ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

走りながら「夏願望」(井上陽水)

2019-01-31 22:56:08 | うた
走る予定を立てていた今日だったが、いざ走ろうとする時間になったら、雪が結構激しく降ってきた。
外に出ようかどうしようか迷っていたが、まだ舗装路面は白くなっていないし、このくらいの雪なら雨に比べて濡れ方も激しくないから、と走る決断をして外に出た。

走り出してみると、消雪パイプの通った道路は、ところどころ水が勢いよく噴出していて、靴が濡れてしまった。
また、冬の街では風が意外と冷たく(雪が降っているのだから、当たり前か)、顔に吹きつける雪と風で、少々まいった。


冬の街では 襟を立てても
どこからかしら冷たい風がしのんでくる
ぼくは何だか 口が凍って
つまらぬ事も 正しい事も 言えないまま

…脳裏に浮かんで心の中で歌い出したのは、なぜか「夏願望」という井上陽水の歌だった。
1976年の晩秋に出された「フォーライフ・クリスマス」というアルバム(小室等、吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげる)で発表された曲だった。

歌詞は、次のように続く。

あの夏の光の中で 緑色 芝生の上で
なつかしい顔ぶれに会える 部屋の外で

そうか。いつも走っているところには、夏だと緑色の芝生が見えることもあって、この歌が浮かんだのか。
そんなことを思って、一人で少し笑みを浮かべた。

3番に当たる部分には、

冬の間中 ずっと聞いてる
またくる夏の始まる音を 耳を澄ませ

…という部分が出てくる。
夏の始まる音は聞こえないけれど、春の来る音をずっと耳を澄ませて聞いている毎日。

今日で1月も終わり。
明日からは2月。
立春の日は近い。
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40代から最短で速くなるマラソン上達法 (本間 俊之:著) を読んで

2019-01-30 21:43:04 | 読む

このタイトルを見ると、「40代」「最短で速くなる」と魅力的な言葉が並んでいる。
だから、読んでみたくなったのだ。

だが、初マラソンで3時間47分。
1年半で3時間切り。
という本人の経験内容をいざ読んでみると、いやあ自分にはちょっとできないなと思うような速さを次々に求めて、練習を重ねているのが分かった。
目標を立て、自分で考えて行動に移す姿勢の大切さがよくわかった気がする。

ただ、追求した速さが、市民ランナーとしては人並みではないものであった。
とてもそんなにスピードのある練習できないなと思うのであった。
「最短」と書名に書いてあるが、一般人がそんなスピードで走ることはとうていできないから、参考にできるところだけをいただくことにした。

・自分の体を考えて、よいと思うことや練習法などはやってみて、うまくなければやめる。
・我流でなく、大学教授などが行う専門的なスピード練習をきちんと行う。
・故障しないように、体の疲労抜きを行う。
・目標を達成したら、また新しい目標を持つ。

48歳で走り始め、53歳で2時間45分切りを果たす。
そういう人がいたということで、参考にはなるが、そこまではできないよ、と思うことも多かった本であった。

努力に勝る上達法はない、ということですな。
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長友とイランの選手との和解

2019-01-29 22:23:32 | スポーツ
これ、後味が悪かったはずだから、一夜明けてちょっといい話だな、と思った。

サッカーアジア杯準決勝。
日本は、戦前は劣勢を伝えられていたが、世界ランクでアジア最上位のイランに対して、3-0と、スコア上は快勝した。
しかし、試合終了間際、小競り合いから乱闘寸前になってしまった。
それで、長友もイエローカードをもらっている。

だが、一夜明けて、エレベーターで一緒になったイランの選手が、昨日のことを謝ってきたのだとのこと。
この記事から、やはり国を代表して戦う以上、覚悟を背負っているのだなあと伝わってくる。
だから、負けられないという意気込みは高いものがあるのだろう。
そして、戦い終わって、フェアになれることが、さすがに国を代表する選手だと思う。

スポーツは、個人の記録を伸ばしていきその数値を競うスポーツと、チームとしてプレーし相手を上回る(相手に勝つ)スポーツとがある。
後者は、戦う相手がいるから、試合が成立する。
自分の勝利だけを求めると、相手に対するリスペクトがなくなってしまう。
すると、非人間的な行為が発生してしまうことがある。

しかし、相手がいるから試合ができる。
そのことを忘れてはいけない。
スポーツをする以上、共に戦う相手へのリスペクトはもっていたい。
この話を公表した長友にも、自ら長友に謝ってきたイランの選手に対しても、拍手を送りたい。
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HAPPYな寒中見舞い

2019-01-28 22:20:15 | ひと
数年前に一緒に勤めていた方から、寒中見舞いをいただいた。
イノシシのデザインからすると、わざわざ寒中見舞いに仕立て直してくれたようだ。

