ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

個人技でも上回って、川崎にシーズンダブル!! ~2023アウェイ川崎戦~

2023-09-30 08:35:26 | アルビレックス新潟

アルビレックス新潟、川崎フロンターレに3-2。

接戦に見えるけど、快勝!

 

おかげで、私の腰の具合も快調!

………とは、さすがにそううまくはいかないが。

昨日は、「アルビが勝利すると、私の体も気分が良くなり、痛みが軽減するはずだよ、きっと…!?」と書いては見たけれど、腰痛は単純じゃないなあ。今日も痛いよ。

 

まあ、そんな自分の体のことはおいといて!

最初に「快勝」と書いたけど、スコア上は、3-2。

接戦のようだけど、スタッツを見ると、

ボール保持率で63%対37%と圧倒。

シュート数でも、21本対6本と圧倒。

ここには出ていないけれど、ファウル数は新潟10で川崎16(だったかな?)。

いずれのデータも新潟が川崎を圧倒していたのだった。

 

試合は、新潟優位に進み始めていたところ、川崎に先制されて始まった。

先制すると負けない、という川崎。

先制されるとなかなか勝てない新潟。

だから、今日の試合もよくて引き分けか、と思ったのだった。

 

ところがそこから逆転勝ちするのだから、新潟の底力のすばらしいこと。

新潟側から見れば、「0-1」→「1-1」→「2-1」→「2-2」→「3-2」という展開。

 

この試合で見たのは、アルビの選手たちの個人技も相当高くなったということ。

それが、逆転勝ちを生んだということを、しっかり見させてもらった。

 

まずは1点目。

何といっても、三戸ちゃんの豪快なミドルシュート。

前節もゴールに成功した、無回転で強いシュートが打てるすごさ。

これが、コーナーポストに当たったはね返りを、ねらっていた鈴木が詰めて、しっかりゴールに流し込んだ。

三戸のシュート力、鈴木のFWとしてのねらう力のすばらしいこと。

 

逆転に成功した2点目。

コーナーキックからのチャンスで、高木の蹴ったボールがもう一度流れて高木に戻ると、そこからファーの位置にいた新井へ。

新井が、これを見事なボレーシュート。

右のアウトサイドでおさえたシュートが、ズバーンとゴールに突き刺さった。

新井の正確なキック力のすばらしいこと!

 

PKを与えて同点となったあとの3点目。

左から持ち込んだ太田が、相手DFをかわしながら、巻き込むような鋭いシュートを放つ。

これがファーの方から見事にゴールネットを揺らした。

太田のシュート技術のすばらしいこと。

 

得点の3点とも、すばらしい技術の結集されたものだった。

 

個人の技術のすばらしかったのは、シュートの場面だけではない。

他の面でも見られた。

「蹴る」「止める」の正確さで、川崎の選手たちを上回っていた。

新潟のパスは、とにかくよくつながった。

守備でも、川崎の選手たちのパスを奪取して自分たちの攻撃につなげるシーンのなんと多かったことか。

本来は川崎がしているはずのサッカーを、新潟の方が技術的により上回っているように見えた。

だから、川崎の方がファウルの数は多かった。

ファウルでないと、新潟を止められなかったということだ。

だから、後半は川崎の方が思い通りに行かずイライラしている様子が見えた

ここまでJ1でも通用する技術を、新潟の選手たちがもっているということ。

それは、ここまで練習で高めてきたということ。

そんなことが分かってうれしかった。

 

この勝利で、川崎にシーズンダブル。

この勝利で、新潟は今季初の2連勝。

ようやくの連勝だが、中身は濃い。

せっかくいい感じなのに、次の試合は3週間後までないのが残念だ。

残り5試合、どんどん連勝を伸ばしていこう。

 

Visca Albirex !!!

