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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

未明の雷雨、またしても川の氾濫

2025-09-03 18:17:56 | 自然・季節

「新潟県、3日未明から線状降水帯発生のおそれ。浸水などに警戒を」

そんなニュースは、昨夕から流れていた。

新潟県では3日未明から朝にかけて線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まる可能性があるという気象台の発表に基づき、低い土地の浸水や河川の増水などに警戒するように、と呼びかけられてはいた。

ただ、予報で1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで50mmということだったし、自分の住むところでは、時間雨量が10数mmとなっていたので、多くならないことを祈っていた。

 

はたして、午前1時過ぎ、雷鳴とともに、雨が降り始めた。

目覚めさせられて、ふとんの上で、ああ、いよいよかと思った。

ザアザアと強い雨音がして、なかなか弱くならず、雷も遠くへ行ったかと思えば、また新たに近くで鳴ったりしていた。

10分に一度くらい雨雲レーダーで、強い雨雲の動きを追った。

そうするうちに、もう眠れなくなった。

 

午前2時半過ぎ、安全メールが鳴り、2時28分に大雨警報が発令されたことを知った。

雨雲レーダーは、いつも15分くらい後には濃い雨雲が通り過ぎるような予報なのだが、その時間がたっても、またやはり15分くらいは濃い雨雲下にあるような図が表示されるという状態の連続だった。

相変わらず、雨音は強く、雷鳴がとどろく。

午前3時前の落雷は特に激しく、光ったと思ったら、ものすごい音と揺れが起こった。

どこかすごく近くに落ちたに違いない。

午前3時過ぎ、今度は洪水警報が発令されたことを知った。

それを知っても、もうこの雷と大雨の下で、車庫まで行ってシャッターを下ろしてくることはかえって危なく感じられた。

どうか、車庫に浸水しませんように、浸水被害が出ませんように。

あとはふとんの上で、祈るだけだった。

心臓は、ドキドキと動悸が止まらないように感じていた。

ホルター心電図をつけて心臓検査をしているというのに、これでは悪い結果が出るかもしれないぞと、非常に不安になった。

 

午前4時頃、ようやく雨が遠ざかったように思えたが、また降ってきた。

まったくドキドキ

ふとんの上で、雷雨の音を聞き続け、早くがおさまるよう祈ることに、もう疲れきってしまった。

 

…ふと気づくと、小1時間眠ってしまっていた。

風も吹いたらしく、窓の隙間から雨水が吹き込んだ跡があった。

5時30分、起きて玄関から家の外を見た。

ああ、やっぱり…。

道路が、またしても泥水の川になっていた。

車庫内にも浸水していた。

この画像だと、車庫の床に、タイヤが映っているから、浸水したのがわかる。

 

5時45分、玄関に人が訪れる気配がした。

なんとこの雨の中、完全重装備で、新聞配達の人が配って回っていたのだった。

新聞も、雨に濡れないようにラッピングされていたが、雨の中を歩けるようにして配っているとはすごい!

プロフェッショナルだなあ、と感心した。

思わず、「ありがとうございました。お気をつけて!」と声をかけた。

 

 

水が引いてから数時間後、川を見てみると、橋には流されてきたゴミや草が引っかかっていた。

路上のポールにも草がからみついていたから、氾濫した跡が残っていた。

 

病院に行って、ホルター心電図の機械を外してもらった後、またまた車庫内の掃除と路上の泥の除去作業を行った。

ここのところ何度も浸水されているから、清掃作業については慣れてきたし、浸水されても少しは大丈夫なように、置いてある物の下にちょっとだけ高くなるような工夫をしてあったから、作業にあまり多くの時間は要さなかった。

 

それにしても、線状降水帯の発生恐るべし。

ひと夏に何度出水騒ぎが起こるのだろう。

だいたい、もう9月だぞ、夏ではない。

雨が降ると、戦々恐々のこの頃だ。

 

 

 

なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。

https://s50foxonmyway.hatenablog.com/

当分の間、ここと同じ記事を載せていますが、今後そちらの方を見ていただければと思います。

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近くの川で

2025-08-28 18:56:45 | 自然・季節

先日、ゲリラ豪雨で車庫が浸水したことは、ここでも書いた。

 

ゲリラ豪雨で恐怖、車庫浸水 - ON  MY  WAY

朝5時半過ぎ、一段と強い雨が降り始めた。なかなか止まないし、雷も鳴る。心配になって、スマホで雨雲レーダーを見てみた。この近辺一帯の上空を強い雨雲が覆っている。6時1...

