ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

10月最終日 青空の下、気持ちよく走る

2020-10-31 22:01:22 | RUN
10月最後の日。
明け方には雨も降ったのだが、それ以降は、青空の非常にいい天気になった。


10日余りジョギングをしていなかった娘と、久々のジョギング3km。
病のせいで足元がふらついていた娘の足腰も、毎日のステッパーや散歩、スクワットなどで、今はだいぶしっかりしている。
だから、ジョギングをしても、走るたびにしっかりしたジョギングになっていると思う。
3kmを走るのに、7分30秒/㎞で走り通せるくらいになってきている。
子ども時代は、もっともっと速かったとはいえ、淡々と3kmを走れるのはいいことだ。

その3kmを走り終えた後、私には物足りないので、もう一度走りに出た。
あと10kmくらい走ろうっと。
3kmのスロージョギングを先にしていると、後からの走りもスロー気味。
だけど、いいじゃないか。
今日は、青空、いい天気だから。
理屈にならない理屈をつけて走り続けていた。


3kmのスロージョギングの後とはいえ、その直後の11km走を合わせると、14kmになる。
気持ちいい走りだったから、そんなに多く走ったような気はしていなかった。
ただ、膝が固くなってきて走りにくくなったので、そこでやめることにした。

走れるっていいなあ。
誰と競うわけでなく、自分が気持ちいい速さで移動していく。
見えるものが移り変わっていく。
そんなことが楽しい。

娘も、「苦痛だ」「筋肉痛だ」と言いながら、走り終わってから「もう、いや!」なんて言わないのは、走った後の気持ちよさが分かるからなのではないかな、と思う。

明日から11月。
日本海側の地方にとって、こんなに気持ちのいい青空の下で走れる機会はどんどん少なくなっていく季節になる。
青空の日があれば、気持ちよい天気と、気持ちよく走れることを楽しんでいきたいものだ。
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十月に楽しめた野菜の花たち

2020-10-30 22:25:00 | 草木花
十月も間もなく終わり。
急速に朝夕が冷えるようになってきた。
わが家の庭の花たちも、咲いているものは次第に少なくなってきた。
一週間ほど前までは、野菜の花が結構きれいに咲いていたのを楽しんでいた。

たとえば、この花。

こんなふうにランダムに咲いていた。

なんの花かというと、ミョウガ。
薬味に使うことが多いけれども、花をこんなふうにたくさん咲いているのを見ると、花見という別な楽しみがある。

青空をバックに咲くと、輝いて見えるのが、この花。

普通の花のように見えるけれども、これはキクイモの花。

キクイモの名の如く、地中にはイモができている。
その繁殖力がすごいことに、近年あきれている。

そして、夏からずっと見慣れている、この花。

野菜としては一般的な、トマト(ミニトマト)の花。

涼しくなってからは、できる実がどんどん小さくなっているけれども、まだ花は咲き続けている。

食用の植物ではあるが、どれも花を食べるわけではない。
しかし、実や地下茎の部分を食べて楽しむだけでなく、それぞれの花を見て美しさを感じる楽しみもある。
これには、2倍オトクな気がしている私である。

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今日は十三夜 井上陽水の「神無月にかこまれて」を思い出す

2020-10-29 22:16:24 | うた

「十三夜」という言葉を初めて知ったのは、案外遅くて、井上陽水の「神無月にかこまれて」という歌からだった。
「十五夜」は、月見の夜で、お供えをするなど日本古来の大事な行事だと思って育った。
だが、「十三夜」は、知らずに育っていたのだった。

だから、「神無月にかこまれて」を聴いた当初の頃は、
● なんで十五夜じゃなく、十三夜なの?
● 神無月は、月のことではなく十月という時期の呼び名だから、囲まれることはないだろう。
などという疑問を思っていた。

今日が、その歌にも歌われていた十三夜に当たるのだそうだ。
十五夜は、もともと中国で行われていた行事が日本に伝来したものなのだが、十三夜は、日本で古来から美しい月であるとして重んじてきたらしい。

十五夜は「芋名月」と呼ばれているが、十三夜は「栗名月」とか「豆名月」と呼ばれているという。
これは、十五夜ではサトイモなどを供えることが多いためであり、十三夜には栗や豆を、神棚などに供えるからだとか。
 