 

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腰が痛っ………

2023-09-29 17:17:52 | 生き方

今日は、体調不良につき、その愚痴。

一昨日、新潟水俣病の現場研修に行った。

当然、バス(マイクロバス)で行ったのだが、多少窮屈な思いをして座っていった。

降りてから、講義形式で研修を受けたときには、当たり前だけどパイプ椅子だった。

窮屈な座り心地と固いパイプ椅子という、この2つのことがちょっと私にはよくなかったらしい。

おまけに、その前の日には、13kmRUNをして走っていたから体は少し疲れていたようだ。

帰ってから、茶の間でゆったりしていると、どうも体が疲れている気がしてしようがなかった。

案の定、立ち上がって半歩体を動かしたとき、腰に少しピキッときたものがあった。

あ~、やっぱり。

久々に腰を痛めてしまった。

 

翌日は少し痛みが減っているといいなあ…。

そう思いつつ寝たが、寝ていても姿勢によっては、痛みが出た。

朝起きてみると、痛みは前日よりかえって少し増していた。

仕方なく、昨日は一日中、家の中で過ごした。

 

翌日は少しは痛みが消えているといいなあ…

と思いながらも、夜中に寝返りを打とうとすると痛かった。

残念。今朝も腰は痛いままだ。

仕方なく湿布を貼ってみたが、あまり効いている様子はない。

いくらか動いていた方が気は楽なので、外を歩いてみることにした。

幸いにも痛みは強くならなかったが、姿勢によってやっぱり痛い。

 

あ~、あとおよそ1週間後には新潟シティマラソンの当日になってしまう。

大事な調整の時期に、腰に痛みだなんて困ってしまったぞ。

それまでに治るかなあ。

なんとか痛みが引いてくれないかな…。

 

今夜のアルビレックス新潟よ、川崎フロンターレを倒しておくれ。

 

アルビが勝利すると、私の体も気分が良くなり、痛みが軽減するはずだよ、きっと…!?

 

 

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「格差と分断の社会地図」(石井光太著;日本実業出版社)を読む

2023-09-28 22:27:24 | 読む

「漫画家たちの戦争」シリーズを借りようとすると、私の行く図書館では、10代の人たち向けの本が並ぶコーナーの中に、それらの本はある。

そのうちの2冊を借りようとして、手に取って歩いていたときに目に入ったのが、この本だった。

「格差と分断の社会地図」(石井光太著;日本実業出版社)

表紙の最上部には、「16歳からの<日本のリアル>」と書いてある。

 

本書の「はじめに」では「未来を担う君たちへ」とあった。

高校生くらいの年代を相手に、若者に期待して著した本だとは思ったが、「格差と分断」という言葉が気になって、借りて読んでみることにした。

 

本書では、「章」ではなく「講義」として、若者向けに語るように7つの講義から成っている。

講義1 日本の格差はいかにつくられるか―所得格差

講義2 弱者を食い物にする社会—職業格差

講義3 男と女の不平等史—男女格差

講義4 格差と分断の爆心地「夜の街」—家庭格差

講義5 移民はなぜギャングになるのか―国籍格差

講義6 障害者が支援をはずされるとき―福祉格差

講義7 高齢者への「報復」は何を生み出すのか―世代格差

 

現在の日本にある格差の問題をこのように明らかにし、分けながら述べているようだが。

日本社会では、バブルの崩壊を機に、日本全体で格差が明確化した。

近年は格差の拡大によって、社会の階層(上流・中流・下流など)が大きく隔たったものになりつつある。

とくに、中流の数が大幅に減り、格差がどうしようもないほど広がって、安定した収入を得られる層と、生きるだけで必死の生活を強いられる層とに分断された。

日本は、バブル崩壊後、きちんとした対応をして来なかった。

特に、経営者たちが、自分たちに近い年輩の人たちの雇用を残し、若い人たちを切って危機を乗り越えてきた。

また、生じた労働者不足を補うように外国人労働者を雇用するようになったが、それによって6人に1人くらいの割合で学校に行かない不就学の外国人の子どもたちが生じている。

やがてそれらの子どもたちが、法的に問題のある事をしてでも生きていこうと犯罪や事件を起こすことにもつながっている。

バブル崩壊から約30年が経ったいま、日本は国民の7人に1人が貧困者であるという、「貧困大国」と呼ばれるようになった。

これは世界で14番目に高いのだそうだ。

 

著者は、ホストクラブのホストや風俗嬢、外国人など社会から分断された人たちの思いに多くふれている。

様々な人の人生を追いながら、劣悪な家庭環境からくる経験が、

社会から自分たちは見捨てられている。

だから、自分1人で踏ん張って生きていかなければならないんだ。

という根本的な考え方にたどり着くのだという。

 

