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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

新潟シティマラソンのエントリー締め切りを明日に控えて…

2025-07-12 15:57:18 | RUN

新潟シティマラソンのエントリー締め切りが明日に迫った。

まだ締め切られていないから、エントリーに空きはあるのだろうなあ。

去年も、一昨年も、途中で歩いてもいいと決めて参加して、5時間台でゴールしたのだった。

感染症禍の時代に、ちょうど自分の体の具合も下降気味となったこともあって、自己記録の更新はあきらめて、今後は走りを楽しんでいくのを一番にしようと決めた。

新潟シティマラソンの制限時間は、7時間だから、無理さえしなければ歩きを多くして、ゴールにたどり着くことは可能なのだろうな、と思ってはいる。

だけども、春のドクターストップ以来、走ることは極端に少なくなった。

新潟シティハーフマラソンで体調を崩してから、最高で10kmを1回走ったくらいで、月に5,6kmを3回走っているくらいだから、明らかに走行距離が少ない。

これではねえ。

去年なら、1回走ると10kmくらいは走っていたのだから、まだよかったのだが。

今年は、不整脈が出るのが怖いから、走る距離も回数も減らしている。

体調が整っていないのに、フルマラソンに挑戦するのは無謀というものだろう。

今年は自重するしかないかな、と結論を出すことにした。

今年は新潟シティマラソンには不参加、と決めた。

 

新潟シティマラソンには、ファンランの部があって、その距離は10.6kmに過ぎない。

10km強の距離なら、今でも走り切る自信はある。

だから、そちらに出ればいいという考えもある。

 

だけど、新潟シティマラソンの魅力は、フルマラソンを走ってなんぼだよなあ、と自分では思っている。

10km強のファンランの部だと、万代橋を渡るくらいしか楽しみがない。

不評の長い川底トンネル、往復2.8km強の「新潟みなとトンネル」を行くこともない。

楽しみな「給食」も、ファンランの部にはない。

後半に用意されているアイスの桃太郎と笹団子は、魅力なのだ。

そして、何より下肢が疲れて痛くてたまらない中、無理して走ったり歩いたりしてでもゴールに向かうあの快感を味わうこともない。(ドMですか?)

 

まあ、加齢があるから、この先年々距離が長いレースは難しくなるのかもしれないから、1回不参加を決めると、もう2度と出場できないような気もしてくる。

そうではあるけれど、まあ、今年は無理をしないことにしようと決めた。

出場される皆様、どうか完走されますように。

ランナーの皆さんの健闘を祈っています。

 

 

なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。

https://s50foxonmyway.hatenablog.com/

当分の間、ここと同じ記事を載せています。

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気分転換、ネジバナRUN

2025-07-10 19:15:06 | RUN

このブログで「走りたくなった」と言って、その後で走ったことを記したことが何度もあった。

実は、今日もそんな気分だった。

まあ、主たる原因は、アルビレックス新潟の移籍問題。

宮本、太田の相次ぐ移籍で、気分が落ち込み気味。

少しでも気持ちを晴らしたいな、という気分。

こういうときには、昔から走るに限る。

走ると何となく、達成感や充足感に包まれ、重い気分が軽減されるから不思議なものだ。

 

そりゃあね、走って体調不良の不安はある。

だけど、体調不良になるかもだからって走らなかったら、ますます体調不良感が増すじゃないか!!

…ん?ちょっと変かな??

まあ、いいや。

気持ちよく、ジョギングで行こう。

 

ここのところ暑い日が続いているけど、今日は、昨日よりは1,2℃低め。

ゆっくりなジョグで、5km以上10km以下を走ろう。

 

アップダウンの少ない鋪道を、木陰を選んで走ることにした。

日なたに出ると暑い。

塩飴をなめながら、少しでも木陰が続くように走った。

 

青空と緑が見える風景は心地よい。

うつうつした暗い部分が晴れていき、いい気分だなあ、と思えるようになった。

 

走りながら、道端の草たちを見ていると、木陰ながら少しは木もれ陽が射すあたりに、ポツンポツンと小さな花が見えた。

ネジバナだ。

いろいろな場所で、色の薄いものもあれば濃い色の花もあった。

ネジバナきれいだな、と感じて、走りながらあちらこちらにネジバナを探しながら走っていた私であった。

半月ぶりくらいのRUNだったので、5kmでちょっときつい気分も芽生えてきた。

なので、一度水飲みタイムをとった。

とりあえず、7km走ってやめようと決めた。

 

50分近くかけて7kmを走り終わったら、重い気分がだいぶ晴れた。

そして、ネジバナの清々しい姿が何度も思い出された。

 

やっぱり走るのはいい。

走りたくなったら、走る。

走りながら野の花を見つけて、楽しむ。

そうやって、心身ともにずっと元気でいたいものだ。

 

 

なお、当ブログ「ON MY WAY」は、次のところに引っ越し作業を終えました。

https://s50foxonmyway.hatenablog.com/

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走りながら…

2025-06-21 14:33:20 | RUN

梅雨というのに、今日も晴れ。

天気がよい日が続く。

今日は気温も上がり、朝の予報では、関東甲信越で新潟県だけが35℃の猛暑日になるということだった。

外は晴れ続きなのに、気分はうつうつとして晴れない。

2日前から沈んだままだ。

 