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雨が上がってからも、1時間近く水が引かなかったのは、近くを流れる川が氾濫していたからだ。

当地で雨が上がっても、水は上流から流れてくるから、なかなか水が引かなかったというわけだ。

それから1週間たって、そのあふれた川のそばを通ったとき、川の上にかかっている管には、出水時流れていた草などのゴミがまだ引っ掛かっていて、あの時あふれ出た水の量の多さを物語っていた。

まあ、もともと川幅が狭いから雨が降ると水かさは一気に増す。

以前は少々雨が降ってもあふれ出すことはなかったのだが、近年のゲリラ豪雨には耐えられなくなっているのが現状だ。

 

ここから200~300m行くと、川はさらに別な2方向から来た流れと合流するのでなおさらあふれやすくなる。

でも、こんな川でも、小魚が動いているのを見ることができる。

そして、自分たちのテリトリーとしている生き物もいるのだ。

 

その生き物の一つなのが、カルガモ(だと思う)である。

人がそばを通ると、橋の下へ隠れたり、反対側に泳いで行ったりする。

その様子は見ていて可愛いなあ、と思うのだ。

 

先日、この川の合流地点に、カルガモの親子らしい鳥が3羽いるのを見た。

合流地点は、魚や餌になるものが捕まえやすいからなのだろうか、親鳥が子どもに対して餌となるもののとり方を教えているように思えた。

非常にほほ笑ましくて、少し足を止めた。

親鳥は、こちらが止まったので、警戒してこちらを凝視した。

そうかい、警戒させて餌取り教授をやめさせてしまうなら、立ち去るよ。

そうつぶやいて、鳥たちに背を向けた。

住みかの川があふれたときには、彼らも困っただろうな。

今はまた戻ったようだけど、あの豪雨の時に、彼らはどこに逃げていたのだろうな、と思った。

暑すぎたり豪雨になったりと、この夏の環境は厳しい。

鳥である彼ら親子だって、生きていくには大変だろう。

遠ざかって姿は見えなくなったが、振り返って鳥たちのいた川のある方向を向き、お互い負けずにがんばろうな、と念を送ったのであった。

 

 

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ゲリラ豪雨で恐怖、車庫浸水

2025-08-18 21:19:32 | 自然・季節

朝5時半過ぎ、一段と強い雨が降り始めた。

なかなか止まないし、雷も鳴る。

心配になって、スマホで雨雲レーダーを見てみた。

この近辺一帯の上空を強い雨雲が覆っている。

6時15分頃まで続きそうだ。

しばらく我慢だな…と思った。

 

ところが、その時間を過ぎても、雨足は衰えなかった。

外に出てみると、30分以上降り続く強い雨で、近くの川があふれたらしく、道路に流れができていた。

これはまずい。

少しでも強い流れで泥が入り込まないようにと、車庫のシャッターを下ろした。

地面とシャッターの隙間には、ぞうきん用の古タオルを並べてみた。

 

6時半を過ぎても雨は強く、外の道路は完全に川と化した。

家の入口には少し傾斜があるので、多少は浸水を防げるだろう。

だが、車庫の傾斜はゆるい。

のぞいて見ると、シャッターを閉めた車庫内に浸水し、完全に冠水状態となっていた。

 

雨雲レーダーを見ると、まだあと30分以上雨は止まないようだ。

これは、厳しい。

何もすることがなく、指をくわえて道路を川のように流れていく大量の水を見るしかなかった。

雨よ、早く止んでくれと祈るしかなかった。

7時10分を過ぎて、ようやく雨が弱くなってきた。

だけど、家の前の「川」の水量は変わらない。

その流れがもう少し前ではどうなっているか、確認しようと近くの家の土地に入らせていただいて、近くの交差点付近まで出てみた。

道路は東西南北どちらの方も水の流れができていた。

画像からも、水鏡になっているのでそれが分かる。

 

家の車庫も、車は無事だが、奥の後輪でも10㎝以上のところまで水に浸かっていた。

 