家庭でずっと裏切られてきたから、他人どころか自分さえ大事にできないんです。

私たちの仕事は、そういう考え方を変えることです。

彼らの心によりそい、信頼関係を築いていくことで、自分を大切に思ってくれる人がこんなにいるんだとわかってもらう。見守ってもらえているという意識は安心を生みますし、夢を抱いてもいいんだ、努力してもいいんだという気持ちにつながる。自分のため、人のためにがんばって道を切り開いていけるようになるんです。

文中に出てきた、この児童養護施設の職員の言葉が、温かく響いた。

このような思いで人に接することが、相手に温かさが伝わり豊かな社会につながっていくはずだということに、共感を覚えた。

 

最後に、未来を担う若い人たちに対して、著者は、すべきこととして大きく2つを訴えている。

①日本社会の足元で起きている格差や分断の問題にきちんと目を向け、何が原因でどういうことが起きているのかを学び、それを改善していくこと。

②自分自身が地に足をつけて生きることで新しい価値観を示すこと。

 

そして、著者は、

一人一人が起きていることに問題意識を持って溝を埋める努力をすることでしか、負のスパイラルを止めることはできない。

と、個に求めつつも、

君たちは1人で闘う必要なんてない。

とも言っている。

同じ感覚を持つ人たちが必ず賛同し支持してくれるはずだということも言い、勇気づけている。

この辺の心づかいはいいと思うし、そのとおりだとも思う。

 

格差や分断の背景、明確な問題点の指摘など、一般の大人が読んで知っておきたい内容が多く含まれていた。

若い人たちに向けた本ではあるが、それゆえに分かりやすい表現や図、グラフなどが多く、なるほどと納得できる部分が多かった。

ただし、解決の方策について具体性は欠けているのは、若者向けだからとしておこう。

ついでだけど、借りてよかったと思えた本であった。

 

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新潟水俣病の発生の現地へ

2023-09-27 20:04:12 | お出かけ

ある団体の研修で、この現地に行ってきた。

工場のある広い土地を少し高いところから見渡してみたりもした。

 

ここは、今から60年ほど前、悲惨な被害を生み出した場所。

山あいの川沿いにあった、大きな工場が問題を引き起こした。

そこまで言えば、想像できると思うが、ここは新潟水俣病を生み出した工場があった土地。

現在は、その流れをつぐ会社の工場があり、製品の製造を行っている。

 

今回の研修では、今も3,700名近い被害者がいるこの公害病がなぜ発生するに至ったのか、ということを中心として、学んできた。

被害者の苦しみを二度と繰り返さないために、環境団体の方から、新潟水俣病が生まれるに至った社会的背景や関係当事者の事情などを教えていただいた。

 

そもそものきっかけは、昭和3年に巨大な鹿瀬ダムが完成し、大きな発電所ができたことであった。

昭和4年に、その余剰電力を使う鹿瀬工場ができた。

当初は肥料を作っていたが、やがて慢性的な経営赤字の解消のために、昭和30年代にはプラスチックなど有機化学製品の生産に移っていく。

その過程で、様々な影響に対する長期的な視点を持たないまま、有機水銀を生む有害な工場排水を流すことになっていった。

そのようなことから、川に流された有害物質が、川の恵みをいただく人々の健康をむしばんでいったというわけだ。

 

冒頭の写真の工場では、現在も操業していて、ビル等で用いる排水管を製造しているということだった。

 

歴史的に見ると大きなきっかけとなった鹿瀬ダムを改めて見に行ってみると、非常に大きなダムだった。

これを、重機等を使わずに、人力だけでわずか3年で造ったものだから、完成までにずいぶんたくさんの事故死者が出たようだ。

そのために、近くには慰霊碑も建っている。

 

最後には、工場から川に注ぐ排水口も見に行った。

現在は、排水処理もしっかりしているし、検査も定期的に、公的なものも会社の私的なものもしっかり行われているとのことだった。

この辺りから、排水が川に注がれたのだった。

 

