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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

小さくても明るく黄色い花を咲かせる野草たちにほっこり

2025-05-24 21:02:12 | 草木花

今日の日中、少し散歩した。

ずいぶん草の勢いが強くなって、近くの公園では、刈払機を使って除草するような音が聞こえる。

5月も今ぐらいの時期になると、草丈の伸びがすさまじいものだなあと思う。

 

そんな刈られた草たちの中で、地面にはりつくようにしながらも花を咲かせている小さな野草たちが、今日はやたらと目に入った。

陽当たりのよい道を歩いていたら、刈られた草たちの上からカタバミが咲いているのを見た。

周囲の草が刈られた後に、これ幸いと茎を伸ばして咲いたようだ。

そんなところに、カタバミのしたたかな強さを感じた。

 

一面に小さなつぶつぶのような花を咲かせていたのは、コメツブツメクサ。

たしかに、米粒のような形で小さく黄色い花をたくさん咲かせている。

ツメクサは、普通は詰め物に使う草の意味だから、詰め物にできるほど大量に生えているということなのだろうな。

 

花が星の形だなあという黄色い花の野草も2つ見かけた。

その一つは、ツルマンネングサ。

地面に低く広がっていき、梅雨が近づくと咲くなあ、というイメージがある。

陽当たりがよいところに咲いているのをよく見かける。

 

こんな形の星形もある。

これは、どちらかというと、陽当たりのあまりよくない場所の方に多く咲く。

名前はたしか、コナスビと言っていたっけ。

そういうからには、きっと実がナスに似ているのだろうな。

 

これらの黄色い花々は、散歩中150mもいかないうちに、次々と見つけることができた。

刈られた草たちの下や近くで、しぶとく生きて花を咲かせている。

草丈が低いから、簡単には刈られないという生き方をしている。

どれも単なる雑草に過ぎないのだろうけれど、可愛い黄色い花を咲かせていて、きれいだと思った。

 

春から秋まで咲いているものもあり、この時期だけに咲くものではないものもあるけれど、今日は道端に立て続けに明るく咲いている花々を見つけ、なんだかほっこりした気分になった私であった。

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「かがみの孤城」(辻村深月著;ポプラ社)

2025-05-21 13:38:19 | 草木花

辻村深月さんの「家族シアター」が自分にとってはよかったので、違った作品を読んでみたくなった。

 

「家族シアター」(辻村深月著;講談社)は、家族の絆にほっとする短編集 - ON  MY  WAY

「家族シアター」(辻村深月著;講談社)これは、様々な家族を描いた短編集。世の中で、一番近くにある絆が家族。最近は、「親ガチャ」のようなとんでもない表現もある。そ...

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本屋大賞を受賞したこともあるということだったので、図書館の棚を探した。

受賞作は、「かがみの孤城」というタイトルだった。

探してみると、見つかった。

少し分厚い本だが多くの人に読まれた跡があった。

 

発行元のポプラ社の本書の紹介には、次のように書かれていた。

あなたを、助けたい。

 

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

 

内容の構成は、第1部が「様子見の一学期」となっており、細かく「五月」「六月」「七月」「八月」に分かれている。

第2部が「気づきの二学期」で、「九月」「十月」「十一月」「十二月」。

第3部が「おわかれの三学期」で、「一月」「二月」「三月」「閉城」「エピローグ」となっている。

総ページ数が554ページもあったので(文庫化されたものは、上下巻の2冊になっていた)、一気読みは難しいと思っていたので、初めのうちは「『○月』まで読もう」と決めながら読んでいた。

 

それぞれの事情は違うが、学校に行けなくなった中学生たちが、鏡の向こうの城の世界と実際に生きている世界を行き来しながら、1年を過ごしていく。

主人公は、中1の女の子で、いじめにあって不登校になっている子、こころだった。

前半部分では、あちこちに回想シーンとしてそのいじめの具体的な場面が出てきたが、それによって、主人公こころの不安感や恐怖感、そして孤独感はよく伝わってきた。

不登校になるのも無理がないと読者に思わせる書きぶりだった。

「家族シアター」を読んだときも思ったが、さすが辻村さん、弱者の気持ちがよく分かっていると思わせてくれた。

 

