3C三昧

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ワゴンRで車中泊、アイデアがいっぱいのブログ

取外し自由の、洗濯物干しバーを作成しました。

2015年09月28日 | 車中泊

車中泊旅行をすると立ち寄り湯に入るのが楽しみですが、湯から上がった後は使用したタオルを移動中に干す必要があります。
今まではクリーニング付属のハンガーを使っていましたが、どうも使い勝手が悪いので、何とか状況の改善策を考えていました。

まず100均で首の回るハンガーを購入しました。これで天井の網にひっかければ、ちゃんと窓に平行に干す事が出来ますが、
網に掛けると下部が荷物に触れて濡れてしまうので、もっと窓に近い所に干したいと云う要望がありました。
そこで窓の近くに、ハンガーを使わずにそのまま干せるような棒「洗濯物干しバー」の設置が出来ないかと、挑戦してみました。

取り付け予定の場所を観察して見てみると、リアピラーの内装にフックが取り付けてあります。ウーーム、これを使えないかな?
これと同じものをセンターピラー側にも取り付けて、その間へ棒を渡せば物干しになりそうだという設計が、頭の中に出来ました。
そして100均でたまたま、1mくらいに伸ばす事が出来る細めの突っ張り棒を見つけ、これを使おうということになりました。
今回重要視したのは、造り付けにすると変な力が掛かった時に内装が破損する恐れがあるので、取り外せる仕様にしました。

1.物干しバー8 2.両端の処理8

まず突っ張り棒の両端に、フックに掛ける部分を作成します。ここには長めのネジに2Cmのスリーブをはめて、その部分が出る
ように締め込みます。この時パイプの中に木片を入れて外からネジ止めしないと、強度が取れません。
これを両側に取り付けて、バーの方は出来上がりです。中の棒を回せば長さが変わって、フック間の幅に合わせる事が出来ます。

次に車の内装に取り付けてあるフックの加工です。突っ張り棒に取り付けたネジのスリーブ部分を受けるようにするのですが、
突っ張り棒の先にちょっと太めのプラスティック部品が付いているので、その太さを配慮してフックの形状を加工します。
フックは0.4ミリのステンレス板を使用しましたので、結構頑丈な出来上がりです。これなら重さで変形する事はないでしょう。

フックが付いたら突っ張り棒を伸ばしていって、両側に届く長さにします。そしてスリーブ部分を掛ければ「洗濯物干しバー」の
完成です。高さは窓の上部よりちょっと低めですが、これだけの長さがあれば、タオルが2枚ぐらいまで干す事が出来ます。

また網戸時に、このバーを使って目隠しをする時は、洗濯バサミをちょっと挟めば、窓の上部までタオルを高く持ち上げられます。
なお、棒の両端にスリーブを付けなくてもフックに掛ける事は出来ますが、フックの車内への出っ張りを少なくする為の工夫です。

4.前後のフック8 3.物干し取付8

追記:先日車中泊で使用してみましたら、干す時にバーがすぐ外れてしまってとてもやりにくかったので、前フックを作り直して、
バーの設置や撤収時に、やや抵抗を感じる様な形状にしました。これでタオルを干す時に、外れないので楽になりました。
そして窓ガラスを少し下げて風を入れると、驚くほど乾きが早いので、とても快適に使用しています。

コメント
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