こういうときは、無性に走りたくなる。

もやもやを解消したいときには、今までいつも走りに出てきた。

だが、4月に体調不良から一時ドクターストップとなってから、走るのは自重気味にしていた。

でも、今日は走りたかった。

暑い日だけど、走りたかった。

 

よし、ジョギングに出よう。

自分の中では、ジョギングは、普通の「走る」よりもっと軽く遅く走ることを指す。

無理はしない。

速く走らない。

ひょっとすると、歩くより遅くなるかもしれない走りを指す。

ジョギングに出かけよう。

日なたは暑いから、木陰など日の当たらない場所ばかりを選んで走ることにした。

 

走り出すと、初めのうちこそ悩んでいること・苦しんでいることなどを考えるが、やがてそういうことは何も考えなくなる。

 

空が青い。

緑が美しい。

去年もこの時期同じような風景を見たっけ。

生きているからこそ見える風景だ。

 

木陰を走る。

日なたがあれば、日陰もある。

人生、そういうものじゃないか。

 

今年も、去年と同じ花が咲いている。

同じ花、と言ったが、この花は去年咲いた花ではない。

去年とは違う、新しい株の花だ。

枯れゆくものあれば、新たに芽吹いて育つものもある。

 

 

 

植物の命の営みを見ながら、走る。

走るとき、自分が命ある人間として生きていることを感じる。

そうか、それを実感したくて走りたくなったのかもしれないな。

生きていなければ、走ったって、汗も出ないし、苦しくもないし、楽しくもない。

 

日陰を選びながらの4.6km、久々のジョギング。

爽快、とまではならないが、少しだけ心が軽くなった。

やはり、走るのはいい。

 

 

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諸検査の結果…

2025-05-28 20:53:54 | RUN

3月の新潟ハーフマラソンで終盤に起こった体調不良からの不調。

そのうえ4月上旬には視野の異常から、眼科→脳外科→循環器科と、医者を転々とするはめになった。

循環器科医では、ホルター心電図検査というものを行った。

その検査では、携帯用の小型心電計を体に付けて、およそ24時間にわたり心電図を記録したのだが、その心電図の解析を通して見つかったのが、不整脈の症状であった。

心エコー検査もしたのだが、その両検査の結果、医師の診断は、「洞不全症候群」だった。

この病の対症法としては、ペースメーカが必要だとのこと。

とりあえず、走るなどの運動はやめておいた方がいいと言われ、手術ができる大きな病院を紹介されたのだった。

 

さすがに大きな病院は予約をとるにも時間がかかる。

そして、指定された日は、3週間以上あとの今月初旬であった。

その日には、通院してから尿検査、心電図検査などを行った後、医師と面談、診察を行った。

丁寧に「洞不全症候群」について説明してもらった。

洞不全症候群は、心臓のリズムの指令を出す洞結節というところが正しく働かなくなることで、不整脈が起こるのだという。

循環器科医でやったホルター心電図検査結果も届いていたが、説明では、起きているときも寝ているときも、私の身には不整脈が生じていた時間が何度もあったという。

続いてペースメーカ手術について、ペースメーカのガイドブックをもとにいろいろと説明を受けた。

「手術しますか?しませんか?」と問われた。

だが、そうそう簡単に「はい!」なんて言えない。

「じゃあ、もう少し別な検査もしてみますか?」

「はい。お願いします。」

ということになって、その予約できた検査日は、さらに3週間後だった。

 

その3週間というもの、なんだか不安でやたらと動悸がするような気がしたのであった。

 

別な検査というのは、「運動負荷心筋シンチ」と呼ばれるものだった。

朝食抜きで通院。

初めに、体に検査用の電極を付け、腕の血管に点滴の管を取り付けた。

次に、固定された自転車をこいでいく。

指定された速さでこぐのだが、ペダルの重さはだんだん重くなっていった。

そうやって心拍を上げていったが、RUNが好きな私は、久々に走る運動をしているようで楽しかった。

130まで心拍が上がったところで、「もう少し続けてもいいですか?」と聞かれたので、「はい、大丈夫です。」と答え、140を超えるまで続けた。

汗はかいたが、それでもあまりきつい状態にはならず、連続で9分余りこいだのだった。

必要な負荷がかかったと判断されて、そこで薬剤注入。

そして、45分ほど安静にして待つ。

面白いのは、このとき、持参したチョコレートなど高脂肪食品を食べさせられること。

私は、カロリーメイトのチョコ味にしたけどね。

その後、検査用のベッドで寝て、ガンマカメラで20分間撮影された。

 

午後になって、今度は運動をしないで注射し、45分後またガンマカメラで15分間撮影された。

こんなふうにして、負荷をかけたときとそうでない時の心臓の働きを比較するという検査だったのだ。

 