それ以降も、なかなか水はひかなかった。

それは、川の増水・氾濫の規模が大きかったということだ。

およそ1時間後、8時半頃になってようやく水が引き始めた。

 

この日私は、8時から胃がん検診に行く予定になっていた。

朝食を食べられないので、ゆっくり起きてゆったりした気分で検診に行く予定だったのに、このゲリラ豪雨とそれに伴う慌ただしさと、川になった道路のせいで、とんでもない朝になってしまった。

検診に出かけたのは9時をゆうに回っていた。

 

胃検診でバリウム飲んであまりいいとは言えない体調で、検診から帰ってからは、車庫で冠水したものを掃除した。

水をかぶると臭くなるから、早めにきれいな水をかけて汚れを落とさないといけない。

道路の流れが残していった土を流した。

 

車庫の奥まで水に浸かってしまったので、あった物をすべて動かして、ホースからの水で水の汚れを落とした。

午前中はそこまで。

きっとまた集中豪雨はあるだろうから、「また浸水されるつもり」で、午後には、少しでも被害が防げるようにちょっと下にモノを入れて高くしたりしながら、復元作業に努めた。

時にトイレに駆け込みながら、ようやく完了…。

 

新潟のローカルテレビ局では、昼や夕方、この雨の被害のニュースを流していた。

 

新発田のアンダーパスが冠水 車3台立往生 けが人なし |NHK 新潟県のニュース

【NHK】18日、非常に激しい雨を観測した新発田市で県道のアンダーパスが冠水し、車3台が立往生しました。警察によりますと、車に乗っていた人はいずれ…

NHK NEWS WEB

 

あの地下道、アンダーパスではないか…。

1時間に70ミリの雨だったと言っていた局もあった。

いやはや、まいった、まいった。

 

 

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月遅れの七夕の夜と父の思い出

2025-08-07 22:09:42 | 自然・季節

線状降水帯の発生の恐れにおののきながら(?)の一夜が、無事に明けた。

ほっとしたが、昨年9月同様に石川県に線状降水帯というニュースを聞いて、「線状降水帯、そちらに行くなよ」と切ない気持ちになった。

被害の少ないことを祈っている。

 

さて、今日は、8月7日。

仙台の七夕まつりの中心の日だ。

月遅れの七夕。

 

かつては、こちらの地方でも、8月7日に七夕まつりの行事をやっていたのだったなあ、と思う。

私が生まれ育った海辺の集落でも、私がこどものころは行われていた。

それが、やらなくなって数年たった年、地域の七夕まつりを復活させようという声が上がった。

うちの父は、それを実現させる運動で、中心的な存在の一人として働いた。

それが実って、久々復活の七夕まつりが行われたのは、父が亡くなる3年ほど前のことだった。

七夕まつりの行列の先頭に立って、こどもたちや地域の人たちをリードし、張り切る父の姿。

「七夕様。また来年ござれや。オッ、オッ、オーッ。」

と叫んで、周囲の子どもたちや住民の人たちにも声を出すよう、あおっていた。

今にして思えば頼もしいが、「恥ずかしげもなく…」と、まだ若かった息子の私には恥ずかしいばかりであった。

 

でも、今になって思う。

自分の生まれたふるさとを愛する父が、そこにいた。

と。

 

地域に活気を与えたい。

昔ながらの地域の行事を途絶えさせたくない。

自分から盛り上げていきたい。

 

そんな父の熱意は、その年ばかりでなく翌年も地域の七夕まつりの開催につながったように思っている。

だけど、父の亡くなった年はどうだったか、覚えていない。

その後、地域の七夕まつりは、やはり消滅していったことだけはたしかなのだが…。

・・・40年以上昔の話である…。

 

わが家の気まぐれで、今日は、ミニ七夕飾りで楽しんだ。

笹の代わりに、竹に似た形のミョウガに、糊付きの付箋を短冊にして、貼り付けた。

わが家で最も多かった願いごとは、「アルビJ1残留」だったのは、言うまでもない。

 

七夕の夜としては星を見たいのだが、今夜、空は、またダークグレーの雲に覆われていた。

ザンネン。

 

 