HAPPYな二人の和服姿からは、結婚式のいでたちだったと想像できた。
印刷された文面を見ると、11月に結婚式を挙げたのだとのこと。

よかったなあ。

かつては、一生懸命がんばっているのに、思い描いたような展開にならずに、すごく悩んでいた時期もあった。
今はこうして幸福な報せを届けてくれるようになった。
がんばってきた甲斐があった。
天は試練を乗り越えてきた人を見捨てないでくれる。

うれしい報せをありがとう。
二人でいることで、幸福を感じられる瞬間が多くあることを祈ります。
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今冬初めての除雪作業

2019-01-27 20:24:24 | 自然・季節
今朝は、近くの工場からの騒音で目が覚めた。
騒音といっても、工場の操業による騒音ではなかった。
雪が降ったからこその、やかましい音で、振動も伴っていたのだった。

昨夜からの雪が、積雪30cmくらいとなっていた。

だから、除雪車が出動したという訳だ。
工場の駐車場を、車がとめられるようにと、夜明け前から除雪車を動かしている人がいる訳だ。
それは、何も工場だけのことではない。
6時過ぎには、わが家の前の道を、今季初めて除雪車が通っていった。
今日は日曜日だけど、朝早くから除雪車を動かして働いてくれる人がいる。
そのおかげで、日常生活への支障が少なくなるのだ。
感謝しなくてはいけない。

しかし、除雪車が通った後には、雪の壁ができる。
それを、人や車の通行に邪魔にならないように、人の手でさらに除雪する必要が生じる。

除雪しないと、家の出入りができない。

車の出入りもできない。

そういう訳で、今朝は起きて最初の仕事が、除雪であった。

夕べから積もった雪は比較的軽かったが、それまでに降っていた雪は、湿気を含んでいて重かった。

いよいよ雪と戦う時期になったか、と覚悟は決めたけれども、もう1月下旬になっている。
冬になって初めての除雪がこんなに遅い時期になったのは、平成になって初めてかもしれない。
雪と戦う期間は、少なければ少ないほどよい。

今週から来週までが、最厳寒期。
当地では降雪・積雪が多い時期である。
ここをしのげれば、春が近くなると感じる。
雪に負けずに、しっかり生きていこう。
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全豪決勝 大坂なおみの快挙

2019-01-26 21:57:45 | スポーツ
今夜はやはり、大坂なおみの快挙に興奮している。
チェコのクビトバを、7-6、5-7、6-4で下して、見事に全豪オープンテニス初優勝。

試合開始早々は、両者ともにビッグサーバーという感じ。
ラリーがあまり続かずに、サービスでの得点が目立った。
それをタイブレークで打ち破ったのが、大坂だった。
タイブレークを7-2で制し、第1セットを取った。

第2セットは、先にサービスゲームをブレークされたが、逆に2度続けてブレークし、一時は5-3とリードした。
そして、相手クビトバのサービスの第9ゲームは、40-0と、3度のチャンピオンシップポイントを握った。
しかし、ケガから復活して決勝までストレートで勝ち進んできたクビトバは、ここから連続して5ポイント取り、ここをしのいだ。
すると、大坂がサービスゲームを連続して落として、第2セットを落としてしまった。

ナーバスになってしまった大阪が心配されたが、この大会で精神力の成長が見られる大坂は、第3セットも、先に相手のサービスゲームをブレークすることに成功した。
そして、6-4で勝利を手にした。
すばらしい勝利であった。
大坂は、全豪に優勝して、さらに世界ランクも1位に上り詰めた。
快挙というほかない。

でも、準決勝のプリスコバ、決勝のクビトバ、2人のチェコ人選手の健闘もすばらしかった。
20年余り前に、研修旅行で訪ねたことがあるチェコなので、私は、ヨーロッパの中でもチェコのチームや選手を応援することが多い。
今日のクビトバや準決勝のプリスコバも、本来なら応援するのだが、相手が日本の大坂となれば話は別。
その分、今度ほかの国の選手と戦う時は、また応援するからね…。

大坂は、愛されキャラだとはよく言われるが、全体の前ではスピーチが苦手だと言う。
英語がペラペラで、日本語がたどたどしい大坂ではあるが、彼女のしぐさや行動に、日本人らしさを見ることが多かった。
例えば、汗を拭くタオルをボールボーイに渡すとき。
彼女は、タオルを投げずに手を伸ばしてタオルを渡す。
決勝で勝利した瞬間にも、大げさに飛び跳ねたりしないで、しゃがみこんで泣いて静かに喜びを味わっていた。
奥ゆかしさを合わせ持っている。
また、勝利しても、謙虚だ。
全米ではセリーナを、全豪ではクビトバに対する敬意を、淡々と表現していた。
ああ、日本人のもつ特性が現れているなあ、と思ったのだ。