7人を呼んだのは少女の姿をしたオオカミだった。

なんのつながりもなかった7人の不登校の生徒たちが、城の世界で会ったり会わなかったりしながらも、約1年間の生活を通して少しずつ互いを知り、関係ができていく。

現実の世界で会おうとするあたりから、結末はどんな迎え方をするのかなあと想像するようになった。

ところが、ところどころで想像してみたけど、その想像は大きく裏切られた。

なぜなら、その裏切りは、シロウトの読者の考えたものだから。

物書きの考えるストーリーにはしょせんたどり着けないのだな、という驚きと感嘆をもたらされたのであった。

 

いやあ、その驚きと感嘆をもたらす伏線がすごいわあ。

これでもか、これでもか、と現れてくる、以前のできごととのつながり。

最後の方の、「閉城」「エピローグ」では、すべてがつながっていき、読者に驚きと納得をもたらす。

それは、読んでいてとても気持ちがいいものだった。

さすが、2018年第15回本屋大賞受賞作品。

この作品は、ファンタジーであり、舞台化や劇場アニメ化もされているようだ。

だが、その類のものを知らずに読めたから、想像を膨らませて読むこともできたよ。

 

それにしても、オオカミが出てくるグリム童話は、「赤ずきんちゃん」だけでなく「おおかみと七ひきのこやぎ」もあったのだったことを思いださせてくれるなんてね…。

 

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いい毛並みのつぼみだった

2025-05-20 21:37:41 | 草木花

「書道用の大きな筆みたいだな」

これを見つけたとき、その形からそんなふうに連想して、近づいたのだった。

さらに近づいてみてみると、

「いい毛並みだなあ」

と思った。

イヌやネコなどの、小動物のいい毛並みのように見えたのだった。

植物なのに、動物みたいに見える。

これは、見てお分かりのように、植物のつぼみだったのだ。

この植物が、花を咲かせたのは、これまで何度も見てきた。

だけど、こんな動物的な(?)つぼみをつけるなんて、知らなかった。

だって、これから大きくて優美な花を咲かせるのに、その前はこんなに毛だらけになっているとはねえ。

初めて知ったよ。

その花は、こういう白くて大きな花(去年撮影)だけど、これを咲かせる木の名前は言えますか?

 

 

その花を咲かせる木の名は、

「タイサンボク」

なのでありました。

 

若いつぼみの頃には、こんなに毛並みがいいなんて、初めて気づいたよ。

つぼみがふくらんできたから、まもなく今年も花が咲くのが見られることだろう。

楽しみだな、タイサンボクの開花。

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「命のアサガオ」を思いながら

2025-05-19 17:53:14 | 草木花

今年も、「命のアサガオ」が話題となる季節となった。

 

「命のアサガオ」は,平成5年に白血病のため7歳で亡くなった男の子、丹後光祐君が,

約3か月の間だけ通った小学校で、大事に育てていたアサガオだ。

その小学校は、私が育った町にあった(今は統合してその学校はなくなっている)。

お母さんの丹後まみこさんが,そのアサガオから取れた種をもとにして、「毎年育てればずっと光ちゃんと一緒にいられる」と思い、を育て続けた。

そうやってできたたくさんの種をイベント会場で配ったのが始まりだ。

「アサガオが『親善大使』となって,命の尊さ,白血病に苦しむ人がいることを知ってほしい」と願って,多くの小中学校などに配られてきた。

今では、「命のアサガオが親善大使となって、命の尊さや白血病で苦しんでいる人がいることを多くの人に知って欲しい」との願いを込めて、日本各地で骨髄バンク普及の花を咲かせている。

 

今月初め、新潟のローカル局では、今年もニュースになっていた。

 

【つなぐ】“命のアサガオの種”を未来へ 息子が生きた証を伝え続ける母《新潟》

 

UX新潟テレビ21 | 32年前に亡くなった児童が育てる〝命のアサガオ〟の種を児童に「限りある命 豊かに」【新潟・胎内市】

 

 

わが家のアサガオは、自分が勤めたところの閉校式でもらったアサガオの種をもとに、翌年から毎年育てているものだ。

 

心つないでアサガオを育てていく - ON  MY  WAY

この3月で、かつて勤めた小学校が閉校となった。閉校記念式典は、去年の12月に行われて、行ってきたのだった。6月初旬、閉校記念式典の際に、アサガオの種をもらったことを...