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雨よ、早く降ってくれ

2025-08-01 22:02:33 | 自然・季節

日本気象協会の発表によれば、この1か月間の降水量が、新潟は平年に比べてわずか2%にすぎなかったということだ。

この先もまとまった雨は降らない予想とのこと。

新潟市では3.5ミリと例年の2%しか雨が降っていない。

過去に7月で最も雨量が少なかったのは1973年の14.5ミリで、それを大幅に下回る数値となっている。

新潟県内ではほかにも、上越市では1%、佐渡市相川や両津湊では0.0ミリと雨を観測しなかった。

 

私のメモによれば、当地で最後に雨が少しでも降ったのは、7月5日。

手帳には、「うすぐもり一時雨」と書いてある。

それ以来雨は降っていない。

7月にこんなに雨が降らなかったのは、初めてだ。

 

毎日カンカン照りで、気温が高く雨が降らない。

私ら人間は、家の中で過ごせばいいだけだが、外の植物たちはそういうわけにはいかない。

わが家の庭では、ミニトマトは毎日の高温で枯れてしまった。

ハナミズキの木は、早くも黄葉し、葉を散らせ始めた。

アジサイの葉は熱風で日焼け状態。

暑すぎるせいか、セミの抜け殻は見つかっても多くなく、セミの鳴き声もあまり聞こえてこない。

 

近くの公園の桜並木を歩くと、やたらと木漏れ日を感じる。

それもそのはず、黄色く変色した葉が落葉しているから、頭上の葉が減って、スカスカになっているのだ。

黄色くなっていなくても、水分を失った葉がたくさん、緑色のまま落ちていた。

なかには、枯れ始めた木も何本か見られる。

公園内の芝生は、雨が降らず水不足で、すっかり枯れてしまった。

 

貯水量が10%を割っているダムもいくつかあって、そういうところは、農業用の通水も停止している。

このままでは今年も米が不作となり、米価がまたつり上がるのではないかという危惧がある。

 

予報では来週火曜日からは、久々に雨が降るという予報だが、それまではまだまだ猛暑日に近い晴れが続きそうだ。

まとまった雨よ、早く降ってくれ。

そう願う毎日だ。

 

 

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気候変動、北海道への大きな影響に怖さを感じる

2025-07-25 20:12:10 | 自然・季節

太平洋高気圧におおわれて、日本全国が猛暑だという。

今夏は、北海道までが高温だ。

昨日は、予報で北海道でも40℃を超えるところが出てくるかもしれない、と言っていた。たしかに、北海道の北部なのに、北見で39℃だと言っていた。

40℃になるかもしれないと言われていた帯広は、38℃台で済んだようだったが、それにしても暑い。

テレビ報道では、帯広の大きな温度計を紹介していた。

低い方では、マイナス35℃まで計れ、高い方では35℃まで計れるというのが、売りの温度計だった。

ところが、昨日は35℃を超えたので、表示できなくなって、消えてしまっていた。

想定外の暑さだったというわけだ。

 

思い出せば、大学時代の同級生が北海道の出身で、冬の話を聞いたことがあった。

彼もまた、帯広に近い十勝地方の出身だった。

気温が低い時は、髪を洗って外に出ると、そのまま凍ってしまい、髪型がバリバリに固められてしまうと。

水で濡れたタオルを外で振り回すと、そのまま真っ直ぐのまま、カチンコチンに固まってしまうのだと。

なるほど、だからマイナス35℃までの温度計になるわけだ。

新潟は、北海道よりも雪は降り積もるが、当地ではそこまで凍ることはない。

北海道の寒さ恐るべし、とずっと思ってきた。

 

ところが、近年その北海道でも、気候変動が起こっている。

この前の冬は、今までなら新潟が味わってきた豪雪に襲われていた。

今までなら、あんなに重くて湿った雪なんか、北海道では降らなかったのに。

パウダースノーとかダイヤモンドダストなど、サラサラのイメージだったのに。

ただでさえ寒い日があるんだから、豪雪なんてカンベンしてやってよ。

雪国仲間(?)なので、心配してそんなふうに思っていたのだった。

 