3,000人もの労働者がいた同工場。

「ハーモニカ長屋」と呼ばれた社宅に住んでいた労働者と家族、

プール、百貨店、映画館まであった当時の工場敷地、

あの時代でひと学年100人をゆうに超える人数がいた幼稚園、

会社の出退勤時刻に合わせた時刻表に従い、最寄りの鹿瀬駅に乗降する多くの労働者…。

そんな多くの人の生活を支えていた会社だから、社会や人々が欲しがる製品を多く作って利益を上げ、慢性的な赤字から脱却しようとしていた。

会社で働く人々のため、社会の人々が欲しがる製品づくりのため。

つまり、本来は人々の幸福のためにがんばっていたはずのことが、とんでもなく悲惨な被害をもたらしてしまった。

幸福を求め、健康安全に対する意識を希薄にしていたということ。

そして、公害の悲劇につながった。

 

今まで知らなかった、公害発生の裏事情をいろいろと知ることができた。

人間は過ちを犯すこともある。

だからこそ、その原因や背景を知り二度と大きな過ちを繰り返さないようにしていくことが大切なのだ、と改めて思わされた。

 

それとは別な話だが、この工場が立地するのは、東蒲原郡阿賀町。

15年余り前には勤めていた町。

ここの場所や風景も、何度か通った所であり、見たものであった。

雨模様の中、非常に懐かしい思いに包まれながら研修に参加していた私であった。

 

【阿賀町役場鹿瀬支所と何度か登った赤崎山】

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秋の彼岸が明けた

2023-09-26 22:24:08 | 生き方

昨日までが秋の彼岸だった。

今回の場合、始まりは18日からだった。

 

今年は、埼玉でも、新潟でも彼岸の墓参りをした。

子どもの頃の墓参りは、ご先祖様に対して焼香したり合掌したりしていた。

だから、墓に向かって手を合わせても、なんとなく儀礼的な思いだけだった。

それが今は違う。

墓に向かって、祈る相手はご先祖様ではなく、父母、義父母、義兄である。

長い人生で一緒の時間を過ごした人たち。

みんないなくなってしまった…。

すでに思い出の中でしか存在しない。

 

だから、祈った。

天から、われわれ家族を見守ってください、と。

 

暑さ寒さも彼岸まで。

たしかに、猛暑もひと区切りかと思えるここ数日だ。

 

春の彼岸は、これから暖かくなる時期を迎えるので、明るい気持ちになる。

だが、秋の彼岸は、日が短くなり暗くなるのが早くなり、少し暗い気持ちになる。

なんだかさみしい気分の彼岸明けであった。

 

 

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「漫画家たちの戦争 子どもたちの戦争」(中野晴行監修;金の星社)

2023-09-25 22:32:00 | 読む

「漫画家たちの戦争」のシリーズも、3冊目。

今回のテーマは、「子どもたちの戦争」。

 

この巻の作品の著者たちは、

ちばてつや、巴里夫、永島慎二、わちさんぺい、小沢さとる、あすなひろし、石坂啓、弘兼憲史らの顔ぶれ。

 

ちばてつや氏の満州での戦争体験や引き上げの苦労話については、「ひねもすのたり日記」(小学館)の第1巻に書いてあるもので見たことがあった。

そちらの方がより詳しく描かれているので、よいかもしれない。

 

この巻では、ちばてつや氏や弘兼憲史氏を除くと、今となっては少々地味な存在だった漫画家の方が多いかもしれない。

でも、私にとっては、高校時代夢中になって集めて読んだ永島慎二氏や、絵のユニークさが好きだったあすなひろし氏らの作品があったのは、うれしかった。

 

さて、この巻の8つの作品の中で、最も心に残るのは、巴里夫氏の『疎開っ子数え唄』だ。

巴氏は、少女漫画中心に作品を描いていた人であった。

久々に彼独特のタッチの絵を見ることができたのは懐かしくもあった。

その内容は、戦争中の学童疎開の生活を描いていた。

主人公の少女が受けるのは、親と別れてのつらさや空腹のひもじさだけではない。

周囲から受ける悲惨ないじめ、とてつもなくつらい体験の連続に、心がふさがれた。

 

これを読んで、今から40年ほど前に読んだ、「谷間の底から」(柴田道子著;岩波少年文庫)という本を思い出した。

子ども向けのこの作品も、学童疎開の実態を描いた作品だった。

あの頃、読んでまもなく絶版になってしまったが、やはり戦時中の学童疎開の生活のつらさ・大変さがひしひしと伝わってきたので、心に残っている。

 

私たちは子どもの頃に、学童疎開が描かれるような作品をよく目にしてきたが、今の子どもたちは、そんな作品に出合うことがあるのだろうか?

