goo blog サービス終了のお知らせ 

3C三昧

カー(Car)と、カメラ(Camera)と、クッキング(Cooking)
ワゴンRで車中泊、アイデアがいっぱいのブログ

ワゴンRで車中泊 北海道旅行を振り返ってみました。

2015年08月18日 | 旅行記

この旅行は、出発から帰宅まで35日間の旅行でした。うち道内は、小樽へ降りてから帰りに苫小牧で乗るまでの29日間です。
今までの旅行の最長は12日間ぐらいでしたから、さすがに一ヶ月以上になると、状況や携行品が変わってくる事が判りました。

特に北海道は天気によってまた時間帯によって、ダウンジャケットからTシャツ1枚で過ごせるほどの温度差があるので驚きました。
衣類で重宝したのは温度調節が出来る長袖カッター、それと肌着の代用が出来るカラーTシャツが大変便利でした。

アウターは厚手のダウンジャケットとライトダウンをもって行きましたが、ライトダウンはフリースのカーディガンで間に合いました。
ズボンは登山用の撥水処理のしてある物、そして履物は足場の悪い所も歩けるように、トレッキングシューズを持って行きました。

今回失敗したのは、長期間になると必ずコインランドリーへ行くことになるのに、ドラム乾燥に対応しない衣類が1枚あった事です。
衣類は完璧な数を持って行くのは難しいので、重ね着を基本に考えて、なるべく多くならないように工夫しました。

1.摩周湖朝8 2.摩周湖昼8 3.摩周湖夕8

この旅行での写真撮影については、摩周湖と美瑛でじっくりと撮る事にしていました。
そこで、摩周湖では道の駅「摩周温泉」に前後2回、合計7泊しました。いい天気に恵まれないと、滞在は長くなってしまいます。

撮影は、夜明けの3時に摩周湖展望台で日の出を撮り、5時ぐらいに戻ります。夕方は4時ぐらいに展望台へ行き夕日を撮ります。
その間の11時間はここではすることがないので、近く(半径30Km圏内)の観光地へ行ったり、また昼寝をして過ごしました。

美瑛では、道の駅ではなく「新栄の丘」という駐車場で泊をしました。トイレはあるのですが、夜には真っ暗になる場所です。
しかし、この暗さのおかげで、天の川と星の軌跡を撮る事が出来ました。
ここが良かったのは、朝日が登る時、目の前に素晴らしい情景が展開するのです。でも、なかなかそういう朝は少ないですが・・・

ここから少し走れば、「マイルドセブンの丘」とか「セブンスターの木」のある場所にはすぐ行けます。
そして、いい絵になる場所を探して、光を待って、自分の感性で挑戦するのです。 なーーーんちゃって、難しいんですよこれが。

4.天の川8 5.軌跡8 6.新栄の丘8

今回の北海道は撮影だけではなく、もちろん観光もして来ました。
同じ場所での撮影も、天気予報を調べて暫く見込みがない様な時には、思い切って北海道観光に切り替える事にしました。
その観光の一部をブログでも紹介しましたが、色々な所で北海道特有の景色が堪能出来て、とても楽しかったですねえ。

まずルートだけを決めておいて出発しますが、夕刻になって次のポイントまで距離がある時は、手頃な所で泊る事にしています。
知らない土地では夜は走りません、特に北海道の夜は動物が道路に出てきたり、何より白黒ツートンの車が怖いからです。

北海道内での走行は1日300Km以上走った日もありましたが、合計約6000Kmを走ってきました。とにかく広大なのです。
実は失敗した事があって、摩周湖に着いてすぐ先輩に別の場所へ連れて行ってもらった時、ガソリンが残り少なかったのです。
しかしいくら走ってもスタンドが全然見当たらず、とても焦りました。結局途中で引き返す形になって、大変な迷惑を掛けました。
それからは、燃料ゲージが半分近くなると、必ず満タンにする事にしています。

走るといえば北海道の一般道では、小さな虫がとても多いので、車のフロントマスクやガラスに、虫の死骸がビッシリと付きます。
3~4日も走ると、洗車したくなるほど汚れるので、この時バケツか洗面器でもあれば楽なんだけどなあと、つくづく思いました。

7.神の子池8 8.硫黄山8 9.白藤の滝8

さて肝心の費用としては、大雑把にしかわかりませんが、計算してみました。(数値はおおよその値です)
燃料は合計約360Lで約5万円強ぐらい、トータルの燃費は約20.2Km/Lでしたので、まあまあの走りでしたね。
高速道路は新潟までを含めて2万円、そこから北海道への往復のフェリー代が4万円。これは客室のクラスによって差があります。

あとは旅行中の飲食費が6万円、観光地の入場料などの雑費が3万円弱、そして今回お土産を奮発して、7万円以上も使ってしまい
ました。帰ってきてからレシートを計算してびっくり、ちょっと気張りすぎましたかね。なお駐車料金は、無料の所が多かったですねえ。
これらをざっと計算すると合計約27万円ですが、北海道一周の車中泊デビューですから、まあまあ及第点としましょう。

次回はそんなに走り回らず、お土産も少なくして節約すれば、軽自動車なら一か月でも20万円弱ぐらいで行って来られるでしょう。
とにかく北海道は、行くまでの費用がどうしても余分に掛かります。それでも宿泊代が一切ないので、この程度で済みました。