でも、北海道では梅雨はないし、夏は本州に比べて涼しいはず。

30年ほど前に家族旅行で北海道に行ったとき、めずらしく暑い夏だった。

それでも、気温は30℃には届いていなかったはずだった。

当時泊まった宿のご主人さんは、「すみませんね、こんなに暑くなるなんて」と言って、扇風機を部屋に持ってきてくれた。

扇風機かあ、と思ったけど、

「北海道は涼しいので、クーラーを付けている家はほとんどないんですよ。すみません。扇風機で我慢してくださいね。」

「はい。仕方がないですね。」

「冬は寒すぎて、エアコンだと暖まらないから、ストーブがんがんたいて暖めるのです。」

「だから、やっぱりエアコン付けないんですよ。」

…と、そんな会話が交わしたのを覚えている。

そうかあ、北海道にはクーラー(エアコン)ないんだ、とびっくりしたのだった。

あれから30年たったけど、エアコンの設置件数は現在どうなのだろうなあ、と思う。

ニュースで流れていた、熱中症で亡くなった90代女性の家にはエアコンはなかったそうだ。

北海道の冬は厳しいのだから、夏の暑さの厳しさまでもってこなくてもいいじゃないか、と北海道民に同情してしまう。

 

今日も、新潟も北海道も、猛暑日。

新潟は、7月中はまとまった雨が降らないだろうと言われているし、北海道も気温が高めの予報だ。

気候変動の影響が深刻化しそうで怖さを感じている。

 

 

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梅雨明けと聞いたけど

2025-07-18 20:48:51 | 自然・季節

う~ん、梅雨明けかあ。

 

新潟地方気象台が今日、新潟県を含む北陸地方が梅雨明けしたとみられると発表した。

北陸地方の梅雨明けは平年より5日、去年より13日早かったそうだが、今年は、大いに心配なことがある。

それは、絶対的な降水量の少なさだ。

新潟市では、7月の平年降水量は222.3ミリなのに、今年の7月はこれまでにわずか3.5ミリにすぎないという。

同様に、糸魚川市では平年の7月の雨量が230ミリ余りなのに、今年は昨日までの雨量が1.5ミリにとどまっているという。

 

昨日走ったときに、黄色くなった木の葉が結構多く散り落ちていた。

雨が少ないから、木もまいってきているようで、葉を散らさないとやっていけないようだ。

 

なにしろ、空が曇っていても、雨が降ってくることは少ないのだ。

 

今日梅雨明けと言われたけど、数日間まともな量の雨は降っていないので、心配だ。

今日も36℃を超えた地点が多く、明日も猛烈な暑さとなるということで、新潟県に熱中症警戒アラートが出されている。

そして、気温の高い状態は今後も続き、雨の少ない状態は今後2週間程度続く見込みだという。

この状態では、農作物の生育に影響が出てしまう。

特に、稲の生育が不安だ。

今年は、米の生産量は増す予定だというようなことを政府は言っているが、そううまくはいかないのではないかという懸念がだんだんふくらんできている。

2年続けての不作になるのではないか、と心配になる。

 

全国では、最近、各地で集中豪雨が起こっている。

なのに、新潟ではフェーン現象が多く、まとまった量の雨は降っていない。

降りすぎて困るところもあれば、降らな過ぎて困っているところもあるのだ。

うまくいかないものだ。

…と嘆くくらいならいいのだが、降っても晴れても災害になってしまうことがないようにと願う、今年の梅雨明けだ。

 

 

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遠くを北上していった台風5号だったけど

2025-07-15 22:23:07 | 自然・季節

昨夜は、思ったとおり、寝苦しい夜だった。

太平洋側を北上していった台風5号のせいで、フェーン現象は続き、おまけに夜通し風が強かった。

だから、窓をはでに開けるわけにはいかず、強風で窓がガタガタ揺れた。

おまけに、時折中途半端に雨がぱらついた。

そんなわけで、うるささと暑さでゆっくり眠れず、困ってしまった。

 

変な天候のおかげで、庭の植物たちも困ってしまったようだ。

ミニトマトは、一部元気がなくなって、葉が枯れ始めた。

やっと花をつけ始めたオクラは、今日咲く予定だったつぼみが開けずに咲かないまま終わってしまっていた。

ザンネン。

 