学童疎開のつらさ、ひどさを知ることがあるのだろうか?

知ってみても、その悲惨さについては、深く想像できないかもしれない。

 

親が守ってくれない環境で生きざるを得ない子どもたちにとって、そこはまさしく戦場に等しい環境になってしまう。

このテーマ「子どもたちの戦争」には、そんな二重の意味がかけられているようにも感じられた…。

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3,4年ぶりに出合った野草の花は「ノササゲ」という名だった

2023-09-24 22:05:59 | 草木花

名前の知らない野の花に会えるとうれしくなる。

 

ただ、生活している場所は同じだし、行動範囲が変わらなければ、なかなか新たな出合いはない。

そのうえ、植物によっては、花が咲く期間が非常に短かったり、その年の気候によって咲く時期がずれたりするから、会えないままになることも多くある。

 

今回見かけた花も、そんなことがあった花だった。

最初に見かけたのは、3、4年くらい前の秋だっただろうか。

つる性の植物で、黄色い花がいくつか下がるようにして咲いていた。

そのときは、少し調べてみたけれど、名前がわからないままだった。

 

今回は、該当すると思われるものに行き当たることができた。

その名は、どうやら「ノササゲ」らしいとわかった。

「ノササゲ」…「野ササゲ」か!?

「ササゲ」といえば、子どものころよく聞いた豆の名前だった。

名前を知って、昔食べた思い出がよみがえった。

アズキに似た豆で、赤飯などにも使われたものだった。

アズキほど甘くないのが特徴だったはずだ。

 

ノササゲは、初めて聞いた名前だったが、なんとも懐かしい気分になった。

そういえば、秋の野草の花で、ヤブツルアズキというのを見つけて、ここに書いたこともあったなあ。

 

 

ヤブツルアズキの花…かな? - ON  MY  WAY

先日、勤務先から100km以上離れた長岡市に出張があって、高速を車を飛ばして行ってきた。長岡市には、14,5年前に単身赴任で勤めていたことがあった。あの当時は、...

goo blog

 

 

アズキにササゲ。

名前がわかって、懐かしい思いになり、妙に親しみを覚えた「ノササゲ」であった。

 

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日ごろはシュートで目立たない2人が、勝ち越し・ダメ押しのゴール ~2023第28節ホーム横浜FC戦~

2023-09-23 22:58:51 | アルビレックス新潟

久々に、J1リーグの戦いで、ホームで勝利するのを見ることができた。

しかも、得点者は、渡邊泰基、高宇洋という2人で、それぞれの今季初ゴールを見ることもできた。

満足して、気持ちよく帰途についた。

 

この試合前。

アルビレックス新潟 15位 勝ち点30

横浜FC      17位 勝ち点22

よく6ポイントゲームなどと言われるが、まさしくそういうゲーム。

勝てば、勝ち点差は11になり、残留争いからは遠ざかることができる。

負ければ、勝ち点差は5に縮まり、残留争いに巻き込まれる。

大事な一戦だが、ホームでの戦いという利点がある。

ぜひとも勝利したいところ。

先発メンバーには、前節の後半に出て活躍した、高木、松田、三戸が出場。

松橋監督、最初から攻めるぞ、という姿勢を見せた気がした。

 

それが早くも実ったのは、試合開始からわずか5分ほどたったとき。

島田からのパスを受けた三戸が、トラップして相手の逆を突き、左足でシュート。

これが相手GKの手をかすめて、先制ゴール。

今日のサンクスデーにも使われていた三戸の写真。

まさに、「三戸ちゃんサンクスデー」!