日本では、またしばらく大阪フィーバーが続くことだろう。
なにせ、今週は、毎日モーニングショーやお昼のワイドショーなどでも彼女のことばかり、どの局でも大々的に放送されていたのだから。
来週は、もっとかもしれない。

これからまた追われる立場になって、様々な選手から研究されるだろう。
そして、たくさんの人からその言動が注目されることになるだろう。
だけど、1つ1つが自分にしかできない経験だと思って、豊かな人生を送っていってほしいなあと思う。
本当に、おめでとう。
感動をありがとう。
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8日ぶりのRUNは 20km越え

2019-01-25 22:04:29 | RUN
少雪でずいぶん助かっている冬となっている。
現に、当地では例年なら1月下旬を迎える今ごろまでに何度か除雪車が出動するのが普通なのに、今冬は、わが家の前の道をまだ一度も除雪車が通ったことがない。
ところが、先週末には雪ではなく強い雨が降ったり、今週は急に冷え込んで雪が降って道に積もったりしたから、走ることができないでいた。
今日は、昨日に比べて、降雪も少なく風も強くなかったので、場所によっては雪がだいぶとけ、鋪道の地面がほとんど露出し走れる状態になっていた。

天気予報では、明日さらに厳しくなるから、雪に対して警戒を、と訴えている。
真冬に変わりはないな、と思う。
今走っておかないと、またいつまとまった距離が走れるようになるか、わからない。
8日ぶりに走りに出た。

久々なので、ちょっと多く走りたかった。
足元が雪ですべる場所もあったが、走れる場所を探して、同じコースをぐるぐると回った。
1周あたり約2.6km。
それを8周して20km余り。
ハーフの距離を上回る、合計22.3kmの道のりとなった。

ただし、やはり週に2回くらいのペースで走らないと、週1回だけだと私の走りは重くなるようだ。
それでも、雪が降ったりする、気温2℃の中を2時間余り走れたことはうれしかった。

今は、走ろうと思えば、こんな冬の日も走ったりする。
10年前なら、20kmを超える距離を練習として走るなんて、考えられなかった。
そして、このくらいの距離を2時間くらいで走れるようになったことも、うれしいことなのだ。
まだまだ、フルマラソンを平気で走れるようになるのは、遠いのだけれども…。

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小4、ノン 走る

2019-01-24 21:56:00 | RUN
「今日の体育は、マラソンをする。隣村の橋まで往復だ。」
「ええ~っ、そんなあ~。」
 4年生になって最初の体育の時間、ノンたちの担任になったばかりのナベタ先生は言った。
 みんなが驚くのも無理はなかった。隣村の橋までは、片道3.5km以上ある。  
 ノンは、走ることが大の苦手だった。なにしろ、毎年毎年運動会でびり以外になったことがなかったからだ。
「いやだな、どれだけ差をつけられるんだろう。あ~あ…。」

 案の定、走り出してすぐ後ろを振り返ると、心臓が悪くて体育を見学するミツコが校舎の日陰に一人座っているのが見えるだけだった。
あれまあ、おいらは早くもびりかあ。目の前には男子13人、女子8人の級友たちが先を行っていることになるんだなあ…と、ノンは思った。
仕方がないや、おいらは速く走れないんだから。これで行くしかないや。ノンは、覚悟して遅くても走り通すことに決めた。

 村の集落を抜けると、急に青い空が広がった。白い雲が松林の上に浮かんでいた。
 「あれ?」松林の中に入ると、ノンは不思議に思った。
 さっき元気よく駆け出していったはずのエツジやハルヨシたちが、疲れてしまった何人かの女子に混じって歩いていた。
 松林の中はひんやりしてとても走りやすいのになあ。なんであいつら歩いているのかなあ。
 ノンは思い切って女子たちを、続いてエツジやハルヨシたちを抜き去った。

 松林を抜けると、砂利道になった。目の前に走っているのは、女子で一番脚が速いはずのサキだった。少しずつ追いついてサキを見ると、苦しそうに額に汗をかいているのがわかった。走ってサキを抜くのは、小学校入学以来初めてのことだった。

 隣村の橋にさわった。半分走り終わった。砂利道を走りながら、何人か抜くことができた。なんだかとても気持ちよくなって来た。一番脚の遅いおいらがこんなにたくさんの同級生を抜いて行けるなんて、夢みたいだよなあ。あははは…。

