ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

がんばれ、卓球ニッポン!!

2024-07-31 22:20:12 | スポーツ

パリ五輪。

見たい競技、気になる競技といえば、自分がかつて一生懸命やっていた「卓球」がある。

卓球では、個人種目で混合ダブルス、シングルスがあり、団体戦がある。

混合ダブルスは、1国1チームしか出られない。

世界ランク2位だった早田・張本組には銀メダル以上を期待していた。

だが、初戦で謎に包まれた実力国の北朝鮮ペアに当たり、内容的には接戦ながら、結局1-4で敗れてしまった。

北朝鮮ペアは、そのまま勝ち上がり決勝まで進んでいるから、やはりなかなかの実力を備えていたと言える。

無念であった。

 

あとは、シングルスと団体戦に期待するしかない。

世界ランク上位の日本選手たちだが、1回戦から気が抜けない。

中国が圧倒的に強いことは確かなのだが、近年は、第3勢力ともいうべき国の選手が活躍するようにもなってきた。

女子でいえば、インドチームが、昨年の世界選手権で世界ランク1位の選手を破るなどして中国を追い詰めたことがあった。

その選手は、異質ラバーの特徴を最大限に生かして戦っていた。

男子も女子も、個性的な戦いをして上位選手を破ることも見かけるから息が抜けない。

 

今日は、2回戦が行われて、NHK-BSでは、男女シングルスに出場している日本の4選手のうち3選手の試合を中継して見せてくれた。

女子の平野選手は、どのゲームも接戦となったが、香港の選手を4-0で下した。

だが、3回戦は曲者のインド選手との戦いになる。

がんばってほしい。

 

男子のエース張本の対戦相手は、イランの選手だったが、なんとバックハンド主戦という信じられない戦型の選手。

普通は、だれでもフォアハンドで強いボールを打とうとする。

ところが、その選手は、ほとんどがバックハンドで打つ。

フォアハンドはまれだった。

長いラリーになっても、ほとんどをバックハンドで処理する。

そのバックハンド系の技術の高さには驚いた。

張本もその選手とは何度目かの対戦だったらしいが、やはり序盤は面食らっていて最初のゲームを落としてしまった。

なんとか立て直したが、4-2と接戦になった。

バックハンド主戦であれだけ戦い、相手を苦しめる選手を初めて見た。

 

女子のエース、早田の対戦相手はエジプトの選手だった。

同じ左利きの選手だったが、前陣でバック系の技術が高い選手で、どのゲームも終盤まで競り合う展開が続いた。

エジプトの女子選手でもここまで強くなったか、と思わせた。

だが、そこは日本のエース早田、終盤に競り合っても簡単に相手に決定的な得点を許さないのはさすがだった。

第1ゲームでは、ジュースで何度もゲームポイントを握られたが取り返し、15-13で取った。

それ以降でも、終盤に大事なポイントを取って、4-0で勝利した。

 

中継しているときには、男子の世界ランク1位の選手が、スウェーデンの選手に敗れたと放送していた。

群雄割拠。

果たして、これから日本選手たちの戦いはどうなるか!?

男子の張本、戸上も、女子の早田、平野も、皆2回戦は勝ち上がった。

今日は、これから男女とも3回戦の戦いが始まる。

それに勝てば、ベスト8だ。

健闘を期待しよう。

がんばれ、卓球日本!!

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阪神、乗ってきたね、5連勝!

2024-07-30 22:19:21 | スポーツ

阪神タイガースが乗ってきた。

今日の巨人戦に勝って、オールスター戦を挟んでの5連勝である。

オールスター前は、ひどかった。

1-2,3-4で巨人に連敗。

その次の広島戦でも、0-1,0-1と連敗。

なんと1点差負けで4連敗だった。

先発はじめ投手陣はがんばっていたのだが、打線がつながらない。

なんで1点が取れないのだ、と言いたいほどストレスがたまる試合ばかりだった。

 