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この種も、もとはこの「命のアサガオ」から育てて取れた種だと聞いたことがある。

「命のアサガオ」と「閉校の思い出」とが重なっているから、大事に育てているつもり。

 

先週、今年も去年とった種をプランターにまいた。

アサガオは発芽率が高いから、3日後まいた種から芽が出始めた。

日に日にその数は増えてきている。

 

今はふた葉だが、これから成長して本葉を出し、つるをまき、花を咲かせ、種をふくらませる。

アサガオは、毎日花を咲かせるのが楽しみだが、その命の移り変わりをも見せてくれる。

今年も、秋まで「命のアサガオの命」を楽しませてもらおうと思っている。

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イワチドリの花をいただいた

2025-05-13 18:19:22 | 草木花

ご近所さんから、山菜とともに、この花をもらった。

山菜といっしょにもらったとはいえ、山菜は自分で撮ってきたものだが、花の方は、山で採取してきたわけではないとのこと。

なんでも、栽培好きな知人から2ポットもらったのだという。

「2つもらったから、1つもらってちょうだい。」

と言うので、せっかくだからいただくことにした。

 

もう咲き始めている花もあるが、これからたくさん咲きそうだ。

咲いている花を近くで見てみると、ピンクで小さく可愛らしい花だ。

この名前は、「イワチドリ」だと聞いた。

なるほど、その花は鳥の形に見える。

それで「チドリ」なのだろうし、「イワ」がついているから、岩場とか崖のような斜面で見られるものなのだろうな、と推測した。

 

私は、山野草の花を見るのは好きだけれど、育てるのはうまくない。

もらっても、せいぜい何年かしかもたず、枯らしてしまうことが多いのだ。

世話下手な自分だけど、枯らさないように育てたいものだ。

 

イワチドリについてや、その栽培の仕方についてなど、調べてみなくては。

 

イワチドリは本州中部地方以西と四国に分布し、渓谷の湿った岩場の比較的低い位置の岩の割れ目などに多く見られる。

 

そうか。本州中部地方以西と四国ですか。

じゃあ、九州にはないということですね。

そして、中部地方以西というと、新潟県も中部地方に入るといえば入るのだけど、当地の緯度は東北地方といってもいいほどである。

だから、自然ではなかなか見ない類の山野草なのだな。

ご近所さんは、これをもらったと言っていたけど、下さった方は、きっと上手に栽培して増やしたのだろうな、と思う。

 

鉢植えとしては丈夫で育てやすい部類ですが、株が小さすぎて、庭植えは一般的ではありません。最近では園芸的育種が盛んになり、さまざまな色や形の花が流通するようになりました。同じ小型野生ランのウチョウランと並び、高い人気を集めています。

 

世話下手な私だから、「鉢植えとしては丈夫で育てやすい部類」といわれても、ちゃんと育てるのはなかなか難しいかもしれない。

 

せっかくいただいたのだから、今年だけでなく来年もきれいなイワウチワの花が咲かせられるように、今から気張って育てていくことにしよう。

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知らない植物に会うのは楽しいのだが

2025-05-09 22:17:54 | 草木花

春は、百花繚乱。

いろいろな花が咲く。

その辺で咲いている花も、野の花も。

 

ふと見ると、今まで見たことのない、いやひょっとすると咲いているのに気づかなかった花が咲いていると、「何という名の植物の花だろう」と、気になることがよくある。

昔からの人に言い継がれてきたのか、牧野富太郎博士が名付けたのかは知らないけれど、植物にはほとんど皆、名前がついている(はず)。

だから、名前を知らない植物の花を見つけると、新しい出会いを経験しているようでうれしくなる。

そして、名前が分からないのは失礼だから(?)、その名前を知りたくなるのだ。

 

最近も、そんな出会いがあった。

歩いていたら、雑草にしか見えないものが小さな花を咲かせていた。

キュウリグサに似ているようだが、少し大きさも色も違う。

マンテマに似ているとも思うのだが、やっぱり違う。

でも、正式名称が何なのか、分からない。

 

数年前から、近くの川岸に、春になると咲く白い花がある。

毎年見ていたが、今年も咲いていたので、用水路のようなその川岸に降りて写真を撮った。

園芸種なのだろうと思うが、名前は不明。

今年は見てみたら、ずいぶんその咲く範囲を広げていた。

でも、正式名称が何なのか、分からない。

 

この前は、こんなふうに出ていた植物を見つけた。

きっと知っているものなのだろうけど、なんだか不思議な植物に感じた。

 

不思議な植物といえば、樹木でこんな不思議な様子を見た。

枝からふくらんで丸くなっている部分があって、そこから葉が生えているようだ。

この樹木は、何?