 松林の中で、後ろを振り返りながら走っているマサトがいた。マサトは、リレーの選手の一人だった。
「おい、ノン。おまえ、女にも勝てないのか。本当におまえ男か?」といつも馬鹿にし、からかってくるマサト。彼には近づきたくなかった。
しかし、ゆっくり走っていてもマサトの姿が大きくなって来た。
ええい、いいや。行ってしまえ。
ノンはマサトのことを抜いた。
マサトは、ノンが自分を抜いたことにびっくりした顔つきをした。すぐにノンを抜き返した。
 でも、マサトは間もなく失速した。
 ノンは、また抜き去った。マサトが、抜き返してきた。
 ノンが抜く、マサトが抜き返す。そんなことを何回か繰り返した後、後ろから「チックショー。」という声が聞こえた。
 マサトが、膝に手を当てて路上にたたずんでいるのが目に映った。

 懐かしい村の集落に入り、やがて学校が見えて来た。
 先にゴールした子たちとナベタ先生が休んでいた。
 ゴールして日陰に入ったノンに、ミツコが語りかけて来た。
「ノン、すごいね。あんた、4番だよ。」
 信じられなかった。100m走なら間違いなく学年で最下位なのに、7,8km走って4位とは…。
ノンが走ることを楽しいと思ったのは、その時が初めてだった。


 この話のノン=ほぼ私の、50年余り前の体験である。
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錦織、途中棄権もやむをえない

2019-01-23 22:18:09 | スポーツ
途中棄権も仕方がないなあ、と思う。
なにしろ、一昨日の試合があまりにも過酷過ぎた。

一昨日の試合では、2セットダウンだから、このまま錦織が負けるだろうと予想したのだが、それをよい方に裏切ってくれた。
タイブレークとなって、1セット取り返すと、過酷なラリーが多い第4セットも取って、タイブレークに持ち込んだのだから。
最終セットも、一進一退の展開。
5-4となって錦織のサービスゲームだから、このまま勝ち切るのかと思ったら、反対に取られてしまい、その次のゲームも失い、5-6。
ところが、そこから踏ん張った錦織が取り返し、タイブレークに持ち込んだ。
終盤になってから、錦織が5-8とリードされ、相手のサービス。
2本取られると、ジ・エンド。
その状況から、なんと相手のサービスを2本連続してブレークしただけでなく、5ポイント連取し、逆転し勝利を収めたのは、驚異的な粘りであった。
5時間を超える激しい試合を制したのだから、

この日は、家に帰って来たのが6時過ぎ。
その頃まもなく試合開始からの2時間を、錦織が2ゲームを失い、このままストレートで負けるのかという状況になっていた。
ところが、それから3時間もかけて上記のような大接戦を演じるのだから、すごかった。
わが家では、午後8時から行われたアジア杯サッカーの決勝トーナメント、日本対サウジアラビア戦と、交互にテニスを見ていたが、途中から錦織一辺倒になった。
あの試合の激戦ぶりと錦織の疲れようを見ていたら、今日のジョコビッチ戦までに体は回復しないなと予想した。
それはやはり正しかったようだ。
4試合で13時間以上も戦って来ているのだから、体が悲鳴を上げるのも無理はあるまい。

ただ、4回戦の試合からすでに体は変調をきたしていたのではないかと考える。
そうでなければ、あんなに凡ミスが多くなったりはしないだろう。
長身のビッグサーバーの選手たちが、サービスで簡単に得点を決めるのに比べて、錦織はそうではない。
ラリー戦に持ち込んで、コースや球種を変えて打ったりするなど、技術を駆使して様々な工夫をし、得点する。
それで勝ち上がるのだから、すごいと思った。
でも、こういう手に汗握るすばらしい試合を見せてくれたのだから、その労をねぎらいたいなあと思う。
まず、体を治し元に戻してから、今後また活躍してほしいと願うばかりだ。
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一輪ほどの あたたかさ

2019-01-22 21:07:06 | 草木花
10日ほど前に、新潟に行ったついでに、花を見たいと思った。
花といっても、さすがに冬を選んで咲く花は少ない。
ただし、今年の冬は、雪がそんなに積もっていないので、ひょっとすると新潟市内なら咲いているかもしれない、と思った。
以前も、1月だと、梅の花が咲いているという話題を聞いたことがある。
その場所は、新潟市の蒲原神社。

はたして、………。
期待しながら行ってみると、紅梅も白梅も、さすがに1月10日を過ぎたばかりでは時期的にまだ早かった。
しかし、2本ほど梅が1,2輪咲いている木を見つけた。
紅梅は、八重寒紅。

白梅は、雲龍。


その近くに、満月ロウバイの木もあったが、これは枝にそれなりの花を咲かせていた。

こちらは、鼻を近づけてみると、梅特有の優しいいい香りがした。


梅もロウバイも、当地で咲くのはおよそ2か月以上あとになることだろう。
その前に、冬のさなかに少しだけでも春の香りを嗅ぐことができて、とても爽快な気分になることができた。


   梅一輪 一輪ほどの 暖かさ
                 服部 嵐雪

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