その4連敗で吹っ切れたのか、広島との3戦目を12-3で圧勝した。

この試合で打線がつなげることを思い出したように、得点が入った。

そして、オールスター戦明けの中日戦で3連勝。

その3連戦は、5-1,7-3,4-3。

チャンスを逃してばかりいた打線が、時々つながるようになってきた。

不振だった近本や佐藤輝、森下にもヒットが生まれるようになってきた。

特に森下は、前は強く振るだけだったのが、今はタイムリーが打てるようになり、効果的なホームランも生まれるようになった。

主砲大山も、しばらく止まっていたホームランが生まれるようになった。

打線がつながって、得点につながる。

非常に好ましい姿だ。

 

今日の巨人戦でも、1-0の6回に、森下、佐藤輝と安打が続くと、そこで大山の3ランホームランが生まれた。

首位巨人を突き放す一発だった。

 

こうして終盤を迎えると、阪神は強い。

左の桐敷、右の石井と、頼りになるセットアッパーがいるからだ。

今日も7回に先発才木が無死満塁からなんとかアウトを1つ奪うと、岡田監督は桐敷にスイッチ。

桐敷は、現在首位打者の丸を一塁ゴロに押さえ、続いて代打坂本を三振に抑え、最少失点に抑えた。

石井も、次の8回、3者三振…3人目が振り逃げになったのはご愛嬌だが、4人目はレフトフライに抑えた。

この2人は本当に頼りになる。

特に、桐敷は、高校では埼玉の本庄東高校、大学では新潟医療福祉大学という、どちらもあまり知られていない高校や大学の出身だ。

埼玉に実家のあるわが妻は、桐敷が本庄の高校だったと知って、応援している。

新潟医療福祉大は、車さえあればわが家から通うことも可能な近さであるから、やはり卒業生の桐敷は応援したくなる。

 

セントラルリーグは、各チームのゲーム差がさほど開いていない。

「アレンパ」をねらう阪神としては、この3連戦で首位巨人に肉薄あるいは逆転したいところだ。

今日は勝って、阪神5連勝と好調だ。

ただ、今年は、巨人の先発投手陣も充実している。

阪神は、今季戸郷にノーヒットノーランで敗れた試合もあった。

互いに投手陣が充実しているから、あとはどう相手を打ち崩すことができるか、という打線の勝負になると見ている。

巨人と違って、ホームランが少ない阪神打線。

ようやく上向いてきた打線がつながるかどうか、そこが勝負の分かれ目だろう。

さて、あと2戦の首位攻防戦、阪神は、どんな試合を見せてくれるだろう。

楽しみだ。

 

パリ五輪の只中ではあるが、阪神の勝利を期待してNPBセリーグの覇権の行方も見ていきたい。

(MLBのドジャース大谷のホームランなども楽しんでいるけどね)

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夏の甲子園、新潟県代表は新潟産大付

2024-07-29 22:09:35 | 新潟

夏の甲子園を目指した高校野球の地方大会も、愛媛を除いて代表校が決まった。

 

新潟県は、先週26日に決勝が行われ、新潟産業大学附属高校が、帝京長岡高校を4-2で破って初優勝。

新潟県代表として、初めての甲子園出場を決めた。

 

決勝の試合は、途中からテレビ中継で見たが、テレビをつけたとき、すでに新潟産大付が2-0でリードしていた。

決勝の相手は、今大会の大本命、帝京長岡だった。

帝京長岡は、春の大会で新潟県の大会を初制覇すると、勢いに乗って福井、石川、富山、長野の各県代表とも戦う北信越大会でも勝ち進み、見事初優勝を果たした。

近年、北信越は、星稜や敦賀気比などが全国大会でも上位に進出しているので、レベルは低くない。

帝京長岡はその北信越大会で優勝したのだから、甲子園でも戦える力をつけている、と考えていた。

当然、夏の県大会では第1シード。

優勝候補の筆頭に上げられていた。

なかでも、エースの茨木は、プロも注目の投手であった。

彼の2つ上の兄も帝京長岡の投手で、2年前にドラフトで指名を受け、阪神に入団した。

県大会の決勝まで進んだが、兄はそこで敗れ甲子園出場を逃していた。

だから、兄の無念を晴らし、今年こそ甲子園へ、というのが帝京長岡の悲願であった。

 