検査の3日後、医師との面談。

予約時間10分前に行ったら、1時間半も待つことになってしまった…。

改めて、洞不全症候群の丁寧な説明がなされ、先日の検査結果についても話があった。

先日の検査の結果では、心臓の動きはだいたい正常で、特に異常は見られなかった。

心臓の血管が詰まったりしている様子はない。

だが、以前のホルター心電図検査では、最大3.7秒呼吸が停止されるという不整脈が頻回に起こっていたから、安心はできない。

「さて、今日の判断は、2つに1つです。ペースメーカ手術をしますか。しませんか。」

…わお。相変わらずの質問ですな。

「先生がお話になった症状で、突然意識がなくなるとか、くらくらして立っていられないというような状態には、まだなったことがありません。ですので、心配はありますが、今すぐ手術でなくてもいいのではないかと思っています。」

というようなことを答えた。

話し合いの結果、とりあえずしばらく様子を見ることにした。

3か月後に再診とホルター心電図の予約をとった。

肝心なことを聞いてみた。

「走るとか運動するのもやめておいた方がいいのでしょうか?」

それに対しては、「普通に生活してみる方がいいから、やってもいい」という返事が返ってきた。

もちろん異常があったら、やらないけどね。

こんなふうにして、自分の体に不整脈が起こることを知ったが、少しは走ることもやっていこうと決めた。

 

今日は、7週間ぶりにジョギングをした。

わずか3kmだったけど、ずっと走っていなかったから、1.4kmほど走ったところで走るのがきついとまではいかないが、なかなか大変だと思ったりした。

走り始めたときは、足が勝手に動いて速く走ろうとしたけど、体はそれについていかない。

そんな感じだった。

3km走り終わって、なんかホッとした。

またレースに復帰するかどうかは不明だが、ジョギングでいいから走りを楽しんでいけるようにしたい。

今は、そう思っている。

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燕さくらマラソン、欠場を決める

2025-04-11 12:31:46 | RUN

明日2025年4月12日は、楽しみにしていた「燕さくらマラソン」がある日。

エントリーしていたので、すでに大会要項ほか、関係のものは届いていた。

県内の桜も満開で、「さくらマラソン」の文字通り、天気さえよければ満開の美しい桜を見ながら走ることができるだろう。

ゲストランナーも福士加代子さん。

あの明るさは魅力的だ。

 

だけど、残念ながら、私は大会出場を見送ることにした。

それは、体調不良から、いちおうドクターストップになったから。

 

前回の新潟ハーフマラソン以降、あまりいい体調ではなかった。

少し動悸を感じることがあるし、クラクラしそうになることもあった。

医者に行くほど重症だとは思わないが、気になって、走る回数・距離とも抑えていた。

 

それが、先週末の午後、テレビやパソコンを見ていたら、目に異変が起こった。

視野の左斜め下辺りに、穴のようなぼやけた部分ができたのだ。

そこだけ見づらくて、はっきり見たり読んだりできなくなった。

やがて、5分、10分と時間がたつにつれ、その穴のぼやけは大きくなってきて視野の左側半分の7割くらいの大きさになった。

視野の左側の文字が欠損して読めなくなった。

不思議なことに、片目ずつ手で隠して視野をさえぎってみても、そのぼやけた範囲は変わらない。

だんだん大きくなっていくから不安になって、10分余りしてから週末でも開業している眼科医を探して、家の者に車で連れていってもらうことにした。

すると、幸いなことに、車に乗っている間にそのぼやけた穴は外に広がっていってやがてなくなり、見えにくさは解消した。

 

それでも不安なので、眼科医を受診した。

目に関して、視力検査、眼圧検査ほかいろいろ検査してもらったが、目に全く異常はないとの診断。

脳の内部の異常かもしれない。

血栓などができて、それが視力をつかさどる脳に異常をきたしたのかもしれないから、と脳外科の受診を勧められた。

 

 

週明け、さっそく脳外科医を受診した。

症状を説明すると、さっそく脳のMRI検査を行うことになった。

検査の結果、軽い脳こうそくの跡は見つかったが、50代以上なら誰でも見られることだそうで、今回は関係ないとのこと。

特に血栓などの異常はなく、血流も正常だという。

だから、血栓ができたりするかどうかは、心臓が専門の医者を受診してほしいと言われた。

ついでに、「脳に問題はないが脳こうそくの跡があるから、1年に1度くらいは受診に来なさい」と言われた。

実は、当医院で10年前にもそれは言われていた。

そのことを話すと、医者はちょっと笑いながら「10年間よかったということですね」と言っていた。

 

翌日は、心臓専門医を受診した。

さっそく心電図をとってみたが、そこでは異常はみられなかった。

だけど、もう少し詳しく調べてみましょう、ということで、胸に一日中心電図を計るための小さな機械を付けたまま過ごして、生活上したことも記録してみることになった。

「じっとばかりしていないで、いつもどおりいろいろ動いてみてください」

と言われたので、午後には、5kmほどのランニングも採り入れてみた。

走った後、あまり大したものではないが、夕方から少し動悸や息苦しさがあるかな、と思うことが多くなった。

 

