ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

感染症拡大の閉塞感の中で

2020-03-06 21:39:11 | スポーツ
暗く沈みがちな時には、本来スポーツを見たりスポーツをしたりすることによって、その気分を改善することができるのだが。
今回の新型コロナウイルス感染症では、そういう訳ではないというのが、少々やっかいだ。

新潟では、新型コロナウイルス感染症の拡大は、卓球教室に通う5人のクラスターから始まっていると言われている。
卓球は、
風の影響がないように室内でやるし、
戸や窓は締め切って行うし、
相手とは近いところでボールを打ち合うし、
ハードだからすぐに汗はかくし、
コートや床に飛び散るし、
試合をすれば初めと終わりに握手はするし、
…確かに、感染しやすい条件がそろっているかもしれない。

本来は、手軽にできて、打ち合うとすっきりする、楽しいスポーツなのだが…。
自分が好きなスポーツが、まるで悪事を働く犯人のように言われるのは嫌なものだなあ。

他県では、スポーツジムでの感染というのもあった。
健康のために体を鍛えているのに、そのために感染症にかかってしまうというのは、なんとも…。

こうなると、やはり外に出るしかないか。

…しかし、外で走ることについても、大会となるとたくさんの人々の接触が考えられるから、大会を開催するわけにはいかなくなっている。
RUNの大会も次々に中止が発表されている。
3月に開催予定で、参加申し込みをしていた新潟ハーフマラソンに続き、4月の大会も続々と開催中止が決定されている。
自分が何度も参加した経験がある笹川流れマラソン大会も、昨年出場した本庄早稲田の杜クロスカントリー&ハーフマラソン大会も、4月12日(日)に予定されていたが、開催中止が発表された。
そして、今年初めて参加申し込みをした燕さくらマラソン大会も、中止が決まった。
自分が結婚したときに住んでいたのが、その会場がある燕市(旧分水町)だったので、昔を懐かしみながら走ってみたいと思っていたのに、残念だ。

それでも、広い空の下で走っていると、気分が解放されるように感じ、すっきりする。
やはり室内でうじうじしているより、外で運動するのがいい。
そう考える人が多いせいか、2日前に自然公園の中を走ったとき、ずいぶん歩いている人が多くて驚いた。
いつもなら歩く人や一部走る人はこんなに多くないのに、よく外に出ているなあと思うのは、今回の感染症のせいなのだろう。

まだ感染症拡大のピークがはっきりしない今、楽しみにしていたJリーグの再開も、今月14,15日よりももっと遅れそうな気がする。

閉塞感に包まれつつある日本だが、感染症拡大の防止策を個人個人が考え実行することはもちろんだが、日々の生活に楽しみや明るさを見つけながら、元気を失わぬように暮らしていきたいものだ。
コメント (2)
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