十五夜は、あまりすっきりしない夜空であることが多いのに対し、十三夜は晴れることが多く、「十三夜に曇り無し」という言葉もあるのだそうだ。

これらのことは、「十三夜」という言葉に興味を持つまで、まったく知らないことであった。

井上陽水の「神無月にかこまれて」は、「陽水Ⅱ センチメンタル」のアルバムのB面の1曲目にあった。


イントロが独創的だった。
歌詞の持つ雰囲気とは違って、アップテンポで畳みかけるように歌が始まる。
歌い出しが「人恋しと泣けば 十三夜」。
「十三夜」という表現はすぐに出てくる。

人恋しと泣けば 十三夜
月はおぼろ  淡い色具合
雲は月を隠さぬ様に  やさしく流れ
丸い月には 流れる雲が 
ちぎれた雲が よくにあう

こんなふうに歌われているが、今夜当地では、十三夜の月は雲に隠れることが多かった。


曲の2番では、風と渡り鳥が出てきて、次の季節である冬の直前の季節であることを思わせる。

風がさわぐ 今や冬隣り
逃げる様に 渡り鳥がゆく
列についてゆけないものに
また来る春があるかどうかは
誰も知らない
ただひたすらの風まかせ

そして、3番では「神無月に  僕はかこまれて」と歌う。

神無月に  僕はかこまれて
口笛吹く  それはこだまする
青い夜の空気の中に  生きてるものは
涙も見せず  笑いも忘れ
息をひそめて 冬を待つ


月、十三夜、風、渡り鳥など、秋の深まりを感じさせるものに囲まれるのが、10月つまり神無月だというわけだ。
だから、「神無月にかこまれて」なのだろう…と思う。
「生きてるものは 涙も見せず  笑いも忘れ 息をひそめて 冬を待つ」
なんとも無表情で、ひたすら冬の近づきを待つ季節の神無月。

見るものからだけでなく、心の中も寒さが増してくる。
「神無月にかこまれて」は、そんなことを感じさせる歌でもあった。
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赤芝峡で紅葉散策

2020-10-28 22:22:30 | お出かけ
COVID-19 感染症、熊出没…。
落ち着いて外出できないまま、秋が深まっていく。
いくら「GO TO TRAVEL」のキャンペーン中といえど、様々な危険性を考えると、人が多く集まりそうな土地や観光地には行かないようにしたい。
田舎で人があまり来そうにないところがよい。
ところが、そんなところは、今度は熊が出没している。
まったく困ったものだ。

でも、今日はいくらか天気がよい日になりそうだ。
熊の出没に気をつけながら、紅葉の美しい土地に行きたい。
いろいろ考えて、熊対策として音のよく響く熊鈴を持って行くことにした。
出かけた先は、県境を越えてすぐのところにある、山形県の赤芝峡。

山は、すっかり秋化粧。


ここは、JR米坂線のトンネル。


これは、赤芝峡の遊歩道の案内板。


紅葉が進んだ木々のトンネルが優しく包んでくれるような気がする。


川に沿って遊歩道を歩いていく。


様々な植物が枯れてきている中、垂水が落ちているところに、ダイモンジソウが満開に咲いていた。

植木鉢やポットに入っているのはたくさん見てきたけれども、山野にじかに生えて咲いているダイモンジソウを見たのは、案外初めてかもしれない。

紅葉が進んでいる中を、滝のように流れが何段にもなって見えるのも趣がある。


川の中にある「クラゲ岩」が見えるところから、向こう側が見えるのも美しい。



今度は、リンドウの花を見付けた。
林道のそばに咲いている。(オヤジ特有の…)

茎がはうように伸びていたので、どうやらツルリンドウのようだ。


そして、遊歩道の反対側の始点にたどり着いた。
ここからは、JR米坂線と国道113号線が並んで走っている。

いずれも、紅葉した山と、トンネルや橋が絵になる。

光が当たる山と青空、いかにも秋の清々しさを感じる。


あれ?こちらの遊歩道の案内板は、緑色を基調に描いてある。

さっき見てきたのは、茶色が基調だったぞ!?