ところが、つぼみが咲けない状態になっていたのは、オクラだけではなかった。

ここのところ、様々な色のアサガオが咲くようになっていたのだが、今日はつぼみの先端が巻かれたままで花が開かない状態になっているものが5つ,6つあった。

日常、そういうアサガオがあっても1つか2つなのに、今朝はずいぶん多かった。

熱風、時折の雨などで先端部分がくっついたまま咲けなくなったのだろうか。

なんだか、とても気の毒な気がした。

せっかくきれいな花を咲かせようとしたのに、花が開かずに終わるなんて。

これでは、種もできないだろう。

可愛そうなので、無理やりくっついた先端をはがして花が開くようにしたが、粘着力が強くて花はどれも一部切れてしまった。

よく眠れなかったうえに、野菜やアサガオの花にまで影響が出るとは。

当地からは遠いところを北上し北海道に上陸した台風5号だったが、こうして大変迷惑な影響を残していったのであった。

 

 

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暑い日だった

2025-07-14 20:51:46 | 自然・季節

日中、会った人が言っていた。

「今日は、暑いね。」

「寒いときは、服を着込んだりストーブに当たったりすれば我慢できる。だけども、暑いのはダメだね。クーラー以外、我慢できる方法はないもの。」

その言葉に、同感。

「ホント、そうですよね。暑さは耐えられません。」

 

今日の県内は、熱風が吹いていた。

太平洋側を通る台風5号の影響で、県境の山越えの暖かい風が吹き下ろす、フェーン現象だ。

おかげで、今日は、間違いなく今年一番の暑さとなった。

いつも異常な気温を示す道路わきの表示は、「38」という数値を見せていたが、さすがにそれは高すぎシンサク(!?)。

そこまではいかなかっただろうが、とにかく暑かった。

 

県内各所でも、フェーン現象で気温が上がった。

上越市大潟では、日中の最高気温が37.8℃を観測し、本日の全国最高を記録したという。

ほかにも、県内では、三条市で37.1℃、長岡市で36.7℃、柏崎市で36.3℃、新潟市で35.9℃などと猛暑日を記録した。

28の観測地点のうち11地点で、最高気温が35℃以上の猛暑日となったのだそうだ。

なかなかすごいね、7月中旬なのに。

 

今夜は、たぶん熱帯夜。

寝苦しい夜になりそうだ。

それだけでなく、新潟は、この先1週間真夏日&猛暑日が続くとのこと。

ああ、いやだなあ。

まだ7月中旬。

近年の傾向からすれば、9月だって夏。

夏はあとまだ2か月半もあるからねえ…。

冒頭に書いた人と同じく、夏は苦手だ。

 

 

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毎年恒例、美化と美花

2025-07-03 20:04:08 | 自然・季節
この時期毎年恒例の2題。

1つは美化の話。

もう1つは美花の話。

 

初めは、美化。

同じ町内でも、下水道が整備されていないわが家の周辺。

7月初頭に、下水溝の清掃が義務付けられている。

今年も週末の日曜までにということなので、本日午前中1時間余りかけて一家3人でがんばった。

まずは、側溝のコンクリート製の重いふたを、器械を使って持ち上げる。

この器械、「かるが~る」という。

たしかに、これを使うと余計な力を入れずとも、重いコンクリートのふたを軽々と持ち上げ、ずらすことができる。

次に、そのコンクリートのふたの周りに付いた土を落とす。

同様に、ふたが付いていた側溝の壁にくっ付いていた土なども、小スコップで取る。

そして、側溝の泥やヘドロをシャベルですくい取って、土のう袋に入れる。

それから、ホースで勢いよく水をかけて流し、砂などがあればそれもすくい取りながら行う。

最後に、もう一度器械を使ってふたをして、作業終了。

蒸し暑い日だったのでたくさん汗をかいたけど、よくがんばった。

きれいになりました。

 

次は、美花の話。

毎年6月末から7月初旬にわが家一番の美人花が咲く。

それは、タマサボテンの花。

昨日、ここまでつぼみが大きく成長していたので、咲きそうだと思っていたのだが。

今日は、きれいに咲いてくれました。

毎年、玉のようなサボテンの1か所から、細長い首を伸ばすようにして美しい花を開く。

不思議な美人花だ。

サボテンだけに、水が少なくても生きのび、勝手に子どもを増やして(?)いく。

だから、あと5鉢ほどあるサボテンが花を咲かせるだろうと思う。

 

「側溝掃除の美化作業ご苦労様」

玄関に入るとき、その美人花からそんな言葉をかけられたような気がしたよ。

 

以上、美化と美花の話でした。

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