これの働きは、何?

名前はもちろんだが、どうしてこうなるのかも知りたくなったぞ。

 

…と、こんなふうに名称や働きの「?」が出るのを楽しんでいる。

そういう疑問が分かったときの喜びは大きいからね。

充足感が味わえるから、あの感覚はいいよね。

 

ただね、最近は、新しく知ったことも、身につかずにすぐに忘れてしまうことが多いのですよ。

それどころか、加齢のせいか、植物名を忘れていく方が多いのですよね。

それも、思い出せないどころか、「あれ」「あの小さくてきれいなヤツ」…などと、度忘れも多くなっているのであります。

はははは…、…は~あ。

 

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下向きに咲く花

2025-05-06 21:51:51 | 草木花

今、家の庭には、たくさんの花が咲いている。

終わりになりそうな時期を迎えたのは、ユキヤナギ、ハナモモ、スイセン、チューリップなど。

今がピークと思われるのが、ハナニラ、

イチゴ、

スズラン、スノーフレーク、オダマキなど。

そうやって見ていったら、今書いた終わり3つの花には共通点がある。

どんなことか、分かりますか?

 

…それは、花の咲き方。

みな、花が下を向いて咲いているということ。

私が好きな春の山野草、コシノコバイモも下を向いて咲いている。

 

下を向いて咲いている花を見ると、思わず下からのぞいて見たくなる。

花だから下からのぞき見をしても、軽犯罪にはならないだろう…。(アタリマエ)

下向きに咲くと、いいことがあるから、そういう咲き方をしているのだろう。

じゃあ、どんないいことがあるのかな?

のぞき見してほしいからではないよね(アタリマエ)。

 

花が咲くのは、受粉と関係しているはずだから、そこに理由があるのだろうと推測することはできる。

あちこち調べてみて、わかったことを並べてみる。

1つ目…雨に当たるのを防ぐ

雨が降った時、おしべやめしべに当たると、花粉が流れてしまい、受粉しづらくなる。

だから、下を向くと雨が当たらないよさがある。

 

2つ目…寒さからおしべやめしべを守る

寒い地方が原産地の植物は、スズランのように花びら部分がベル状になっているものがある。

3つ目…下向きで咲く花を好むハナバチ類を誘う

ミツバチやマルハナバチなどは、下向きで咲く花を好むといわれ、効率よく受粉してもらうために下向きに咲くように進化した植物もあるらしい。

 

4つ目…自家受粉しやすい

下向きの花は、風に揺られると、しべどうしが触れて自家受粉しやすいという特徴もあるという。

 

なるほどなあ。

花を咲かせる植物は、確実な受粉のために工夫し進化してきたということだね。

 

受粉とは関係ない話だが、下向きの花って、なんだか奥ゆかしい感じがする。

白い花が多い気がするが、そのイメージだろうか、清楚な感じもする。

例えば、スズラン、スノーフレーク、ドウダンツツジなどは、そう感じる。

これから夏に咲くホタルブクロも、下向きに咲くから好ましいのかもしれないな。

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同じ新潟県でも、魚沼の桜、花見にはこれから

2025-04-21 22:06:21 | 草木花

久々の関越自動車道上り線。

 

私の住む地では、日陰や大型店などの駐車場の雪が完全ににとけてから、2週間くらいにもなる。

桜は、完全に散り果ててしまった。

 

今回関越道を行くと、新潟市も、三条市も、やはり散りはて。

長岡市を進むと、まだ咲いている桜も見られた。

長岡市から小千谷市に移ると、片貝地区の桜は、今が満開。

そして、山本山トンネルを抜けると、田んぼが白くなった。

雪がまだ普通に残っているということ。

さすが魚沼郷になると、雪国なんだなあと思う。

ドライブ休憩に、越後川口SAに立ち寄った。

すると、なんとそこにはまだまだ雪の山が。

そして、その近くには、桜が三分咲きくらいで咲き始めていた。

まだ、桜が満開になっていないことにも驚き、雪と桜が同居しているのを見られることにも驚く。

 