ここから、もう一度歩いて戻る。
来たときとはまた違う景色に心が踊る。


陽光の当たり方が違うと、輝き方も違う。


けれども、美しいと感じることは変わらない。


紅葉シーズンではあったが、今日は、すれ違った人の数も、10人余りというところだった。
のびのびと散策し、紅葉を楽しんで来ることができた。
久々に気持ちのいいお出かけであった。
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実は珍しい花だったなんて、オドロキ!の オオニガナ

2020-10-27 19:53:22 | 草木花
昨日、RUNに出たとき走っていると、花の少なくなった秋後半なのに、湿地帯にやたら目立つ黄色い花があった。

気になったので、見えるところで走る足を止めて、スマホで写真を撮った。

うーん、ちょっと遠いから、よく見えないなあ。


そう思ってもう少し走っていくと、ラッキー!!
近づいて写真を撮れる場所にその花が咲いていた。


近づいてよく見てみると、「ニガナ」によく似た花だった。


なんだ、ニガナの仲間なのじゃないか。
ニガナならあんまり珍しい花ではないのだな、などと思いながら、RUNを続けて家に帰った。

調べてみると、その思いが少し覆された。
ウイキペディアでは、「分布と生育環境」について、次のように表現されていた。

本州の近畿地方から東北地方に分布し、山中の湿原に稀に見られる。

え!?「稀に」だって!??
そんな珍しい草花なのか?

続いて書かれてある「保全状況評価」には、次のように記述されている。

2000年までの環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類 (VU)、2007年8月レッドリストでは準絶滅危惧(NT)にランクされたが、2012年8月のレッドリストでは、個体数が多いため、ランク外と判定された。

ウイキペディア以外のところでも、
石川県のレッドデータブックでは準絶滅危惧
だと書かれてある表現もあった。

そうかあ、この花って、珍しいんだあ~!!!

身近なところで、簡単に見かけた花が、そんなに珍しい花だったなんて、驚いたよぉ。
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秋景色を楽しみながら走る

2020-10-26 21:21:51 | RUN
やれ寒くなったとか、やれ雨が降っているとか、やれふくらはぎに違和感があるとか、理由をつけて走るのを控えていたら、1週間が経ってしまった。
なんちゃってランナーの私でも、1週間走らないと走りたくなってしまう。
今日は、走りやすいくもり空。
少し痛いふくらはぎには負担がかからないようにしながら、走ることにしよう。
今日は、無理のないように10km走。

1週間走らないでいるうちに、街や周辺の景色の色が変わっている。
一気に秋の盛りになっていた。
秋景色を楽しみながら、走っていた。

森林公園の方に行くと、サクラの葉は、紅葉が終わるどころか大部分散ってしまっていた。

ウルシがきれいに紅葉していた。
足を止めて、思わず撮影。


ふと気付くと、足元には落ち葉が…。


たった1週間で、ずいぶん自然の景色が変わっていたことに、改めてビックリΣ(゚Д゚)!

今日はまだ、紅葉の盛りにまではいっていなかったが、今後は日に日に葉の色も赤や黄色の色が濃くなることだろう。

そんな秋景色を楽しみながら、5分30秒/㎞くらいのペースで走っていたら、途中まで感じていたふくらはぎの違和感を忘れていた。
最後の3kmは、5分01秒、4分52秒、4分40秒と、1kmごとに10秒ずつ速く走っていた私であった。

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最後まで緊張感のある好試合 ~アウエー徳島戦~

2020-10-25 18:05:44 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第29節、徳島ヴォルティス対アルビレックス新潟の一戦。

いい試合だった。
互いに、ボールを保持して攻めようというチーム。
ただ、前半は、徳島のボール保持が目立った。
毎試合ボール保持率が高い新潟が37%にまで少なくなってしまうことは、今年初めてだった。
それだけ徳島の攻勢が強かったということ。
試合開始早い時間にFKのチャンスを得たが、高木が蹴ったボールは惜しくも相手選手に当たってゴール外へ。
それ以降新潟はなかなかボールを支配できず、耐える時間が続いた。
ほとんどの試合で自分たちがボールを保持する時間帯が長い試合が多い新潟だから、選手たちにしてみればかなり勝手が違っただろう。
それでも、全員がよく走りよく守り、チャンスがあれば攻勢に転じようという、統一された姿勢が見えていた。