翌々日、再受診。

エコー検査を行った。

その後、一日心電図を計った検査の結果と合わせて診察結果を聞いた。

エコー検査の結果、心臓のポンプの働きはよく、血流もよいとのこと。

ただ、一日心電図を計った検査の結果、分かったことがあった。

走った後、不整脈が出ていたのだ。

24時間の心電図を見ると、山型だけでなく、おかしくなっていることがひと目で分かるようになっていて、へえ~、面白いものだなあと思った。

日常生活から異常を発見するという機械に感心した。

 

さて、自分の体に異常が出ているのだから、感心しているのもおかしい。

そこで判明したことは、心臓のペースメーカーとなる部分に異常が生じていたということ。

それで不整脈となっているのだそうだ。

さらにもう少し詳しく調べられる病院で検査をして、その結果によってはペースメーカーが必要になる、とのこと。

ありゃ、まあ⤵💦。

だから、後日その検査をして結果が出るまで、当分激しい運動は避けるように、と言われた。

目の異常の原因は結局はっきりしなかったし、その後見え方がおかしくなったことはない。

けれども、心臓部には異常が見つかったということ。

そんなことで、ドクターストップ。

しばらく走るのは、おあずけ。

場合によっては、今後の大会参加は×かもしれない。

それも、仕方ないな。

 

…ということで、明日の燕さくらマラソン欠場です。

でも、参加される皆さんが満開の桜の下、健闘して走ることを期待していますよ。

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野草の花たちも咲きたかったことを知った、7kmRUN

2025-03-24 22:11:53 | RUN

今夜から天気が崩れるという。

明日は黄砂の影響が大きくなるという。

新潟ハーフマラソンを走った後、体調を考えてしばらく走っていなかったが、明日明後日も走れなくなると考えると、いつ走れるか分からない。

だから、今日は用事が終わった4時半頃から、少しでいいから走って来ようという気になった。

まあ、少しでいいと言っても、私の場合の少しは7kmくらいを指すのだが。

 

せっかくだから、どれだけ春になってきたか、少しでも野草の花が見られるところを走ってみよう、と走り出した。

 

体調を考えて走らなかったと書いたが、いったん走り出すと、体が走りたがっていたようで弱い向かい風だったのに、ピッチが上がった走りになった。

そうか、これは、新潟ハーフマラソンのときに、追い風RUNで楽しく速く走ったことを体が覚えていたのだな。

だから、速く足が進むのだなと思っていくと、最初の3kmくらいは実に調子よく走れた。

 

さて、野の花だが、2週間前にもこのランニングコースを走ったときはほとんどなかったマンサクが、ちゃんと咲いていた。

あれから2週間もたっているから、当たり前だな。

 

おっと、ショウジョウバカマが、咲いている。

色の違いがあって、この花は面白い。

白っぽいもの、赤っぽいもの、ピンクっぽいものなどなど。

もうこんなに咲き始めているとは、びっくりだった。

 

そして、この春の初めに咲く花では大好きな可愛いピンクの花のイワナシまで、一つ咲いている株を見つけた。

 

雪がとけ終わってから、そんなに日数がたっていないのに、もう咲いていることに驚いてしまった。

ショウジョウバカマとイワナシの花が早く咲いているのを見て、思った。

そうか。野の花たちも早く咲きたかったんだな。

それだけ、今年の冬は長くて春を待ち望んでいたというわけだ。

人間だけじゃなく、野の花たちもそうだったんだね。

 

それなら、例年は咲いているはずのキクザキイチゲも少しは咲いているだろう。

そう思って、走るコースを外れ、見に行ってみると、いつもたくさん咲く場所にキクザキイチゲの早咲きの花があった。

夕方近くなので、全閉じか半閉じ状態の花が多かったのは残念だが、しっかり咲いている状態になっているのを確認できたから、よかった。

キクザキイチゲの花は、白いものと青いものがあるのだが、ここで咲くのはほとんどが青い花だ。

花が開いて、陽光を受けたものはもっときれいなのだよなあ。

近いうちに、いい天気の日中に見に来ることにしよう。

 

帰り道は、春の野草の花たちを見られていい気分だったことに加えて、新潟ハーフマラソンの時のような強い風ではなかったが、追い風だったのでピッチもスピードも上がった。

後半、上がりの3kmは、1kmごとのラップが5分19秒、5分09秒、5分15秒だった。

近ごろはゆるいジョギングしかしたことがなかったので、5分10秒台やそれを切る速さで走ったことなんかなかった。

なのに、足はその速さで走りたがった。

上半身は、勘弁してくれ、とでも言いたい感じになってきつくなった。

自分の体なのに、この違いが現れるなんて、面白いなあと思った。

 

久々の速さで、さすがに走り終わった後は、ふだんのジョギング終了後よりも息が上がった。

でも、久しぶりの走りたかったRUN。

そして、咲きたがっていた野草の花たちを見られた。

満足の7kmRUNであった。

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風にも負けず、体調不良にもめげず ~新潟ハーフマラソン2025~(後編)

