ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

鼻から胃カメラ 無事終了

2008-08-27 13:42:41 | 生き方
 人間ドックで、バリウムを飲み下腹部が痛くなった。不調が数日続いた。それなのに、その結果はさらに「要精検」とは、どういうこっちゃ!?
 仕方がないので、近所の胃腸科医院へ行ってきた。胃カメラの予約。
 さらに2週間経過。胃カメラ検査に行ってきた。
 今まで、胃カメラというと、口からのどを通って、苦しい目にあいながら、よだれ・はなみず・涙まみれになりながら受けていたのだった
 ところが、今回、胃カメラの日を決めてから、看護士さんに「鼻からにしますか、それとも今までどおり口からにしますか?」と言われた。
 思わず、「どっちもいやです。」と答えたのであったが、鼻からの方が楽だと言われて、鼻からの胃カメラ初体験となった。
 点鼻薬で、通りを良くする薬や麻酔薬を入れたら、のどがツンとなった。鼻の麻酔も注射された。
 さあ、医者が来た。鼻からの方が楽だと言われたが、やはりのどを通るときは少し苦しい。
 でも、咽喉、食道、胃…と内部の映像を見せてもらいながら検査は進んだ。
 映像は、不気味。でも、まぎれもなく自分の内部なんだと思うと、毎日よく働いているその自分の内臓や器官がいとおしくなった
 「あっ、ありましたね、これです。」という画面に映ったのは、まぎれもないポリープ。胃の底部に小豆くらいの大きさで赤くなっていた
 「大丈夫です。悪性のものではありません。」
 よかった、よかった
 酒も食事も、従来どおりでよいと言われた。ホッとした
 自分の父は、胃潰瘍で胃の除去手術を受けた。母も、悪性リンパ腫で、胃を全摘している。胃の弱い家系の自分としては、多少の不安があるのだ。
 終わった。管がどんどん戻っていく。
 管のあった鼻がその後数時間の違和感があったが、確かに、口からよりは楽だった。
 さて、夜には、とりあえず異常なしを喜び、ビールで乾杯をした。ま、ほどほどに飲みながら、健康に気をつけていくとしよう
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夏の山の怖さをたっぷり味わった

2008-08-18 23:38:51 | 自然・季節
最近、豊かな自然に会っていないので、欲求不満がたまった。
どこか簡単に登れる山に行こう!
と思い立って、比較的楽な山登りに行くことにしよう。
どこへ行く?入広瀬(現魚沼市)にある浅草岳に登ることにした。
浅草岳は、福島県境にある。花の百名山にもなっている。1585mの山だが、紹介されたコースは、上り3時間30分、下り2時間10分のコース。
実際、登り始めてみると、夏の山の怖さを知った。
1つ目。虫。特に、アブ。歩いていると、身の回りをブンブン飛んでいる。そのうえ、動きを止めようものなら、体じゅうに止まり始める。
上りは、坂道の連続なので、非常に疲れる。汗をかく量が尋常じゃない。休憩を入れて、水分を補給していくことが大切だ。
それなのに、アブの多さで、ゆっくり休んでいられない。
仕方なく、歩きながらの水分補給。
用意していた2本の500mlのドリンク。1本目が、あっという間に減っていった。
自分でも分かる。出て行く水分の方が補給するより多い。
まずい!これって、熱中症が近いかも!?
もう、アブに寄られようが刺されようがかまわない。
ぐったり腰を下ろす。

ようやく眺めのよいところへ出た。カヘヨノボッチだ。
ここから、少し植生が変わった。キンコウカやエゾリンドウに会うことができるようになった。さらに草原を登り、歩くこと40分。やっと山頂に着いた。
田子倉湖が少しぼやけて見えた。会津方面の重なる山々も見える。しかし、相変わらずアブが多い。もっとも、赤トンボも多いが。
下山時は、上りと違う急坂のコースを下った。あっという間に、2本目のペットボトルも減っていった。夏は、もっと多くの水分を持って行かないといけないとわかった。
途中、一回滑って転んだ。下半身が急坂にこらえられなくなってきたようだった。
2時間10分後、登山口到着。やっと着いた~。

車に乗り、15分後、自動販売機を発見。150円を出してペットボトルを買う。アクエリアスの500mlが、体に一気にしみこんだ。
日帰り温泉に寄った。体重計に乗ると、なんと5kgもやせてしまっていた。びっくり!夏山、恐るべし!であった。

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刈り残されたミソハギ

2008-08-06 11:50:54 | ひと
 夏。われわれ人間は、暑さにげんなりしているが、植物は違う。暑い陽射しと時々の雨を受けて、大きく育つ。
 私が通る道の両脇にも、大きく育った草たちが茂っている。時々道路にはみ出て、車の運転を邪魔している。
 そこで、負けない人間たちは、草を刈る。道路を維持管理すべく、暑い中、長袖に身を包んだ人々が、道路脇の伸びた草を汗みどろになって刈ってくれている。刈られる草の身になると、たまらないのかもしれないが、車を運転する身にとっては、ありがたいなあと思うのだ。
 でも、この草を刈る人たちの心に、ホッとした。
 この写真は、ミソハギである。道端に咲いていたので、車を止めて撮影した。しかし、それから1週間。その周辺の道路脇の草が、刈られていた。
 車で、ずうっと行く。きれいに刈られている。ところが、先日撮影したところを通ると、なんと満開のミソハギが、刈られずに残っているではないか!そこだけ、ぽっかりと刈られずに、ミソハギが咲き誇っている。
 暑い中、草を刈った人たちが、きれいに咲いている花を刈るのは忍びない、そう思って刈り残したに違いない。
 しばらくいくと、今度は、ウバユリが、同様に刈られた草の中、すっくと立っていた。ここも、ウバユリを刈らずに残したようだ。
 こういう、人の、こういう営みに、心に一陣の涼風が吹いた。忙しくとも、暑くとも、自然の美しいものを大切にしたいという気持ちが現れている。
 こんなところには、最近の事件によくある「誰でもよかったから云々」というすさんだ心は、ない。
 こういう何気ないところに、人が人である素晴らしさを感じるのだ
 
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