対するに、新潟産大付は、3年前は決勝に進んだことがあった。

その試合を見て翌年入学した生徒たちが、現在の3年生たちである。

だから、こちらも、甲子園は悲願と言えた。

だが、去年の秋の大会も今年の春の大会も、産大付の戦績は芳しいものではなかった。

だから、夏の大会は、ノーシードであった。

しかしながら、今大会は、新潟明訓、日本文理、中越と、甲子園に出場して活躍した経験も多い高校を次々と倒して決勝に進んだのだった。

 

決勝戦はいい試合になるかもしれないと思いつつ、やはり帝京長岡優利は動かないだろうなと思われた。

 

ところが、試合の途中でテレビを見ると、2-0でリードした産大付は、さらに犠牲フライやタイムリー、好走塁でしっかり追加点を取った。

後半ピンチもあったが、結局、4-2で帝京長岡を破って、新潟産大付が甲子園初出場を決めた。

 

あの好投手から10安打を奪い、4得点し、チャンスを逃さずに加点するとは大したものだと思った。

産大付には、それを生む、しっかりした打撃と積極的な走塁があった。

また、投手陣も2人でしっかりリレーし、強打の帝京を4安打2点に抑えた。

投手陣を支えた守備も堅かった。

新潟産大付は、なかなかの好チームだ。

 

帝京長岡は、ベンチ入りメンバー20人のうち、新潟県の中学校出身者はわずか2人。

ほかは、首都圏からの出身者も多く、北海道や福島などからの生徒もいた。

かつて甲子園でノーヒットノーランを記録した芝草宇宙監督を慕ってのものなのだろう。

反対に、新潟産大付の県外出身者は、1人だけだった。

中越地方や上越地方、地元柏崎市出身者の生徒が多かった。

その意味でも、新潟県代表にふさわしいと言えるのかもしれない。

 

今は、パリ五輪の話題ばかりになってしまっているが、来月上旬には夏の甲子園大会も開催される。

新たな新潟県代表となった新潟産大付の健闘を期待しよう。

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勝負の世界の厳しさ

2024-07-28 22:10:53 | スポーツ

スポーツを見るのが好きなのは、それが真剣勝負の世界だからに相違ない。

生まれる結果は、決められたものではなく、どうなるかわからないから、ドキドキして見守ることが多い。

勝者があれば、必ず敗者のも生まれる。

勝負の世界は、厳しく残酷だなあと思う。

 

パリ五輪が始まって、テレビなどでその中継を見ることが増えたから、なおさらその実感がある。

今日でいえば、柔道女子52キロ級の阿部詩選手の敗戦。

リードしていたのに、一瞬の間に相手の技を食らい、一本をとられ逆転負け。

号泣して泣き崩れ、敗戦を受け入れられず、立ち上がれない詩選手の姿。

観客たちは、健闘した詩選手を思い、「Uta,Uta」と励ましの声と拍手を送ったが、彼女を立ち上がらせるには至らなかった。

ここまで、自分の生活を五輪の金メダルのためにかけてきたのだろうし、自分を支えてきてくれた人たちを裏切るような結果になってしまったのは、本当に受け入れがたかったのだろうな、ともらい泣きしそうになった。

 

勝つ者がいれば、負ける者がいる。

それは知ってはいるけれど、負けた者には味わいたくないつらい思いを味わう。

せつないな…。

 

だけど、負けた者は、自分の力で立ち上がるしかない。

次の試合でがんばれ、とか、まだ若いから次にチャンスがある、などという言葉は慰めにはならない。

すべて、自分で自分の思いに折り合いをつけて乗り越えるしかないのだ。

詩選手も、自分で乗り越えていくしかない。

 

今日が千秋楽の大相撲でも、厳しい場面を見た。

横綱照ノ富士は、本割で大関琴櫻に敗れ、2日前は2差で圧倒的に優位に立っていたはずなのに、連敗して優勝決定戦にまでもつれ込んでしまった。

横綱なのに連敗なんて。

しかも、優勝決定戦の相手は、前日敗れている隆の勝。

隆の勝は、連勝して優勝決定戦に進出したから、乗っている。

横綱の権威を損なうわけにはいかない。

照ノ富士は追い詰められた気持ちだったはずだ。

だが、決定戦では、隆の勝の当たりを横綱らしく受け止め、流れの中で逆転して、見事に勝利。

10回目の優勝を果たした。

そこには、今まで様々な試練を乗り越えて作ってきた、照ノ富士関の真の芯の強さを見た気がした。

 