 

2試合連続のゴールで、楽な試合ができるかとも思ったが、そこは残留争いのさ中にいる横浜FCも必死だ。

新潟に対してよくプレッシャーをかけてくるし、セカンドボールもよく取って攻撃につなげていた。

新潟もよく守っていたのだが、25分、ゴール前に上げられたクロスをヘッドで決められてしまった。

 

1-1。

負けているわけではないが、なんだか思い切った攻撃が少ない印象の新潟だった。

いつも後半に出て攻撃的な姿勢を見せる松田も目立たない感じだ。

だが、このデジタルポスターのとおり、藤原の守備はすばらしい。

そう簡単に相手を侵入させない。

 

さて、後半はどうなるかと思いながら見守るが、押され気味な印象は変わらなかった。

そんな展開にありながらも、62分、コーナーキックを獲得する。

高木が蹴ったボールは、渡邊泰基が頭で合わせ、ゴールに吸い込まれた。

泰基、J1初ゴールが、貴重な勝ち越し点。

これは、うれしかったなあ。

得点した本人が、びっくりしたような顔をしているようにも見えた。

まだまだ2-1ではどうなるか分からない。

次の1点が、試合を決める。

なんとか取ってくれ、と願うなか、選手交代。

まず、鈴木→長倉、松田→太田。

久しぶりの太田の復活に、スタジアムがわいた。

次に、秋山→高、高木→長谷川。

1点リードしていることもあり、無理はしないながら攻める新潟。

 

76分を過ぎたころから、場内は、「アイシテルニイガタ」の大合唱となった。

オレたちが付いてるさ 新潟 

ヤケドさせてくれ このゲーム

 

それなのに、80分、ボランチの一人、島田が傷んでしまった。

ボランチ役の代わりはすでに交代済み。

本来DFの新井がそこに入った。

こんなことは、練習でもなかっただろうと思うが、そこは新井の器用さに期待して見守った。

 

やはり横浜に押されてしまう展開になっていたが、粘りが実ったのは89分。

相手のプレスをかわしながらパスをつないでゴール前に迫った新潟は、長谷川から中央の高へパス。

これを高が、トラップして相手をかわして見事なシュート。

勝利を決定づけるゴールとなった。

先月の天皇杯でPKがストップされた高の、うっぷんを晴らすような綺麗なゴールだった。

よかったなあ。

あれ以降(かどうかわからないが)、練習後のシュート練習も増えていたという高の努力のあとが見えるような気がした。

試合後のパフォーマンス、今回は高のPKシーンとそれを決めた後の胴上げであった。

企画の阿部ちゃん、いろいろな思惑があったのだろうね。

 

まあ、この後も、巧のシュートなど惜しい場面もあったのだが、まずは3-1で勝利したことを喜ぼう。

今日のMOMは、渡邊泰基選手だろう。

その泰基が、試合後のコメントで、いかにも地元出身の選手だなあという内容のことを言っていたのが印象的だった。

新潟出身なので、この街にすごい特別な思いがあるのですごくうれしいです。

そう、彼は新潟市出身。

ずうっと、アルビの下部組織にいて、このチームで活躍することを夢見て育ってきたはずだ。

入団したのはいいが、「ミスターアルビレックス新潟」と言われた、新潟県出身の本間勲の15番を背負いながら、この2年間、サイドバックとしては出番が少なかったから、忸怩たる思いがあっただろう。

今、彼が、センターバックとして堂々と活躍していることがうれしい。

さらに、今日はJ1初ゴールも決めてくれた。

やはり、新潟というチームゆえに、地元新潟出身の選手が育っていくのは大きな喜びでもある。

 

今節の試合は、泰基や高という、日ごろはシュートで目立つことのなかった2人が、勝ち越し点やダメ押し点を決めてくれた。

まだ若い選手が、こうして覚醒していくような姿を見られるのは、応援する身として本当にうれしい。

こうして経験を重ねるにつれ、選手たちもチームも大きく成長していく。

ああ、あと残り6節しかないのだなあ。

もっともっと、成長を続ける今季のチームを、選手たちを見たいなあ。

そんな気分にもなってきた。

あと6試合、勝ち点3を挙げ続けるシーンを見ていくことにするぞ。

 

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花を見て秋を実感しながら、13㎞RUN

2023-09-22 21:40:11 | RUN

新潟シティマラソンの送付物がなんたら…と前に書いたけど、

「そういうことを言えるのは、ちゃんとしたランナーだろっ。おまえ、なんちゃってランナーのくせに。」

そんなふうに怒られそうだなあ。

 

そう、最近の私は、なんちゃってランナー度が非常に高くなっているのだ。

なにせ、まともに走っていないのだから、われながら困ったものだ。

 