2025-03-19 16:52:27 | RUN

急な体調不良にたたずむ私の目の前を、私と同じ「アイシテルニイガタ」と書かれたアルビユニの若い男性が抜いて行った。

いつもなら、「アルビ、ガンバ!」と声をかけるのだが、今はその余裕がなかった。

 

幸い、20秒ほど、大きく息を吸ったり吐いたりをしていたら、少し楽になってきた。

再びジョギングを始めると、なんとか走ることができるようになってきた。

無理せずこのまま行こう。

また少し雨も感じていたが、農家の風情が多い家やビニルハウスの前に立って応援する地元の方々がいた。

ありがたいなあ、と思う。

こんな悪天候の日に、手を振ったり声をかけたりして、ランナーを応援してくれている。

こんなに遅いランナーに対しても。

うれしいなあ、と思いながら走っていった。

立ち止まったせいもあって、ラップタイムは、⑫6分24秒と、30秒以上落ちた。

 

12㎞地点を過ぎて、曽野木中学校近くの県道2号線(新潟―寺泊線)に出た。

ここで左折して、天野の町並みを信濃川大橋手前まで行って折り返す。

その距離は、往復約3kmだが、この区間だけが完全に両側に町並みが続く地域になる。

往復なので、折り返し地点を回ってきたランナーたちとすれ違いながら走ることになる。

 

来た!いた!!

12.5km近くで、向こう側から走ってきたのは、朝久々に会ったわが息子。

今は、向こうも所帯を構えているので、日頃なかなか会わない。

こうして、すれ違いざまにハイタッチができるのはうれしい。

 

そして、それからあまり時間がたたないうちに、正面から走って来たアルビユニの男性に、「アルビ、ガンバです!」と声をかけた。

「アルビ、ガ…」まで声を出している途中で、その方が、ブログ仲間の通称八百政さんだと気づいた。

互いに笑顔になって、「がんばりましょう」とハイタッチ。

同じ60代後半になっていながら、彼は冬の間トレッドミルで鍛えているから、まったく走らない「なんちゃってランナー」の私とは違う。

私よりも2km先を行っているということが分かった。

まあ、体調の問題があるから、私は私、無理せずゴールを目指すのだ。

 

13㎞を過ぎて500mほど行くと、信濃川大橋にかかる上り坂なのだが、その途中に折り返し点が設定されてあった。

今年も銘酒「越乃寒梅」をかたどったそのポイントを回り、再び天野の町並みを行く。

雨風の中、何人かに「アルビ、ガンバです」の声をかける機会を得ながら、行った。

 

14.8㎞には、第3給水所があったが、その手前で、またちょっと気持ち悪くなって歩いた。

給水所過ぎまで20mほどゆっくり歩いていくと、そのすぐ先にイチゴ「越後姫」をランナーに1個ずつ手渡ししてくれるおばちゃんたちがいた。

ランナーが取ったかどうかチェックしながら、1ランナーに1個ずつ配っていた。

8年前にいわきサンシャインマラソンに出たときも大きなイチゴが提供されていたけど、あの時はつまみ放題だったなあ…と思い出しつつ、貴重な1個を一口でいただいた。

 

曽野木中学校の前で15kmポイント。

この街並みの中は、⑬6分07秒 ⑭6分10秒 ⑮6分53秒

追い風と向かい風・体調不良がよく分かるラップタイムだった。

 

さて、ここから先は、しばらく周囲は田んぼばかりで、家がない。

そのためここの強風がひどかった。

斜め前方からの強い風がずうっと吹いていた。

結構たくさんのランナーがこの強風にギブアップして歩いていた。

体調がおかしくなったとはいえ、風に負けるのは嫌だった。

雨ニモマケズ、風ニモマケズだ。

ちょうど目の前に体の余り大きくない男性ランナーと小さい女性ランナーが連なるように走っていたので、少しでも風を防げるようにと思いながら彼らのほぼ横から斜め後ろを走っていった。

およそ1500mくらいになるだろう、この厳しい風の条件下で走ったのだった。

この二人には、雨風に負けないランナー仲間、というような仲間意識が芽生えた私だった。

⑯6分36秒 やはりタイムは落ちていた。

⑰6分19秒

 

直角に道を折れ、スタジアム方面に向かって2km近くの距離を走る道になった。

待ってました。

この向きの風は、もろに追い風。

10km地点前後でマスターした「追い風走り」を再び発揮するときがきた。

行くぞ。

体を起こして、腕をあまり振らずに背中で風を受け止め、その風の強さを生かして足を動かす。

さっきまで2度息苦しくなったが、今は走れる。

レースの後半となり、疲れているランナー、歩いているランナーが多かったが、その脇をスイスイと追い抜いていった。

最高に気持ちよい直線路だった。

⑱5分43秒 と、このレース後半で、本日最速のラップタイムを刻むことができたのだった。

 

その直線路を終えて、スタジアムに近づき、あと2km強まで来たというのに、ここでまた苦しくなってしまった。

あと少しじゃないか、と思うのだが、難儀な感覚がなかなか抜けない。

ラストスパートどころか、完全にブレーキがかかった感じ。

ゆっくり走ってもきつくて、残り1km地点では止まって息を吸う、吐くを繰り返した。

 