勝負の世界は厳しく残酷だ。

だけど、試練を乗り越えた先に、真の栄光があると信じて、皆、闘い続けているのだろう。

それでも、負けることもある。

それも人生。自分で乗り越えていくしかない世界…。

 

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佐渡金山の世界遺産登録決定を喜ぶ

2024-07-27 22:35:08 | 新潟

パリ五輪が始まったが、今日うれしかったことは、そちらのことではない。

インドの首都ニューデリーでのことだ。

 

「佐渡島の金山」が世界文化遺産として登録されることが、そこで開かれているユネスコの世界遺産委員会で決まったのだ。

新潟県に住む者として、非常にうれしい。

審議の結果、全会一致で世界文化遺産として登録することが決まったことがよかった。

佐渡の金山をめぐっては韓国政府が、「朝鮮半島出身の労働者が強制的に働かされた場所だ」として反発していたことがあったからだ。

今回の審議では、韓国も委員国の一つとして登録に同意したとのこと。

ここに至るまでは、本当に長かった。

「佐渡の金山」については、新潟県と地元佐渡市が世界文化遺産への登録を目指し、ユネスコに推薦するよう、ずっと前から政府に働きかけていた。

ところが、なかなか推薦してもらえず、国内の他の場所ばかりが次々と世界遺産になっていった。

ようやく進んだのは、3年前の2021年12月。

文化庁の審議会が、推薦候補に「佐渡島の金山」を選定すると答申した。

だが、選定は推薦の決定の意味ではなく、政府内で総合的に検討するとなどという、異例の注釈付きだった。

韓国の反発が、政府自民党を弱気にさせていた。

ただ、自民党内には、韓国の主張は不当だとして推薦すべきだとの意見もあった。

 

翌年1月、岸田首相が、ユネスコに推薦することを決め、動き出したように思えた。

ところが、こともあろうに、ユネスコから諮問機関のイコモスに推薦書が送られてなく、審査の手続きが進んでいないことが明らかになった。が原因でした。

書類の不備が原因だったというから、何やってんだか…。

その後、政府は、不備を指摘された部分を修正して、ようやく去年1月に推薦書を再提出。

 

去年8月にイコモスの調査員が現地を訪れ、調査が続けられた結果、今年の6月にユネスイコモスの評価は、上から2番目の「情報照会」にとどまった。

その勧告では、世界遺産への登録を考慮するに値するとしつつも、いくつかの修正が求められた。

その修正をへて、ようやく、今日の登録決定となった。

関係者は、本当によくがんばってここまでこぎつけたなあと思う。

 

佐渡は、小学校高学年の修学旅行や体験教室の引率で何度も行った。

子どもたちに最も人気があったのは、西三川の砂金取り体験だった。

そのような体験から、興味を高めるのは、子どもたちには適したものだと思った。

 

そして、相川の金山では、「道遊の割戸」の山が2つに割れている姿に、金を掘ったすさまじさが感じられる。

また、坑道の中に入ると、金を手で掘る様子が、人形らによってわかりやすくなっていた。

そんな様子は、世界的な文化遺産にふさわしいと思っていた。

佐渡には、ニッポニア・ニッポンの朱鷺も魅力があるし、自然に関しても、曲がりくねった天然杉や美しいトビシマカンゾウの花なども、すばらしいと思える。

ほかにも、独自の文化が残っていて、見どころが多い。

金山の世界遺産登録決定によって、佐渡の新たな魅力に気づいてもらえたらいいなあと思う。

 

ともかく、まずは世界遺産の登録決定を、新潟県人の一人として、素直に喜びたいと思う。

関係者の皆さん、本当におめでとうございます。

そして、ご尽力ありがとうございました。

お疲れさまでした。

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走りながら、昨日の水量は危うかったと確認してきた

2024-07-26 21:42:20 | RUN

やはり山形方面では大雨被害が出ていた。

救助要請で出動したパトカーが大水に流され、2人の警察官が行方不明になってしまったというニュースもあった。

見つかったパトカーは、逆さになっていた。

1人は遺体となって見つかったらしい。

 