さてガソリンスタンド(SS)に関しては、北海道は「ホクレンSS」がとても多いし、セルフで安いので人気です。
支払用カードを作るともっと安くなるようですし、夏のある期間には北海道の地図をくれる事もあるらしいです。

それ以外にはENEOSが目に着きますね。その次が出光で、自分は出光カードを持っていたので、見つけると給油していました。
SSによって値段の差が結構あるので、安い所を必死に探すより、行き付けのSSのカードを持っていれば、割安になります。

10.知床五湖8 11.サロマ湖8 12.利尻島8

さて他に、この北海道の旅では、郵便局のOBの方に教えて貰った、ちょっと面白い事をやってきました。
それは郵便局へ通帳を持って行って少額でも預金すると、その郵便局名の入ったスタンプを押してくれるのです。
名前だけのもあれば、名物・名所を書き込んだものもあります。初めてなので行程に無理もしたのですが、そこそこ集まりましたよ。

他には道の駅毎にオリジナルのスタンプが置いてあって、それを専用のスタンプブックに押している旅行者も見受けました。
これらは手間は掛かりますが、北海道でのいい思い出が作れる事を教えてくれています。

最後に、北海道は真っすぐで快適な道も多いですが、アップダウンの勾配がきつい所も多いので、軽自動車にはターボが必要ですね。
街中や上り坂では、そのパワーに助けられました。普通車程の広さはありませんが、燃費も良く、交通費も安いので財布に優しいです。
つまり結論は、「軽自動車でも、とても快適に北海道を楽しんできましたぁ」という感想でした。

13.苫小牧8 14.郵便局8 15.道の駅8

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワゴンRで車中泊 さくらの... | トップ | 三ケ日町猪鼻湖畔の花火を撮... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おかえりなさい (元キャンカー乗り)
2015-08-19 13:52:53
楽しんできたようですねぇ。
「摩周温泉」も「新栄の丘」もP泊したことがあります。私はゴミゴミしたところでのP泊は嫌いなので「新栄の丘」はお気に入りの場所でした。そこでの星空と朝焼けはすばらしかった。

神の子池も行ったのですね。一度行ってみたいと思っていたけど、日程の都合でどうしても実現できませんでした。

それにしても写真、凄いですねぇ。私が撮ってきた写真は一枚もかなわないや... 

北海道のガソリンスタンドですが、私はモダセルフと岡本セルフを利用していました。

返信する
楽しかったです。 (3Cマスター)
2015-08-20 13:58:45
はい、無事に帰ってきました。
まだ半年の新車が、もう1万キロを超えてしまいましたけど、とにかくターボは快適でした。

また色々な所でP泊をしましたが、とにかくたくさんの旅行者に出会いました。そして年代は殆ど6~70代の人達です。
鹿児島や福岡、鳥取の人もいましたね。東京や東北の人も結構来ていました。夏休みになると北海道の人が増えるそうです。
道と車が良くなって、また環境が整備されたので、出かける人が多くなったみたいです。という自分もその一人ですが。

車中泊ではやっぱり燃料代が気になるところですが、ホクレンは安いし何処にでもあるので、人気があります。
わたしはたまたま出光のカードを持っていたので、多めにチャージしておけば使い勝手が良いので、よく使いました。

ホクレンのSSで北海道のガイド地図をくれるって知ってました?。期間限定らしいですけど。
自分は帰る間際に持っている人に貰いましたけど、なかなか見やすいので、早めに手に入れたかったですねえ。

またコンビニで「HO」という冊子が25日発売であるらしいですけど、これに立ち寄り湯の割引が付いているとか言ってました。
自分は手に入れられなかったですけど、次回は頑張ってみようと思います。

帰りに新潟に降りた時は、いきなりの蒸し暑さに閉口しました。
そこではもう少しゆっくりするつもりでしたが、家が恋しくなって早めに切り上げてしまいました。
やっぱり自宅が一番落ち着きますねえ。

いまは資料を整理しながら旅先を思い出して、楽しんでおります。
返信する
もちろん知っています (元キャンカー乗り)
2015-08-20 21:39:50
もう1万キロとは凄いですねぇ。
北海道でキャンピングカーをたくさん見たと思います。同じメーカーどうしのユーザーってかなり交流があるのです。よって、ホクレンの情報、HOの情報、その他あらゆる情報が集まります。なんてったって1~2ヶ月滞在組がゴロゴロいますから。どこどこの港でホタテ釣りができる(←間違いではありません)なんて情報も入ってきますから。
返信する
旅の大先輩、恐れ入ります。 (3Cマスター)
2015-08-20 23:22:09
ご存じだったんですか、さすがですね。車中泊では大先輩ですもんね、恐れ入ります。

今回の旅行でも、至る所でキャンピングカーがいっぱいいましたねえ。
やっぱり同じメーカだったりすると、特に親近感があって、いろいろ情報交換があるんですね。
また色々な趣味の方もいるので、情報も多彩なんでしょうね。

やっぱり旅は、人との交流の場でもあるのですね。
今回は長期だったので、また別の旅の魅力を知る事が出来ました。
返信する

コメントを投稿