やっとゆっくり走れるようになったが、かなりきつくて、多くのランナーが1㎞を切ってラストスパートにかかっていたのに、私はスタジアムに入る直前までスロージョギングをしたりゆっくり歩いたりするしかなかった。

思うように走れず、スタジアム前の広場から、Nスタンドの外を回って入場口につながる何百メートルかが、非常に長く感じられた。

 

ようやくスタジアムに帰ってきた。

残り100mをゆっくり走っている途中、スタジアム内のビジョンでは表彰式が始まった。

自分のゴール姿は見られなくなってしまった。残念。

でも、とにかくゴール。

フィニッシュして、タオルをかけてもらった。

 

歩いていたら、後ろから年輩の女性ランナーから、急に声をかけられた。

「風が強かったので、あなたの後ろについて走りました。ありがとうございました。」

そうか。この大きい体が、他のランナーの役に立ったか。

「わざわざ、ありがとうございます。」

そう礼を言って聞いてみると、五泉から来たのだそうだ。

「ごせん紅葉マラソン、いい大会ですよね、仮装もあって。」

「ええ。私も仮装して走るんですよ。」だって。

さすが、地元を盛り上げているのですね。

 

しばらく行くと、見覚えのある男女のランナーが歩いていた。

あの、15kmから2km近く強風を受けたときに、その横や背後を走らせてもらった2人だった。

今度は、私がお礼を言う番。

「風を防ぐのに、後ろにつかせてもらい助かりました。ありがとうございました。」

ランナー同士でこういう会話ができるのはいいなあと思う。

言ったり言われたりで、共存共栄、走る仲間の輪が広がる感じがしたよ。

 

去年は、このあと着替えずに濡れた体で振る舞い餅の列などに並んだ。

マスクもせず寒さに震えていたせいもあって、あとで熱が出て新型ウイルス感染症を初発症し、苦しむことになったのだった。

その反省から、今回は預けていた荷物を受け取ったら、すぐに着替えて、その後から餅の列に並んだのだった。

 

やがて、先に完走していた息子と合流。

朝来たときには倒れていた大きな大会パネルの前で、記念に写真を撮ってもらった。

家で、ランネットから自分の記録を出してみたら、去年より4分以上よい記録だった。

特に、5kmごとのラップタイムが終始安定していていいと思った。

5kmまで:32分04秒 10kmまで:31分02秒 15㎞まで:31分32秒 20kmまで31分43秒

それだけに、最後の1kmに体調が崩れ、8分近くかかってしまい、ちゃんと走れなかったのが残念でもあった。

 

今後の大会参加にもちょっと影を落とすような、レース中の体調不良の憂き目にもあった。

でも、レース自体は楽しかった!

追い風に乗ったり、仲間意識を感じたり。

悪天候に負けず、レースを楽しんで完走できたのだから、今回はよしとしよう。

 

本大会に参加した皆さん、大会関係者の皆さん、お疲れさまでした。

そして、今年は雨風強いし寒いから少ないだろうと思っていたのに、農村部のおじいちゃん、おばあちゃんはじめいろいろな人が応援してくれていたことにも感謝します。

声援を送ってくれるのは、とても勇気づけられました。

ありがとうございました‼

 

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風にも負けず、体調不良にもめげず ~新潟ハーフマラソン2025~(前編)

2025-03-18 18:15:49 | RUN

「天候 雨  気温7.0℃  湿度 73%」というのが大会の正式な気象条件の記録だった。

だけど、そこに出てきていない気象条件の厳しい大会だったと思う。

その気象条件とは、風。

風が非常に強くて、時に冷たかった。

スタートからゴールまで風と共に進んだレースだった。

 

朝、車を走らせ、指定された駐車場に車を止めた。

アルビの試合を見に行くときにいつも止めているP4駐車場。

ここからデンカビッグスワンスタジアムまで歩いていくのに約1㎞。

雨が降り始めただけでなく、風が強くてしかも舞っていて、冷たい。

野球場であるハードオフ・エコスタジアムの脇を過ぎて行ったら、今日の大会のコースを示すために並んだカラーコーンが、強風で倒されて飛ばされていた。

スタジアム手前にあるはずの大会を示す大きなパネルも風で倒れたのか、意図的に倒したままなのかという状態だった。

スタジアム内に入った。

スクリーンには新潟ハーフマラソンを示す画面が映っていたけど、とにかく風が強く寒い。

だから、壁際に寄って風の影響を避ける待機する人ばかりだった。

画面であいさつしたゲストランナーは、新潟県出身の、東京五輪ランナー服部勇馬選手と箱根駅伝「山の妖精」山本唯翔選手。

 

出発時間15分までに整列だが、寒さを考えて、私はスタジアム到着から整列までの1時間半の間に3回もトイレに行ってから、外に出た。

スタート時間が近づいてから、整列場所は出発ゲート近くに移動となった。

でも、スタートゲートは遠い。

出発合図の号砲が鳴ってから、スタートゲートを通るのに、2分近くかかった。

ゲストランナーだけど、今回は走らない服部勇馬選手とタッチ。

もちろん、私もそれをしてから走り出した。

服部選手、ありがとう。

 

