には、日本平山という山がある。
高さは、結構あるので、まだ山の中腹からは雪があるのだ。
ただ、富士山は、どうがんばっても見えないけれどもね。
そんなことを思い出した。

時は、昼。桜エビの団子で、昼食代わり。

ここから本当は、清水駅に降りて、三保の松原へと向かいたかったが、バスはもう出た後で、静岡駅に行くしかなかった。

でも、かわいい絵のちびまる子ちゃんの絵のバスがしばらく止まっていたよ。

もっとも、富士山がこの程度の見え方では、三保の松原に行っても、大した感慨はなかったであろう。
バスは、日本平から、あの行きで混雑していた動物園前をあっという間に過ぎて行ったのであった。
行きであんなに渋滞していたのに、帰りは、まったくといっていいほど渋滞はなかった。
もっとも、まだ反対方向は渋滞していたけど、朝ほどつながってはいなかった。
やれやれ、と改めて思った次第である。
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