大雨はただ降るだけでなく、川の増水を伴う。

勢いのある濁流となって、川堤を決壊する。

映像を見ているだけでも怖い。

 

今日は、5日ぶりに走ってみながら、当地郊外の田や用水路の様子を見てきた。

 

幸い、どこの田も、稲が順調に元気に育っているのを見ることができた。

昨日の雨くらいでは、まだ田は大丈夫だったようだ。

 

だが、用水路はやはり危なかったもよう。

こんなふうに水路にかかったハシゴを見てみると、もう少しであふれそうなところまで水量が増えていたのだな、とわかった。

ぐるぐるっと、農道を中心に走って、帰ってきた。

 

近所の川も、増水したから、川を横断するパイプには、流されてきた草がたくさん引っ掛かっていた。

 

わが家の近くでは、こうして川より高いところにゴミが引っかかっていた。

つまりは、この川があふれてしまったから、そのあふれた水が、昨日わが家の前の道路を川にしたということだ。

あれ以上降ったら、本当に危なかった。

 

走りながら、路上にゴミが散見されるところもあった。

そのゴミは、大水で流されてきたまま残ったものなのだろう。

だが、今日の川や用水路の流れは、幸いいつもの平穏を取り戻していた。

 

「平穏無事」という言葉があるが、それが一番いいことだなあと思いながら、10㎞を走った。

被害を受けた地域の復興を祈りつつ…。

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また道路が川、車庫に浸水一歩手前

2024-07-25 18:02:43 | 自然・季節

今日の昼すぎ、山形県の酒田市と遊佐町に大雨の特別警報が出た。

その2市町だけでなく、山形県や秋田県では、土砂災害警戒情報も出ているし、ニュースで川が氾濫している映像などが流されている。

警戒レベル5の「緊急安全確保」が出ている地域もある。

そんなのを見ていると、本当に怖くなる。

どうか、雨よ止んで。

どうか、早く水が引けて。

そういうことを強く願い、祈らずにはおられない。

 

実は、今日の午前中、当地も短時間に大雨が降って怖い時間帯があった。

9時前から強くたたきつけるような雨が降り始めたが、なかなか止まない。

雷もすごい。

すぐ近くで鳴っていて、光ったと思うとすぐに「ゴロゴロ」とか「ドドーン」となる。

強い光と同時に雷の落ちる音がするときもあった。

雨雲レーダーを見てみると、10時5分過ぎくらいになるまで、強い雨雲は当地の空にかかり続けるようだ。

 

9時30分頃、家に近い川の状況を定点カメラの画像で見てみたら、もうすぐあふれそうになっていた。

いつもなら浅い流れで、カモがいたりするのだが、まもなく道にあふれんばかりの水量になっていた。

まずいぞ、と思った。

この近くの川があふれると、間違いなくわが家の前は川になる。

そう思って傘をさして表に出てみると、案の定、家の前の道路は流れができて、川になり始めていた。

このままでは、また車庫が浸水してしまう。

そこで、壊れたシャッターを下ろして、少しでも車庫への浸水を少なくなるようにした。

シャッターと車庫のコンクリート面の隙間には、古ぞうきんを並べてみたが、やがて水は染み入ってきた。

 

外の道路は川になってしまった。

2年前の8月以来である。

隣との境にある、いつも草取りをするスペースは、農道の跡として残ったものなのだが、今日は、用水路のようになっていた。

家の両側が川のようになってしまった。

 

おまけに、雷がどこか近くに落ちたせいなのか、9時55分頃からは、停電となって家の電気が消えてしまった。

停電となってしまったので、わが家のWi-Fiも切断されてしまった。

テレビニュースも、パソコンでの情報確認もできなくなってしまった。

スマホで少し情報収集。

まったく、なんという梅雨末期の大雨だろう。

ここ数年、強い雨が降ると怖さを感じる機会が多い。

今回もまた…。

 

幸いだったのは、10時10分頃になると、雨の勢いが弱くなってきたことだった。

すると、しだいに道路の川の水かさが減ってきた。

一昨年よりも水かさが増さないうちに減ってきて、「助かった」と思った。

雨も小降りになり、やがてほとんど止んだ。

 