スタートしてから、約1kmでハードオフエコスタジアムとも別れて道路上に出た。

弁天線と呼ばれる道路までまた1kmあるのだが、やはり東方向からの風が強い。

その手前の建物の前に、知っている方が声をかけてくれた。

「うちの息子は、さっき行きましたよ。」

そうか、この大会に40代半ばの息子さんが走っているんだな、その応援だ。

その彼と会ったのは、一昨年のたいない高原マラソンだったなあ。

20年ぶりくらいの再会だったっけ。

 

弁天線に入る辺りで2kmなのだが、雨が落ちてきた。

私は、防寒と防水を兼ねてこの前の女性のように、ビニール袋に頭と両手を出す穴を開けて着用していた。

準備して身に付けていてよかったと思った。

 

工業団地の中を行き、3km地点を過ぎていく。

今回も無理をせず、苦しくないジョギングのペースでいく。

ここまでの3km、1kmごとのラップタイムは、①6分37秒、②6分12秒、③6分15秒だから、多少の向かい風の中、順調に来ていた。

 

それが、建物がなくなったら、田を渡ってくる風が厳しい。

4km辺りからは、我慢のレースになってきた。

 

5kmを過ぎて、初めての給水所。

暑くないしのどは乾いていないが、スポーツドリンクのカップに手を伸ばした。

 

6km辺り。左側からの風が強いので、こうして少しでも高さのある建物の陰はそれが防げて大変ありがたかった。

 

「もう少ししたら、追い風になるよ」と声をかけてくれた係員(?)の方もいて、県道220号線が嘉瀬の家並みの中に入ると、たしかに急に楽になった。

風の影響を受けない走りは気持ちいいね。

④6分20秒 ⑤6分24秒 ⑥6分24秒 と、6kmまでは風を受けて来ていたのに、

⑦6分15秒 ⑧6分15秒と、ここの区間は10秒くらいずつ速くなった。

 

8kmを過ぎて、今まで南に向かっていたのが、西の方に向かって走ることになる。

この目の前を走る、帽子をかぶった2人の男女のランナーとは、15km付近でも一緒に走ることになったのだが、そのときはとりあえずいいリズムで走ろうという思いで走っているだけだった。

 

この先の辺りに毎年楽しみにしている応援の人たちがいる。

今年も会うことができた。

その1つは、スポ少の(?)野球をしている少年たち。

毎年ずらっと並んで、声援を送りながら手を出している。

その手の波に1つずつタッチしながら、「ありがとう」と告げながら、通り過ぎた。

よし、元気をもらったぞ。

 

そして、もう1つ、正義の味方たちの励ましだ。

小野自動車という看板の辺りで、3色のレンジャーたちが毎年応援してくれている。

今年は、私も近づいていき、「毎年ありがとうございます!」と礼を言いながらタッチを交わしたのであった。

うん、ありがとう、正義のパワーをもらったぞ。

 

そして、少年たちや正義の味方にパワーをもらったせいか、少し加速がついた。

⑨6分06秒 と、またタイムがよくなっていた。

走りやすくなったな、と思ったら、それもそのはず、レンジャーたちに会ってから、風が完全に追い風になっていた。

楽に走ろうとすると、逆にブレーキをかけるような感じになる。

これなら、風に身を任せてみたらどうなるのだろう?

胴長短足で長身の私の背中は、たくさんの風を受けることができる。

よし、力を入れずに風まかせで走ってみよう、と決め、腕をあまり振らずに後ろからの風を受け止めるような感じでピッチだけを少し速くして見ることにした。

すると、いやあ、よく進む。

前のランナーを何人か一気に抜いて行くことができた。

10kmのポイントを過ぎた。

ここまで、1時間2分余り、苦しくなく順調だ。

ラップタイムも、⑩5分51秒。

5分台で走れるのは久々だ。

風が強いのも悪くない。

追い風を利用すれば、楽でいいのだ。

11km地点も、ラップは5分44秒。

追い風サマサマ、ありがとうございます。

楽でいいです。

 

11km地点の舞平清掃センター前に、第2給水所があった。

風は利用できるし、ここでスポーツドリンクを補給して、気持ちよく残り10kmも走れそうだな、といい気分で給水所を後にした。

 

ところが、であった。

この給水所を過ぎてから、胸がなんだか苦しい。

スポーツドリンクがよくなかった訳ではあるまいが、おまけに少しくらくらしてきた。

走るのをやめて、少し足を止めた。

給水所で生き返った(?)ランナーたちに次々と抜かれながら、困ったなと思った私だった。

                                (後編につづく)

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オレンジ色の夕陽見RUN

2025-03-10 20:56:44 | RUN

いい天気の陽射しの暖かい一日だった。

外で過ごしたかったが、今日は、4時まで用事があって(意図的なダジャレではない)外には出られなかった。

その用が終わって外を歩いていても、まだ外は明るかった。

あと10日で春分の日、ずいぶん日が長くなったなあ。

数日前まで雪消しをやったりしていたのに、今では雪が積んであるのは除雪車が積み上げていった場所ばかりだ。

 

6日後には新潟ハーフマラソンが予定されている。

だけど、今週は私用があって少し出かけるから、その日まで走れる日はあとはないかもしれない。

そう考えたら、今日のこの晴れの夕方がもったいなくなった。

7,8km走ってくるか。

と、走り出した。

 

歩道に雪がなくなって、走りやすくなっていた。

前回は見られなかった野生のマンサクの花が開いていた。

この花は、春に「まず咲く」のなまった「マンサク」だから、春の野の花一番乗り!