その理由と言えば、走った後や次の日などに、立ちくらみのようにクラクラすることが結構よくあるようになってしまっていることが主たるものだ。

速く走ったり、きついトレーニングをしたりすると、さらにそうなりやすい。

そのうえ、この夏は毎日猛暑日のようなものだったので、体がきつかった。

だから、8月中などはついに1日も走りに出ないでしまった。

9月になっても猛暑が続いていたから、たいない高原マラソンを含めてもまだ3回しか走っていなかった。

それなのに、レースには出ようってんだから、完全になんちゃってランナーになってしまっている…。

でも、走ることは好きだし、走りたいのだけどね。

 

さて、グダグダした言い訳はここまで。

今日は、当地では夏日にはなったものの、真夏日にはならなかった。

時々雨もちらついたが、非常に過ごしやすかった。

暑くなければ、走ってみましょう。

夕方近くに、走りに出た。

今日は完全にゆるいジョギングで行く。

 

日が暮れるのが早くなってきた。

さすが秋の彼岸。

「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。

 

久々に走る道には、田んぼのあぜにびっしりと黄色い花が咲いている。

ヒレタゴボウ(アメリカミズキンバイ)だ。

熱帯原産だったというが、温暖化のせいだろう、雪の降る当地でもこんなに増えるようになった。

新しいこの花の咲く景色は、新しい秋の風景となるように見える。

 

新しくない秋の風景と言えば、秋の桜—コスモスが咲く風景。

風にそよぐコスモスの花は、いかにも秋。

コスモスの花を見て、気持ちがなんだかとても軽くなった気がした。

 

ところが、その近くでびっくりする花を見つけた。

その花は、これ。

どう見ても、これは春に咲くフジの花。

フジが9月に咲くなんて、聞いたことがない。

でも、まぎれもなく、普通は5月に咲くフジだった。

もしかしたら、くるい咲き?

ひょっとしたら、新しい品種?

でも、なにか新鮮な気分になった。

 

猛暑から逃れて、やっと秋の気分。

なので、「くさかんむり」に「秋」の「萩」がきれいに見えた。

花たちのおかげで、秋を実感しながら(フジの花を除いて)、ゆっくりペースでジョギングができた。

走った距離は、13kmに過ぎないけれど、この距離を走ったのは、6月の関川マラソンでハーフを走って以来だった。

あと半月後には、年に一度のフルマラソンに挑戦するわけだから、この4倍近く走ることになる。

まあ、なんちゃってランナーとしては、走るのはフルマラソンの3分の2くらいで、残りはきっと「遠足」にならざるを得ないと自負しているのだけれど…。

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新潟シティマラソン2023の送付物が届いたけど、また今年も…

2023-09-21 21:54:33 | RUN

埼玉での作業を終え、帰って来てみると、かさばった郵便物が届いていた。

新潟シティマラソン実行委員会事務局からの送付物だった。

中に入っていたのは、参加案内や手荷物預かり袋、ゼッケンや計測チップなど。

かさばっていたのは、記念品のTシャツが入っていたから。

エントリー時に、色の指定はしておいたのだが、自分にはあまりもっていないブラウンにした。

 

去年も思ったことで、1年前にもここで書いていたと思うのだが、今年も不満だ。

何がと言えば、参加案内が、この紙1枚だけ。

二次元コードを読み取って、ホームページにつなげ、読めということだ。

 

だけどね。

せめて何を送ったのか、送付物の一覧くらい明記しておくのが当然だと思うのだよ。

そうしないと、万一大事な物が同封されていないという事態があった場合、どうするのだ。

受け取った参加者が、自分で何を受け取ったのか、きちんと確認したいじゃないか。

 

二次元コードからダウンロードした先には、pdfで合計25ページもあった。

そのうちの半分の内容は、広告だったのだが。

大事なページの5,6ページくらい、印刷して同封してくれればいいじゃないか。

そう思うのだよなあ…。

走り終わって完走証も出ないで、自分でネットから印刷しなくちゃいけないんだし…。

なのに、参加費としては高額な、11,000円も徴収しているのに、いろいろ不親切だなあと思ってしまうのですよ。

まあ、参加するからには、ゴール目指して楽しみたい(苦しむのは目に見えているが…)と思っているんだけどね。

 

コメント (2)
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