11時を回った頃、急に家の電灯がパッとつき、冷蔵庫のモーター音が響いた。

停電が復旧したのだ。

ああ、よかった。

とりあえず、被害はなかった。

 

だけど、その後に見た隣県山形県の様子は、他人事ではなかった。

ほんの少し雨雲がかかり続けるところが違うだけで、われわれにあの惨状が訪れていたはずなのだ。

今は、この雨の被害がこれ以上広がらないことを祈るばかりだ。

 

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今朝の庭、黄色い花見

2024-07-24 21:30:59 | 草木花

今朝は、外に出てみたら、黄色系の花がいろいろ咲いていたのを見て、うれしかった。

まずは、ひょろひょろの細いものなんだけど、この花。

キクイモに似ているけれど、この花はれっきとしたヒマワリの花。

去年の種から日陰のやぶに芽生えたものだから、細々と生きていた。

小さいけれど、ちゃんと花を咲かせてくれたのは、うれしいな。

 

ちょっとボケているけれど、これは。あまり見かけない花。

これは、サニーレタスやベビーリーフなどのレタス類の花。

普通は花が咲くのを待たずに、葉のうちに摘んで食べてしまうのだけど、葉が固いので取らずにいたら、花を咲かせてしまった。

意外と可愛い花だね。

 

そして、うれしい今季初開花。

私が思う、畑一番の美人花。

それは、オクラの花。

わが家でオクラの苗を育てるのは、収穫が目的ではなく、その花見が目的なのだ。

まだ丈は小さいが、2つも花を見せてくれたことは、目の保養。

 

そして、これを発見して喜んだ。

花は花だが、すでに咲き終わっているけど、見つけてうれしがった。

知る人は知っている、これはシンデレラも馬車に乗った、アレの花が咲き終わったもの。

アレ…とは、そうカボチャの花である。

わが家では、カボチャの種まきも苗植えもしていない。

なのにあるのは、コンポストに捨てたゴミを翌年たい肥として畑に使うのだが、その中からカボチャの種が発芽してきたから。

だけど、こうして成長したカボチャの苗から伸びたつるに咲くのは、圧倒的に雄花ばかり。

 

雌花でないと、実はならないのだが、めったに雌花は見ない。

毎度雄花ばかり見ていて、がっかりだったのだ。

【雄花】

それが、今日見たのは、雌花のしぼんだもの。

しぼんではいるものの、その元を見てみると、ちゃんと子房が大きくなってきている。

これは、ちゃんと受粉したのだな、と考えられた。

ということは、ちゃんと実がなれば、秋には食べられるじゃないか!!?

いやしさ満杯ではあるが、未来に期待が広がる。

それが雌花発見の喜びなのである。

 

黄色い花を見るのは、春先が多いのだが、夏でもいろいろ楽しめる花は多いのだね。

こうして、今朝は庭で黄色い花の花見を楽しんだのであった。

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ブラウン管テレビの処分方法を学習する

2024-07-23 22:39:00 | 生き方

ずいぶん前になるが、アナログ放送が終わったのって夏だったよな、と思って、当ブログを調べてみたら、あった、あった。

 

アナログ放送の終了に思う テレビの思い出1 - ON  MY  WAY

昨日の日曜日、ちょっと懐古的な気持ちに陥った。正午を目前にしていた時である。そう言えば、大半の方は、何のことか察しがつくと思う。テレビのアナログ放送の終了である...

goo blog

 
 

アナログ放送の終了に思う テレビの思い出2 - ON  MY  WAY

白黒テレビを購入したのは、父だけではない。その10数年後、私も買ったのだ。大学入学時のことである。カラーテレビの時代になってはいたが、2万3千円くらい出して買った...

goo blog

 

そうか、2011年7月だったのか。

あれからもう13年にもなるのだなあ。

 

何を言いたいかというと、それ以降うちには映らなくなったブラウン管テレビが2つも残っていたということ。

さて、処分を怠っていたのは、その10年前から施行された家電リサイクル法の壁があったから。

家電リサイクル法に規定されている家電は、エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の粗く言って4種類。

ただその処分の仕方がややこしくて、手続きが面倒だったからだ。

だが、「終活」を考えた場合、家にいらないものを取っておく必要はない。

むしろ、いる物でも重要度が低い物はどんどん捨てていくべきだろう。

この際、処分するために正しい知識を得ておこうと思った。

 

え?処分するなら、新しいのを買ったときに、その店に処分を頼めって?