 

5kmほど走って、ふと振り返って見た山が、夕陽を浴びて赤くなってきていた。

前方は、夕陽と田んぼに反射した光でまぶしく感じた。

雪が多く、鉛色の空ばかりよく見た新潟も、夕陽がまぶしく見える季節になったということだ。

なんだかウキウキした気分で、走り続けた。

夕陽に向かって走っている。

 

青春だなあ!!

そんなバカなことを考えていたが、久々の夕陽RUN。

もう少し違った風景の夕陽の風景も見たくなった。

ちょっとだけ高いところに駆け上って、見てみよう。

うーん、オレンジ色が暖かい。

このアルビカラー、いいね。

何か郷愁を覚える。

まだ家並みのシルエットに沈むところまでいかない夕陽。

 

頭の中にふいに、「太陽にほえろ」のテーマが流れ出した。

そういえば、番組の始まりはビルに沈む夕陽の映像だったっけ。

それがもう50年以上前か…と苦笑した。

 

8km走ったけれど、後半の3kmは足取り軽く夕陽見RUNであった。

夕陽を見ながら走るって、改めていいものだなあと思った。

60代後半のジイさんが夕陽に向かって走ったって絵にはならないけれど、心の中は50年余り前の青春時代と変わらないのサ、吉川クン!!……なんてね。(…分かる人だけ分かってくださいな)

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新潟ハーフマラソン目指し、10㎞走

2025-03-05 20:19:28 | RUN

3月20日の新潟ハーフマラソンの出場関係物が届いた。

なんだかんだとおくられてきたけれども、相変わらず、今年も何を送ったのか書いてある物がない。

参加案内は、二次元コードからの読み取りを促した1枚のみ。

A4判ででっかく書くくらいなら、入っている物の一覧くらい載せればいいのに、と毎年思う。

二次元コードから入った参加案内は8ページに及ぶが、何を送付したかは書いてなかった。

ちょっぴり不親切、と思ってしまう。

半月前に関係物が届くのは、とてもよい心づかいだと思うのだけどね。

 

さて、昨日は、関東方面などでは雪が降ると、大々的に報道されていた。

だけど、当地ではずっと曇天だったし、翌日から天気が悪くなるという予報だったので、新潟ハーフマラソン目指して、昨日のうちに少し走っておきたくなった。

 

しばらく走っていなかったサイクリングロードを中心に走ってみよう。

大雪で折れて落ちてしまったモクレンの枝。

けなげにも、それでもなんとか生きようと芽をふくらませていた。

 

入口から1.5kmほどいくと「五十公野宿」の表示がある。

サイクリングロードの両脇には、雪の山がまだ高く残るところが多い。

 

入口から3km近くでは、少しだけ山に近づきこんな感じに多くなった。

 

ロードのすぐそばの田はまだまだ多くの雪に覆われていた。

4km地点に近づいていくと、雪原状態の田の向こうに、五頭山系の山々がはっきり見えた。

 

4km地点の手前の県道との交差点に出ると、残念ながらそこから先は積雪で進めない。

仕方がない、戻ることにしよう。

 

住宅近くの桜並木。

この写真では分からないが、やはり雪による枝折れもよく見かけた。

その後も淡々と腰高で走ることができた。

再びモクレンの場所を通り、やがてロードのスタート付近に到着。

まだ10㎞に満たない距離なので、10㎞になるまで走り続けた。

最近にない速さだったので、無理せずそこでやめた。

 

サイクリングロードを走ったのは、記録を振り返ると、なんと1年ぶりだった。

この日は気温8℃。

陽射しもなく、走りやすい気温だったから、いつもよりスピードが出た。

最近は1km6分30秒台のゆったりペースでのジョギングが多かったのだが、この日はやけにピッチが上がった。

10㎞を56分14秒、久々に1時間を切って走ることができた。

平均すると、5分37秒/㎞のラップタイム。

ずっと楽なジョギングでしか走ることがなかったので、この速さで走れたのはいい気分だった。

 

だけど、こうしてちょっと速く走ると、翌日はやっぱりくらくらすることがあるのがちょっと残念だ。

とりあえず、半分に近い10㎞を走れたのは、新潟ハーフマラソンに向けていい感じだとは思っている。

まあ、練習も大会も、無理せずに走りを楽しんでいくことにいたしましょう。

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