前半を0-0で折り返した。
後半になると、徳島の選手たちの動きに慣れたのか、新潟の攻勢が目立つ場面も多くなった。
セカンドボールを拾って攻撃に移る場面が多くなり、徳島陣内に攻め入る場面が多くなった。
徳島は、大胆に4人を一度に交代して、流れを変えようとした。
その4人の中には、前回対戦でアディショナルタイムに決勝ゴールをあげた、前新潟の河田の名前もあった。
河田は、ゴール前で決定的な仕事をすることが多い。
今回も、2度、新潟のサポーターが肝を冷やす場面があった。
ただし、そこはGK小島の素晴らしいセービングと、体を張った味方のディフェンスによって、徳島に得点を許さなかった。
新潟も、本間のシュートやFKでの田上の惜しいキックなどがあったが、ゴールネットを揺らすまでには至らなかった。

どちらが勝つか最後まで分からない緊張感のある戦いは、結局ドローに終わった。
徳島としては、首位福岡に離されたが、2位を確保しているから、納得の引き分け。
ただ、新潟としては、「6点ゲーム」を引き分けてしまったので、痛い結果となった。

だが、今日の試合を見ると、新潟の現状は、首位争いをするチーム相手に、こういういい試合ができる実力を間違いなくつけている、有していると言える。
ただし、前節岡山に引き分けるなどの姿を見ると、まだ相手を圧倒して勝ち続けるまでには至っていないということだろうか。

それでもアルベルト監督は、インタビューで、
「チームがここまで成長したことは、すばらしい。がんばっている選手たちを誇りに思う。」
という内容のことを語っている。
思い返すと、アルベルト監督は、シーズン前にJ1昇格云々の話はしなかった。
20試合を過ぎるとチームができ上がる、というようなことは言ってきたのだった。
だから、そのとおりに進んでいるのだと思う。
けが人や思いもかけない退団者が出ながらも、いいチームができ上がってきた。
今は、どこと対戦しても、いい試合が見られる。
たしかに選手たちのがんばりがあるからここまできた。
チームの成長に取り組んだ、監督、スタッフ、選手たちには敬意を表したい。

ただし、残念なことに、今季でのJ1昇格を目指すには、残り試合は少なすぎる。
残り13試合で、昇格圏の2位とは勝ち点差11というのは空き過ぎだ。
でも、目指すサッカーは明確になっている。
応援する側としても、見ていて本当に面白い。
残り試合、さらに面白い試合を展開し、強くなっていってほしいと思う。

VAMOS NIIGATA !

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「国道の謎 」(松波 成行著;祥伝社新書 )

2020-10-24 21:50:00 | 読む


わが家から、100m余り歩くと、ある国道に出る。
国道というと、その道のように、車の往来が結構激しくて、大きな市や町同士を結ぶものだと思っていた。

ところが、である。
今から、15年前の秋に、紅葉を求めて福島県に行ったことがあった。
行先は、西郷村の甲子温泉付近。
剣桂橋の辺りがきれいらしいと知り、その場所を探していたら、見つけたのが国道の標識。

目が点になった。
車で行けない場所なのに、国道289号の青い標識がある。
「うそー!?」
なぜかというと、とうてい車が通れる道ではないから。
さらに歩いて進んで行くと、その標識は、山に入る道の入り口にも立っていた。

「こんな、車が通れない山道なのに、国道ってあるの?」
信じられなかった。
後で、こういうのを「点線国道」と言うのだと知った。
全国には、何か所かあるのだそうだ。

新潟県内には、車で通れない国道がほかにもある、と知ったが、その1つが、海の国道だった。
何度か佐渡へ行ったり来たりしているうちに、それを知った。
新潟―佐渡―上越が国道350号で結ばれている。
「海上国道」と言うそうだ。
佐渡の陸の上だけでなく、海上、佐渡汽船のフェリーの航路が国道となっているのだ。