ごもっとも。

でも、わが家では、古いものでも大事に使おう、なるべく長く使おうということでやってきた。

だから、そう簡単に新しいものに買い替えようという気にはならないのだ。

テレビだって、ブラウン管テレビの次には薄型の液晶テレビを買ったけれど、今でもそれを見ている。

NHKが以前、「付いてる?4K。押してる?4K」なんぞと言って、盛んに4Kテレビの宣伝をしていたけれど、おあいにくさま。

うちのリモコンには4Kボタンなんか付いていないのだ。

その代わりに、今では死物となった「アナログボタン」が付いてる。

間違ってそこを押すと、横線ザーザーしか映らないのだ。

まあ、そんな訳で、代わりに4Kテレビを購入しようなんて気にもならず、無用の長物となっているブラウン管テレビは、自分で処理しなくてはいけないというわけだ。

 

ところで、この辺の地域を担当する回収指定業者は、収集運搬をしていないのだという。

自分で持ち込まなくてはいけないのだ。

ただ持って行くだけでは引き取ってもらえない。

では、どうするか、ということでお勉強。

「家電リサイクル券センター」というところのHPをのぞいて調べてみた。

家電を処分する際は、「家電リサイクル券」を用いてリサイクル料金を支払います。家電リサイクル券は「料金販売店回収方式」と「料金郵便局振込方式」の主に2つの方式があります。

今回は、業者から、後者の「料金郵便局振込方式」を指示された。

事前に郵便局でリサイクル料金を払い込む必要があります。

この家電リサイクル券を誤って記入したり、リサイクル料金を間違えてしまうと引き取ってもらえない場合があります。また、購入した家電リサイクル券の貼り付け位置や記入漏れなどにも注意が必要です。

ふむふむ。

 

さらに調べていくと、同じテレビでも、メーカーによって、そして大きさによって、料金が違うのだ。

わが家にあるのは、メーカー名と型式を調べると、パナソニックの大型テレビだと分かった。

もう一つは、サンヨーだったが、今はパナソニック(三洋)の小型だと分かった。

これについては、型式を調べると、「白黒テレビ」の表示まであった。

1975年に買ったものなのに、よく型式で分かるものだと感心した。

 

 

そんなふうに調べてみたら、大型の方は2,420円、小型の方は1,320円の料金がかかると分かった。

それで、郵便局で家電リサイクル券なるもので、所定の金額を振り込み、廃棄するテレビの右横にシールを貼って、回収専門の指定業者に持ち込んでいけばいいらしい。

よし。勉強になったぞ。

明日か明後日、学んだことを実行に移すことにしよう。

 

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アサガオ、百花繚乱

2024-07-22 21:11:22 | 草木花

数日前にアサガオが咲き始めた、と書いた。

 

今季初アサガオの開花 - ON  MY  WAY

アサガオの花が、今季初めて咲いた。1つではなく、離れて2つ咲いた。アサガオの花が咲いたと聞くと、どんな色のアサガオを思い浮かべるかな?私だと、子どもの頃に家でよ...

goo blog

 

最初は、うすいピンクのアサガオだった。

 

すると、その2日後から、違う色のアサガオが次々と咲き始めた。

一色ではなく、花のふちが文字通り白くふちどられているような花が多い。

 

赤紫

うす赤紫

うす紫

青紫

以前は、こんなにバリエーションはなかったと思う。

 

きっとここ数年たくさん咲くうちに、いろいろ交配したのだろう。

今は、毎日30~40いくつの花が咲いている。

小さいうちに間引かなかったので、ちょっと葉が込み合っていて、葉に埋もれて花がうまく開けないものもある。

ごめんね、きちんと世話しなくて。

 

今朝は、どんな色の花が咲いているだろうか?

そんな思いで、外に出る。

まさに色色なアサガオの花を見るのが、毎朝の楽しみになっている。

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