新潟県、広いなあ。

ここでは、桜はこれから楽しめるんだね。

桜の花見が好きな人、魚沼に行くと、これからまだ楽しめますよ~。

そんなことを伝えたくなった私であった。。

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わが家の庭のものをいただく

2025-04-18 20:51:23 | 草木花

春になって、家の庭の花たちも咲き始めた。

庭の花を愛でるのもいいが、庭には、食べられるものたちもしっかり生きている。

わざわざ畑にしているわけではないから、世話をしているとは言い難いのだが、生長してくれているから、ありがたい。

 

昨日、今日と今春初めて収穫したのが、これ。

アスパラガス。

アスパラガスの1日での生長は早い。

昨日は採るには早すぎると思っていたものたちが、たった1日で食べるのに都合のよい長さにまで伸びていた。

雨が降ったこと、暖かくて気温が高かったことが関係しているのだろう。

そして、植えてある辺りでは、さらに新しく何本か生えてきている。

これらも、今日採ったもの同様に、1日たてば明日は収穫してよいくらいになることだろう。

 

お次は、この木。

この木から新芽が出て、若葉になってきた。

これは、山采として、現在あちこちの直売所で売られている。

その名を「タラの芽」という。

タラノキから生えた若芽は、天ぷらや和え物としていただくとおいしい。

うちでは、少し若葉となってからいただいている。

わが家には、隣家から種が飛んできて生えたようだ。

ただ、このタラノキ、結構生長が早くてすぐ大きくなっていく。

また、子孫を増やそうと、やたら地面から生えてくる。

だから、木は高くならないように切ってやらなければいけない。

地面から生えてきたものも、なるべく早く根から抜かなければならない。

 

そして、繁殖力が旺盛なのは、この葉もそう。

これは、ミツバ。

あっという間にザル一杯の量が採れたが、庭にはまだたくさん生えている。

家の庭のあちこちに種を飛ばし、生えてくる。

土が入っている空いているプランターからも、どんどん生えてくる。

いやはやたくましい。

 

わが家では、庭に生えているこれらの植物たちは、自然界からの貴重な贈り物と感じて、しっかり食材としていただいくことにしている。

ほかにも、ニラや

パセリや

ネギなど

生え(させ)ているし、季節になればミョウガや食用菊も採れる。

今、野菜の値段も高騰しているが、庭でこんないろいろが採れるのは、大変うれしい。

 

今日、ここに写真を載せた3種類は、天ぷらなどに姿を変えて、しっかり夕食の食卓に上がったのであった。

 

めでたしめでたし。

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この菜の花の正体は…?

2025-04-17 22:30:16 | 草木花

激しい雨と風に打たれながらも、まだがんばって満開に近い咲き方をしているも多い。

桜に加え、さらに菜の花も咲いているところは、撮影ポイントとして好まれている。

今日、グループラインである人が載せた写真は、上堰潟公園の写真。

桜と菜の花、ピンクと黄色が一緒になるのは、華やかな風景だ。

菜の花の明るい黄色は、美しいのは桜だけじゃないよと主張している感じもする。

 

その菜の花だが、埼玉などでは野生の菜の花も多く咲いていた。

だが、当地では野生の菜の花はあまり見なかった。

それが、今年は、初めて用水路のそばで咲いている野生の菜の花を見た。

温暖化とともに、変わってきているのかな、と思ったよ。

 

そして、今日は、変わった菜の花を見た。

それは、こんな咲き方をしている菜の花。

菜の花というと、「なっぱ」の花。

アブラナとか小松菜とか、いろいろな青菜が花を咲かせると、菜の花になる。

 

この写真の菜の花は、散歩の途中、畑で見たものだった。

そこの畑、どういうわけか、その元の野菜をすべて掘り起こしてしまったようだ。

作り過ぎたのか?

いらなくなったのか?

掘り起こされてしまったけれども、ちゃんと花を咲かせているというわけだ。

 

この野菜の正体は、お気づきのとおりだ。

この写真を見れば、よく分かる。

正体は、ブロッコリー。

売られている姿からは想像がつかないけれど、こんな菜の花を咲かせるのですなあ。

 

今日の散歩最大の発見は、ブロッコリーの菜の花だったのであった。

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