これらのことは、自分が経験して知ったことだった。
今回、「国道の謎 」(松波 成行著;祥伝社新書 )という本を読んだ。
ほかにも、日本一短い国道や、階段国道などがあることなどを知った。
明治時代に谷川連峰を越える国道が建設されたことがあった話も興味深かった。
国道になる、ならないの理由を考察してみたり、外れていた理由を掘り下げてみたりという、専門性の高いところもあって、著者のこだわりが感じられた。
この本の後に、何冊か国道の不思議さについて書かれた本は出ているようだが、これがその先鞭となった一冊のようだ。

なお、私たちが見つけた場所の国道289号は、平成20年に甲子トンネルが開通して、点線国道が解消してしまったとのことも、本書に書いてあった。
そうかあ、それはちょっぴり残念だな、と思ったのであった。
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Negicco、Kaedeの「秋の惑星、ハートはナイトブルー」がいい

2020-10-23 22:39:25 | うた


新潟のアイドルグループ、Negiccoも、3人のうち2人(Nao☆さん、Meguさん)が結婚してしまった。
まあ、そういう事実があっても、3人はちゃんとグループでの活動を続けているし、その活躍ぶりは変わらない。

まだ結婚していないのは、Kaedeさんだけになってしまったのだが、この2年間、歌で彼女の新しい魅力が開発(?)されているなあ、と思う。
去年からソロ活動も始めた。
去年と今年で、2枚のミニアルバム、1枚のフルアルバムと、3枚のアルバムを発表している。
Negiccoでは、他の2人とは声の質が違っているので、その違いがいい味わいを出しているなあと思っていた。
それが、ソロで歌っていると、これがなかなかいいのだ。
素朴で押しつけがましくないその歌声は、聴いていて心地いい。

9月に出たミニアルバム、「秋の惑星、ハートはナイトブルー」でも、そのよさはよく表れている。
1曲目の「秋の惑星」と7曲目の「ハートはナイトブルー」は、それぞれオープニングとエンディングだとして、残りの5曲がいい。

少し歌詞の内容が古いのではないか、と思いながらも、特に好みなのは、「モーニングコール」。

いつものバス停のガラスの電話ボックス 
新しいテレホンカードであなたに 
モーニングコール


と始まる歌。
スマホが普及している現代では、テレホンカードで電話をする、ということはないだろう。
けれども、ちょっと昔を思い出すような気がしてしまう。
そして、1番でも2番でも繰り返される、最後のフレーズが、

もしもし もしもし

これを繰り返す彼女の声がいい感じだ。
もう一つのお気に入りが、「ジュピター」
かつて2人で素晴らしい時間をもっていたのに、今は別れてしまい今も想い出しているというオチになってしまう歌。
「ジュピター」という彼女の声に、とても引き込まれてしまう。

このアルバムを部屋で聴いていると、心地よい時間が流れていく。
中身の5曲は、いずれも3分台の曲だが、アイドルの曲というよりも、なんだか昔の「ニューミュージック」と言われていた頃に出た女性歌手の歌声のような雰囲気がある。
それだけ、Kaedeさんも、単純なアイドルから脱皮して、年齢の重ね方にふさわしい魅力を高めてきているということかな。

爺さん年齢の私からすると、娘みたいな年代の彼女だが、これからも、注目していきたいな。
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青空の下、弁天潟風致公園

2020-10-22 21:54:49 | お出かけ
明日からまた天気が崩れるのだそうだが、先週コスモスの花をたくさん見た日の午前中は、青空のいい天気だった。
花を見たくて、あちこちドライブして回ったのだった。

手はじめに、花はあまり期待できないとは思ったが、聖籠町の弁天潟風致公園へ。

弁天潟は、夏はハスの花がきれいなのだが、さすがにこの時期に花はない。


周辺を散策して、秋の花、見つけた!
アキノキリンソウ。

そして、ミゾソバ。

野の花としては、珍しくもなんともない…かな。

それでも、秋を感じるものがいろいろ目についた。
かわいらしいのは、ドングリの実。

クヌギの実もあった。


キノコらしいキノコもいくつか。
 

色づき始めている木の葉もあった。


秋だなあ…。
の気分を味わうことができた。


最後に、まだがんばって咲いていた、夏の花、ムクゲ。

青空に白い花が映えて、美しかった。

秋の青空。
見つけた秋の数々。
いいお出かけだった。
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