明日2025年4月12日は、楽しみにしていた「燕さくらマラソン」がある日。
エントリーしていたので、すでに大会要項ほか、関係のものは届いていた。
県内の桜も満開で、「さくらマラソン」の文字通り、天気さえよければ満開の美しい桜を見ながら走ることができるだろう。
ゲストランナーも福士加代子さん。
あの明るさは魅力的だ。
だけど、残念ながら、私は大会出場を見送ることにした。
それは、体調不良から、いちおうドクターストップになったから。
前回の新潟ハーフマラソン以降、あまりいい体調ではなかった。
少し動悸を感じることがあるし、クラクラしそうになることもあった。
医者に行くほど重症だとは思わないが、気になって、走る回数・距離とも抑えていた。
それが、先週末の午後、テレビやパソコンを見ていたら、目に異変が起こった。
視野の左斜め下辺りに、穴のようなぼやけた部分ができたのだ。
そこだけ見づらくて、はっきり見たり読んだりできなくなった。
やがて、5分、10分と時間がたつにつれ、その穴のぼやけは大きくなってきて視野の左側半分の7割くらいの大きさになった。
視野の左側の文字が欠損して読めなくなった。
不思議なことに、片目ずつ手で隠して視野をさえぎってみても、そのぼやけた範囲は変わらない。
だんだん大きくなっていくから不安になって、10分余りしてから週末でも開業している眼科医を探して、家の者に車で連れていってもらうことにした。
すると、幸いなことに、車に乗っている間にそのぼやけた穴は外に広がっていってやがてなくなり、見えにくさは解消した。
それでも不安なので、眼科医を受診した。
目に関して、視力検査、眼圧検査ほかいろいろ検査してもらったが、目に全く異常はないとの診断。
脳の内部の異常かもしれない。
血栓などができて、それが視力をつかさどる脳に異常をきたしたのかもしれないから、と脳外科の受診を勧められた。
週明け、さっそく脳外科医を受診した。
症状を説明すると、さっそく脳のMRI検査を行うことになった。
検査の結果、軽い脳こうそくの跡は見つかったが、50代以上なら誰でも見られることだそうで、今回は関係ないとのこと。
特に血栓などの異常はなく、血流も正常だという。
だから、血栓ができたりするかどうかは、心臓が専門の医者を受診してほしいと言われた。
ついでに、「脳に問題はないが脳こうそくの跡があるから、1年に1度くらいは受診に来なさい」と言われた。
実は、当医院で10年前にもそれは言われていた。
そのことを話すと、医者はちょっと笑いながら「10年間よかったということですね」と言っていた。
翌日は、心臓専門医を受診した。
さっそく心電図をとってみたが、そこでは異常はみられなかった。
だけど、もう少し詳しく調べてみましょう、ということで、胸に一日中心電図を計るための小さな機械を付けたまま過ごして、生活上したことも記録してみることになった。
「じっとばかりしていないで、いつもどおりいろいろ動いてみてください」
と言われたので、午後には、5kmほどのランニングも採り入れてみた。
走った後、あまり大したものではないが、夕方から少し動悸や息苦しさがあるかな、と思うことが多くなった。
翌々日、再受診。
エコー検査を行った。
その後、一日心電図を計った検査の結果と合わせて診察結果を聞いた。
エコー検査の結果、心臓のポンプの働きはよく、血流もよいとのこと。
ただ、一日心電図を計った検査の結果、分かったことがあった。
走った後、不整脈が出ていたのだ。
24時間の心電図を見ると、山型だけでなく、おかしくなっていることがひと目で分かるようになっていて、へえ~、面白いものだなあと思った。
日常生活から異常を発見するという機械に感心した。
さて、自分の体に異常が出ているのだから、感心しているのもおかしい。
そこで判明したことは、心臓のペースメーカーとなる部分に異常が生じていたということ。
それで不整脈となっているのだそうだ。
さらにもう少し詳しく調べられる病院で検査をして、その結果によってはペースメーカーが必要になる、とのこと。
ありゃ、まあ⤵💦。
だから、後日その検査をして結果が出るまで、当分激しい運動は避けるように、と言われた。
目の異常の原因は結局はっきりしなかったし、その後見え方がおかしくなったことはない。
けれども、心臓部には異常が見つかったということ。
そんなことで、ドクターストップ。
しばらく走るのは、おあずけ。
場合によっては、今後の大会参加は×かもしれない。
それも、仕方ないな。
…ということで、明日の燕さくらマラソン欠場です。
でも、参加される皆さんが満開の桜の下、健闘して走ることを期待していますよ。